機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』とは、第一期、第二期と25話ずつに分けて全50話が放送されたガンダムのテレビアニメシリーズ。
本編と同時に小説や漫画などで展開された公式外伝「月鋼(げっこう)」や、第一期と第二期の間の時期の金星を舞台にした物語という設定のスピンオフ作品で、アプリゲームとして発表された「ウルズハント」なども後年制作されている。
本編では主人公の三日月・オーガスとオルガ・イツカらの結成した「鉄華団」の壮絶な戦いが描かれている中で、数々の名セリフが物語を味わい深くしている。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の概要

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の舞台は、まったく新しい世界観で「P.D.」と呼ばれる紀年法の世界。本編の時代設定は「P.D.323年」。
本編の約300年前、無人機動兵器モビルアーマー(MA)の暴走を発端に地球圏に大規模な被害をもたらした厄災戦とよばれる戦争がかつてあった。
その戦後の被害や、治安維持組織ギャラルホルンの長い年月にわたる統治支配の影響により、民衆にも差別や貧困というかたちで蔓延、生活難から過酷な労働に就く孤児たちを生み出す要因となっていた。
荒廃、困窮した火星や地球圏が舞台に、主人公であるオルガ・イツカと三日月・オーガス(通称ミカ)や、鉄華団に属する少年たちの生きるために足掻く姿と、壮絶な戦いが描かれた作品である。
鉄華団を結成することになるオルガは、幼少期からの相棒であるミカを誰よりも信頼する一方で、自分の頼みを躊躇いなく実行する姿に強い重圧を感じ、寄せられる期待に応えなくてはならないと考え、鉄華団を率いて行動していく。
主人公のミカやオルガをはじめ、主要人物となる鉄華団のメンバーの多くには「阿頼耶識(アラヤシキ)」旧時代の操縦と呼ばれているシステム用のインプラント機器、「ピアス」が強制的に脊髄に埋め込まれている。
「阿頼耶識」を用いることで、モビルワーカー(MW)やモビルスーツ(MS)の機体のコクピットにある端子と接続してナノマシンを介して、脳神経と機体を直結させることで、脳に直接情報が伝達されて、専門知識が無い者でも機体の操作が可能となる。
脳へ直結する影響で身体機能にまで影響を及ぼす可能性があるというこのシステムは、非人道的とされ使用禁止とされていたが、貧困によって幼くして労働を余儀なくされる孤児、ストリートチルドレンやヒューマンデブリとして扱われた少年たちは、民間警備会社クリュセ・ガード・セキリュティ(CGS)は仕事の道具として少年たちにMWを操作させるために、強制的にこれを使用していた。
これを必要としないMSなども開発されているこの時代の中では、阿頼耶識は前時代の操縦システムとされていた。
先の厄災戦より数百年が経っているとはいえ、大戦の影響はこのような非人道的な扱いを受ける子供たちや、鉄華団に係わる大人たちの行動などにも色濃く出ており、戦争のない平和な世界となっているとはいえ、過酷な時代であることが伺える。

西暦の未来として描かれた「ガンダム00(ダブルオー)」のヒットや、子供向けのメディアミックスを強く押し出して展開した「ガンダムAGE(エイジ)」、宇宙世紀のさらに未来を描いた「ガンダム Gのレコンギスタ」等のテレビシリーズを経た本作は、従来のガンダムシリーズとあえて分かつ演出が多く見られるのも特徴である。
特に天使の名を冠したガンダムの活躍と、人々の分かり合うための物語を壮大に描いた「00」とは対比するような場面も多く、鉄血のオルフェンズでは悪魔の名を冠したガンダムと分かり合えずに戦う人々の物語が描かれた。その最たる物が、主人公機の登場シーンなどであるとも言われている。
従来のような宇宙戦はあるものの、ビーム兵器を使用しないMS戦や、泥臭く描かれた土煙立つ地上戦なども多く、ガンダムフレームと呼ばれる素体に装甲や武器を付け替えて戦いに反映させていくという姿は、ガンダムのプラモデルシリーズである「ガンプラ」にもオプションセットやバリエーション商品などとしても反映されていた。
今までのガンダムシリーズと一風変わった雰囲気や、予想外のクライマックスへの畳み掛けるような展開が、この作品ファンのみならず過去シリーズのファンの賛否をも煽り、大きな話題となった。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の名言・名セリフ

ねぇ、次はどうすればいい?オルガ。

ミカがオルガに指示を仰ぐ時に度々言うセリフ。
孤児だったミカとオルガは幼い頃から共に生きてきて、お互いを信頼できる相棒として思っている。
ミカはオルガの言う事を聞くときは躊躇いなく人を殺すこともでき、オルガは自分の言う事を何でも聞いてしまうそんなミカの前では、かっこよく見えるように振る舞うことでお互いの信頼関係を保っている。
オルガの行動理念はミカのみでなく、鉄華団の指針にもなっていく。

こんなところじゃ終われねぇ!だろ!ミカァ!

オルガのセリフ。
突然のギャラルホルンのCGSへの強襲に参戦した主力MS、グレイズの攻撃に作業用のMWで対応させられる孤児だけで編成されているCGS三番組。
指示を取っていたオルガは、奮闘するも目の前で殺されていく仲間たちの姿を見て、MSの攻撃をひきつけながら叫んだ。
オルガの叫びに答えるように地下から一体のMSが出現、グレイズを巨大なメイスの一振りで粉砕した。

決まってんだろ?行くんだよ!ここじゃないどっか、俺たちの本当の居場所に。

幼少期のオルガのセリフ。
突如として地下から現れ、巨大な打撃武器メイスを振るいグレイズを一撃で粉砕したMS「バルバトス」はオルガの指示で戦線を離脱していたミカが操縦していた。
バルバトスのコクピットにいたミカは幼少期のオルガのこの言葉を思い出し、「うん、行こう。俺たち、みんなで。」とつぶやいた。
オルガの言う「居場所」はまだハッキリしていないが、この居場所を作るためにオルガは進んでいくと、ミカは確信していた。

バルバトス。さっきのヤツ、コイツの名前だって!行くぞバルバトス!

ミカのセリフ。
300年前の厄災戦で活躍したというガンダムのうちの一機がCGSの地下にあった。
グレイズに対抗するには戦力が不足していると思ったオルガは、ミカにこのガンダムの操縦を任せていた。
幼少期から教育を受けていないため、会話はできても字の読めないミカは、コクピットの画面に映る文字や操作マニュアルの類が読めず、阿頼耶識システムと勘に頼って操縦しようとする。
阿頼耶識システムによってガンダムと脳を接続することでこのガンダムの名が「バルバトス」であることを知った。

嘘だろ?これがダンジ? クソッ!お前言ってたじゃねぇか!「死ぬときはでっけぇおっぱいに埋もれて死にてぇ」って! おっぱいは柔らけぇんだぞ? こんな堅いコックピットとは 違うんだ…

シノのセリフ。
ギャラルホルンの攻撃を退けることに成功したCGS三番組は戦場となった基地周辺で仲間たちの遺留品を捜索していた。
その中で共に戦っていたダンジの操縦していたMWから阿頼耶識用のナノマシン端末だけを発見したシノが泣きながら叫んだセリフ。
面倒見のいい性格のシノは人一倍、年下の仲間や後輩の死を悲しんでいた。

死んだ奴には死んだ後会えるんだから 今生きてるやつらの為にできることをやれ

ミカのセリフ。
元々は幼少期にオルガからミカが言われた言葉だったが、ひとまずの戦いを終えてミカが改めてオルガに言った。
ミカの自分を含む死生観や覚悟が伺えるセリフ。

意地汚くて、だけど潔い。アイツは矛盾の塊なんだ。だけど、だからこそ、強い。

オルガのセリフ。
前の戦闘で自分が戦っていた相手がCGSの子供たちだと知ったクランクはグレイズ単騎で決闘を申込んでくる。
一対一の決闘の申し出を受けたミカのバルバトスの荒々しい戦い方を見て唖然とするクーデリアに対し、オルガがミカを評して伝えたセリフ。
オルガの言葉を聞いたクーデリアは「すごいのですね。三日月は。」と怯えるように返答した。

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