Sa・Ga2 秘宝伝説(Final Fantasy Legend II)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Sa・Ga2 秘宝伝説』とは、1990年12月14日に現:スクウェア・エニックスから発売されたゲームボーイ(GB)用ソフト。サガシリーズの第2作目。
基本的なシステムは前作『魔界塔士Sa・Ga』を踏襲しているが、さらに遊びやすくなるようシステムに変更や追加がなされている。
古の神々の遺産「秘宝」は手に入れるとすばらしい力が得られるという。主人公は、その「秘宝」を追って行方不明になった父親を探して、仲間たちと共に旅に出る。

第七世界

時代劇のお約束の場面も登場する。

次に主人公たちが訪れたのは、日本の時代劇のような、花の大江戸の世界。
江戸城を中心に広がる城下町は活気にあふれており、そこに住む人々も気風が良いが、その裏では悪徳商人が私服を肥やし、旗本の次男坊らが「天誅組」を名乗って悪さをしていた。
江戸城にはこの世界を治める将軍がいるが、悪さをする連中は野放し状態だった。

主人公たちが町を歩いていると、天誅組が突然、因縁をつけてきた。
天誅組と戦いになり、主人公たちは彼らを叩きのめすが、彼らは懲りずに向かってくる。
そこへ彼らの仲裁に入ったのは、岡っ引きの娘・おたま。
おたまの説得で天誅組は引き上げていった。
主人公たちをよその世界からきた客人として、おたまは自分の家に招き入れる。
おたまの家の隣には寺子屋を営む浪人が住んでいた。

おたまの父親も岡っ引きだったが、悪徳商人「越後屋」の密貿易疑惑を調査していて殺されたのだという。
そんな父の遺志を継いで岡っ引きになったおたまは、父の仇を取りたいと思っていた。
おたまは、父が追っていた越後屋の密貿易の証拠をつかもうと1人で調査するという。
主人公たちはそんなおたまに協力を申し出る。

主人公たちは越後屋に買い物に入るフリをして店番を脅し、密貿易の船が南の船着場についていることを聞き出す。
この事をおたまに報告すると、おたまは1人で船着き場へと行ってしまう。
主人公たちはおたまを追い、船に侵入する。
主人公たちとおたまは船の中に、貿易が禁じられている禁制品のアヘンがあることを突き止めた。

主人公たちとおたまは、越後屋の密貿易について奉行所にいる奉行に報告する。
奉行はおたまの報告を確かめるため、捜索隊を越後屋の船へ派遣したが、アヘンなど見当たらなかったとの報告を受ける。
奉行は越後屋の主人も奉行所へ呼び出していたが、証拠がないため罪を問うことはできなかった。
越後屋は、おたまを見て「女に岡っ引きなど勤まらないだろう」という捨て台詞を残して悠々と去る。
越後屋が帰った後、奉行は、「自分でも手が出せないほどの権力がこの件に関わっている」と悔しそうに言った。
越後屋の船の捜索に関わった同心も、「証拠はもみ消されるから無駄だ」とおたまに忠告した。

このままでは越後屋を罪に問うことはできないと考えた主人公たちは、おたまと共に越後屋に忍び込み、動かぬ証拠をつかもうとする。

そこで主人公たちが目にしたのは、お忍びで来ていた将軍と越後屋との密会現場だった。
越後屋の罪をなかったことにさせていたのは将軍だったのだ。
時代劇の一番盛り上がるシーンのようなBGMがかかり、主人公たちが「話は全部きかせてもらったぞ!」と、かっこよく登場する。

越後屋は用心棒たちを呼ぶ。
主人公たちは用心棒たちをバッタバッタとなぎ倒す。
だが主人公たちが用心棒たちを倒している間に、肝心の将軍は逃げてしまった。
おたまが追い詰められた越後屋に迫り、どういうことかと問い詰めると、越後屋は「勘弁してくれ」と平謝りし、これまでの悪事はすべて将軍に言われてやったことだったと白状する。

おたまの家へ戻った主人公たちは、これからのことを相談する。
おたまは将軍が相手じゃどうしようもない、と悔しそうに言う。
そこへ、隣に住む浪人がやってきて「将軍は自分が斬る」と言う。
なんと浪人は「ガーディアン」のメンバーで、将軍が持つ秘宝を取り戻すため、浪人に扮して将軍を討つ機会をうかがっていたのだ。

主人公たちは、おたまを残し、浪人と共に江戸城に乗り込み、将軍の元へとたどり着く。
主人公たちは将軍をアッサリと倒すが、実は彼を影から操っていたのは、秘宝の力を得た将軍の父親で、大御所と呼ばれる人物だった。
主人公たちは大御所を倒す。
大江戸に平和が戻った。
おたまはこれからも大江戸の平和のためにこの世界で頑張っていくという。
浪人はおたまに思いを寄せており、おたまの方もまんざらでもないようだ。2人は大江戸でこれからも暮らしていく。

主人公たちはおたまたちに見送られ、次の世界へ向かった。

バルハラ宮殿

敗北した主人公たちはオーディンのもとで蘇生してもらえる。

これまでの世界では、主人公たちが戦闘で全滅すると、彼らの魂はこのバルハラ宮殿へと飛ばされてくる。
バルハラ宮殿には新しき神の1人であるオーディンがいる。
オーディンは、ここが戦いに敗れた戦士たちの魂が行き着く場であることを主人公たちに告げる。
オーディンは、自分には、魂を蘇らせる力があり、主人公たちに、意思が折れぬ限り何度でも戦いをやり直させてやろうと言って、主人公たちを復活させ、元の世界で再度戦わせてくれる。
彼は、その代償として、いつか時が来たときには、自分と戦えと主人公たちに約束させる。

第八世界

主人公たちは約束通り、オーディンと戦う。

主人公たちがやってきたのは、雲が広がる広大な世界。
その中にぽつんと1つだけ神殿があった。
その神殿に入った主人公たちは、神殿の内部に見覚えがあった。
そこはバルハラ宮殿だった。
これまでに自分たちが強敵に敗れるたびに訪れていた場所だ。
主人公たちは、死んでもいないのにここへ来たということで、オーディンとの約束を果たす時が遂に来たのだと悟った。

神殿の最奥に足を踏み入れた主人公たちを待っていたのはオーディンだった。
彼もまた秘宝を手に入れた新しき神の1人だった。
主人公たちは、敵対しているわけでもないのに、何故自分たちと戦うのかとオーディンに問いかける。
しかし、オーディンは自分との闘いに勝ったら教えてやると言って問いには答えず、槍を構えて襲ってきた。

激しい戦いの末に主人公たちはオーディンを倒す。
地に伏したままのオーディンは最後の力を振り絞り、語る。

彼は秘宝の力で新しき神となり、これまでに幾人もの戦士たちの魂を見送ってきた。
その戦士たちのうち、彼が見どころがあると思った強者を再び戦えるよう蘇生させていた。
オーディンは神となったことで永遠の命を得たが、長く生き過ぎたためかいつしか神であり続けることに疲れてしまった。
やがて彼は自分を打ち負かすほどの強者によって討たれることを心のどこかで願うようになった。
そしてようやくその強者が目の前に現れた。それが主人公たちだった。
オーディンは自らが願った通り、強い者と正々堂々と戦い、敗れて死にゆく。
死の間際のオーディンは、主人公たちに囲まれ、まるで孫たちに囲まれているかのような幸福な気持ちになった。
「自分が死んだらもうこれまでのように敵に敗れても復活させてやることはできなくなるから、心して進むようにと」と主人公たちに遺言し、オーディンは消え去った。

主人公たちはオーディンが遺した秘宝を手にした。
それは主人公たちが手に入れた76個目の秘宝であった。
残る秘宝は、あと1つとなった。

第九世界

アポロンはついに本性を現し、襲ってくる。

次の世界についた主人公たちを待っていたのは、アポロンだった。

アポロンは第四世界で主人公たちに会った時には秘宝はいらないと言っていたが、それは嘘だった。
実は主人公たちが他の神を倒し、秘宝を76個集めたところでそれらをすべて横取りするつもりだったのだ。

アポロンは自分の手下たちを主人公たちにけしかけたが、主人公たちにことごとく撃破されると、今度はカイやリン、オリビア、おたまたちなど、これまで主人公たちと関わった人々を人質に取り、「彼らの命が惜しくば秘宝をすべてよこせ」と主人公たちに迫る。
仕方なく主人公たちは秘宝76個すべてをアポロンに渡す。
アポロンはこれで自分が真の神になれると喜んだ。
そして秘宝を全部集めてくれた礼に、主人公たちを殺さず自分の部下にしてやるといい、アポロンは天の柱の先にある天界へと姿を消した。

アポロンから解放されたカイたちは、主人公たちに自分たちのせいで秘宝が奪われてしまったことを謝罪する。
主人公たちは途方に暮れる。
アポロンを追いかけて秘宝を取り戻したいが、秘宝を1つも持たない主人公たちは、天の柱を登って天界へ行くことすらできないからだ。
どうすることもできないと、落ち込む主人公たちの前に、「まだ望みはある」と言って1人の人物が現れる。
それは死んだと思っていた主人公の父だった。
父が生きていてよかったと再会を喜ぶ主人公。
そんな主人公に、父はこの世界にはアポロンの知らないもうひとつの秘宝があるという。
つまり、秘宝は全部で78個あったことになる。
今回のように、誰かが77個すべての秘宝をひとりじめするような緊急事態を想定し、すべての秘宝がそろわないようにわざと、最後の秘宝がもう1つあることを秘密にしていたのだ。
そしてガーディアンが「秘宝は全部で77個」だと嘘の情報をばらまいていたのだった。

父によると、78個目の秘宝はこの世界の最後のダンジョンにあるという。
主人公と父は、最後のダンジョンで、78個目の秘宝「女神の心臓」を手に入れる。
そして彼らはアポロンを追って天の柱を登り、天界へと向かう。

天界

最終防衛システムとの闘い。

天界の中央神殿にたどり着いた父と主人公たち。
しかし、アポロンは77個全ての秘宝の力を使ってしまっていた。

すさまじいパワーを身に着けたアポロンは、主人公たちに襲い掛かってきた。
アポロンと死闘を繰り広げる主人公たち。
しかしやがてアポロンの様子がおかしくなり、アポロンの身体が崩れていく。
主人公は、アポロンの前で、78個目の秘宝を取り出して見せ、アポロンの使った秘宝が全部ではなく、不完全だったことを告げる。
アポロンは、秘宝の力を使いすぎたためか、みるみるうちに体が崩れて、やがて爆発してしまう。
主人公たちもその爆発に巻き込まれてしまうが、主人公の父が彼らを庇ったおかげで無事だった。
だが彼らを庇った父は瀕死の重傷を負ってしまう。

爆発して消滅したアポロンの持っていたすべての秘宝を取り戻した主人公たちは、秘宝の力を使って父を助けようと試みる。
78個の秘宝すべてを使う主人公だったが、父を助けることはできず、父は今にも死にそうだった。
その直後、世界を揺るがすほどの大きな揺れが起こった。

何が起こったかわからない主人公たちの前に、1人の女性が現れる。
彼女は古き神々の1人だと名乗った。
伝説にあった「すべての秘宝を集めると女神像になる」というのは嘘で、本物の女神が現れたのだった。
主人公は父を助けてほしいと女神に懇願する。
彼女は主人公の願いを聞き入れ、父を助けてくれた。
その代わりに女神は主人公たちにこの揺れを収めるのに協力してほしいと言う。
この揺れはアポロンが秘宝のパワーを使いすぎたために世界に歪みが生じて、システムがエラーを起こしたのだという。
このまま放っておけばやがて世界はバラバラに砕け散ってしまう。

女神は、この揺れを収めるには世界の最下層へ向かう必要があるのだが、そこへ行くまでには多くの敵が襲ってくるため、1人では厳しいから、主人公たちに一緒に行ってほしいと頼む。

中央神殿から最下層へと向かい、非常階段を駆け下りる主人公たち。揺れはますますひどくなる。
最下層には世界を守る最終防衛システムが2台あり、これを破壊しないと揺れは収まらないと女神はいう。
最終防衛システムは、世界の最下層を守る戦闘兵器であり、これが暴走すると世界を支えている最下層が破壊され、すべての世界が崩れてしまうのだ。
最終防衛システムのうち1台を女神が、もう1台を主人公たちが破壊し、揺れは収まった。

これで全ての戦いが終わった。
女神は主人公たちに秘宝の真実を告げる。
女神は、この世界を作った者の1人だった。
自分たちの作った世界も、いつかは壊れる。
それを修理するために彼女はこの世界に存在するのだった。
そして修理が終わると、彼女は再び秘宝という形に戻り、次に誰かが呼び出すのを待つのだという。
しかしそんな女神の存在理由を知る者は今となっては誰もおらず、長い年月のうちに、秘宝の本来の意味は失われ、世界各地で秘宝をめぐって争いが起こるようになってしまったのだ。
本来、世界に異変が起こった時、だれかが秘宝を集めて、再び女神を呼び出し、異変の起こった個所を女神に修理してもらうというのが秘宝の正しい使われ方なのだ。

女神はこのまま最下層に残って、この世界の不具合を修理するという。
彼女は修理が終わったらまた秘宝に戻るという。そして次に呼び出されるのは百年後か何千年後か、それは誰にもわからない。
おそらくはもう会うことはないだろう、と女神は主人公に告げる。
もしかしたら主人公たちの子孫には会うことがあるかもしれない、と彼女は冗談ぽく言って彼らと別れた。

主人公たちが中央神殿へと戻ると、そこには元気になった父がいた。主人公たちと父は、故郷へと帰っていった。

主人公の家では、母が2人の帰りを首を長くして待っていた。

再び、新たな宝探しの旅に出たいと言い出す父。
今度は秘宝ではなく3種の神器だという。
主人公はそれを聞いて、自分も行くという。父も今度は一緒に行こうと言ってくれた。
それを聞いていた母も、自分も一緒に行くと言い出した。
母は、もう待つのはこりごりだという。
結局今度は一家そろって冒険の旅に出ることになったのだった。

『Sa・Ga2 秘宝伝説』の世界観

第一世界

主人公たちが住む最初の世界。
女神官カイが住むイシスの神殿がある。
秘宝を手に入れ、新しき神となったアシュラがこの世界を支配しようとしている。

第二世界

アシュラが支配する砂漠の世界。常に激しい砂嵐が吹き荒れており、視界が悪く移動もしづらい。

第三世界

巨人の世界。かつては巨人たちが暮らしていたといわれていたが、彼らはどこかへ去ってしまい、今は普通の人間たちが暮らしている。巨人の屋敷跡だと思われる巨大な遺跡が残っている。

第四世界

新しき神の1人・アポロンが支配する世界。
3つのダンジョンがあり、それぞれに秘宝が隠されている。

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