ハイスクール・フリート(はいふり)の名言・名セリフまとめ

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『ハイスクール・フリート』とは、プロダクションアイムズ制作によるテレビアニメ作品。
国土の多くを水没によって失い、海上交通が発達した別次元の日本が舞台で、海上の治安と安全を守る「ブルーマーメイド」になる事を目指す少女達の成長を描いた物語。
少女達は実弾を搭載した戦闘艦での海洋実習中に事件に巻き込まれ、味方に砲撃した反乱分子としてブルーマーメイドから追われる立場となってしまう。
同級生である乗組員達と数々の困難を前向きに乗り越えていく中からは、様々な名言が生まれている。

『ハイスクール・フリート』の概要

『ハイスクール・フリート』とは、AISの原作を元に小説、アニメ、漫画化などを行ったメディアミックス作品。
アニメーション制作は「プロダクション アイムズ」が行い、監督はアニメ「大図書館の羊飼い」で演出を務めた信田ユウ(のぶたゆう)が務めた。
本作で少女達が海洋実習として使用する船は、現実に第二次世界大戦時に使用された戦闘艦ではあるが、海の治安と安全を守る「ブルーマーメイド」を目指す物語である事から、アニメ『ハイスクール・フリート』では海上保安庁の横須賀海上保安部とのタイアップが行われている。

幼い頃に海難事故に遭った主人公の「岬 明乃(みさき あけの)」は、その事故で両親を失い、自身は海上の保安と防衛を担う女性だけの組織・ブルーマーメイドに救われ、幼少期を児童養護施設で過ごす。
彼女はそこで無二の親友となる「知名 もえか(ちな もえか)」と出会い、亡くなったもえかの母親がブルーマーメイドであった事もあり、幼い二人はブルーマーメイドになる事を誓い合う。
やがて小学校卒業と同時に別々の里親に引き取られ、離れ離れで暮らす事になる明乃ともえかであったが、ブルーマーメイドへの登竜門である横須賀女子海洋学校の受験に合格して再会を果たす。
二十一期生として主席で入学したもえかは、海洋実習で大型艦武蔵の艦長となる一方、明乃は、成績があまり良くなく、工作艦「明石」艦長「杉本 珊瑚(すぎもと さんご)」から「変わり者の寄せ集め」と言われた、31人の少女達が乗り込む小型の駆逐艦「晴風」の艦長に就く。
海洋実習の為の集合海域へ向け出港する二人であったが、もえかの乗る武蔵は行方不明になり、故障により集合海域へ遅れて到着した晴風は、ブルーマーメイドの船である猿島から理由もなく突如砲撃を受ける。
猿島からの実弾砲撃に対し、明乃は同級生である乗組員達の命を守る為に、止む無く反撃を命じ、猿島への攻撃を開始する晴風。
晴風は攻撃を仕掛けて来た猿島から逃れる事は出来たものの、猿島が通告なしに攻撃を仕掛けた事を知らない学校や国家機関である海上安全整備局から反逆行為とみなされ、晴風一員は追われる立場となってしまう。

成績は悪くとも、それぞれ突出した特技を持つ少女達は個性が強く、初めは反発し合うが、数々の困難を共に乗り越える中で次第に打ち解け、支え合い、助け合いながら、汚名を晴らす為に一丸となって困難に立ち向かっていく。
敵艦と対峙し、一つ間違えば命を落としかねない実弾を用いた交戦をする彼女達であったが、辛い時でも弱音を吐かず前向きな彼女達からは、数々の名言が生まれている。

『ハイスクール・フリート』の名言・名セリフ

私も出来る事なら攻撃したくない、でも晴風のみんなを守らないと! 私は晴風の艦長なんだから!

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第一話から晴風艦長 岬 明乃(みさき あけの)のセリフ。
不慣れな初航海と、エンジン機関部の故障で、集合海域への到着時刻に4時間遅れて到着してしまう晴風。
そこで待っていたのはブルーマーメイドの船であり、横須賀女子海洋学校の指導教官である古庄 薫(ふるしょう かおる)が艦長として指揮を執る猿島であった。
しかし猿島は晴風が到着するなり晴風に向かって、突如実弾砲撃を開始する。
遅刻に対するペナルティーと判断した晴風副長 宗谷 ましろ(むねたに ましろ)が、無線機を通じて丁寧に謝罪するが応答は無く、猿島からの砲撃の着弾は徐々に精度を増していく。
同級生である乗組員達の命の危機を感じた明乃が反撃を命じたセリフである。
自分を救ってくれたブルーマーメイドの様に、ブルーマーメイドになって困っている人を助けたくて横須賀女子海洋学校に入学した明乃。
憧れであるブルーマーメイドに発砲する事で生じる問題より、乗組員である仲間の無事を想う、明乃の仲間を守る為の覚悟が感じられる一言である。

知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず

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第二話から晴風衛生長 鏑木 美波(かぶらぎ みなみ)のセリフ。
何故晴風が猿島を攻撃するに至ったか、事の顛末を説明する為に、一先ず次の実習艦合流地点である鳥島沖へ向かう晴風であったが、移動中に海上安全整備局の通信を傍受し、晴風がブルーマーメイド艦猿島に対し凶行に及んだとして、晴風一員が指名手配された事を明乃達は知る。
乗組員達の間に戸惑いが広がる中、艦長である明乃は一先ず猿島との戦闘における被害状況を確認する為に各部署を巡回する。
処置室で治療中の乗組員を見舞う明乃は、乗組員達が軽傷であった事に安堵するが、大人びた雰囲気を持つ治療の担当医である美波を前に、これからの晴風の身の振り方について思わず不安を口にする。
その時、美波が上記名言のことわざを明乃に語り、明乃に落ち着くよう促した。
明乃に言葉の意味は伝わらなかった様であるが、気持ちは伝わった様で、明乃が落ち着きを取り戻したきっかけになった一言。

海の仲間は家族だから。行ってくるね

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第二話から明乃のセリフ。
お尋ね者となった事を知った明乃は乗組員と相談の末、海上安全整備局から晴風乗組員逮捕の指示を受けた艦艇との無用の戦闘を避けつつ事の顛末を説明する為、指示を受けた艦艇が待ち構えていると思われる合流地点へ向かわず、母校である横須賀女子海洋学校の校長で人望の厚い宗谷 真雪(むねたに まゆき)を頼る事にし、横須賀へ向かう。
そんな中、晴風はドイツからの留学生艦であるアドミラルシュペーと遭遇する。
敵対する意思がないことを手旗信号で示す晴風であったが、アドミラルシュペーは警告も無く晴風に向けて砲撃を開始する。
明乃は反撃も止む無しと判断して実弾装填の準備するが、アドミラルシュペーから一艘の小型ボートが飛び出し、アドミラルシュペーはそのボートを砲撃する。
直撃を受け大破した小型ボートを目の当たりにした明乃は艦長の責務をましろに任せ、単身で搭乗員を助けに行こうとする。
「敵を助けに行くのか」と制止を促すましろに対し、明乃はこのセリフを返した。
自身の体験に端を発する、困っている人なら誰でも助けたいという明乃の優しさが垣間見える一言である。

戦闘時に自分の姿を晒すドアホウがいるか!

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第三話からミーナこと、アドミラルシュペーの副長ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルクのセリフ。
アドミラルシュペーからボートで逃走する際、アドミラルシュペーからの砲撃を受け、洋上で気を失ってしまうミーナであったが、水上バイクであるスキッパーに乗って駆け付けた明乃に救助される。
意識が戻らず、晴風の処置室で眠り続けるミーナ。
そんな中、ミーナは晴風が受けた攻撃の衝撃で意識を取り戻す。
晴風が戦闘中と気付き、急ぎブリッジへ入ると、晴風は潜水艦相手に夜戦中であった。
しかし夜戦中であるにもかかわらず晴風の乗組員達は夜戦の常識から逸脱し、ブリッジ内の照明を消す事もしていなければ、他の船に位置と向きを知らせる航海灯も消しておらず、敵から丸見えの状態であった。
晴風の乗組員達の素人ぶりに、しとやかな容姿を持つ金髪美少女のミーナが呆れて言い放った一言。
容姿とのギャップのあるセリフに、視聴者を驚かせた一言であり、ネット上にも驚きの声が多数投稿されている。

同舟相救う、その舟を同じくして渡りて風に遭うに当たればその相救うや左右の手の如し

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第三話から美波のセリフ。
ミーナの助言により、潜水艦の攻撃から逃れる事が出来た晴風。
一夜明け、明乃は感謝を伝える為に、ミーナがいる処置室を訪れる。
明乃はミーナから、アドミラルシュペー内で反乱の様な物が起き、艦長のテア・クロイツェルから異常事態を他の船に知らせる様にとの命を受け、単身ボートで船から飛び出した、一連の経緯を聞かされる。
任務を果たした後、艦長のテアを救う為にアドミラルシュペーへ戻る決意を語るミーナに、明乃が協力を申し出る。
理由なく協力を申し出る明乃を不思議に思うミーナに対し、同席していた美波が上記名言を以って理由を語った。
日本の任侠映画で日本語覚えたレベルのドイツ人ミーナに理解出来たかは不明であるが、「目的が同じなら協力するのは当たり前」と言う気持ちは伝わったようで、ミーナはその後、晴風の乗組員達と容易に打ち解けていく。
人の複雑な想いや感情を、ことわざや格言を多用して表現する美波であるが、ネット上で詩的である評される美波のセリフである。

平和って、いいね

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第四話から航海長 知床 鈴(しれとこ りん)のセリフ。
校長の宗谷 真雪(むねたに まゆき)から「全生徒を見捨てないので速やかに帰港するように」との通信を受信する晴風。
身の安全を学校に保障され安堵する晴風の乗組員であったが、帰港するまでの数日間に必要なトイレットペーパーが無いと言う事態に見舞われる。
明乃は有志を募りトイレットペーパーの買い出しに出掛け、明乃達が帰って来るまで晴風は洋上で停船し、残った晴風乗組員達は待機状態となる。
身の安全は保障され、戦闘も無く、洗濯や日焼け、記念写真に読書など、乗組員達が久々の安穏とした時間を過ごす中、舵輪を握ったまま居眠りしそうな鈴が呟いたセリフ。
横須賀を出港して以来、戦闘の繰り返しで緊張状態を強いられていた晴風の乗組員達の気持ちを代弁した一言と言える。

だって私達3回も戦闘したのに無事なんだよ。それは鈴ちゃんが逃げてくれたおかげだよ。的確に状況を見極めて、うまく逃げるのは鈴ちゃんの長所じゃないかな

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第五話から明乃のセリフ。
トイレットペーパーの買い出しに出掛けた明乃達は町でブルーマーメイドの保安官達に出くわし、全員捕縛されてしまう。
しかし、かねてより晴風が反逆に疑問を持っていたブルーマーメイド達は明乃から事の顛末を聞き、事実確認の為に明乃達を伴いブルーマーメイドの船で晴風に向かう。
しかし明乃達の乗るブルーマーメイドの船が晴風に近づくと、日頃大人しく口数も少ない砲術長・立石 志摩(たていし しま)が突如凶暴化する。攻撃的なセリフを言い始めたばかりか、近づくブルーマーメイドの船に向けて機関砲を発砲する。
咄嗟に志摩を止めたミーナのお陰で事なきを得るが、正気に戻った志摩は、何故あの様な行為に及んだのか分からないと言う。
晴風が反逆をした日から現在までの戦闘行為を含め、砲術担当の志摩は、魚雷担当の水雷長・西崎 芽依(いりざき めい)と共にブルーマーメイドの保安官から聴取を受ける。
聴取が終わるまで休憩時間となった春風乗組員は、各々自由な時間を晴風で過ごす。
そんな中、交戦時、いつも逃げることばかり提案する怖がりの航海長・知床 鈴(しれとこ りん)が、機関員の広田 空(ひろた そら)から心理テストに誘われる。
結果は「真面目系のグズ」で、自分でも当たっていると思うだけに落ち込む鈴。
鈴は宥める明乃に、幼少期から様々な事から逃げてばかりの人生であった事を打ち明けるが、明乃はそんな後ろ向きな鈴に対し、上記名言を語った。
怖がりを短所としか思っていなかった鈴に、仲間を助ける事になった長所であった事を気付かせた一言であり、鈴が前向きな性格に変わり始めるきっかけになった一言である。

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