NEW GAME!(ニューゲーム)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『NEW GAME!』とは得能正太郎の4コマ漫画作品、およびそれを原作としたアニメ、ゲームなどのメディアミックス作品。
物語りは主人公の涼風青葉が高校を卒業後、小学校の頃から好きだったテレビゲーム『フェアリーズストーリー』シリーズを制作している「イーグルジャンプ」に入社する所から始まる。
憧れの会社に入社を果たした青葉はゲームを作っていく過程で様々な現実に直面するが、持ち前の明るさで仲間達と共に乗り越えて行く。
そんな青葉と仲間達からは苦楽を共にした故の、数多くの名言が生まれている。

『NEW GAME!』の概要

『NEW GAME!』とは得能正太郎(とくのうしょうたろう)の4コマ漫画作品、およびそれを原作としたアニメ、ゲームなどのメディアミックス作品。
アニメーション制作は「ゆるゆり」等を手掛けた動画工房(どうがこうぼう)が行い、監督は「進撃の巨人」で各話演出を務めた経験のある藤原佳幸(ふじわらよしゆき)が務めた。
物語は作者である得能がゲーム会社に三年間勤務していた経験を基に作られている。漫画は芳文社の「まんがタイムきららキャラット」で2013年3月号から5月号までの読み切り掲載を経て、同年7月号より連載されている。
主人公の涼風青葉(すずかぜあおば)は高校を卒業後、小学校の頃から好きだったテレビゲーム『フェアリーズストーリー』シリーズを制作する開発会社であり、憧れのキャラクターデザイナーの八神コウ(やがみこう)が在籍している「イーグルジャンプ」への入社を果たす。
コウの様なキャラクターが描けるキャラクターデザイナーになる事を夢見て入社した青葉であったが、第一歩目であるグラフィックデザイナーとして入社は出来たものの現実は甘くはなく、ゲームを作る中で知識不足や経験不足など様々な問題に直面する。
しかし持ち前の明るさと元気で、職場の先輩や同僚たちと共に問題を乗り越えながら絆を深め、キャラクターデザイナーになる事を目標に、グラフィックデザイナーとしての経験を積んで行く。
次々起きる問題を、前向きに乗り越えて行く青葉の姿に先輩のデザイナー達も刺激を受け、共に成長して行く。そんなキャラクター達からは、様々な名言が生まれている。

『NEW GAME!(ニューゲーム)』の名言・名セリフ

コーヒー! ブラックで!

一期第一話から青葉のセリフ。
入社初日、青葉はアートディレクターの遠山りん(とおやまりん)に、自身がこれから所属する職場に案内される。
見出しの名言は、青葉の緊張をほぐす為、りんが何か飲みたい物が無いか尋ねた時の青葉の答え。
コーヒーには砂糖とミルクが必須で、入っていないとむせてしまう青葉が、無理に大人びて言った一言。
青葉の内面の幼さから出たセリフである。
結局飲めず、同席していたコウに笑われてしまう。

影響されんの早!

一期第一話から八神のセリフ。
グラフィックデザイナーとしての仕事が始まる青葉であったが、3Dの知識がない為に実作業に加われず、八神から読んで勉強する様にと3Dに関する分厚い実用書を渡される。
青葉は自席に戻り早速読み始めるが、読み始めて早々書いてある内容が理解出来ず、真後ろに座る先輩グラフィックデザイナーの滝本ひふみ(たきもとひふみ)に尋ねる。
しかし重度のコミュ障である彼女は他人との会話が超が付くほど苦手で、会話が全く成立しない。
やむを得ず、自己解決した事にして自席に戻る青葉。
すると見かねたグラフィックチームリーダーのコウが青葉のパソコンに、ひふみと話す時はチャットを使えば良いとアドバイスを送信する。
アドバイスを受け取った青葉は、質問内容を社会人らしい決まりきった紋切り型の文章でまとめ、ひふみに送信してみる。
ひふみから返って来たメッセージの文章は直接会話した時とは違い、砕けた文章に顔文字まで用いて内容も分かり易く、青葉が感謝のメッセージを丁寧な文章で書いて返信すると、ひふみからもっと砕けた文章で良いとのメッセージが返って来る。
悩んだ青葉は、一先ずひふみのメッセージを真似して顔文字付きのフレンドリーな文章を作り、恐る恐るひふみに送信してみると、その方が良いと返事が返って来た。
調子乗った青葉は勉強の進捗状況を、上司であるコウに顔文字付きのフレンドリーな文章で送信する。
見出しの名言は、そんなメッセージを受信して内容を読んだコウの驚きの一言。
コウが、青葉の順応性の高さを知った瞬間のセリフである。

いえまだまだリテイクばかりで、でも楽しいです

一期第四話から青葉のセリフ。
制作中のゲームに登場させる村人の女の子を、実践を交えた勉強として作るようにコウから指示を受ける青葉。
初めての作業で不慣れな事に加え、何度手直ししてもコウから合格がもらえず、連日夜遅くまで残業が続く日々を送っていた。
一週間かかり、やっと合格をもらえた青葉であったが、ホッとしたのも束の間、「最終的には一日一体で」と作業の敷居を上げられ、衝撃を受ける。
そんなある日、三体目に取り掛かり残業していた青葉は、夜遅くなった事を理由に、コウから帰宅する様に言われる。
帰宅する為に職場を出た青葉は、全制作スタッフのまとめ役でもあるディレクターの葉月しずく(はづきしずく)と鉢合わせる。
見出しの名言は、仕事に慣れたか尋ねるしずくに対する青葉の答え。
残業と修正続きの毎日で疲れている筈の青葉であるが、仕事を楽しんでやれている事が分かる一言である。

青葉ちゃん、えとね、ファイト

一期第五話からひふみのセリフ。
早起きして出社し、やる気十分の青葉。
職場に着いてみるとまだ誰も出社しておらず、コウに憧れて入社した青葉はつい調子に乗ってコウの席に座り、キャラクターデザイナーになりきる。
その姿を、出社して来たひふみに目撃されてしまう青葉。
見出しの名言は、悪い事は何もしてないと弁明する青葉に対し、ひふみが言ったセリフ。
重度のコミュ障である彼女の、キャラクターデザイナーになる事を目標とする青葉への、先輩として精一杯の応援の一言。

私が青葉の立場でも、きっと同じこと思うよ。だってこの仕事が好きなんだもん

一期第六話からコウのセリフ。
ゲームの物語上、重要な役どころを持つ一体のノンプレイヤーキャラクターのデザインを任される青葉。
良いデザイン案が浮かばず苦闘する最中、コウから青葉と同い年の頃にはゲーム全体のキャラクターデザインを任された話を聞かされ、才能の差にショックを受ける。
しかし同席していたりんから、当時のコウは秀でた才能があった為に、先輩達からイジメまがいの扱いを受けていた話を聞かされる。
退職した先輩達を庇う様に、生意気だった当時の自分に非があると言うコウに対し、青葉は自分にも妬ましく思う気持ちがあるので、先輩達の気持ちは分からなくはないと言う。
見出しの名言は、自分の嫉妬心が子供じみた発想だと自嘲する青葉に、コウが言った一言。
青葉に対する気遣いだけでなく、ゲーム制作に対するコウの思い入れが窺えるセリフである。

友達同士の貸し借りは友情の破綻の原因なんだよ!

一期第六話から桜ねね(さくらねね)のセリフ。
青葉は休日に、幼馴染のねねから、児童向けの魔法少女アニメ「ムーンレンジャー」の映画鑑賞に誘われる。
児童向けアニメと侮っていた青葉であったが、見終わった頃にはパンフレットの購入を考える程気にってしまう。
しかしショップの前まで来て、社会人が児童向けアニメのパンフレットを購入することを躊躇する青葉。
一方、同い年の女子大生ねねは、青葉の様に体裁を気にする事無く、ポスターとパンフレットを購入し、その他のグッズも買おうとするが、軍資金不足を理由に諦める。
好きな事に関して周囲の目も気にしないねねの逞しさに、脱帽する青葉。
見出しの名言は、社会人としての収入がある青葉がグッズの購入費用を貸す事を持ちかけた時、ねねが言った一言。
童顔の青葉よりも更に童顔で、学校では中学生とからかわれ、性格もそそっかしく、約束を忘れたり、遅刻をしたりと、幼い容姿の上に天然で次々トラブルを引き起こす彼女であるが、名言からは意外にも生真面目な一面が垣間見える。

どんなに気持ちが真っ直ぐでも、表の態度で判断されてしまうということは覚えておいて下さい

一期第九話から阿波根うみこ(あはごんうみこ)のセリフ。
大学の休講期間を利用して、イーグルジャンプが募集を掛けたデバッグのアルバイトに参加するねね。
しかし主な目的は収入を得る事ではなく、残業続きの青葉を心配し、同僚と会社に問題が無いか調べる為であった。
社内をウロついたり、周りをキョロキョロ見たり、落ち着きのないねねは、アルバイトのデバッガーを束ねるプログラマーチーフのうみこに、企業スパイの嫌疑を掛けられる。
青葉のとりなしで、嫌疑が晴れるねね。
元々ゲームに詳しいねねは、イーグルジャンプ社内で高評価を受ける程のデバッガーとしての能力を開花させていくが、相変わらず落ち着きがなく、うみこには素行に問題があると言われてしまう。
落ち着きの無さに苦言を呈するうみこであったが、ねねは自分が天然で人に迷惑ばかり掛けている事を自覚した上で、仕事には真剣に取り組んでいる気持ちを伝える。
見出しの名言は、そんなねねに、うみこが言った一言。
日頃から自分にも他人にも厳しい言動が多いうみこであるが、名言からは厳しいだけではない、彼女の優しさが窺える。

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