SIX LOUNGE(シックスラウンジ)とは【徹底解説まとめ】

SIX LOUNGEとは、2012年に結成された大分出身の3ピースバンド。ギター、ベース、ドラムの3つだけで奏でるストレートなロックサウンドと妖艶さ、荒々しさも持ち合わせており高音域から低音域までしっかり歌いきるVo.ヤマグチユウモリの圧倒的な歌唱力が特徴である。メンバー全員が大分県立芸術緑丘高校音楽科出身という実力者ぞろいのバンドになっている。
メジャーデビューミニアルバム「夢うつつ」ではオリコンで最高22位を記録している。

1. 僕を撃て
2. CANDY GIRL
3. 最終兵器 GIRL
4. 10号線
5. 君へのプレゼントは、綺麗な僕の血と君の涙。
6. 大人になってしまうなよ

2ndミニアルバム。2017年1月11日リリース。
20代になったばかりの彼らだけが出せるものがこのアルバムには入っており、MV制作もされた”僕を撃て”はメンバー3人が楽器を演奏しているシーンが映し出されているだけというシンプルな構成になっている。まさにロックといえるこの演出とシンプルなサウンドが特徴の楽曲になっている。
モデルの藤田菜々子とMVでコラボした楽曲”最終兵器 GIRL”が収録されている。

夢うつつ(MINI ALBUM)

1. くだらない
2. STARSHIP
3. ZERO
4. LULU
5. SUMMER PIXY LADY
6. ORANGE
7. SWEET LITTLE SISTER

3rdミニアルバム「夢うつつ」。2018年4月25日リリース。
SIX LOUNGE メジャーデビューとなる記念のアルバムである。
”くだらない”では、最後の革命のルーザーという歌詞が印象に残る楽曲で始まる。”LULU”は激しく感情の揺れ動く様が強く感じられ攻撃的なサウンドになっており、”SUMMER PIXY LADY”はVo.ヤマグチユウモリの色気漂うファルセットが印象的。最後には、Ba.イワオリクが作成した”SWEET LITTLE SISTER”でアルバムは構成されている。

ヴィーナス(MINI ALBUM)

1. MARIA
2. MIDNIGHT RADIO
3. 青に捧ぐ
4. ピアシング
5. ラストシーン
6. 憂鬱なブルー

2018年10月17日リリース。4thミニアルバム「ヴィーナス」。
全体的にタイトルからも読み取れるように、妖艶さ、色気が打ち出されており、激しさでアルバムのピークを迎えるような構成ではなくJAZZの成分も多く取り入れられているような落ち着いたアルバムになっている。
”ピアシング”という楽曲は長さ53秒というショートナンバーである。53秒という短さの中に現代のブームに負けない力強さ思いが詰まっており、MVも制作されるなど注目が集まっている。”ラストシーン”ではサビで上がるような構成ではないものの、背中を強く後押ししてくれるような歌詞が特徴的である。

シングル

メリールー

1. メリールー
2. SHEENA
3. 東京紙風船

1stシングル「メリールー」。2015年11月11日リリース。
彼らが高校生の時に制作された”メリールー”が収録されている1stシングルである。
攻撃的なサウンドではなく、切なさを含んだ優しいVo.ヤマグチユウモリの特徴的な歌声がうまくいかされている楽曲になっている。男女の気持ち、願いを歌ったストレートな歌詞やサウンドが一昔前のロックシーンを彷彿とさせる。

Tmorrow Never Knows

1. 君へのプレゼントは、綺麗な僕の血と君の涙。
2. キャンディ・ガール
3. 夢みた君が大好きだ

シングル「Tmorrow Never Knows」。2016年4月2日リリース。
ライブ会場限定シングルとなっている。
”君へのプレゼントは、綺麗な僕の血と君の涙。”は、過激さを孕んだ感情を歌った楽曲だが、20歳前後のバンドが作成したとは思えないような色気がある。ここでもVo.ヤマグチユウモリの声が特徴的である。

天使のスーツケース

1. 天使のスーツケース
2. DO DO IN THE BOOM BOOM
3. Lonely Lovely Man

メジャーデビュー後、1stシングル「天使のスーツケース」。2019年5月15日リリース。
ZEN MUSICのレーベルからは初となるシングル。
リード曲なる”天使のスーツケース”はこれからも駆け抜けていいくような疾走感が特徴的。
3曲通してクールな印象で仕上がっている1枚である。基本の曲構成はシンプルなものだがリズムの変化などで飽きさせない楽曲になっている。メジャーデビューしてから1年経ち、大きくなり続ける彼らの疾走感が強く感じられるシングルである。

SIX LOUNGEの代表曲

メリールー

SIX LOUNGEの1stシングルに収録されている彼らの代表曲の一つ。
一番の驚きは彼らがこの楽曲を作成したのは高校生の時であるというところだ。学生のクオリティーでは収まり切らないものをこの頃から感じることができる。

俺のロックンロール

1stフルアルバム「東雲」に収録されており、地元大分のテレビ番組の曲にも使用されていた一曲。
若さ溢れる激しさとストレートなロックサウンド、ストレートな歌詞が特徴の代表曲である。大人なら少し臭いと感じてしまうような歌詞も含まれているのだが、それを感じさせないくらいに正面から歌っている。これはメンバー3人のすべての力強い表現があってこその楽曲になっている。

himajim8
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@himajim8

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