宇宙戦艦ヤマト2199(アニメ・映画)のネタバレ解説まとめ

『宇宙戦艦ヤマト2199』とは日本を代表するアニメ『宇宙戦艦ヤマト』のリブート作品。後に総集編『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』及び、劇場版オリジナル『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が公開された。
西暦2199年、謎の異星人ガミラスの侵略により滅亡の危機に瀕した地球を救うべく、宇宙戦艦ヤマトが16万8000光年の彼方にあるイスカンダルへ旅立つ。タイムリミットはわずか一年。これは艦長である沖田十三を筆頭にしたヤマト乗組員999名の奮闘を描く物語である。

第14話。
ミレーネル・リンケの能力を用いてのヤマト捕獲を目的とし、ミゼーラ・セレステラの指揮の下実施された作戦。バラン星にある遺跡をゴーストリンクの端末として利用し、媒体となる特殊な粒子を散布した空域に侵入したヤマトへミレーネル自身の思念体を送り込み、ヤマト乗組員を幻惑し艦のコントロールを奪うことに成功する。
しかし、偶然にも哨戒任務に出ていた古代と雪による奪還工作や百合亜に憑依したユリーシャの助力により作戦は失敗に終わる(結果ミレーネルは思念体を破壊され死亡)。結局ヤマトの拿捕には失敗したもののガミラス側はヤマトの構造等詳細なデータやイスカンダル人(ユリーシャ)がヤマトに乗り組んでいる事実を知る事となった(これが後のユリーシャ救出作戦などにつながっていく)。

カレル163宙域包囲戦(カレル163ちゅういきほういせん)

第15話。
中性子星カレル163宙域においてドメル率いるガミラス軍がヤマトに対し仕掛けた包囲戦。威力偵察の結果ヤマトがビーメラ星系を目指している事を看破したドメルはヤマトをカレル163宙域へ誘い出し一気に包囲殲滅するべく行動を開始する。その結果今一歩の所までヤマトを追い詰めるも予想外の事態、デスラー暗殺(未遂)事件が勃発。ドメルにその首謀者として嫌疑がかかったため作戦を断念することとなった。

デスラー暗殺未遂事件(デスラーあんさつみすいじけん)

第15話、第18話。
ガミラスの国家元帥ヘルム・ゼーリックによって引き起こされたクーデター未遂事件。
二等ガミラス人制度等異民族でも能力のある者は取り立てる政策に対し不満を持つゼーリックはデスラー貴族階級復権を目論みデスラー暗殺計画を実行に移す。極秘裏にバラン星視察へと向かうデスラーを座乗艦「デウスーラI世」諸共爆殺、その罪をドメル及びディッツに着せ更迭した(第15話)。
その後観艦式と称し1万隻以上もの艦艇をバラン星に集結させデスラーの死を公表、それを隠蔽する中央政府の打倒を訴えるがそこへヤマトが出現。その混乱の最中始末したはずのデスラー本人から通信が入ってきた事により真相が明かされる。実はかなり早い段階でミゼーラによりゼーリックの企みは筒抜けになっていたのだ。爆破したデウスーラに乗っていたのは影武者で、当のデスラー本人はUX-01にその身を隠していたのである。
慌てて取り繕うも真相を知った事により激昂したゲールにより射殺されゼーリックは死亡。その後ヤマトによりバラン星が破壊され、艦隊の壊滅は免れたもののその総てがバラン星宙域に置き去りにされた挙げ句マゼラン側のゲートが崩壊、通常のジャンプ航法のみでの移動を余儀なくされる(第18話)。

バラン星突破作戦(バランせいとっぱさくせん)

第18話。
システム衛星で入手した情報を元に亜空間ゲートを利用し、一気に日数を短縮する事を目的とした作戦。
事前に行われた強行偵察の結果、マゼラン側ゲートの使用が可能であることが判明したため作戦が決行されることになる。バラン星に集結した1万隻以上の艦艇は式典用の密集隊形を取っていたため突然出現したヤマトにより大混乱に陥る。その後数に物を言わせた力押しでヤマトをバラン星に沈めたと思いきや、実際には沈んでおらずバラン星の引力を利用したスイングバイを実行、一気に距離を稼ぎ波動砲によるエネルギープラント攻撃を実施。直後波動砲の反動をそのまま推進力としマゼラン側ゲートに突入する。結果作戦は成功し、1万隻以上ものガミラス艦隊は壊滅こそ免れたが甚大な損害を被ったのみならずバラン星宙域に置き去りとなってしまう。無論マゼラン側ゲートは崩壊してしまったため通常のジャンプ航法以外使用できず、ヤマト追撃はおろか本星の防衛すらままならなくなる。

七色星団海戦(なないろせいだんかいせん)

第20話。
七色星団におけるヤマトとドメル機動部隊の決戦。
沖田ドメル双方がお互いの動きを予測した上で最終的に七色星団において会敵する事となる。
ただし、ドメルに与えられた戦力は旧式の空母3隻と戦闘空母1隻、そして自艦であるドメラーズIII世のみだった。しかもかき集められた将兵は殆どが若年兵と老兵という有様。それでもその不利をなんとか補うために最新兵器である「物質転送機」をヴェルテ・タランとの伝手を使い入手した他、特殊削岩弾の兵器転用と言うアイディアまで持ち出したのである。
作戦全体の流れとしては空母バルグレイを喪うもドメルの思惑通りに進み、波動砲も封じユリーシャ救出作戦も成功。いよいよ大詰めという時に波動砲封じに使用した特殊削岩弾を逆に利用され空母シュテルグと戦闘空母を喪う。その後空母ランペアも雲海に沈む。そして勝負はドメラーズとヤマトによる一対一の砲撃戦に持ち込まれたのだ。
結局ノーガードの殴り合いを制したのはヤマトである。万策尽きたドメルはドメラーズの艦橋部を切り離しヤマトに接舷、自爆によるヤマト撃沈を試みるも間一髪で波動防壁が復活、満身創痍ながらヤマトは生き残りこの海戦に勝利した。

ユリーシャ救出作戦(ユリーシャきゅうしゅつさくせん)

第20話。
七色星団海戦において、ヤマト撃破と同時進行で行われた作戦。先のヤマト捕獲作戦の結果、ユリーシャがヤマトに乗っている事を知ったデスラーが自身の目的である「大統合」、その旗印としてユリーシャを利用すべく彼女を保護するようドメルに命じた事から始まっている。
地球人にそっくりな見た目を持つザルツ人の特務部隊である第442特務小隊がこの任務を担当、第二次攻撃によりヤマトのレーダーを破壊し外部への監視手段を失った頃合いでヤマト乗組員に変装した隊員を潜入させる事に成功する。しかし、通りすがりの星名から見慣れない顔である事を咎められ発砲したことにより潜入が発覚するも、偶然そこに現れた保護対象である「ユリーシャ」の確保に成功した。
その後の銃撃戦でオシェット以外の小隊員は全員死亡したが、作戦自体は成功無事UX-01に回収され七色星団を離脱したのである。但し彼等が確保した「ユリーシャ」、実は瓜二つの「森 雪」だった。

大統合(だいとうごう)

第23話。
デスラーにとっては悲願とも言える計画であり、ライフワークでもある。帝都バレラスを何らかの手段で破壊し、然る後第二バレラスをイスカンダルへ降下させガミラスの新たな帝都とし、そしてガミラスとイスカンダルを繋ぐ架け橋にしようと言うのがこの計画の骨子である。
ヤマトがバレラスの総統府に突入した頃合いでそれは実行に移された。
ただし633工区を切り離しヤマト諸共バレラスを破壊しようとするも、ヤマトの波動砲で633工区は破壊されたのである。その後デスラー砲を用いての攻撃に切り替えようとしたものの、雪とオシェットによる工作により第二バレラスの波動コアが暴走、結果第二バレラスは爆発崩壊の憂き目を見たのだった。
その結果ガミラスの人々は自分達を切り捨てたデスラーに対し敵意を抱くようになる。同時に自分達を救ってくれた(あくまでも結果としてではあるが)ヤマトに対し好意を持つと共に地球に対する戦意をも捨て去った。

惑星ジャンブロウ攻防戦(わくせいジャンブロウこうぼうせん)

劇場版『星巡る方舟』
「静謐の星」と呼ばれた惑星ジャンブロウを巡ってヤマト・ガミラス連合側とガトランティス側との間で戦われた一連の攻防戦。
ガトランティス側は決戦兵器「火焔直撃砲」で早期決着を図ろうとするも、ヤマトが「物質転送機」に関するデータを持っていたため対処されてしまう。
その後ガトランティス側は物量に物を言わせた力押しに戦術を切り替える。一転ヤマト・ガミラス側は劣勢を強いられるも粘り強く善戦するのだった。
膠着する戦況に業を煮やしたダガームは「静謐の星」独占を目論み乗艦メガルーダで戦線を離脱、しかも進路上にはデブリに引っ掛かり動けなくなったランペアが。バーガーの依頼を受けヤマトはダガーム追跡を開始、戦艦同士一対一の決闘になだれ込むのだった。その決闘の結果勝利したのはヤマトである。ガミラス艦隊は壊滅するもバーガーは奇跡的に生存。この戦いはヤマト・ガミラス連合側の勝利で幕を下ろす。

第二次ヤマト捕獲作戦(だいにじヤマトほかくさくせん)

第25話。
ヤマトを手に入れると言うデスラー側の意図により決行された作戦。亜空間ゲートを利用し亜空間内でヤマトに接舷後、ガミロイド部隊による白兵戦を仕掛けヤマトを占拠するのがおおよその骨子である。
作戦の初期は順調に推移したものの、ガミロイド”オルタ”の分析で対ガミロイド用電子ウイルスの開発に成功していたヤマト側に流れが傾き占拠を断念。荷電粒子砲による攻撃に切り替えるも亜空間内ではビームが霧散してしまい、ヤマトにダメージを与えることが出来ずデスラー砲による攻撃に踏み切るも、ヤマトからの実体弾(三式弾)砲撃の前にデウスーラは大破轟沈してしまう。

計画

ヤマト計画(やまとけいかく)

ヤマトの航海の主目的がこの計画に基づいて策定された。地球より16万8000光年の彼方イスカンダルに存在すると言われている汚染浄化システム『コスモリバースシステム』を受領し、地球環境を回復させ、人類の生存を図るという計画。確かに国連主導の計画であるが、ガミラスの攻撃により各ブロックが寸断されているため、実質上は極東管区(主に日本)が主導している(ちなみにヤマト乗組員999名総てが日本国籍を持つ理由もここに起因する)。ただしヤマト発進に際しては、波動エンジンを起動させるべく世界各地からマイクロウェーブなどでエネルギーが送られた。
また、地球に遣わされたユリーシャ(ならびに本来存命であればサーシャも含まれる)を故郷のイスカンダルへ送り届ける目的も含まれている。

イズモ計画(いずもけいかく)

ヤマト計画の前身となった地球脱出計画。当初はごく一部の人類のみを選抜の上で脱出させ、世代を継ぎつつ、第二の地球を探しながら長期間にわたり当てもない航海を行う計画であった。しかし、2198年に来訪したイスカンダルからの使者がもたらした情報と技術提供などにより、例え実施したとしても成功する望みの無い本計画は破棄され、ヤマト計画へと移行された。

イズモ計画派の反乱(イズモけいかくはのはんらん)

主犯格の伊東・新見を筆頭に、保安部を始めとするイズモ計画派の一派により勃発した反乱。
ビーメラ4へ向かう途中沖田が過労で倒れた事を好機として、航海長である島を味方につけ、副長である真田を拘束した上で「艦長や副長の許可を得た」と偽り、ヤマト計画の打ち切りを一方的に宣言。「ビーメラ4の情報を地球へ持ち帰る」と言うイズモ計画への転換再起動を企てる。
しかし、実際には島が藤堂長官の命により内偵を進めていた星名と通じており、地球への帰還の段階で反抗に転じる。それに対し伊東と新見の間で意見の相違に伴う対立が露呈、伊東は島のみならず新見すら射殺しようとするも星名に阻止される。さらに混乱した状況下沖田が復帰、事態は一気に収束へ向かった。

680atx
680atx
@680atx

目次 - Contents