「ちょっと聞こえてしまっただけだから」盗み聞きが趣味のアイドル!?

盗み聞きが趣味のアイドル、高橋エナが主人公の北欧ゆう作品『高橋さんが聞いている。』。その魅力をまとめてみました。

「高橋さんが聞いている。」とは?

北欧ゆうによる日本の漫画作品。『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で2013年3月号に読み切り版が掲載された後、2013年6月号より連載中。2015年3月現在、単行本は累計40万部を突破している

出典: ja.wikipedia.org

ストーリーは高校生アイドルの高橋エナが、クラスメイトの男子二人、奈良くん(なら)と御影くん(みかげ)の話を盗み聞きするというもの。この盗み聞きによりアイドル活動におけるストレスを発散したり、また時にはアイドル活動で必要な技術や心構えを習得し成長していくのがポイントである。

「人生ギリギリアウトくらいが丁度いい」

アイドルとして頑張るため、その元気をもらうために今日も高橋エナは盗み聞きをする。
奈良くんが御影くんに「人生ギリギリアウトくらいが丁度いい」と発言するところから話は始まる。
奈良くんはこれが何の作品のセリフだったか思い出せず、御影くんに答えを求めているのだ。
学校の授業でも習うくらいの有名な作品ということで、エナも御影くんが一体何と答えるのか気になる。

「ごんぎつね」

高橋エナは心の中で叫ぶ。
『きつね界に激震走る』

第一話の冒頭のシーン

やはり一番最初のインパクトは今でも忘れられないですね。この後さらに『がんぎつね』から『げんぎつね』まで登場します。
男子高校生の他愛のない、意味のない会話をとりあげた作品はかなりあると思いますが、それを盗み聞きするという設定がこの作品の肝ですね。盗み聞きがばれないように四苦八苦する高橋エナの姿がまた面白いです。

盗み聞きだから面白い

奈良くんと御影くんの話が面白いから、そこだけ聞かせてくれと言う人もいるくらいです。しかし個人的には高橋エナの暴走っぷりもこの作品には欠かせない部分だと思います。
盗み聞きをするために「えっ、そんなところに隠れるの!?」というような場所にも隠れます。そんな高橋エナの暴走も面白いのでぜひご覧ください。

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