不滅のあなたへ(To Your Eternity)のネタバレ解説まとめ

『不滅のあなたへ』とは、講談社の週刊少年マガジンにて連載中の、大今良時による漫画作品。
謎の存在によって地上に投げ込まれた球体、それが本作の主人公である。球体は地上のあらゆるものを記録するため、様々な存在の姿を獲得して変化を繰り返す。石からコケ、オオカミを経て、人間の姿を得た球体は、同時に形の無い「心」をも手に入れる。記録すべき情報を求めて旅を続ける中、球体は様々な人の生き様とその最期に立ち会うこととなる。

球体の側で死んだレッシオオカミ(架空の種)を写した、フシがコケの次に獲得した姿。このオオカミはもともと少年に飼育されており、物語冒頭の二か月前に彼の下から逃げ出していた。
本来は名前を持たないが、少年からはジョアンと呼ばれていた。この名は以後もフシが偽名が必要な時にたびたび使用している。
オオカミそのままの能力を持ち、その優れた嗅覚は後に至るまでフシの大きな力となっている。

ニナンナの人々

マーチ

大人になって色々なことを知りたいと考える少女。オニグマという神聖視された野生の獣に捧げるための生贄に選ばれるが直前で逃亡した際フシに出会い、言葉の分からないフシに食べ物や簡単な言葉、フシという名前を与えた。ヤノメという国から来た生贄の儀式を取り仕切る役目をしているハヤセという女性が、マーチの友達であるパロナを射ようとして放った矢によって命を落とした。フシが少年の次に獲得した人間の姿がこのマーチである。木登りをして果物を取るのが得意なため、何かによじ登るときにフシはよくマーチの姿に変化して登っている。

パロナ

ニナンナに住む、弓の名手である美しい女性。一人暮らしをしていて、よく友達であるマーチとままごと遊びをしていた。ヤノメから来たハヤセという女性からマーチを守ろうと奮闘するが、結果的にマーチを殺害されてしまい失敗。フシと別れたあとハヤセに殺害された。ジャナンダ島を訪れたフシがパロナのことを思い出し、初めてパロナの姿に変化したことによって、パロナが死んでいたことを知る(誰かの姿に変化するときは、その誰かが亡くなっていないとその姿に変化できない模様)。パロナの体は身軽なため、フシは人と格闘するときや弓を使うときにパロナの姿に変化することが多い。

ヤノメ人

ハヤセ

1巻登場時

大ケガを負いながらも執念でジャナンダ島に追いかけてきたときの姿

ヤノメから来たオニグマの儀式を取り仕切る女性。戦闘能力に長けている。フシに異常なまでの愛を示し度々近づくが、マーチやパロナを殺したためフシには拒絶されている。ジャナンダ島までフシを追いかけていくが、そのときにノッカーに寄生され、子孫にもそれを受け継がせている。彼女の子孫たちはフシを守る守護団としてノッカーとも戦っている。

タクナハの人々

ピオラン

祈祷師の老婆で酒爺の恋人。マーチを生贄に選んだことからフシとの関わりが始まり、死ぬまでフシに世間のことや文字を教えた。死ぬ間際、観察者に生まれ変わるときはフシの役に立つものに生まれ変わりたいと望み、観察者に了承された。魚を採ることが得意。後に観察者からフシに傷を負ってもすぐに再生するという特性を持った白馬が与えられたが、観察者いわく「フシの体の一部を使って作った」と言われていること、ピオランと同じように魚を採ることが得意なことからピオランの生まれ変わった姿だと推察される。

グーグー

兄のシンと共に貧しくも仲良く暮らしていた少年。時折街で見かけるリーンに憧れを抱いていた。
ある日シンが悪い仲間とともにグーグーが貯めていたお金を持って失踪したため、無一文となる。その後、突如転がってきた丸太からリーンをかばって顔に大ケガを負ってしまい醜い顔となり、素顔を晒せなくなって仮面をかぶるようになった。大ケガを治療をしてくれた酒爺によって、腹の中に酒を貯蔵できるように勝手に体を改造された。
後に酒爺の恋人のピオランがフシを伴ってその家を訪ねてきたことからフシとの関わりが生まれた。フシを弟のように大切に思うようになったため、フシと共にノッカーと戦うようになる。体に貯蔵してある酒を噴射し、それに引火させて火を噴くという戦闘スタイル。ノッカーに襲われたときリーンをかばって死亡。
火を噴くことができる力は強力なため、フシは戦闘のときに度々この姿で戦っている。

リーン

裕福な家に住む美少女。丸太が転がってきたことも、その丸太からグーグーに助けられたことも知らず、ただ誰かに突き飛ばされただけだと思っていた。その真相はグーグーが死ぬ日に知った。厳しい家が嫌で時々家出してはフシやグーグーに会いに来ていた。初めはフシをステキだと思っていたが、成長するにつれグーグーを好きになっていた。死ぬ姿は描かれていないが、40年後には死亡していた。

yamii3616
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