スペースコブラ(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「スペースコブラ」とは、寺沢武一氏の漫画「コブラ」を原作とした、1982年10月からフジテレビで公開されたSFアドベンチャーアニメである。全31話で構成され、主人公である宇宙海賊「コブラ」の宇宙で惑星と惑星の間をまわる冒険を描いている。サイコガンと言われるレーザーガンを操るコブラのその絶対に負けない力強さと、気の利いたセリフに日本中の人々が夢中になった。

『スペースコブラ』の概要

アニメ「スペースコブラ」は、寺沢武一氏の漫画、原作「コブラ」をアニメ化したものである。
「週刊少年ジャンプ」にて連載されていた「コブラ」の人気から 、「SPACE ADVENTURE コブラ」として劇場版が放映された。その後、東京ムービーがTVアニメとして本作『スペースコブラ』を製作し、フジテレビで放送された。
TVアニメは低年齢視聴者が見ることもあるため、原作から大幅な改変がなされている。
原作ではヌードシーンが多く散見されるが、低年齢層には不向きであることからその辺りが改められ、代わりにアクション要素が含められた。
監督は出崎統で、止め絵による演出が多く使われている。
主人公のコブラの声優は野沢那智氏が担当し、コブラの3枚目の顔と本気で戦う時の真剣さをしっかり演じ分けられている。
原作から離れたストーリーや、オリジナル部分が多く含まれたこの作品であるが、原作ファンからも良い評価を受けている。

『スペースコブラ』のあらすじ・ストーリー

宇宙船で惑星間を行き来できるようになっているSF世界で、「普通のサラリーマン」をしていた「ジョンソン」は、低額ながらもボーナスをもらったので、「トリップムービー」と呼ばれる、自由自在に夢を見せてもらえるサービスを受けられる施設へ赴いた。
「望んだ夢を見られる」という「トリップムービー」のサービスで、「ジョンソン」はありとあらゆる欲望的な望みを受付嬢に申しつけた。
しかし、実際に見た夢はその望みと違ったものであった。

夢の中で、「ジョンソン」は「コブラ」と呼ばれる宇宙海賊となっていた。
コブラは相棒の「アーマロイド・レディ」という女性型サイボーグとともに宇宙中を駆け巡り、宇宙海賊などの犯罪者を排除する「銀河パトロール」との戦闘、とある星の民族との死闘、様々な戦いをかいくぐり、スリル満点の生活を送っていた。
どんな宝も女も、コブラにとっては思いのままだった。
そんなコブラの左腕には「サイコガン」と呼ばれる、強力なレーザーガンが装着されていた。
そのおかげでコブラは最強であり、同じ海賊でも一目置かれているような存在だった。
しかし「海賊ギルド」という、宇宙海賊を統括し、組織化しようとする団体が現れ、コブラもその傘下に入れようとしてきた。
一匹狼であるのを好み、「海賊ギルド」の残虐なやり方を嫌ったコブラはそれを拒んだところ、「海賊ギルド」からも追われる身となった。
海賊ギルドはコブラに賞金をかけ、そのおかげでコブラはチンピラ同然の賞金稼ぎからも狙われるようになった。

そんな夢を見た「ジョンソン」は、なんだか強くなった気持ちになり、カジノへ向かった。
そこで「ジョンソン」は驚くべき強運を見せ、コインを大量に手に入れた。
あまりの勝ちように、「ジョンソン」は強面の黒服に、オーナーの元へ連れていかれることになった。
そこで見たオーナーの顔を、「ジョンソン」は見たことがあった。
オーナーは「トリップムービー」で見た海賊ギルドの男だった。
その後、地下に連れていかれ、「ジョンソン」は勝ち過ぎた故に殺されそうになる。
銃口を向けられたその瞬間、「ジョンソン」の左腕から光線が放たれた。
それは紛れもなく、「トリップムービー」で見たサイコガンだった。
黒服達はサイコガンに貫かれた。「ジョンソン」はそれを見て錯乱状態になり、家に逃げ帰った。

家に帰って冷静になったところ、「ジョンソン」は自分が5年前にその家に住み着いてからしか記憶がないことに気がつく。
そこで家の中を探ってみると、夢の中でコブラが使っていた銃が見つかった。
「ジョンソン」は徐々に思い出していく。

次の瞬間、天井から銃撃を浴びせられる。
しかし、「ジョンソン」は冷静にサイコガンを扱い、敵を倒していく。
「ジョンソン」は思い出したのだ。
自分こそが「宇宙海賊コブラ」であると。
追い回される日々に嫌気がさしたコブラは、自らの顔を変え、記憶をも消し、姿を隠したのだった。
カジノのオーナーであった海賊ギルドの幹部の一人を倒し、そこから、「ジョンソン」改め「コブラ」の宇宙の旅が始まった。

「刺青の女」編

旅の途中で「ジェーン」という賞金稼ぎと出会ったコブラは、ジェーンの背中の刺青がとある宝の地図になっていることを知った。
しかし、その地図は、ジェーンの姉妹であるキャサリンとドミニクの背中の刺青を合わせなければ正しい地図にならないものだった。
その宝は今は亡き宇宙海賊のネルソン・ロイヤルが残した、惑星1つ買えるほどの莫大な宝らしかった。
その宝を海賊ギルドも狙っていて、幹部の一人である「クリスタルボーイ」はその任務を完璧に遂行するために海賊ギルドの人物達を監視をし、指令を出していた。
ジェーンの姉妹のうちのキャサリンは、海賊ギルドが管轄している刑務所に収容されていることがジェーンにより明かされた。
コブラは宝のため、キャサリンの救出に向かうも、その間にジェーンが海賊ギルドのターベージと言う植物人間によって種子を植え付けられ、洗脳されてしまう。
洗脳されたジェーンは、キャサリンの背中の刺青を撮影した後殺害するように命令され、コブラとともに刑務所から逃れている途中のキャサリンを狙撃した。
狙撃されたキャサリンは瀕死の重傷を負い、ジェーンも種子が脳に達し、死の危機にさらされていた。
キャサリンは残ったわずかな生命力をジェーンに託したため、ジェーンを蝕んでいた種子は取り除かれたが、キャサリンは死亡した。
キャサリンの行動によって意識を取り戻し、洗脳から解かれたジェーンは自責の念に悩まされる。
自身を洗脳したターベージに命令をしたクリスタルボーイに憎しみを覚えたジェーンは、復讐を挑むも失敗し、返り討ちに遭い還らぬ人となった。
二人を救えなかったコブラは悔しさを感じながらも、残った姉妹の一人であるドミニクを探し、彼女が「スノウ・ゴリラ」という賊の一味に属していることを知った。
スノウ・ゴリラへ忍び込んだコブラは、無事にドミニクを見つけたが、そこでドミニクが実は銀河パトロールの一員であり、スノウ・ゴリラには潜入捜査として潜り込んでいることが判明した。
そのことがスノウ・ゴリラの長である「サンドラ」にばれ、ドミニクとコブラは命を狙われるも、なんとか難を逃れた。
コブラは3人の姉妹の背中の刺青を重ね合わせ、地図を作り上げ、ドミニクとともに宝の元へ向かった。

しかし、サンドラがコブラの後を追ってきていた。
コブラはサンドラを撒きつつ宝を発見するも、普通の宝石や金貨のみで、海賊ギルドが必死になって追うと思えるものではなかった。
しかし、サンドラは本当の宝を知っていた。
それは、「最終兵器」と呼ばれる、学習をする兵器であった。
「最終兵器」は宝石や金貨に紛れた状態で、見た目は卵のようだったので、コブラはそれに目をつけなかったのだ。
その「最終兵器」の恐ろしさは、見た兵器をコピーし、さらにその兵器よりも強いものになると言う点にあった。
どんどん強力に進化していく兵器にコブラは苦戦するも、進化するたった10秒の隙をついて兵器を破壊。
サンドラも同様に敗北した。

「黄金の男」編

ドミニクと別れて1ヶ月経ったころ、金塊を乗せた船が海賊ギルドに襲われたことを知ったコブラは、「ラスベガスステーション」へと向かった。
カジノで出来た宇宙ステーションである「ラスベガスステーション」の支配人が実は海賊ギルドの幹部「ハンマーボルト・ジョー」であることをコブラは知っていたのだ。
海賊ギルドに奪われたであろう金塊に関係があると踏んだコブラは、「ラスベガスステーション」へ乗り込んだ。
コブラがカジノでバニーガールと仲良くなっていた時、レディは金塊を探しに倉庫を探っていたところ、「ハンマーボルト・ジョー」に捕らわれてしまった。
レディの危機を察知したコブラは、「ハンマーボルト・ジョー」の元へと急ぐ。
「ハンマーボルト・ジョー」の武器である、体から分離し自由に操作できる両腕により苦戦させられるコブラであったが、重力盤のスイッチを切ることで、その両腕の操作系統を奪った。
武器をなくした「ハンマーボルト・ジョー」はあっという間にコブラに敗れ、レディも解放された。

「宇宙の大魔王」編

タートル号で一休みしているコブラのもとに、「ベラミ」という少女がタートル号の中に侵入してきた。
ベラミは「ガルタン」と呼ばれる魔法使いに追い回されているということで、タートル号にもそのガルタンという魔法使いが現れる。
コブラはベラミを守ろうとするも、体が伸縮自在で、首を落としても不死身のガルタンには敵わず、「家来になれ」とガルタンの星に誘拐されてしまう。
ベラミに助けられながらもコブラはガルタンの元を逃れようと、サイコガンをガルタンに打ち込んだ。
しかし、コブラのサイコガンはガルタンに一切効かなかった。
その上、タートル号が「時の部屋」という部屋で石にされてしまっていて脱出できなかった。
ベラミによると「時の部屋にあるドクロの眉間を撃ち抜く」ことがガルタンの弱点につながると言うことだった。
コブラはドクロを見つけることができなかったが、時計が鳴り、その時計の飾りである踊り子の動きが重なる時にドクロに見えることに気づいた。
そこの眉間を撃ち抜くと、崩れた壁から壺が落ちてきて、ガルタンはその壺に吸い込まれてしまった。
結果として魔法が解け、タートル号も元に戻り、コブラはガルタンから逃れることができた。

「雷電の惑星」編

かつてコブラが顔を変え、記憶をなくす前に、海賊ギルドに追われる途中「ウィング星」という惑星に追いやられたことがあった。
そこで「ベガ」という保安官に助けられ、恩義を感じていたコブラはベガと再会するためにウィング星へ再び赴いた。
しかし、そこはすでに海賊ギルドによって支配され、ベガも指名手配されて追われる身となっていた。
その上ベガは最期の時が近づいており、時折発作によって苦しめられていた。
発作とは全身を襲う痛みのようで、原因は老化と思われる。
最後の発作では、その発作の6時間後には死に至ると言う。
コブラと再会したベガはコブラに、かつてウィング星を護っていた石である「竜水晶」を海賊ギルドから奪い返すことをお願いしてくる。
「竜水晶」は、ウィング星の荒れた気候を安定させるための力を持っており、海賊ギルドからウィング星を取り戻そうとする者たちにとって勝利への象徴でもあった。
ベガに恩返しする機会はもうないと悟ったコブラは切なさを覚えるも、それを了承し、ベガとともに竜水晶が保存されている美術館へと向かった。
美術品鑑定家に扮したコブラとベガは、宇宙船に乗って無事に美術館への侵入に成功したが、宇宙船による脱出は困難を極めていた。
美術館は厳重な警備がなされ、夜には雷によって宇宙船を含む金属全てが破壊されるという脱出不可能に思える構造をしていた。
コブラは夜になって警備が薄くなったところを狙い、「夜の警備」である動く恐竜の像から逃れつつ、美術館の頂上にある竜水晶を奪取した。
竜水晶を手に入れたコブラはそのまま夜に脱出を試みる。
その手口は「ベガ」そのものを利用するものだった。
ベガの母星である「ウィング星」のウィング星人は、実は最後の発作が起こると蛹から蝶に変わるように翼が生えるのであった。
電気を通さないベガにつかまり、コブラは美術館を脱出し、ベガの願いにより竜水晶を保管することにした。

「ラグ・ボール」編

とある星を訪れていたコブラは銀河パトロールの一人に追尾されるが、実はそれはコブラに頼みごとをするためにやってきたドミニクであった。
ドミニクはコブラに「ラグ・ボール」というスポーツの選手となり、そのチームが所属する「レッド・サクソンズ」という団体が所持している麻薬ルートを探ってきてくれるように頼んだ。
「ラグ・ボール」は非常に危険なスポーツで、野球のルールを基盤に、守備の際には守備選手もランナーもお互いどんな手段を使って妨害をしても良いというルールだった。ボールは鋼鉄でできており、それを持ったままランナーを殴ることさえルール範囲内となる。
銀河パトロールの推薦選手として入団したコブラは、自慢の腕っぷしでその実力を見せつけた結果、「オーナー」に目をつけられ、2軍から1軍へ昇格が決まった。
その後、「オーナー」はコブラに1軍相手に2軍を率いて試合をするように要請した。
2軍の中にかつての知り合いを見つけたコブラは、その人物がいるチームを手なづけ、試合に臨んだ。
その試合中では警備が緩くなると感じたコブラは、試合途中で怪我をしたふりをして試合から離れ、医務室から麻薬ルートの発見に向かった。
管理人や警備員たちは全員ラグ・ボールの試合の中継に夢中になっており、コブラは簡単に麻薬の密輸ルートのデータを発見することができた。
しかし、それを手に入れたところで、試合のスタジアムは銀河パトロールの管理圏外であり、銀河パトロールの人間に渡すのは困難を極めた。
試合を見にきていたドミニクもそれを心配していたが、コブラの場外ホームランサインを見たドミニクは察した。
コブラは鋼鉄のボールの中に麻薬ルートのデータの入ったチップを埋め込み、それを場外に送ることでドミニクにデータを渡そうとしたのだった。
実際にデータを手に入れたドミニクは銀河パトロール本部に連絡を入れ、銀河パトロールは「オーナー」の逮捕のためスタジアムを制圧した。

「シドの女神」編

その後、コブラはドミニクの銀河パトロールの仕事を手伝ったり、自らが望む盗みを繰り返していたが、ある時ドミニクから電話がかかってくる。
「何者かに追われている気がする」と話すドミニクを助けるため、コブラはドミニクと落ち合いに行くも、すでにドミニクはそこにいなかった。
海賊ギルドのトップであるサラマンダーという人物が、コブラを挑発し、ひいては殺害するために、コブラよりも早く落ち合う場所であるホテルに現れ、ドミニクを手にかけたのだった。
ホテルに着いたコブラは、ドミニクの背中の刺青が壁に貼り付けられているのを見て、ドミニクが殺されたと知った。
コブラと海賊ギルドとの戦いにドミニクを巻き込んだことで、コブラはサラマンダーに対して深い恨みを抱き、サラマンダーを倒すことを決意した。
サラマンダーを倒すために仲間を集めることにしたコブラは、昔の馴染みであるドグ、パンプキン、バッドを仲間にし、サラマンダーのいる本拠地へ向かう。
サラマンダーは強力な護衛に守られており、なかなかその護衛からサラマンダーを引き離すことができなかったが、サラマンダーがプロレス好きであることを利用し、プロレスラーに扮したコブラは盛り上がるプロレスを魅せる。
サラマンダーが思わず立ち上がり、護衛のバリアーから離れたところを狙い、コブラはサラマンダーを打ち抜く。
そうして倒したかに思われたが、実は倒されてはいなかった。
コブラが撃ち抜いたサラマンダーは、サイコエネルギー、精神エネルギーが形作った身代わりだったのだ。
サラマンダーはコブラと共闘したドグ、パンプキン、バッドを次々に殺害し、コブラにも手を回そうとする。
コブラが星々を移動する際に客船を利用したところ、そこでドミニクとそっくりなミラールという人物を発見した。
ミラールは「シドの女神」という平和を目指す女神を信仰する教団の教祖で、部下に守られていたが、コブラを見たところで何かを感じたのか、コブラを自身の神殿に誘った。
この時点で、コブラはミラールが実はドミニクであると感じていた。
神殿では、教祖ミラールは平和の象徴として、「シドの女神」像を宇宙に発射しようとしていた。
しかし、実際はその教団には海賊ギルドが入り込んでおり、その像の正体は破壊兵器であった。
コブラはそれを阻止しようとする過程で、サラマンダーの本体を発見する。
今までコブラ達の目の前に現れていたサラマンダーは、その本体が発するサイコエネルギーによる分身だった。
何度撃ち抜いても死なない幻想のサラマンダーに翻弄されつつ、サラマンダーの本体を打ち抜き、「シドの女神像」が破壊兵器となることを阻止した。
サラマンダーが倒されたことにより、ミラールことドミニクは記憶を取り戻した。
ミラールの名前を呼ぶコブラにドミニクは嫉妬心をむき出しにし、そんなドミニクからコブラは逃れつつ、また宇宙の旅を続けるのであった。

『スペースコブラ』の登場人物・キャラクター

コブラ(CV:野沢那智)

一匹狼の宇宙海賊。左手にサイコガンと呼ばれるレーザーガンを装着している。
強靭な肉体の持ち主で、サイコガンを使わずとも非常に戦闘力が高い。
100mを5秒フラットで走ることができ、握力は500kg以上といわれる。
本来の地球人であれば死亡するレベルの攻撃を受けても、傷ひとつつかず、むしろピンピンしている。
原作の漫画では、刀で背中から胸を貫通されても何ともないくらいである。
気配さえつかめれば、サイコガンは必ず当てることができるらしい。
実際、目に見えない相手との戦いでは、気配だけで敵を探し出し、サイコガンで撃ち抜いている。
記憶力も抜群で、古代文字を一瞬見ただけで全てを覚えてしまうほどである。
戦闘における判断力は素晴らしく、どんなに危険な状況でも冷静に作戦を立て、窮地を脱している。
一方で女性には鼻の下をのばすような性格をしていて、美女に対してしょっちゅうナンパをしかける。
ただし、色仕掛けには全くかからず、攻撃してくる女性に対しては全く躊躇せず、殺しもする。
ピンチな状況でもジョークを飛ばせるほどいつでも余裕があり、気の利いた台詞回しが特徴である。
その強さから様々な女性に言い寄られるも、本当に信頼しているのは「アーマロイド・レディ」のみのようである。

アーマロイド・レディ(CV:榊原良子)

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