アクアマン(DCEU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アクアマン』とは、アメリカ合衆国で2018年12月21日に公開されたスーパーヒーロー映画。日本では2019年2月8日に公開された。「DCコミックス」のアメリカン・コミック『アクアマン』の実写映画で、『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズの6番目の作品である。監督はジェームズ・ワン。海底王国アトランティス帝国の女王である母と、人間の父との間に生まれた主人公アーサー。人間として地上で成長したアーサーだったが、ある日を境に海底王国間の戦争に巻き込まれる事になる。

『アクアマン』の概要

『アクアマン』とは、アメリカン・コミック「DCコミックス」のキャラクターであるアクアマンを主人公とした、アメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。2018年12月21日にアメリカ合衆国で公開され、日本では2019年2月8日に公開された。「DCコミックス」の実写映画として同一の世界観で構成された『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズとしては6番目の作品。前作に『ジャスティス・リーグ』、次作に『シャザム!』があるが、他のシリーズ作品を鑑賞していなくても単体として物語を楽しめる作品となっている。

製作会社はワーナー・ブラザース・ピクチャーズ、 DCフィルムズ、ザ・サフラン・カンパニー、クルーエル・アンド・アンユージュアル・フィルムズ、マッド・ゴースト・プロダクションズ。配給はワーナー・ブラザース・ピクチャーズが行っている。監督は『ソウ』『死霊館』シリーズ、『ワイルド・スピード SKY MISSION』等で知られる中華系オーストラリア人のジェームズ・ワン。脚本はTVドラマ『ウォーキング・デッド』シリーズも手掛けたデヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック、ウィル・ビール。音楽は『ホテル・ルワンダ』『ワンダーウーマン』を手掛けたルパート・グレッグソン=ウィリアムズ。上映時間は143分、映倫区分はG(全ての年齢層が鑑賞可能)である。世界興行収入は歴代21位。(2019年5月時点で11.478億ドル)DCコミックス原作の映画作品としては最高記録の金額である。

原作コミックでは1941年登場のアトランティス人である1代目アクアマン(海底人としての名前はオリン、地上名はアーサー・カリー)、2006年登場の地上人である2代目アクアマン(アーサー・ジョセフ・カリー)が存在し、実写映画版の設定は1代目アクアマンに近い。

海底人の母と人間の父を持つ主人公アーサーは、海洋生物と意思疎通できる能力を持っている。アーサーの母親は海底王国アトランティスの女王だったが、アーサー自身は地上で父親と共に港町に棲み”アクアマン”として海で働く人々の平和を守っていた。しかしある時、アトランティス国が地上との戦争を計画していることを知ったアーサーは、争いを止めるためアトランティス帝国へ向かうことになった。

『アクアマン』のあらすじ・ストーリー

1985年、アメリカ合衆国メイン州。アムネスティ湾の灯台守であるトム・カリーは、嵐の晩に岩場で倒れている女性を見つける。気を失っている女性を家に連れ帰り、怪我の介抱をするトム。やがて女性は目を覚まし、自分を海底王国アトランティスの女王アトランナと名乗る。政略結婚から逃げてきたというアトランナはそのままトムと暮らすようになり、やがて2人の間に息子のアーサーが誕生する。幸せな日々を送る3人だったが、ある日アトランティス国からの追っ手である兵士たちが、アトランナを海底王国に連れ戻すため自宅を襲撃する。アトランナはトムとアーサーを守る為に、必ず戻ることを約束して自らアトランティスへと帰っていった。

成長したアーサーは、小学校の遠足で同級生たちと水族館へ出かける。魚に向かって話しかけるアーサーはクラスメイトからバカされるが、やがて水槽越しにサメや魚が次々と集まり、周囲は驚く。アトランティス王家の血を引くアーサーには、海洋生物と意思を通じ合わせる能力が備わっていたのだった。

やがて青年となったアーサーの元にアトランティス王国の参謀であるバルコが現れ、母親であるアトランナ女王が政略結婚から逃げようとした罪で前国王から処刑されたことを告げる。悲しむアーサーだったが、バルコは参謀の任務として、度々地上を訪れ王家の長男であるアーサーに武術や泳ぎを教え込む。バルコは強い意志を持ち、また次第に才能を開花させるアーサーこそが次のアトランティス国王にふさわしいと期待を寄せて行った。

大人になったアーサーは、通称”アクアマン”として、港や海で働く人々を守る日々を送っていた。ある日、海賊団ケイン一味が襲撃する潜水艦へ向かったアーサーは、海賊のリーダーであるデイビッド・ケインとその父親ジェシー・ケインと対峙する。ジェシーの放ったバズーカで一度は吹き飛ばされるアーサーだったが、投げつけたパイプがジェシーを直撃し形勢逆転する。デイビッドとジェシーの会話から、2人が親子だと知ったアーサーは降伏を持ちかけるが、なおもジェシーはアクアマンに襲い掛かろうとする。だが、沈みかける潜水艦のなかでジェシーは部品に挟まって動けなくなってしまう。助けを求めるデイビッドだったが、アーサーは乗組員の救助を優先し、またジェシーの殺人や強奪の報いとして、ジェシーを残してその場を去ってしまう。1人でもジェシーを助けようとするデイビッドだったが、自分が助からないと悟ったジェシーはアクアマンに復讐することを命じてデイビッドを逃がす。ジェシーはそのまま手榴弾のピンを抜き、自決を遂げる。

一方、海底に連れ戻されてからアトランナと前国王の間に生まれたアーサーの異父兄弟・オームは、アトランティスの新王として海の環境を破壊する地上人へ戦争を仕掛ける準備を進めていた。また、オーム王は隣国であるゼベルのネレウス王と同盟を組み、いずれは海底にある7つの王国すべてを統治する「オーシャンマスター」となる野望も抱いていた。

潜水艦の乗組員たちを助けたアーサーは、父トムの元に戻り、2人酒場で酒を酌み交わす。トムを乗せて車で自宅に戻ろうとしたアーサーに、赤毛の女性が話しかけてきた。女性はネレウス王の娘・メラと名乗り、アーサーにアトランティスの王として海底に来て欲しい、オームと地上との戦争を止めて欲しいと頼む。アーサーはメラに自らが純粋な海底人ではなく地上人とのハーフであるため王の資格がない事、また母親アトランナを処刑した前国王の意志を継いでいるオーム達の元に戻る気はない事を伝え、一度は話を断るが、その後オーム王の攻撃によって津波が町を襲うのを目の当たりにし、アトランティスへ向かうことを決める。

メラと共にアトランティスを訪れたアーサーは参謀バルコに会い、王の証であるトライデントを手に入れるよう伝えられるが、直後にオーム王の部下であるマーク大佐たちに捕まってしまう。オーム王の前に引き出されたアーサーは、戦争を中止するよう提言する。兄で王位継承者のひとりであるアーサーに向かって、オーム王は王の座をかけた決闘を申し込む。決闘で劣勢に追い込まれたアーサーは、すんでのところでメラの操縦する小型潜水艦に助けられその場を脱出。メラと婚約していたオーム王は激怒し、潜水艦を撃墜すべく追いかけるが、2人は撃墜されたかのよう見せかけて追っ手から逃げることに成功する。

地上に逃げた2人は、トライデントを手に入れるヒントを探すため、かつてアトランティス王国が栄えていたとされる砂漠へ向かった。だが以前メラがオーム王から送られたアクセサリーに隠されていた発信機によって、追っ手たちに居場所が発見されてしまう。海底人は地上では最大まで能力を発揮できないため、オーム王は父ジェシーを亡くし打ちひしがれるデイビッドに強力な武器を与え、アクアマンを倒すよう依頼する。デイビッドは武器の能力を向上させる特殊スーツを作成し、”ブラックマンタ”としてアクアマンたちを追った。

地上に逃げた2人は、トライデントを手に入れるヒントを探すため、かつてアトランティス王国が栄えていたとされる砂漠へ向かった。だが以前メラがオーム王から送られたアクセサリーに隠されていた発信機によって、追っ手たちに居場所が発見されてしまう。海底人は地上では最大まで能力を発揮できないため、オーム王とマーク大佐たちは父ジェシーを亡くし打ちひしがれるデイビッドに強力な武器を与え、アクアマンを倒すよう依頼。デイビッドは武器の能力を向上させる特殊スーツを作成し、”ブラックマンタ”としてアクアマンたちを追った。

以前アトランティスがあったとされる場所を訪れた2人は、荒れ果てた神殿で初代アトランティス王の像を見つける。バルコから預かっていたトライデントを探すカギとなる筒を像に設置すると、初代アトランティス王であるアトラン王のホログラム映像が現れる。トライデントを探す新たな手掛かりとして王から空のワインボトルを入手した2人は、ボトルに書かれていたそのワインの生産地であるイタリア・シチリア島へと向うことにした。

シチリア島についたアーサーとメラは、しばらくの間観光客と一緒に楽しく過ごす。地上の美しさに目を輝かせるメラに、次第に惹かれていくアーサー。島の高台に、古代の英雄の石像を発見した2人は、像の視線の先にある海をにむかって、望遠鏡のようにボトルを覗きこむ。透明なガラスボトルの底を通してみると、そこには海底の7つの王国のひとつである「海溝王国」の場所が示されていた。トライデントのある場所が海溝王国と解り向かおうとするが、そこに「ブラックマンタ」のスーツを着用したディビッドと、アトランティスの兵士たちが襲い掛かってきた。液体を操る能力を持つメラは、食堂まで追いかけてきた兵士をワインを使って撃退。アーサーはブラックマンタとの戦いの末に何とかブラックマンタを海に落とすが、相打ちとしてアーサーも体にビームを受けてしまい、その場で気を失ってしまう。

アーサーが目を覚ますと、メラと2人船で海溝王国へ向かっている途中だった。ブラックマンタが復讐の鬼と化してしまったのは、自分がジェシーを見殺しにしたせいだと自責するアーサーを慰めるメラ。やがてトライデントが隠されているとされる海溝王国へ近づくが、そこに棲む「トレンチ」は海底人の中でも最も凶暴な種族で、近づくものは全て獲物と見て襲い掛かる性質を持っていた。早速襲ってきたトレンチにより船は転覆し、アーサーとメラは別々に流されてしまう。

やがて、美しいジャングルのような場所で目を覚ましたメラは、マスクをした謎の人物に会う。マスクの人物は、メラ向かって今いるのが「地球のコア」と呼ばれる伝説の場所で、海溝王国の奥に隠されていた別世界だと説明する。そこへ遅れてアーサーが流れ着く。謎の人物がマスクを外すと、そこには死んだはずのアトランナの姿があった。アトランナは海溝王国に投げ込まれ、トレンチたちのえじきとなるよう処刑されたが、地球のコアに流れ着いて生きていたのだった。

地球のコアからは抜け出すことが出来ないと話すアトランナ。唯一、この地に保管されているトライデントを手にすれば、ここから出ることが出来るという。トライデントを持てるのはオーシャンマスターとなれる真の王だけであり、その資格がある者が手にできるよう、アトランティス王国の祖先によって地球のコアに封印され、怪獣カラゼンに守護されていたのだった。トライデントを手にする為にカラゼンと対峙したアーサーは、自らの強さと海洋生物と心を通わせる能力を駆使しカラゼンを説得。ようやく手にしたトライデントから、アーサーは真の王として認められる。

一方、参謀バルコの裏切りを知ったオーム王はマーク大佐を使ってバルコを監禁。そして他国を制圧していくことでオーシャンマスターになろうとしていた。魚人王国のリクー王は穏健派で地上攻撃への協力を拒んだが、それによってオーム王により殺害されてしまう。次にオーム王が向かった甲殻王国では、アトランティスの傘下に入ることに対して甲殻王国の王であるブライン王が猛反発し、甲殻軍とアトランティス軍の戦争に発展してしまう。

両軍の争いが激化しつつある所にトライデントを手にしたアーサーが到着する。オーム王を止めようとするアーサーを見た海底人たちは、アーサーこそがオーシャンマスターだと口にする。アーサーに戦いを挑んだオーム王たちだったが、アーサーの実力と、また他の海洋生物やカラゼンがアーサーに味方したことにより敗北。武器を破壊されたオーム王は、アーサーにとどめを刺すよう言い放つが、アーサーはそれを断る。そこにアトランナが現れ、息子同士で殺しあわないで欲しいと懇願する。アトランナが生きていたことに驚いたオーム王はそれを受け入れ、自ら牢屋に入る。そしてアーサーがアトランティスの新王、またオーシャンマスターとなったのだった。その後、地上でかつてアトランナと出会った海辺を歩いていたトムは、朝日の中佇むアトランナを見つける。2人は固く抱き合い、再会を喜びあった。

シチリア島で海に転落したデイビッドは、謎の海洋研究者スティーブン・シン博士に助けられていた。目覚めたデイビッドはアクアマンへ更なる復讐を誓うのだった。

『アクアマン』の登場人物・キャラクター

アーサー・カリー / アクアマン(演:ジェイソン・モモア)

本作の主人公。海底人であるアトランナと、灯台守の人間トムの間に生まれた海底人と人間のハーフ。海に棲む生物と意思を通わせられる能力を持つ。

アトランナは海底国アトランティスの女王であり、息子であるアーサーにはアトランティス国の王位継承権がある。だが、政略結婚から一度逃げだし地上人と子供をもうけたアトランナは前アトランティス国王の怒りに触れて異父兄弟であるオームを出産後に処刑され、そのまま前国王の手により王位はアーサーでなくオームに継承された。

以前は、魚と意思疎通のできる特殊能力から周囲に仲間外れにされるなど気弱で小柄な子供だった。しかし少年時代にアトランティスの参謀バルコが戦闘術や泳ぎを教え始めてからは、次第にタフな性格となり、肉体も鍛え上げられ逞しく成長する。酒にも強く、街の酒場で飲むことが多い。現在、地上では父親と共に生活し、通称アクアマンとして海賊などから海で生活する人々の安全を守っている。アクアマンとしての活動は地上の人々からも応援されており、記念撮影を頼まれることもある。元々は武骨で優しい性格であるが、自らが地上人にも海底人にもなりきれない存在である事、また母アトランナの最後を知ってからは、心の底で孤独感を背負っている。

メラ(演:アンバー・ハード)

本作のヒロイン。海底国ゼベル国の王女でネレウス王の娘。水を操り、潜水艇も操作するなど戦士としても高い能力を持つ。オーム王のフィアンセであったが、海底国と地上を戦争に巻き込もうとするオーム王を止めるため、バルコと内密のうちに手を組んでアーサーに協力を求める。アーサーと行動を共にする間に地上世界の美しさを知り、またアーサーの強さや優しさに触れることで、次第に恋心を抱いていく。

バルコ(演: ウィレム・デフォー)

アトランティス帝国の参謀。表向きはオーム王に仕えているが、冷酷な性格であった前国王、また現在のオーム王には、真の王としての資格がないと考えている。少年時代のアーサーにアトランナが処刑されたことを伝え、度々地上を訪れては王位継承者であるアーサーに泳ぎ方や武術を教え込んだ。アーサーこそに王の器があると考えており、メラと共にアーサーの王位継承を画策する。オーム王の戦争を止めに来たアーサーに、真の王オーシャンマスターだけが手にすることができるトライデントを見つけ出す最初の鍵を与えた。

オーム王 / オーシャンマスター(演: パトリック・ウィルソン)

アーサーの異父兄弟で、アトランティス帝国の現王。オーシャンマスターを名乗り、地上世界に侵略戦争を仕掛けることを目論んでいる。冷酷な性格で、地上人を父に持つ兄アーサーを見下し、さらに跡継ぎである自分を生んだ後にアトランナが前国王によって処刑されたのは、アーサーのせいだと考えている。だが、ハーフとはいえ兄であるアーサーの方が本来であれば王位継承順位が高い事にコンプレックスも感じており、メラやバルコがアーサーに味方した事でよりアーサーを憎むようになる。

ネレウス王(演: ドルフ・ラングレン)

7つの海底王国のひとつ、ゼベルの王。メラの父親でもある。大国であるアトランティスと友好関係を結ぶため、娘であるメラをオーム王と結婚させようとしていた。最初はオーム王がオーシャンマスターを目指し地上を侵略する事にも協力的であったが、後にトライデントを持ち帰ったアーサーを真の王として認めた。

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@yoshiyoshi8588m6

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『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』とは2016年に公開されたドラマ映画で、アメリカ合衆国、オーストラリア、イギリスの3国が共同して作成した。サルー・ブライアリーのノンフィクション本が原作となっている。5歳の少年サルーが家族と離れ離れになり、オーストラリアに養子として迎えられる。そして大学生になったサルーがGoogle Earthを使って故郷を探し出す物語である。家族愛が描かれた感動の物語である。

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スパイダーマンの歴代スーツまとめ

スパイダーマンの歴代スーツまとめ

『スパイダーマン』とは、MARVEL COMICS発祥のアメコミヒーローである。 スパイダーマンは、スパイダースーツを着用してヴィランたちと戦いを繰り広げる。これまでスパイダーマンは『サム・ライミ版スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』『MCUスパイダーマン』の3つのシリーズで映画化されてきた。シリーズによってスパイダースーツの形状や能力が異なっている。

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ラ・ラ・ランドのオマージュしたミュージカル映画まとめ

ラ・ラ・ランドのオマージュしたミュージカル映画まとめ

2016年に全米で公開されたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」。 母国アメリカをはじめ世界中で大ヒットを記録し、アカデミー賞では監督賞をはじめ6部門で賞を受賞しました。そんな「ラ・ラ・ランド」にはミュージカル映画の名作のオマージュがちりばめられていて、それも見どころになっております。 今回は、「ラ・ラ・ランド」でオマージュされている映画について紹介します。

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ジョン・ウィックシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ジョン・ウィックシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ジョン・ウィック』とは、2014年に公開されたアクション映画。2017年『ジョン・ウィック:チャプター2』、2019年に『ジョン・ウィック:パラベラム』が公開され、2023年には第4作である『ジョン・ウィック:コンセクエンス』も公開予定。主演を『マトリックス』シリーズや『スピード』に出演したキアヌ・リーブスが務めている。愛する妻を失い殺し屋業を引退したジョンが復讐のために再び殺し屋となるアクションシーンが話題の映画。ここでは、そんな『ジョン・ウィック』シリーズに登場する数々の名言を紹介。

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【DCEU】ロビンだけじゃない!バットマンの味方キャラクターを紹介【DCコミックス】

【DCEU】ロビンだけじゃない!バットマンの味方キャラクターを紹介【DCコミックス】

DCコミックスの看板ヒーローとして、ファンに愛され続けてきたヒーロー、バットマン。ここでは共にヴィランに立ち向かうヒーローや、バットマンことブルース・ウェインと友好関係にある登場人物・キャラクターをまとめました。各キャラクターの特徴や能力などを、画像付きで紹介していきます。

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バットマンの悪役はかっこいい!!

バットマンの悪役はかっこいい!!

誰もが知っている、ブラックヒーロー「バットマン」。それはバットマンだけではなく、悪役がいて初めて成り立つ協奏曲のようなものである。だからこそそんな悪役に焦点を当てれば、圧倒的な存在感、さらには魅力的なコスチュームなど悪役ならではの魅力に満ちている。今回はそんなバットマンの悪役の魅力的なヤツに焦点を当ててみた!!

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【マーベル】アメコミヒーロー誕生のきっかけとなった名言・名セリフまとめ【DCコミックス】

【マーベル】アメコミヒーロー誕生のきっかけとなった名言・名セリフまとめ【DCコミックス】

人気アメコミ映画の中で、ヒーロー誕生のきっかけとなった名言・名セリフをまとめました。『スパイダーマン』の「大いなる力には、大いなる責任が伴う」や、『バットマン ビギンズ』の「人はなぜ落ちる?這い上がるためだ」など、主人公たちの心を揺さぶった名言を網羅。各作品の簡単なあらすじや見どころなどもあわせて紹介していきます。

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