Sa・Ga2 秘宝伝説(Final Fantasy Legend II)のネタバレ解説まとめ

『Sa・Ga2 秘宝伝説』とは、1990年12月14日に現:スクウェア・エニックスから発売されたゲームボーイ(GB)用ソフト。サガシリーズの第2作目。
基本的なシステムは前作『魔界塔士Sa・Ga』を踏襲しているが、さらに遊びやすくなるようシステムに変更や追加がなされている。
古の神々の遺産「秘宝」は手に入れるとすばらしい力が得られるという。主人公は、その「秘宝」を追って行方不明になった父親を探して、仲間たちと共に旅に出る。

イージスの盾

回避100%で、なおかつ味方全体にすべての耐性を付与する。

マサムネ

どんな敵でも一定のダメージを与える武器。

女神の心臓

使用すると全員を完全回復する。
隠された78個目の最後の秘宝であり、秘宝のコアとなるもの。

天使の翼

別の世界への移動が可能になる秘宝。

真実の目

アポロンの世界にある光の洞窟に入るために必要な秘宝。
目に見えない地形がみえるようになる。

マギ

秘宝の種類の1つで力や魔力などを補強するアイテムのこと。
装備することで効力を得ることが可能。
力を補強する「ちからのマギ」や魔力を補強する「まりょくのマギ」や属性耐性を得る「ほのおのマギ」などがある。これらの補強はメカに対しても有効。
ただし、いずれもステータス画面の数値には現れない。「いなづまのマギ」と「こおりのマギ」は初期版のロットのみ効果が入れ替わっている。
他の秘宝と違い、1種類あたり複数を入手可能で、同じ種類ならまとめて装備することができる。個数が多いほど補強は強くなる。

ニンテンドーDSリメイク版『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』

GB版「Sa・Ga2 秘宝伝説」をベースにニンテンドーDSにてフルリメイクされたのが2009年9月17日に発売された『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』。

開発はゲーム開発会社「ラクジン」が手掛け、オリジナル版のプロデューサーである河津秋敏と『聖剣伝説』シリーズの田中弘道が総監修を務めている。
リメイクにあたり、グラフィックとゲームシステムは大幅に刷新されている。
グラフィックは、マップやキャラクターの3D化をはじめとして、全面的に書き直され、キャラクターデザインも小林元が新規に描き起こしている。
小林元は同社の大阪開発事業部に所属し、後に『スクールガールストライカーズ』や『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』などのキャラデザインを手掛ける。

バトルシステムも大きく進化し、連携技もさらにパワーアップしている。
敵と接触するとバトルに突入していく「シンボルエンカウント」を発展させ、敵に接触した際、近くの敵同士がリンクし最大50体以上のモンスターとのリンクバトルへと突入する「チェーンエンカウントバトル」や、こうした大量の敵に囲まれた場合の対応策として「リミットドライブ」という特殊技も追加された。
連携パターンは300種類以上になり、またこの連携はバトル以外にも影響を及ぼしており、サブイベントが発生するきっかけになったりとシナリオにも影響する。

新たに倉庫が設けられ、「ミューズシステム」という評価システムも追加された。
「ミューズシステム」は、新キャラクターのミューズと呼ばれる下級女神たちが各地に登場し、主人公たちの戦闘内容などに対して評価ポイントを与えてくれるというもの。ポイントによって評価値が上がり、一定値以上上がると戦闘でミューズから支援を得られるようになる。

また、メインストーリーに関係しないサブイベントも追加され、これらの追加により新キャラクターも登場している。

サウンドに関しても移植にあたっては、すべて伊藤賢治氏により新たにアレンジされており、新曲も追加されている。

『Sa・Ga2 秘宝伝説』の音楽

今作は、後のロマサガシリーズのほとんどを手掛けることとなる伊藤賢治の正式なデビュー作といえる。
当初は『FF』シリーズを手掛ける植松伸夫が『FF4』と並行して本作も手掛けることとなっていたが、入社して間もない伊藤賢治に勉強も兼ねて曲の約半数を任せることとなった。
その理由として、『FF』シリーズとの差別化があったのだが、プロデューサーの河津によれば、当初、どの曲が伊藤賢治の曲なのか聞いていなかったが、植松の曲と大きくかけ離れていなかったことが印象的だったということで、伊藤の努力がうかがえる。
今作では同社の初の試みとして、攻略本に伊藤監修によるオリジナルCDを付属した。

『Sa・Ga2 秘宝伝説』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

パッケージの大きさ

GB版の発売当時、『Sa・Ga2 秘宝伝説』のパッケージの大きさが、一般的な他のソフトのパッケージの大きさに比べて、規格の異なる大きなサイズにて販売された。
この理由は、単に売り場で目立たせるための販売戦略であり、パッケージ自体を広告媒体の1つとしてみせるという新たな営業戦略でもあった。

タイトルについて

今作のタイトル『Sa・Ga2 秘宝伝説』をつけるにあたり、当時の社長ら重役たちは当初良い顔をしなかった。
問題となったのは、「秘宝伝説」の方である。ある年代以上の人にとって「秘宝」という言葉は熱海にある「秘宝館」を思い起こさせる、という理由から、子供向けのゲームにふさわしくないのでは?という危惧からだった。
しかし若いスタッフたちへの聞き取りを行った結果、そのように連想する者はほとんどいなかったため、そのままのタイトルで発売されることとなった。

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