ザ・スイッチ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ザ・スイッチ』とは『ハッピー・デス・デイ』や『パラノーマル・アクティビティー 呪いの印』を手がけたクリストファー・ランドン監督によって製作されたスリラー映画作品。連続殺人鬼と女子高校生の体が入れ替わってしまうことで繰り広げられる新感覚ホラーである。コロナ禍に上映された映画にかかわらず2週連続で全米初登場NO.1を獲得するほどの人気ぶりだ。また、第一回Critics Choice Super Awardsでは殺人鬼のブッチャー役を演じたヴィンス・ヴォーンがホラー映画部門最優秀男優賞を受賞した。

ブレット(演:エズラ・ジェブ・セクストン)

画像左がブレット

日本語吹き替え:三瓶雄樹
ミリーの同級生。ブッチャーとミリーが入れ替わっている事を知らず、魅力的になったミリーを襲おうとする。ブッチャーにチェーンソーで切り裂かれて死亡。

ダニエルズ(演:アロンゾ・ウォード)

日本語吹き替え:真木駿一
いつも犬を散歩している男性。ミリーと知り合い。

『ザ・スイッチ』の用語

ブリスフィールド

アメリカにある小さな町。1990年代に現れた殺人鬼を、町の名前を取って「ブリスフィールド・ブッチャー」と呼んでいる。「ブッチャー」は惨殺者という意味である。

ビーバーズ

ビーバーズの応援をするチアリーディング

ブリスフィールド高校のアメリカンフットボールチームの名前。シンボルはビーバーでマスコットキャラクターにもビーバーが起用されている。

ラ・ドーラ

ラ・ドーラ

生贄の儀式で使用される古代アステカの短剣。血を使って行われる儀式だが、失敗すれば魂が入れ替わってしまう。24時間以内に再び探検を使って儀式を行わないと永久に元の姿に戻ることはできない。
ブッチャーはたまたま骨董品を集めている家に侵入した際にこの短剣を発見し、持ち出してしまう。そして、ミリーを殺害する際に使用したためミリーとブッチャーは入れ替わってしまう。

『ザ・スイッチ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

入れ替わりのシーン

女子高生のミリーと殺人鬼ブッチャーが入れ替わるときに、月が雲に覆われ一気に周りの雰囲気が変わる。その後数時間は意識が朦朧としていて午前12時を過ぎた頃に「ラ・ドーラ、ラ・ドーラ」という声と共に魂の入れ替わりが行われてしまう。

ジョシュ「黒人とゲイじゃムリよ!」

ジョシュ(左)とナイラ(右)

ブッチャーの姿になったミリーがナイラとジョシュに助けを求めようと二人の元に訪れたときにジョシュが「黒人とゲイじゃムリよ!」と嘆く。大抵のホラー映画では、黒人とゲイが生き残ることが少ないため皮肉が効いている一言である。

ミリー「私は上玉だから」

最後のシーンのミリー

最後のシーンでミリーがブッチャーにトドメを刺した後に「私は上玉だから」と言う。今まで、か弱く内向的な性格だったミリーがブッチャーと入れ替わったことによって今まで見失っていた内にある強さを取り戻した証拠だ。今までの貧弱な自分とは違うという前向きな姿勢になったことがこの一言から伺える。

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