Hoobastank(フーバスタンク)とは【徹底解説まとめ】

Hoobastankとは、1994年にダグラス・ロブとダン・エストリンによって結成されたアメリカのロックバンド。結成当時はHoobustankという名前だった。
バンド名に関して「フーブスタンク」と読み間違えるファンが多かった事からHoobastankに改名し、2001年にデビューアルバムの『Hoobastank』をリリース。
疾走感溢れるメロディによって多くのファンを獲得し、ダグが日本人の母を持つハーフである事から日本でも人気の高いバンドの一つとなっている。

デビッド・アメツキュア(David Amezcua)、ベース担当

2008年に抜けたジョシュ・モローの後任として加入。
『For(N)ever』の特典DVDに収録されたライブ映像でベースを弾いている左利きのベーシストは彼である。

余談だが、2009年の日本ツアーを前にベースがジェシーに変わっている事を知らず、このライブ映像を見て左利きのイケメンベーシストがやって来ると楽しみにしていたファンは、登場したベーシストが右利きで、しかもタトゥーにピアスというジェシーのワイルドすぎる風貌に驚く事になる。

ジェレミー・ワッセル(Jeremy Wasser)

ジェレミー・ワッセル(Jeremy Wasser)、サックス担当

Hoobustank時代に在籍していたサックス奏者。

メンバー達がメジャーデビューのため、自分達の音楽に何が必要か改めて向き合った時、サックスは不要(マークー曰く「自分達の曲に於けるナンセンスな部分を捨てた結果サックスの入る余地がなくなった」)という結論に至り、バンドから離れた。

Hoobustank改めHoobastankの一員としてメジャーデビューをする事はなかったが、2013年に行われたライブ『2013 Sunset Strip Music Festival』でHoobustank時代の曲である『Earthsick』と『Can I Buy You A Drink?』を演奏するために一日限りの復活を果たした。

デレック・クワン(Derek Kwan)

デレック・クワン(Derek Kwan)、サックス担当

1997年から1999年まで在籍したとの事だが、ライブにのみ参加していたとの事で彼の映った写真や映像もなく、文字通り幻のメンバーとしてHoobustank時代のライブに参加したファンのみが知る存在である。

Hoobastankのディスコグラフィー

カセットテープ

『Muffins』

1. Invisible
2. Pee Wee
3. Educated Fool
4. Naked Jock Man
5. Prank Call to Cobalt Cafe
6. Show Me Your Titz

時代を感じさせる、CDならぬカセットテープで手売りされた事実上のデビュー作。

現存するテープを入手するのは困難であり、幻の逸品と呼ぶに相応しい。

自主制作盤

『They Sure Don't Make Basketball Shorts Like They Used To』

1. Earthsick
2. Foot in Your Mouth
3. Karma Patrol
4. Stuck Without a Voice
5. Can I Buy You a Drink
6. Naked Jock Man
7. Our Song
8. The Mirror
9. Educated Fool
10. The Dance That Broke My Jaw

CDで発売された、自主制作によるデビューアルバム。

ジェレミーのサックスがいい意味でも悪い意味でもインパクトを与えるが、サックスを加えた5人編成を斬新で新鮮と受け取るか、違和感しかないと受け取るか人によって大きく分かれる。

『Forward』

1. End of Our Rope
2. Paper Promises
3. Divine
4. Now or Never
5. Tin Walls
6. Let You Know
7. The Critic
8. Never Saw It Coming
9. Open Your Eyes
10. Losing My Grip
11. Ready for You
12. Up and Gone
13. Hello Again
14. Right Before Your Eyes

Hoobastankとしてメジャーデビュー前にリリースされた最後の自主制作盤で、ジェレミーが参加した最後の作品。

オリジナルアルバム

1stアルバム『Hoobastank』

1. Crawling in the Dark
2. Remember Me
3. Running Away
4. Pieces
5. Let You Know
6. Better
7. Ready for You
8. Up and Gone
9. Too Little Too Late
10. Hello Again
11. To Be With You
12. Give It Back
日本版ボーナストラック
13. Losing My Grip
14. The Critic

結成から7年という長い下積みを経てリリースされた、待望のデビューアルバム。

『Crawling in the Dark』の疾走感溢れるメロディとダグの勢いあるボーカルでファンの心を掴み、合計時間は約40分と短いものの、計12曲(日本版のみ14曲収録)が時間を忘れさせてくれる。

2ndアルバム『The Reason』

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