ブッダ(手塚治虫)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブッダ』とは、漫画家・手塚治虫が手がけた、仏教を生み出した釈迦こと「ブッダ」の物語についての漫画作品である。少年漫画雑誌『希望の友』(潮出版社)にて、1972年〜1982年まで連載された。後のブッダである主人公「ゴータマ・シッダルタ」が苦悩しつつ仏教をどのように悟ったのかを描き出している。実在の人物と手塚治虫自身の創作の人物が入り混じっているも、2000万部を超える売り上げを記録し、非常に評価されている作品である。

矢を受けてしまったブッダ

弟子たちは慌てて刺客を探すも見つからず、とにかくブッダを救うべく動き始めた。
その中でもデーパは以前ブッダに救われたことから責任感を感じ、表立って治療を行なった。
王宮へ帰ったアジャセ王子の元へ、ブッダが襲われた旨を家来から聞いたビンビサーラ王が現れ、激しくアジャセ王子を殴り飛ばした。
ビンビサーラ王は怒り狂い、アジャセ王子を北の塔に幽閉することにした。
ブッダは一命をとりとめたことを聞き、ビンビサーラ王は胸をなでおろしたが、アジャセ王子のことはしばらく幽閉することに決めた。
それから3ヶ月、アジャセに会いにくるのは衛兵とダイバダッタだけだった。
ダイバダッタはブッダがもう歩けるほどに回復した旨を告げ、アジャセは「仕留めたと思ったのに」と悔しがった。
アジャセ王子はなんとか予言をないものにしたいと漏らすと、ダイバダッタは1つ案があると告げた。
それは、ビンビサーラ王に引退してもらい、余生を遠いところで過ごしてもらうということだった。
アジャセ王子はビンビサーラ王は簡単には引退しないと言ったが、ダイバダッタは無理にでも引退してもらうと計画を考えていた。
その頃、アジャセ王子のことを伝えてきたアヒンサーがヤタラに捕まり、そのままブッダの目の前まで連れてこられた。
アヒンサーは自分を殺せとブッダに言い放つが、ブッダはそれに耳を貸さず、「ブッダが人を殺した」という噂を広めたいアヒンサーの目論見を見破った。
ブッダは生きているものは絶対に殺さないという信念を持っていると主張したが、アヒンサーはブッダたちも気がつかないうちに虫を踏み殺しているということを持ち出した。
それを受けてブッダはアヒンサーのその忠告を聞き入れ、雨季には森を歩きまわらないようにするように努めるように約束し、そのルールを「アヒンサー」と名付けることを告げた。
アヒンサーは怒り狂い、アナンダに連れられてブッダの元を後にした。
アヒンサーはアナンダにブッダの言いつけを守っているのかを尋ね、アナンダは多数の戒を守っていることを口にした。
しかし、アナンダは戒を守る辛さよりも、悪夢に悩まされていた。
さらに、アナンダが元殺人鬼であることから他の弟子から石を投げられることもあるのだと言う。
アナンダはなんとかそれを乗り越えようとするも、アヒンサーはそれは馬鹿らしいと言い放った。
アナンダは「放っておいてくれ」と言い残してアヒンサーを置いて去っていった。

幽閉の王子

マガダ国はひどい乾季に襲われた。
アジャセ王子が幽閉されている場所も熱気と乾燥でひどい状況だった。
しかし、その熱気によって外で流行していた疫病にアジャセ王子はかからずにいられた。
湯冷ましを持ってきた近衛兵の一人が、アジャセ王子に気を使って、涼しい場所にアジャセ王子を連れて行くことを提案してきた。
案内された場所は本当に涼しく、アジャセ王子はそこで昼寝をすることにした。
そこは奴隷部屋がすぐ近くにあり、偶然出てきた金髪の少女が恭しくアジャセ王子にお辞儀をした。
アジャセ王子はその少女に一目惚れをした。
アジャセ王子はその少女に食事を運ばせるように近衛兵にお願いをした。
それからはその少女がアジャセ王子に食事を運ぶようになった。
アジャセ王子はその少女と仲良くなるべく話しかけ、名前が「ユーデリカ」であることを知った。
その頃、ダイバダッタはビンビサーラ王に引退してもらうべく動き始め、妃にビンビサーラ王に麻薬を飲ませてもらい、判断能力を奪って王位をアジャセ王子に譲ってもらうようにしていた。
しかし妃はそんな考えをするダイバダッタを嫌い、その要求を蹴った。
アジャセ王子とユーデリカはだんだんと仲良くなっていき、アジャセ王子はユーデリカがマガダ国が侵攻した国から連れてこられた奴隷であり、親兄弟は全て殺されたことを知った。
アジャセ王子に優しくしてもらったユーデリカは、アジャセ王子のために花を贈り、アジャセ王子はそのユーデリカの笑顔に夢中になった。
しかし、その後4、5日アジャセ王子のところへユーデリカは顔を出さなかった。
アジャセ王子が食事を運んできた近衛兵に事情を聞くと、ユーデリカを含む奴隷女達が皆疫病にかかったのだと近衛兵は答えた。
それを聞いたアジャセ王子は北の塔を飛び出し、奴隷部屋へ向かった。
奴隷部屋の窓を塞いでいる木の板をひっぺがし、アジャセ王子は中に入り、ユーデリカを連れて北の塔に籠城し、国一番のバラモンにユーデリカを治療させるように要請した。
ビンビサーラ王は仕方なく国一番のバラモンの医者を北の塔へ送り、アジャセ王子を「環境は北の塔よりも奴隷部屋の方がまだマシ」説得し、アジャセ王子は同行することを条件にユーデリカをバラモンに引き渡した。
奴隷部屋でユーデリカを治療させている間、アジャセ王子は大臣のハラゲーイに、ユーデリカの病気が治ったら奴隷から解放してくれるように頼んだが、ハラゲーイはそれを一蹴した。
やがて、ユーデリカの疫病が治り、アジャセ王子はユーデリカと再び出会うことができた。

疫病が治ったユーデリカと対面したアジャセ王子

またユーデリカはアジャセ王子に食事を運び始め、アジャセ王子はついにユーデリカと駆け落ちすることを言い出した。
ユーデリカは困惑していたが、アジャセ王子の決意は固いものだった。
その日、ユーデリカが食器を片付けて北の塔から帰る時、近衛兵がユーデリカを囲んだ。
それからユーデリカがアジャセ王子の元へ姿をあらわすことはなく、アジャセ王子が近衛兵を問い詰めると、ユーデリカはアジャセ王子に脱獄をそそのかした罪で死刑になったという事実が判明した。
アジャセ王子は駆け落ちを提案したのは自分であり、ユーデリカは無実だと主張したが、近衛兵から遺髪を受け取り、ユーデリカの死を非常に悲しみ、大声で泣きわめいた。

ユーデリカの遺髪を手に号泣するアジャセ王子

ダイバダッタは憤怒するアジャセ王子に、ユーデリカの処刑を決めたのはビンビサーラ王であると告げた

そこへダイバダッタが現れ、死刑を言い渡したのはビンビサーラ王であるとアジャセ王子に告げた。
アジャセ王子はユーデリカの復讐を心に決めたのだった。

サーリプッタとモッガラーナ

マガダ国を襲った疫病は、ブッダをも蝕んだ。
ブッダはすっかり体が弱ってしまい、その年よりもずっと老けて見えた。
ブッダはアナンダに「未来が見える人」を探すように求めた。
その場にいたビンビサーラ王が自らの部下に探させようかとブッダに提案するも、ブッダは頑なにアナンダを選び、その人探しがアナンダにとって重要な修行になるのだと言った。
ブッダはアナンダに糞掃衣(仏弟子の正装)を与え、全幅の信頼をアナンダにおいていることを示した。
アナンダはブッダに信頼されたことを喜び、勇んで「未来が見える人」を探しに出て行った。
一方でビンビサーラ王は「今更預言者などいらない。どうせ運命は変わらないから」とブッダに訴えかけていた。
ビンビサーラ王はアジャセ王子に殺害されるという予言を恐れていたのだ。
ブッダが「運命が変わらないと言うならなぜアジャセ王子を幽閉したのか」と尋ねると、ビンビサーラ王は答えられなかった。
ブッダは「災難には避けられるものと避けられないものがある」と言い、ビンビサーラ王は死ぬ運命の日までに運命を変える努力をすべきだと告げた。
旅に出たアナンダは、自らが犯した過去の罪により他の人間に迫害され、食べ物を恵んでもらうどころか、泥を投げつけられる日々が続き、リンチに遭う日もあった。
アナンダが身を清めていると、アナンダは人の気配を感じた。
その気配はアッサジのものだった。
自分を見守っている存在であるアッサジに対して、アナンダは「いつまでこの苦しみを受けることになるのか」と問う。
答えは返ってこなかったが、アナンダはブッダが言った「重要な修行である」ということをしっかりと受け止め、旅を続けることをアッサジに告げ、歩き続けた。

サモンはアナンダを守護するアッサジの姿を見た

とあるサモンとアナンダがすれ違ったところ、そのサモンは急にアナンダに「なぜ精霊と一緒に歩くのか」と尋ねてきた。
そのサモンはアナンダを守っている存在があると言い、その存在のおかげでアナンダが神々しく見えるとアナンダに話しかけてきた。
アナンダがその精霊の容姿を聞くと、そのサモンはアッサジの容姿を言い当て、アナンダは驚いて「その容姿は、ブッダが過去に出会ったと言っていた『未来が見える人』の姿そのものだ」とそのサモンに告げた。
そのサモンはブッダに興味を惹かれ、ブッダの教えの要点を教えてほしいとアナンダに頼んできたため、アナンダは「あらゆる苦しみは必ず原因から生まれ、あらゆる苦しみは必ず止めることができる」ということ、そしてブッダは苦しみを止める方法を解き明かす人物であると答えた。
それを聞いたサモンは感動した。そして「サーリプッタ」と名乗った。
サーリプッタが所属している教団の師匠はサーリプッタが出て行ったきり返ってこないことに業を煮やしていた。
すると、1人のサモンが2キロ先からサーリプッタが誰かと一緒に帰ってくることを感じ取った。
師匠はそのサモンにサーリプッタを迎えに行かせるように言った。
近くまでサーリプッタを迎えに行ったそのサモンの名前は「モッガラーナ」。
モッガラーナはサーリプッタを迎えに行き、そこでサーリプッタが真理を知ったことを感じ取った。
そして、サーリプッタが連れているアナンダを見て、アナンダの今までの経歴を全て言い当ててみせた。
サーリプッタによると、モッガラーナは過去のことも未来のことも見通すことができる力を持っているらしかった。
モッガラーナは教団の元へサーリプッタとアナンダを連れて帰ってきた。
サーリプッタは教団の師匠にブッダの教えを伝えるも、師匠は信じようとしなかった。
しかしサーリプッタとモッガラーナの2人はブッダの弟子になることを選び、そうすると他の弟子たちも次々にサーリプッタたちに続いた。
その教団の弟子たちの数は250人だった。
モッガラーナはアナンダが今まで殺した人間の数と、アナンダがブッダに連れて行く新しい弟子たちの数が同じであることを告げた。
そしてアナンダがブッダの手足となる人間であり、最後までそばにいる存在になると予言した。
ちょうどその時、ブッダはアナンダが大勢の新しい弟子を連れてくることを予見した。
すると、本当にアナンダがブッダの元へ帰ってきた。
ブッダはサーリプッタとモッガラーナに会うと、その2人が自分の後継になるのだと宣言した。

非難する群れ

後継者を自分にするように説得しにいくダイバダッタ

ブッダの後継ぎが決まったと聞いて、ダイバダッタは「自分こそが後継ぎである」とブッダを説得しに行った。
ダイバダッタはブッダの教団を合理的に運営することを望むが、ブッダはそれよりも人々のために尽くすことができる人間を選びたかった。
だがダイバダッタは諦めず、アジャセ王子とのつながりがあることを持ち出し、いずれアジャセ王子が王位を継げば今よりさらに良い待遇を受けることができる、とブッダの心を揺り動かそうとした。
そんなダイバダッタの態度に堪忍袋の尾が切れたブッダは、きっぱりと「お前に教団を譲る気は無い」と断言した。
ブッダは、教団の仕事は神々の教えを人々に伝えるものであり、献上物や寺院などの物質的なことを考えるダイバダッタのことを「下劣」と非難した。
その様子を見ていた教団の弟子たちは、ブッダが言葉を荒げたことに驚愕していた。
モッガラーナはそれを見て「ダイバダッタはいずれブッダを裏切り、殺害しようとする」ことを予見した。
すると、お腹を大きくした女が教団の元へやってきて、「シッダルタに会わせろ」と言ってきた。
無理矢理にブッダのところへ割り込んできたその女は、半年前にブッダと関係を持ち、今お腹にブッダの赤ん坊がいるのだと言い出した。
ブッダは困惑するも、女は強引にブッダに「自分の子供だと認めろ」と迫った。
そこでモッガラーナが立ち上がり念力を女に当てると、女の腹から布が落ち、膨らんでいた腹は身重であるということではなく、ただのフェイクであることが発覚した。
サーリプッタが女に誰に頼まれてこんなことをしたのかを聞くと、サーリプッタたちがいた教団の師匠の名前を女は口にした。
それを受けたブッダは女に食事を与え、林の外まで送ってやるようにアナンダに言いつけた。
モッガラーナはこの嫌がらせは続くだろうと予言し、実際に根も葉も無い噂からブッダたち教団を糾弾する人々が沢山現れた。
それは、ブッダの教えを慕って出家した者の家族の、「家族を取られた」という怒りが元になっていた。
それでもブッダは怯むことなく、いつかは変な噂も消えるだろうと大きく構えていた。
アナンダは、モッガラーナに言われた、「ブッダの手足となる」自分のことをリータに自慢していた。
出家していなければアナンダはリータと結婚するつもりであったが、出家した現在は結婚などもってのほかであった。
しかし、アナンダとリータ、2人の心はしっかりと結ばれていた。
2人は交代でブッダが襲われないか見張りをすることにし、先にアナンダが見張りをし始めた。
しかし次第にアナンダはうつらうつらし始め、やがて眠ってしまった。
すると、しばらくぶりにアナンダの目の前に悪魔が現れ、ブッダを捨てればリータと結婚させてやると言ってきた。
しかし、アナンダは「ブッダが一番大事だ」と叫び、その声を聞いた隣で寝ていたリータは目を覚ました。
悪魔はアナンダがリータではなくブッダを選んだことに驚き、リータはもう死ぬとアナンダに告げた。
リータは嫌な予感を感じたのか、ブッダの元を訪ねると、大きな毒蛇がブッダの首に噛みつこうとしているところを発見した。
リータはその蛇をつかみ、結果としてリータが蛇に噛まれてしまった。

毒蛇に噛まれてしまったリータ

アナンダが慌てて駆けつけ、毒を吸い出すも、手遅れだった。
起きたブッダもそれを発見し、リータを救ってやれなかったことをアナンダに詫びた。
アナンダはリータを川で洗い、丘の上で花を使って綺麗に飾り立てて鳥葬にした。
アナンダは死んだリータはどこへ行ったのかブッダに尋ねた。
ブッダは「自然の精気の中に溶け込んだのだ」と答え、いずれはアナンダもそこへ行き、リータと交じり合うのだと告げた。
その夜、ブッダの元へブラフマンが現れた。
ブラフマンはブッダが弟子に囲まれてのんびり説教していることを指摘し、ブッダの知らない世界でも苦しんでいる人がいることを告げ、それらの人々を救うのがブッダの使命だと言った。
ブッダは自分が怠けていたことに気づき、コーサラ国へ出向くことを考えた。

死の沼地

ブッダは、コーサラ国へ行くのにアナンダについてきてくれるように頼んだ。
ブッダが教団の元を離れるということを聞きつけた弟子たちは困惑し、留まってくれるように頼みこむも、ブッダは頑なに自分が旅に出て人々に教えを説かなければならない旨を繰り返した。
多くの弟子がブッダについて行きたいと申し出たが、ブッダはアナンダだけを連れて行くと宣言した。
ブッダは残った教団をサーリプッタとモッガラーナに任せて出て行った。
ブッダが出て行くことが不満でならなかったタッタは、教団がバラバラになるのでは無いかと心配し、ダイバダッタの元へ助けを求めに行った。
ダイバダッタはその隙に教団を牛耳ろうと考えた。
一方その頃、ブッダとアナンダはコーサラ国を目指して北へ向かっていた。
その途中、以前アッサジを抱えて通った沼地を通ることになった。
ブッダは沼地の先にある、バンダワの町を目指した。
ブッダはもう若くはなく、体力もなかったが、アナンダに自分の全てを任せることはせず、自分もアナンダを支えようとしていた。
そこで、材木が流れてきて、そこにつかまればしばらく休憩ができると思ったアナンダだったが、その材木の上には大量の毒グモがいた。
クモを叩き潰そうとしたアナンダを、ブッダは「このクモがリータの生まれ変わりだったら」と諭し、同じ仲間だと思って生かしてやるように言った。
大雨が降ってきたが、なんとか2人はバンダワの町にたどり着くことができた。
そこは以前ブッダがデーパとアッサジで訪れた町だった。
その町のひとつの建物で雨をしのぐことにしたブッダは、この町をタッタが襲い焼き払ったこと、ヴィサーカーという長者の女がいたことをアナンダに話した。
ブッダはヴィサーカーを思い出し、もう一度会いたいと考えた。

ヴィサーカーを思い出すブッダ

ブッダが眠ってから、アナンダは周囲を警戒するために建物の中を徘徊し始め、そこで真新しい足跡を見つけた。
その足跡は壁に続いており、アナンダが壁を触るとその壁は扉のように開いた。
扉の中には大量の薬が置いてあり、そして1人のみすぼらしい女が虚ろな目をして座っていた。
女はアナンダを見ると狂気じみて笑い始め、アナンダの言葉は全く通じなかった。

狂女ヴィサーカー

次の日の朝、アナンダは昨晩の狂人の女に危機感を覚え、すぐに町を出ることをブッダに提案した。
アナンダは沼地を抜けるために丸太で簡単な船を作っていた。
ブッダとアナンダが建物から出てきたとき、ちょうど昨晩アナンダが出会った女がブッダの目の前に現れた。
ブッダはその女がヴィサーカーであると感じ取ったが、女は笑うだけでブッダを見ても一切反応を返さず、やがて2人の元を走り去ってしまった。
女の挙動に不信感を覚えたブッダは、ヴィサーカーの部屋を思い出しつつそこへ赴いた。
ブッダとアナンダがその部屋に入ると、やはりそこには大量の薬があった。
ブッダはアナンダにこれらの薬が全て麻薬であることを告げ、ヴィサーカーが薬を飲みすぎてしまって苦しんでいることを悟った。
アナンダはすぐにでも旅を続けようとしたが、ブッダは女がヴィサーカーであろうとなかろうと救ってやらなければならないと言い、全ての薬を隠してしまうことにした。
アナンダはそれを受けて全ての薬を町の外、沼地に捨て処分した。
しかし、その途中で女に見つかってしまった。
薬が盗まれていると分かった女は薬の場所へ走り出した。
無論、薬は全て無くなっており、怒った女はそこにいたブッダを刺し殺そうとした。

suma719
suma719
@suma719

Related Articles関連記事

火の鳥(手塚治虫)のネタバレ解説・考察まとめ

漫画界の巨匠、手塚治虫の描く壮大な物語が『火の鳥』だ。その血を飲むと永遠の命が得られる伝説の鳥である「火の鳥」。この伝説の鳥を巡り、古代から未来へ、未来から古代へ。またミクロからマクロへ、マクロからミクロへと想像を絶するスケールで世界が流転する。文明の進化と衰退、科学の罪、生命進化、人間の心と、「火の鳥」を狂言回しに、あらゆる要素を紡ぎ、手塚治虫が読者へ送る「究極の物語」だ。

Read Article

PLUTO(プルートウ)のネタバレ解説・考察まとめ

『PLUTO』とは、手塚治虫の作品「鉄腕アトム」の中のエピソード「史上最大のロボット」を原作とした浦沢直樹の漫画作品。 舞台は人間とロボットが共存する世界。世界最高水準の能力を持つ7体のロボットが、次々と何者かに破壊される事件が起きる。7体のロボットの1人・ドイツ刑事ロボットのゲジヒトは、一連の事件に深く関わっているとされる謎のロボット「プルートウ」の正体に迫っていく。

Read Article

ブラック・ジャック(BLACK JACK)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブラック・ジャック(BLACK JACK)』とは、手塚治虫の代表的な漫画作品の1つで、天才無免許医師が法外な治療費と引き換えに多くの怪我や難病を治療していく人間ドラマ作品。1973年~1983年に『週刊少年チャンピオン』で連載され、連載終了後も読み切り作品が掲載された。さらに、他の漫画家の執筆による作品も数多くあり、医療漫画のパイオニアにして、金字塔と言われる。映画、OVA、実写のTVドラマ、アニメなど、さまざまな形で映像化されてきた。

Read Article

テイルズ オブ エクシリア(Tales of Xillia)のネタバレ解説・考察まとめ

『テイルズ オブ エクシリア』とは、2011年にPlayStation3用タイトルとしてバンダイナムコゲームスから発売されたRPG。同シリーズの15周年記念作品である本作は、シリーズ初のダブル主人公を採用し、同シリーズのキャラクターデザインでお馴染みの藤島康介、いのまたむつみが本作のキャラクターデザインを担当。精霊マクスウェルが創造し、人間と精霊が共生する世界リーゼ・マクシアを舞台に、創造主と同じ姓を名乗る謎の女性ミラ=マクスウェルと、医師を志す青年ジュード・マティスの世界を救う物語が描かれる。

Read Article

神の手を持つ男 ブラック・ジャックの生い立ちと謎について考察まとめ

手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』。一話完結の作品の中に完璧な人間ドラマを描きだす手塚治虫は間違いなく天才だったといえるでしょう。漫画を読んだことのない人はもちろん、ある人にとってもブラック・ジャックは謎の多い人物です。今回は間黒男がいかにして伝説の無免許医ブラック・ジャックになったのか、ブラック・ジャックとはいったい何者なのか、その本性に迫ります。

Read Article

テイルズ オブ エクシリア2(Tales Of Xillia2)のネタバレ解説・考察まとめ

リーゼ・マクシアとエレンピオスを隔てる断界殻が消えて約1年後。 エレンピオスの首都トリグラフに住む青年ルドガー・ウィル・クルスニク。 就職先へ初日出社日、見知らぬ少女エルと列車テロに巻き込まれる。 事件解決のため奔走する彼だったが多額な借金と分史世界の破壊という使命を背負うこととなってしまう。 「テイルズ オブ」シリーズの本編作品、第14作目。

Read Article

三つ目がとおる(手塚治虫)のネタバレ解説・考察まとめ

『三つ目がとおる』とは、手塚治虫による漫画及び、それを原作とするアニメ作品である。無邪気な性格の中学生、写楽保介は古代種族三つ目族最後の生き残り。額の絆創膏を剥がすと第三の目と共に超知能、超能力を操る冷酷な人格が現れ悪魔のプリンスと化す。写楽は世界征服を目論む一方で、時にクラスメイトの和登さんらと共に古代遺跡絡みの陰謀に巻き込まれる。オカルトブームの中、人気を博し第1回講談社漫画賞を受賞。漫画の神と呼ばれた作者の没後初のアニメ化作品でもある。

Read Article

火の鳥の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『火の鳥』はあの『鉄腕アトム』を生み出した漫画界の巨匠、手塚治虫による『火の鳥(不死鳥)』を題材とした長編漫画である。日本の漫画文化を代表する作品の一つ。仏教の「六道輪廻」の考え方を軸に「死と再生」を主なテーマとした壮大なストーリーとなっている。 全12編ともなる独立したストーリーの舞台が過去と未来を行き来する独特な構成や、宗教思想と漫画の融合が当時画期的であり、現在でも数々の作品に影響を与え続けている。 この記事では、生命の本質や人間の業を説くような火の鳥の名セリフの数々を紹介する。

Read Article

アドルフに告ぐ(手塚治虫)のネタバレ解説・考察まとめ

『アドルフに告ぐ』とは、漫画家・手塚治虫が手がけた第二次世界大戦中のドイツと日本、そして3人のアドルフについての漫画作品である。『週刊文春』にて1983年1月6日〜1985年5月30日まで連載された。ヒットラー、カウフマン、カミル、3人のアドルフの人生が入り混じり、狂言回しの峠草平を中心に物語が進んでいく。1986年度の第10回講談社漫画賞一般部門を受賞し、手塚治虫の作品の中でもトップクラスの名作である。

Read Article

奇子(手塚治虫)のネタバレ解説・考察まとめ

『奇子』とは手塚治虫が小学館『ビッグコミック』に1972年1月25日号から1973年6月25日に連載していた漫画作品。戦後史最大の闇とされた下川事件をモデルにした事件を核に、旧家一族の愛憎劇を絡めた物語となっている。第二次世界大戦直後、天外仁朗(じろう)が外地から復員すると、実家には末の妹・奇子(あやこ)が増えていた。実は奇子は仁朗の義姉と彼の父親の不義の子であり、彼女の存在が家族間に緊張を生む。一方仁朗はGHQのスパイに成り下がり、司令部からの命令で様々な汚れ仕事や諜報活動に手を染めていく。

Read Article

浜崎あゆみ(Ayumi Hamasaki)の徹底解説まとめ

浜崎あゆみとは、キッズモデル・アイドル時代を経て1998年に歌手デビューした福岡県出身のミュージシャン。自らが作詞を手掛ける事が多く、そのストレートな表現で若者たちの心を魅了した。後に総売上枚数が5000万枚を突破し、ソロアーティスト及び女性アーティストとして史上初の快挙を成し遂げた。また、楽曲のみならず彼女のファッションやメイクをお手本にする若者たちが急増し、女子高生のカリスマ的存在に。ファッションリーダーとして、ネイルアート、大きなサングラス、豹柄などを流行させ社会現象となった。

Read Article

半妖の夜叉姫(犬夜叉続編アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『半妖の夜叉姫』とは、高橋留美子の漫画作品『犬夜叉』の十数年後の世界を描いたアニメ作品。 普通の女子高生日暮かごめと、半妖の少年犬夜叉が、現代と戦国時代を行き来しながら繰り広げた大冒険から十数年。2人の姪であるとわは、幼い頃に生き別れた双子の妹せつなと再会するが、せつなは夢の胡蝶という妖怪によって眠りを奪われ、過去の記憶も失っていた。かごめと犬夜叉の娘であるもろはも加わり、かつて彼女たちの親がそうしていたように、3人は現代と戦国時代を行き来しながら大妖怪麒麟丸を追う冒険を繰り広げる。

Read Article

犬夜叉(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『犬夜叉』は高橋留美子による少年漫画。1996年から2008年まで週刊少年サンデーで連載された。2000年から2004年にかけてよみうりテレビ、サンライズ制作でアニメ化。現代において受験を控えた女子中学生・かごめが、実家にある曰くつきの井戸から戦国時代にタイムスリップ!妖怪と人間のハーフである半妖の少年・犬夜叉と共に、どんな願いも叶えるといわれる四魂の玉を巡った争いに身を投じる。

Read Article

NEW

半妖の夜叉姫 弐の章(犬夜叉続編アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『半妖の夜叉姫 弐の章』とは、現代と戦国時代を舞台にした、人と妖怪の混血の少女たちの冒険譚『半妖の夜叉姫』の続編である。高橋留美子原作の『犬夜叉』とは世界観と一部キャラクターを共有しており、同作が本作の前日譚となっている。 時を行き来する力を持つ時代樹の精から、世を滅ぼさんと画策しているという大妖怪・麒麟丸の討伐を請け負った、それぞれに妖怪の血を引く日暮とわ、その妹のせつな、賞金稼ぎのもろは。麒麟丸を倒す力を求めて新たな旅を始めたとわたちの前に、その麒麟丸の娘だという少女・りおんが現れる。

Read Article

半妖の夜叉姫の武器・必殺技まとめ

『半妖の夜叉姫』とは、高橋留美子の漫画作品『犬夜叉』の十数年後の世界を描いたアニメ作品。 普通の女子中学生日暮かごめと、半妖の少年犬夜叉が、現代と戦国時代を行き来しながら繰り広げた大冒険から十数年。2人の姪であるとわは、幼い頃に生き別れた双子の妹せつなと再会するが、彼女は夢の胡蝶という妖怪によって眠りを奪われ、過去の記憶も失っていた。かごめと犬夜叉の娘であるもろはも加わり、かつて彼女たちの親がそうしていたように、3人は現代と戦国時代を行き来しながら大妖怪麒麟丸を追う冒険を繰り広げる。

Read Article

犬夜叉 鏡の中の夢幻城(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『犬夜叉 鏡の中の夢幻城』とは高橋留美子による『週刊少年サンデー』で1996年から2008年まで連載された、戦国時代を舞台にした半妖・犬夜叉と女子中学生かごめのタイムスリップ漫画『犬夜叉』を原作とする2002年に公開された2作目の映画作品である。ついに宿敵・奈落を倒した犬夜叉たち。その日から満月が何日も続く奇怪な現象が起き、犬夜叉たちの前に神久夜(かぐや)と名乗る女が現れた。竹取物語の5つの宝物がそろった時、封印がとけ、神久夜の支配する「夢幻城」が出現し、犬夜叉とかごめを引き裂いていく。

Read Article

犬夜叉 時代を越える想い(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『犬夜叉 時代を越える想い』とは高橋留美子による『週刊少年サンデー』で1996年から2008年まで連載された、戦国時代を舞台にした半妖・犬夜叉と女子中学生かごめのタイムスリップ漫画『犬夜叉』を原作とする初の映画作品である。その昔、大陸から元の大軍が日本に攻めてきたときに一緒に日本に渡ってきた大陸の妖怪軍団の首領の息子・瑪瑙丸。彼は完全なる復活を目指し、犬夜叉の持つ刀・鉄砕牙を狙っていた。激しい戦いの中で犬夜叉とかごめは引き裂かれ、絶体絶命の危機が迫る。

Read Article

犬夜叉 天下覇道の剣(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『犬夜叉 天下覇道の剣』とは高橋留美子による『週刊少年サンデー』で1996年から2008年まで連載された、戦国時代を舞台にした半妖・犬夜叉と女子中学生かごめのタイムスリップ漫画『犬夜叉』を原作とする2003年に公開された3作目の映画作品である。 かつて西国を支配していた犬の大妖怪がいた。そしてその血を引く息子、兄・殺生丸と弟・犬夜叉。父から譲り受けた剣「鉄砕牙」と「天生牙」の他にもう一つ「叢雲牙(そううんが)」という3本目の剣が存在した。

Read Article

犬夜叉 紅蓮の蓬莱島(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『犬夜叉 紅蓮の蓬莱島』とは高橋留美子によって『週刊少年サンデー』で連載されていた少年漫画『犬夜叉』を原作とした映画作品。2004年に公開された。劇場版としては4作品目であり、『犬夜叉』最後の映画作品でもある。『犬夜叉』とは、戦国時代を生きる半妖・犬夜叉と、その時代にタイムスリップした女子中学生かごめのファンタジー漫画。 50年に一度姿を現す幻の島、蓬莱島は四闘神(しとうしん)に支配されていた。島に残った半妖の子供たちを助けるべく、犬夜叉一行は蓬莱島へと乗り込み熱いバトルが繰り広げられる。

Read Article

NEW

七色いんこ(手塚治虫)のネタバレ解説・考察まとめ

『七色いんこ』とは1981年より手塚治虫が『週刊少年チャンピオン』で連載していた漫画、およびそれを原作とした舞台作品。シェイクスピアなどの海外古典から近代演劇まで、実在の演劇をベースにした1話完結の犯罪活劇。 七色いんこは、代役専門の天才役者。本人そっくりのメーキャップに、時には本人以上の演技力で観客を魅了する一方、劇場内の金持ちから金品を巧みに奪う泥棒でもある。

Read Article

【ブラック・ジャック】記念すべき第1話「 医者はどこだ!」のネタバレと感想

「鉄腕アトム」や「火の鳥」「ジャングル大帝」などの名作を世に生み出した手塚治虫先生。そんな彼の作品の中で「医療漫画の傑作」と言われ、現在でも高い支持を集めているのが「ブラック・ジャック」です。今回は2004年に発売された新装版の特徴を踏まえながら、第1巻収録話についてまとめていきます。(※参考画像なし)

Read Article

いつの時代も面白い!テレビアニメ『ブラック・ジャックシリーズ』

どうも。最近話題になっている「ヤング ブラック・ジャック」効果で再びB・Jブームが到来した筆者です。子供の頃に何気なく見ていたストーリーは、今改めて見ると中々に感慨深いものがあったりします。という事で今回は、テレビで連続放送されていたB・J各シリーズを1話無料動画と合わせてご紹介。

Read Article

ぐるなびにて連載のエッセイ漫画【田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-】をご存知ですか?

田中圭一先生と言えば、漫画界の巨匠・手塚治虫先生の絵柄で下ネタギャグな作風を確立したパイオニア。その田中先生が現在webサイト「ぐるなび」にて、漫画家ご本人とそのご家族にまつわる“食”にスポットを当てたエッセイ漫画を連載しており、これが大変おもしろい!ですのでこちらでは、田中先生の作品を通して、ご自身も漫画家や他分野で活躍されているご家族も紹介させて頂きます。

Read Article

目次 - Contents