フルーツバスケット(フルバ)の草摩家・草摩一族まとめ

『フルーツバスケット』とは、高屋奈月による漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。母と家を失いテント暮らしをしていた女子高生の本田透は、十二支の呪いに取り憑かれた一族・草摩家と関わりを持つようになる。学校で王子と慕われる由希、幼い頃から由希をライバル視する夾を始め、十二支と猫の物の怪に取り憑かれた者たちやその関係者、彼らが関わる人々の心の傷や救済を描く。本項では、草摩家とその一族についてまとめる。

CV:仲尾あづさ(旧アニメ版) / 本田貴子(新アニメ版)

紅葉の母で、ドイツ人。拒絶型で、紅葉を産んだことで心を病んでしまう。はとりによる隠蔽術をかけられる際、「人生最大の後悔は、生き物(紅葉)を自分の体から出したこと」と口にしている。記憶を失くしてからはみるみる元気になり、幸せに暮らしている姿が描かれる。紅葉を自身の子ではなく、草摩家の誰かの子だと思っており、「紅葉ちゃん」と呼ぶ。

草摩モモ

CV:田中沙耶

紅葉の妹。透のバイト先であるビルに、母と共に父を迎えに来た際に紅葉、透に会っている。父が言うには紅葉を気にしている節があるらしく、ヴァイオリンを始めた時に同じ師につく、海原高校に入りたいと言うなどした。
家の「中」と「外」を繋ぐ仕切りの穴から時折「中」に忍び込み、こっそり紅葉の様子を見に来ていた。自分と母が紅葉に似ていると言い、紅野に会う為に草摩家を訪れた透に「お兄ちゃんになってほしい」を始めとする紅葉への伝言を託した。

依鈴の両親

依鈴の父(左)と母(右)は、娘を拒絶した。

CV:緒乃冬華(母) / 加藤将之(父)

共に回想シーンにのみ登場。幸福で笑顔の絶えない家族を演じていたが、それを疑問に思った依鈴の一言で仮面を脱ぎ捨て、娘に虐待を加えるようになった。依鈴が帰宅途中に倒れ搬送されてからは「どう愛していいか分からないから、帰ってこなくていい」と言い、そのまま離れて暮らすが、「中」で生活している。

草摩五月(そうま さつき)

CV:高橋美佳子

燈路の母。羊に変身した燈路に「羊大好き」と言った「驚異の母」で、拒絶型でも過保護型でもないごく一般的な親子関係を築いている。妊娠中であるにもかかわらず走ろうとするなどやや天然ボケの性格だが、懐は大きい。
中盤で第二子・日向を出産する。燈路の呪いが解けた際、燈路が感じているのが喜びだけではないことを感じ取り、生まれた時から一緒だった物の怪との別れを悲しむ気持ちに寄り添った。

草摩日向(そうま ひなた)

中盤で生まれた、燈路の妹。五月は父も燈路も日向にメロメロで「日向ちゃんは、我が家のアイドル」だと言った。呪いが解けた燈路は、その実感を確かめるように日向を抱きしめる。

利津の母

CV:山本潤子(旧アニメ版) / 小島幸子(新アニメ版)

利津の母で、旅館の女将。紅葉は「メショーさん」と呼んでいる。息子同様、加害者意識が強く、事あるごとに取り乱しながら謝罪をする癖がある。優秀な人物が多い物の怪憑きの中、特に才能らしいものを発揮できずにいた利津の為に、若い頃から夫共々頭を下げ続けてきたことが原因と思われる。目の下にクマがあり、髪が乱れやつれた見た目どり病弱ではあるものの、どこかたくましい印象を与える。
病弱ではあるが、透たちが訪れた際は体を引きずりながら現れ、皆が驚くほどのインパクトを持って登場した。
透という一族と無関係の者が物の怪憑きの秘密を知ることで、息子や他の物の怪憑きの心の傷が広がることを心配していたが、実際に透と出会い安心したと言っている。
高屋の別作品『翼を持つ者』に登場した女の幽霊がモデルで、「あれきりにしておくにはもったいない」とリニューアルされた。高屋は「もしこの女将に迎えられたら、全力で逃げるか腰を抜かす」と語っている。

紅野の両親

紅野の両親。作中では紅野が幼い頃、回想で晶と楝の結婚について話をしていた。紅野の父は「(晶は)どうせもうじき死んじまうんだから(結婚相手のことは)妥協すればいいのに」「あの金を外の奴らに持っていかれるのもシャク」と言い、母は「二人が幸せならそれでいいと思う」と言った。

紫呉の母

CV:仲村かおり(母)

料亭で、本家の会食の出席者として登場した。この時紫呉も仕事の関係で同じ店に来ており、母は慊人に挨拶をするように言ったが、紫呉は連れの編集者を待たせているとの口実でその場を去っている。由希の回想にも、紫呉の母は顔を出した。紫呉は元々親の愛情を欲しいと思ったことがなく、親との関係は希薄である。

楽羅の母

CV:木村亜希子

楽羅の母で、過保護型寄りで、娘を心配する姿が描かれている。依鈴から見れば「壊れていない家庭」だが、それでも楽羅が幼い頃は物の怪憑きの子を持ったことで夫と喧嘩になることもあった。虐待を受けていた依鈴を預かっていた。

その他草摩家の関係者

えどまち
えどまち
@edono78

Related Articles関連記事

フルーツバスケット(フルバ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

フルーツバスケット(フルバ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『フルーツバスケット』とは高屋奈月による漫画作品。白泉社の『花とゆめ』で、1998年16号から2006年24号まで連載。2001年にアニメ化され、2019年には全編が再アニメ化された。同級生の草摩由希が住む草摩家の分家宅へ居候することになった、主人公の本田透。そこから物の怪憑きの体質を持つ草摩家の人々と関わっていくことになる。略称は『フルバ』・『フルバス』。2009年には劇団スタジオライフにより舞台化された。

Read Article

フルーツバスケットの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

フルーツバスケットの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『フルーツバスケット』とは、恋愛要素が強いロー・ファンタジー漫画。作者は高屋奈月である。公式略称は「フルバ」、「フルバス」など。1998年に白泉社の『花とゆめ』にて連載がスタート。2006年に完結した。2001年にTVアニメ化され、2019年にキャストなどを一新して再びTVアニメ化された。主人公に女子高生・本田透(ほんだ とおる)を始めとする魅力溢れるキャラクターが多数登場。キャラクター同士の時に甘く、時に苦い恋愛模様が描かれている。

Read Article

フルーツバスケット(フルバ)のネタバレあらすじ・ストーリーまとめ

フルーツバスケット(フルバ)のネタバレあらすじ・ストーリーまとめ

『フルーツバスケット』は日本の漫画家・高屋奈月による少女漫画。通称は「フルバ」。1998年に白泉社の『花とゆめ』で連載を開始し、2006年に完結した。単行本は全23巻。 主人公の本田透は高校に入学して間もなく母親を交通事故で亡くしてしまった。ひょんなことから透は同じ高校に通う草摩由希が暮らしている家に厄介になる。草摩家は代々続く名家。そんな名家には十二支にまつわる重大な秘密があった。透は草摩家の人間と関わるようになっていき、その母性あふれる優しさで心の傷を癒やしていくのだった。

Read Article

草摩夾(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩夾(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩夾(そうま きょう)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』に登場する、十二支の仲間になれなかった猫の物の怪憑きの少年である。仲間外れの存在として、幼い頃より一族中から疎外されてきた。神と同じく尊ばれる子憑きの草摩由希に勝つことを望み、彼との仲は良くないが本心では互いを羨んでいる。ぶっきらぼうで喧嘩っ早いが、根は優しく由希以外の人物に意味なく喧嘩を売ることはしない。ヒロイン本田透を気遣い、彼女と惹かれ合うようになる。

Read Article

本田透(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

本田透(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

本田透(ほんだ とおる)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』の主人公である。両親を失いながらも、前向きに生きる少女。他人を思いやり、相手をあるがままに受け入れる慈悲深さを持つ。天然ボケの気があり、ずれた言動も多いが本人が言う所の頑固さも持ち合わせている。十二支の呪いに苛まれる草摩(そうま)家と関わりを持つ中、十二支と猫の物の怪に取り憑かれた「物の怪憑き」を救いたいと願うようになる。

Read Article

本田今日子(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

本田今日子(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

本田今日子(ほんだ きょうこ)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』に登場する、主人公・本田透の母である。旧姓は勝沼。「赤い蝶」の異名を持つ伝説的なヤンキーだったが、結婚してからは落ち着き、子煩悩な母親になった。今日子自身は物語開始時点で故人だが、それでも度々透やその友人・魚谷ありさの話題に上るほどに慕われている。透が幼い頃、十二支の始まりの昔話をし、彼女に「十二支になれなかった猫」への愛着を持たせるきっかけになった。

Read Article

草摩潑春(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩潑春(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩潑春(そうま はつはる)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』に登場する、十二支の丑(牛)の物の怪に取り憑かれた人物である。普段はつかみどころのない印象ながら優しく、他者を気遣うことが多い。しかし、キレると好戦的な「ブラック春」と呼ばれる状態になる。特徴的な白髪は地毛。幼い頃、自分のコンプレックスを拭ってくれた子(鼠)憑きの草摩由希を特別視し、彼を心配している。午(馬)の物の怪憑きである草摩依鈴とは相思相愛だが、互いを想い合うが故の障壁もある。

Read Article

草摩はとり(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩はとり(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩はとり(そうま はとり)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』に登場する十二支の辰(龍)の物の怪に取り憑かれた人物で、草摩家の主治医である。当主の草摩慊人や父の命令に従い、十二支の呪いを知った人物に「記憶の隠蔽」と呼ばれる催眠術を施してきた。クールな見た目と物言いが特徴的だが性格は優しい。主人公の本田透が草摩家に深入りすることで元恋人の草摩佳菜のように傷つかぬよう、これ以上関わるなと忠告した。数百年続く神と十二支の絆を「呪い」と表現した、作中最初の人物。

Read Article

草摩紅葉(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紅葉(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紅葉(そうま もみじ)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』に登場する、十二支の卯(兎)の物の怪に取り憑かれた人物である。ドイツ人とのハーフで、金髪と愛らしい外見が特徴。明るい性格も相まって人に好かれやすい。「神と十二支の絆」という呪いが元で母から拒絶され、その記憶からも消えてしまう。それでも、両親の心中を思いやる優しい心を持つ。主人公の本田透に想いを寄せるが、猫憑きの草摩夾と両想いなので告白はしなかった。作中において呪いが解け、改めて自分の人生を進む。

Read Article

草摩紫呉(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紫呉(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紫呉(そうま しぐれ)とは、高屋奈月による漫画作品『フルーツバスケット』に登場する、戌(犬)の物の怪に取り憑かれた人物である。一見すると爽やかな美形で性格も飄々としている。その一方で自身を「最低」と評するように、十二支の神である草摩慊人を自分のものにするという己の野望の為に他者を利用する。といっても完全な悪人ではなく、物の怪憑きを受け入れる本田透を巻き込むことへの罪悪感も口にした。職業は小説家で、時たま迷い、悩む若者たちに道を示すこともある。

Read Article

草摩依鈴(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩依鈴(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩依鈴(そうま いすず)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』に登場する、午(馬)の物の怪に取り憑かれた人物である。他者に手厳しい態度を取るが、その実は恋人の草摩潑春を呪いから解放し、主人公本田透を傷つけまいとする優しい性格。1人ですべてをしょい込む傾向にある。その一方、軽率で詰めの甘い一面もある。当初はロングヘアだったが、十二支の神に当たる草摩慊人に髪を切られてからはショートヘアになった。

Read Article

草摩由希(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩由希(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩由希(そうま ゆき)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』に登場する、十二支の子(鼠)の物の怪に取り憑かれた人物である。容姿端麗で文武に優れ、学校では「王子様」と称されファンクラブまで存在する。しかし、神である草摩慊人の虐待や、兄を始めとする他の物の怪憑きの拒絶もあって本人の自己肯定感は低い。それでも、ヒロイン本田透との生活の中で徐々に変わろうと努力する。猫憑きの草摩夾との仲は険悪だが、一方で誰とでも仲良くなれる夾に憧れを抱いていた。

Read Article

花島咲(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

花島咲(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

花島咲(はなじま さき)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』の登場人物。主人公・本田透の友人である。表情に乏しく無口だが、友達想いで透を大事に思っている。「電波」と呼ばれる特殊な波長を読み取り、操る能力を持つ。透やもう1人の友人の魚谷ありさには寛容だが、その他の人物に対しては容赦ない毒舌を浴びせる他、お仕置きと称する「毒電波」を浴びせることもある。電波の力を操り切れなかった小学生時代、クラスメイトを殺しかけたと思い込み、贖罪として黒い服を着るようになった。

Read Article

草摩綾女(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩綾女(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩綾女(そうま あやめ)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』に登場する巳(蛇)の物の怪憑きで、主要人物の1人の草摩由希の兄である。女性と見まがうロングヘアと美貌、詩的かつ大仰な口調と振る舞いが特徴。学生時代、己の自由と引き換えに由希を無視していたことを後悔しており、関係改善に努める。同級生の草摩紫呉と草摩はとりとは「真のマブダチトリオ」を自称する。洋裁店を営んでおり、店員の倉前美音とは恋仲でもある。

Read Article

草摩藉真(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩藉真(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩藉真(そうま かずま)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』の主要人物の1人・草摩夾の養父であり、武術の師匠である。幼い頃、十二支に入れなかった猫の物の怪に取り憑かれた祖父を残酷な言葉で拒絶。祖父の死後、新たに生まれた猫憑きの草摩夾を見て、その環境の理不尽さを思い知る。母を失い、父からも拒絶された夾を引き取ったのは贖罪の為だったが、次第に父性が芽生えていった。祖父のように幽閉される未来から夾を救おうとした。

Read Article

草摩杞紗(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩杞紗(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩杞紗(そうま きさ)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』に登場する、十二支の寅(虎)の物の怪に取り憑かれた人物である。登場時は特徴的な髪や目の色が原因で中学でいじめに遭い、失語症を患い不登校状態にあった。主人公の本田透によって心を救われ、再び学校に通い出す。その後は透を「お姉ちゃん」と呼び慕う。未(羊)憑きの草摩燈路と仲が良かったために当主の草摩慊人に暴行を受け、燈路との仲が気まずくなっていたが、後に和解し、恋仲となった。

Read Article

草摩紅野(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紅野(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紅野(そうま くれの)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』に登場する、十二支の酉(鳥)の物の怪に取り憑かれた人物である。実はとうの昔に「十二支と神の絆」という呪いから解放されているが、当主にして神の草摩慊人を見捨てられず取り憑かれたフリをしている。慊人が望まなくなるまで傍にいると決めていたが、コンビニ店員の魚谷ありさに心惹かれる。他の物の怪憑きに訪れる変化を後押しし、慊人にも変わる現実を受け入れさせようとした。

Read Article

草摩燈路(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩燈路(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩燈路(そうま ひろ)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』に登場する、未(羊)の物の怪に取り憑かれた人物である。物の怪憑きとしては最年少。次々と嫌味を繰り出す毒舌家で、年齢も相まって生意気な印象を与える。その一方、幼さ故の浅慮や無力さから、大好きな草摩杞紗を守れない自分へのいら立ちも感じている。杞紗と仲が良い主人公の本田透に嫉妬するが、透からの励ましもあり毒舌攻撃はしなくなる。失敗と成長を繰り返す中、妹の日向が誕生し、杞紗との仲も前以上に良くなっていった。

Read Article

魚谷ありさ(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

魚谷ありさ(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

魚谷ありさ(うおたに ありさ)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』の主人公・本田透(ほんだ とおる)の友人である。透からは「魚ちゃん」と呼ばれる。昔ながらのヤンキーといった風体だが、不良行為はとうに卒業した。友達想いの情に厚い性格で、もう1人の友人・花島咲(はなじま さき)と共に透を見守る。透の母・本田今日子(ほんだ きょうこ)に憧れと恩義を感じ、彼女の死後も慕っている。バイト先で草摩紅野(そうま くれの)という人物に出会い互いに惹かれるが、事情があって会えずにいた。

Read Article

愛おしくて涙溢れる物語『フルーツバスケット』十二支、神まとめ

愛おしくて涙溢れる物語『フルーツバスケット』十二支、神まとめ

『フルーツバスケット』とは高屋奈月による漫画及びそれを原作とするアニメ作品です。母を失くして一人テント暮らしをする女子高生、本田透。透はひょんなことから十二支の物の怪に取り憑かれた一族、草摩家と関わることになります。可愛い絵柄とタイトルに惹かれて買ってみたら結構ドロドロ?しかし救済もあれば爽やかな部分もある。色々と人生について考えさせてくれる名作です。この作品のキモである「神」と「十二支」についてまとめました。

Read Article

【フルーツバスケット】まだ終わってなかった!続編がある面白い少女漫画まとめ【ママレード・ボーイ】

【フルーツバスケット】まだ終わってなかった!続編がある面白い少女漫画まとめ【ママレード・ボーイ】

『フルーツバスケット』や『ママレード・ボーイ』など、世の中の女性たちがみんな夢中になった少女漫画の数々。連載が終わってしまった時には、なんだか自分の半身が失われてしまったほどの寂しさを感じた方も多いのではないでしょうか。そんなあなたに朗報!なんと、かつての人気少女漫画に続編が登場しているのです。あの頃子どもだった主人公たちも立派に成長して、なんだか感慨深いですね。

Read Article

目次 - Contents