はねバド!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『はねバド!』とは、濱田浩輔によって『good!アフタヌーン』にて連載されている高校女子バドミントン漫画、およびそれを原作としたアニメ・小説などのメディアミックス作品。
神奈川県の公立高校である北小町高校バドミントン部を舞台にインターハイを目指す部員達の成長を描いた作品であり、インターハイを目指す部員同士の本音のぶつかり合いの中から数多くの名言が生まれている。

こっちの家族のこと、忘れないでよね

第九話から、唯華のセリフ。
宮城県での予選を勝ち抜きインターハイ出場を決めたコニーは綾乃の下を訪れ、綾乃の母親である有千夏と綾乃、自分を含めた三人で家族として暮らす事を持ちかける。
しかし母親に捨てられたと思っている綾乃は三人での生活を断った上に、母親への絶縁を宣言する。
打ちひしがれて地元に戻ったコニーを優しく迎えるチームメイト達と、主将の志波姫唯華(しわひめゆいか)の一言は、仲間を不要な存在と思っていたコニーが仲間の大切さに気付くきっかけとなったセリフである。

あのときは、お前が強かったってだけじゃない。あたしが弱すぎたんだ。あたしの心が

第十一話から、なぎさのセリフ。
神奈川県女子シングルス決勝で綾乃と対峙するなぎさ。
スランプの原因を作った綾乃を前に、精神的に弱かった過去の自分と決別した象徴的なセリフである。

キツイときこそ!足を前に出しなさいよ!

第十二話から、薫子のセリフ。
神奈川県女子シングルス決勝でなぎさから1セット先取する綾乃であったが、2セット目の試合が進むにつれてなぎさの男子選手並みのパワーと戦略に押され、徐々に劣勢に立たされ始める。
追い詰められる綾乃の姿に、綾乃をライバル視する薫子が堪らず叫んだ一言。
綾乃が単に才能に恵まれた強い選手な訳ではなく、人の心を動かすチカラを持った選手である事を感じさせるセリフである。

苦しい、苦しくて、楽しくなってきた!

第十三話から、綾乃のセリフ。
神奈川県女子シングルス決勝で、2セット目をなぎさに取られてしまう綾乃。
3セット目の後半に入り、互いに体力の限界でありながら死力を尽くして戦いデュースを繰り返す中、バドミントンの楽しさに改めて気付いた綾乃の、心境の変化を表したセリフである。

ここが私のスタートラインだから

第十三話から、綾乃のセリフ。
神奈川県女子シングルス決勝でなぎさに敗れたが、バドミントンが好きな事に気付かされた綾乃。
試合終了後、チームメイト達に尊大であった自分の態度を謝罪し、見捨てないでいてくれた事を感謝する綾乃の前に、有千夏が現れる。
デンマークに来ないかと誘われる綾乃であったが断り、断った理由を有千夏に対する遺恨からではなく、バドミントンが好きな事を気付かせてくれたチームメイトと共に、選手として、人として成長したい事であるのを告げる。
綾乃の心から、様々なわだかまりが消えた事を象徴したセリフである。

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