不滅のあなたへ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『不滅のあなたへ』とは、講談社の週刊少年マガジンにて連載中の、大今良時による漫画作品。
謎の存在によって地上に投げ込まれた球体、それが本作の主人公である。球体は地上のあらゆるものを記録するため、様々な存在の姿を獲得して変化を繰り返す。石からコケ、オオカミを経て、人間の姿を得た球体は、同時に形の無い「心」をも手に入れる。記録すべき情報を求めて旅を続ける中、球体は様々な人の生き様とその最期に立ち会うこととなる。

チスイ

ウシオの孫。ハヤセのノッカーの三代目の継承者となる。

カハク

ハヤセを祖先に持ち、左腕のノッカーも受け継いだ守護団6代目の団長。初めての男性の団長であり、フシへの執着具合が先代たちより薄かったが、美しいパロナの姿になったフシを見てからは、先祖同様フシに執着するようになる。寄せ鍋のような料理を作ったり、武士のような装備を用いるなど、日本を意識させる場面が多々ある。

ウラリス王国

ボンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ=ウラリス

王子だったころのボンシェン

表向きは死んだことになりハルマキ男爵として生きることになったボンシェン

ウラリス王国の第1王子。ボン様、ボン王子と呼ばれる。リーゼントのような奇抜なヘアスタイル、派手な衣装が特徴的だったが、表向きは悪魔フシを信仰した罪によってベネット教徒に処刑された(処刑寸前でフシに秘密裏に助けられた)ことになり髪型や服装も普通になり、名前はハルマキ男爵となる。ウラリス王国の国王の長男だが、継承権は弟のトルタが持っている。亡くなった人のファイが見えるため挙動不審となることがあり、周りには発作と思われていた。フシに出会い内面的に大きく成長し、王様になる夢は諦め、人々を守るためフシに協力するようになった。初恋の人は亡くなった少女だと思っていたが、自身に仕える部下のトド(アイリス)だったことが明らかになった。

トルタ

ボンシェンの弟。次期ウラリス王国の国王。心優しく、財を民のために使うことを厭わない。

ポコア

ボンシェンの妹。兄のことを慕い、退屈を嫌って戦地にもついてくるほど好奇心旺盛。

国王

ボン、トルタ、ポコアの父親で、ウラリス王国の国王。自分よりも他人を優先するトルタの優しさを評価し、彼を次期国王に選んだ。

女王

ボン、トルタ、ポコアの母親。ボンの奇行に頭を痛めているが、見捨てることもなく彼女なりにその将来を案じている。

トド(アイリス)

ボンシェンの椅子係をしていたころのトド(アイリス)

囚われの間に食事を満足に与えられなかったため痩せて元の美貌が戻ったトド(アイリス)

ボンシェンと出会ったころは華奢で可愛らしい裁縫が上手な少女だったが、太ってしまいその面影はなくなった。再会したボンシェンには同一人物だと認識されず、しかも男だと思われた。この姿の頃は本名のアイリスではなくトドとボンシェンから呼ばれており、ふくよかで座り心地が良さそうだということで椅子係に任命され、長年椅子係を勤めた。
ボンシェンが周りの人間を愛し、大切にしているところを尊敬している。ボンシェンとともにベネット教徒に囚われた際、食事を満足に与えられなかったため再び痩せて、華奢な女性となった。

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