【進撃の巨人】ペトラ「兵長、キスしてもいいですか?」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。ペトラ目線のリヴァペトSSです。過酷な調査兵団での日々の中、ペトラは上官であるリヴァイに惹かれていきます。捏造設定がありますのでご注意ください。

ペトラ「兵長、キスしてもいいですか?」

私が調査兵団に入団したばかりの頃、私には訓練兵団時代から仲の良かった同期が2人いた。

そのうち1人はとても優しいこだった。
調査兵団に入ったのは人類の役に立ちたいからだとにこにこしながら語ってくれた。

訓練兵時代、慣れない訓練で体調を崩して倒れた私を付きっきりで介抱してくれたこともあった。

みんなに気を配り、自分を犠牲にしてでも仲間を守る優しすぎる人だった。

だから調査兵団に入団してはじめての壁外調査で、私たちの目の前で巨人に喰われて死んだ。

もう1人はとても美しいこだった。
調査兵団に入ったのは外の世界を見てみたいからなの内緒よ、と微笑んだ顔が眩しかった。
だが、その美しさをけして驕ってはいなかったから人望のある私たちのリーダーのような人だった。

優しかったあの子が喰われたとき、立ち尽くし動けなくなった私とは対照的に彼女はとっさに私を抱えて逃げようとしてくれた。
しかし立体機動で飛び出したときにワイヤーを巨人に掴まれてしまった。
彼女はとっさに私から手を離して巨人から遠ざけるように突き飛ばした。

どさりと地面に落ちる。

地面が柔らかかったことが幸いして怪我はしなかったけれど、身体中が痛い。
伏して動けなくなった私の耳に巨人の足音が響く。
視界の端で巨人に足をつまみ上げられて宙ぶらりんになった彼女が、苦悶の表情を浮かべているのが見えた。

もうだめ、そう思ったとき、駆けつけた先輩方が間一髪で巨人のうなじを削いだ。

そうして、私たちは生き残ったが彼女はこの時の怪我が原因で足をおかしくしてしまい、兵士として戦える身体ではなくなってしまった。

杖をついて歩く彼女に私は思いつく言葉の限り詫びた。
彼女はそんな私に微笑みかけて、そんなに責任を感じないで欲しい、ペトラ
は悪くない。私が弱かっただけと頭を撫でてくれた。

最後に彼女に会ったのは、彼女が兵団を抜けて開拓地へと旅立つ日。
調査兵団の宿舎を、彼女は小さなトランク片手に馬車に乗り込みながら振り返りこう言った。

ねぇペトラ、こんなことになっちゃったけど、私あなたを助けたこと後悔してないよ?

…ペトラも、後悔しない生き方をしてね。

私は黙って敬礼で見送る。
悲しげに手を振る彼女の顔は相変わらず美しかった。



それから何年か経った。

私が調査兵団に入ってもうどれくらいになっただろう。
一回で新兵の半数が死ぬと言われる壁外調査をあれから何回も私は生き延びた。
そして同じだけ仲間が死ぬのを見てきた。

今日も。

「あぁぁあ!!?」

悲鳴に振り向けば後ろをついてきていたはずの後輩がいない。代わりに眼前に迫る巨人の拳。
とっさにガスを吹かすのを辞めて重力に身を任せる。

頭上を巨人の腕が通り過ぎていくのを感じながら身体を反転させてアンカーを射出し、巨人の背後に周る。

そして再び前方にアンカーを撃ち、立体機動のスピードに全体重を乗せて巨人の右脚の腱を深く抉った。巨人がバランスを崩す。

ペトラ「オルオ!!!」

オルオ「わかってる、任せとけ!」

一旦体勢を立て直すために近くの屋根に移る私とすれ違いざまにオルオが飛び出す。

オルオが勢い良くブレードを振り下げるのに一拍遅れて、肉塊が宙に飛ぶのが見えた。

オルオとは前々回と前回、そして今回の壁外調査で班が一緒になった。
こんなに誰かと続けて同じ班になったことはなかったので心強い。

私が腱を削ぎ、オルオがうなじを抉る。

私の討伐補佐の数字が多いのはこういうスタイルで戦うことが多かったことにも一因する。

(余談だけど、この頃のオルオは今みたいにリヴァイ兵長のマネをしたふざけた喋り方ではなかったので、頼りになる兄貴分のような存在だった)

…辺りに視認できる巨人はとりあえずいないようだ。
一息つき、刃こぼれしたブレードを折って捨てる。まだ替刃は残っているけれど、無駄使いはできない。

さっき倒した巨人が蒸発し出したのを確認しながら、後輩の姿を探す。
彼女は今日が初陣だった。

屋根から屋根へ飛び移り、路地を覗き込む。

いない。
でも、死体もない。
大丈夫。
きっと、どこかにーーー

オルオ「ペトラ」

オルオが呼んでいる。その横に人影が見える。まさか。
ふたつ先の屋根に飛び移り、オルオの隣りに立つ。

見ればすぐ横に血だまりがあり、その中心に後輩がいた。

ペトラ「………」

横から大きく齧り取られ辛うじて上半身と下半身が繋がっているだけ。
零れた臓器が彼女の死を凄惨に物語っていた。

ペトラ「……っ…」

涙が出そうになるのを堪えて、恐怖に見開いたままの眼をそっと閉じさせる。
自分の上着を脱いで彼女にかけたところでパン、と乾いた爆発音が聴こえた。
天に登っていく煙が見える。

オルオ「撤退の煙弾があがった。戻ろう。馬を置いてきたところはそう遠くない」

ペトラ「うん………でも待って、せめて何か」

彼女の遺品を。

ペトラ「…これ、持っていくね」

彼女の自慢だった金髪を束ねた髪留めをそっと抜き取り手首に通す。
団長に頼んで、故郷に残してきたという親御さんにいずれ届けられる戦死報告に、これを添えてもらおう。

オルオ「ペトラ、大丈夫か?」

ペトラ「ん、平気…ありがとう。」

何度経験しても、仲間の死に慣れることはない。
手首で場違いにきらきらと光る髪留めの飾りを撫でる。

オルオ「……リヴァイ兵長」

突然オルオが顔を上げて敬礼をした。慌てて私もそれに倣う。
私たちのいる屋根に兵長が降り立った。

リヴァイ「ペトラ、オルオ、ここにいたのか。…撤退だ」

ペトラ「はい、兵長…」

リヴァイ「今エルヴィンが撤退を先導している。その隊に合流しろ。俺が後ろにつく」

そして兵長は彼女の亡骸に視線を落とす。
あの状態、を見なくとも彼女にかけた私の上着に染み出した血の量を見れば一目で手遅れだとわかる。

リヴァイ「こいつは…こないだ配属された新兵か」

ペトラ「…はい、彼女は戦死しました。その…遺体を運ぶのは困難と判断します」

リヴァイ「そうか」

兵長が彼女の横に膝をつき、もう物言わぬ彼女の手をきつく握る。
次いで目を閉じる。続いて私とオルオも黙祷した。

あまり長い時間こうしてはいられない
、目を開くと兵長は既に立ち上がっており私たちの撤退を再び促してから前衛を撤退させるために前線のほうへ飛び去った。

それに従い、馬を呼ぼうと指笛を鳴らしたところで私たちに声がかけられる。

ハンジ「おーい!負傷者がいるんだ!運ぶのを手伝ってくれ!」

下を見れば馬に乗ったハンジ分隊長が負傷者を抱えながらこちらに大きく手を振っていた。分隊長の前に乗る兵士は五体満足であるものの、頭を打ったのかふらふらとしていて意識が朦朧としているように見える。
いつ落ちてしまっても不思議ではない。

ハンジ「ここまでなんとか運んできたけど、私の馬がバテ気味なんだ。さっき近くにいた馬を連れてきたから代わって欲しいんだよ」

ハンジ分隊長が連れている馬には見覚えがあった。

ペトラ「あ!あれ、オルオの馬だよね。それに負傷している彼は大柄だから私じゃ上手く馬を移せるかわからない。…オルオ行って」

オルオ「わかった…先に行くけど、ペトラは大丈夫か?馬は…」

ペトラ「大丈夫、オルオの馬が居たなら私の馬も近くにいるよ。すぐに私も追いかけるから!」



ペトラ「…来ない。どうして」

指笛を何度も吹く、が愛馬は姿を現さない。
オルオの馬と同じところに置いてきたはずなのに。
今のところこの辺りの巨人は一掃したからその姿は視認できないが、どこから巨人が再び現れても不思議ではない。

ペトラ「私の馬、何かあったのかな…」

私たちはもともと中衛の位置にいた。後衛から撤退が始まり既にこの時間なら前衛だったものも撤退し始めているだろう。

しまった。
私は完全に出遅れてしまっている。

もっと早く馬を呼ぶのを諦めていれば良かった。
オルオと別れて直ぐに立体起動で追いかければ隊に合流できたかもしれないのに。

腰のガスを確認する。
この残りのガスでどこにいるかわからない他の隊に合流できるだろうか。
あるいは巨人を避けながら壁まで辿り着き、壁を登ることが出来るだろうか。

もし途中で巨人に出会ったら、奇行種に襲われたら。

頭の奥が凍てつくように痛み、恐怖に襲われる。
怖い。怖い。巨人が出てきたらどうしよう。

死にたく、ない。

でも、迷っていても仕方がない。
ここで黙って居ても死ぬだけだ。

ぐっ、と震える腕に力を込めてアンカーを射出させようとトリガーに手をかける。

そのとき、馬の駆ける音と怒声が聞こえた。

リヴァイ「ペトラ、何をしてやがる!すぐに撤退しろと命令したはずだ!」

ペトラ「兵長!!!…も、申し訳ありません。馬が…」

リヴァイ「チッ、もういい。俺の後ろに乗れ」

兵長が馬を止める。すぐさま屋根から降りて言われた通り後ろに乗った。

リヴァイ「ここは壁外だ。お前は新兵じゃねえんだからその危険も何度も経験して、十分わかっているはずだろ。俺が来なかったらどうするつもりだったんだ!」

ペトラ「……申し訳ありません」

返す言葉もない。
自分の不甲斐なさに情けなくなり、思わず顔を伏せる。
また兵長が舌打ちをしたのが聞こえた。

リヴァイ「話は後だ…速度をあげる。ちゃんと掴まってろ」

兵長の腰におずおずと手を回し、大きく頷く。
それを感じ取ったのか兵長は無言で馬の速度を上げた。
兵長の腰にきつく抱きついて振り落とされないようにする。
抱き付いた兵長の身体は小柄なわりにがっしりとしていて安心感がある。
もちろんまだ壁外だから安全とは言えない。

でも兵長が来てくれた。
恐怖から解放された安堵と自分の情けなさにじわりと涙が出てきた。
すん、と鼻をすすって誤魔化す。

リヴァイ「…ラ、……んな…」

振動でカチャカチャと立体機動が鳴り、兵長が何か言ったように感じたがほとんど聞き取ることができなかった。



あの後壁内へ戻ってから知ったことだが、兵長はオルオから私がまだ撤退していないことを聞いてエルヴィン団長の静止を振り切り、探しにきてくれていたらしい。

そして馬が来る確証もないままあの場に残ったことを兵長に物凄く怒られた。
ハンジ分隊長が止めてくれなかったら頬を張られていたかもしれない。

舌打ちをしながら、もういい…部屋に戻れ、と私に言うリヴァイ兵長の目は酷く失望したように見えた。

宿舎に戻り、自室のベッドに蹲る。

私は馬鹿だ。
私を探させてしまったせいで、兵長を無駄に危険に晒した。

それによく考えると、というかよく考えなくても兵士としてあの時馬上で感じた

リヴァイ兵長がいれば大丈夫

というのは兵士失格な考え方だ。
すぐ兵長の強さに頼ってしまう。

きっと、そんな甘さを兵長は見透かした。

私がこんなだから仲間のひとつも守れない。

拳を握り思い切りベッドに打ち付ける。

強くなりたい。

それからの私は、より鍛練を重ね、壁外調査でもけして常に最善を…どうすれば仲間と共に生き延びることができるかを考えて行動した。
討伐数も着々と伸ばし、私は調査兵団では中堅とも言える立場になっていた。

それが認められたのだろうか、今回私は調査兵団特別作戦班に任命された。

リヴァイ兵長直々に指名されたということもあって、とても誇らしい。
憧れの兵長のすぐそばに仕えることができるなんてこんな光栄なことはない。

リヴァイ班に任命されたのは私の他に、オルオ。
そして、エルドにグンタ。
エルドとグンタとは班を組んだことがなかったけれど、ふたりの噂は聞いたことがあった。
彼らも巨人の討伐数は多いほうだ。

顔合わせで初めて言葉をかわしたが、ふたりとも話しやすいひとだった。

エルドは紅一点で若干緊張気味の私に気さくに話しかけてくれたし、グンタも寡黙だけれど、無口というわけではなく時たま冗談も言ったりする。

ただ、前回の壁外調査以来顔を合わせていなかったオルオの言動がリヴァイ兵長を真似たものになっていてげんなりした。本当にやめてほしい。

今回私たちに任されたのはリヴァイ兵長と共に旧調査兵団本部でエレン、という新兵の監視をすること。
彼は巨人になることができるらしい。

巨人になれるというぐらいだから屈強で丸太みたいな男が現れるのかとおもったが、顔を合わせて驚いた。

エレンはまだ顔にあどけなさが残る男の子、といってもいいくらいの歳だ。
それに体格もそれほどがたいが良いとは言えない。

旧調査兵団本部へと馬を進めながら、エレンを見る。
兵長の方をちらちらと伺い、萎縮しているようだ。
私はその場にいなかったので聞いた話にはなるけれど、審議所で兵長にこれでもかというほど蹴られたらしい。

人類最強、の暴力。
なんと怖ろしい。

そう考えているうちに、オルオが何やらエレンにちょっかいをかけだした。やめなよと、口を挟もうと思ったが、その矢先に舌を噛んで自滅したので私の出る幕はなかった。

ペトラ「乗馬中にぺらぺら喋ってれば舌も噛むよ」

旧本部についての初仕事はオルオの口を濯ぐために井戸で水を汲むこと、になってしまった。

オルオ「…最初が肝心だ…」

あの新兵ビビっていやがったぜ、とオルオは口の端からこぼれた水を拭う。
そのあともごちゃごちゃなにか言っていたけれど適当に流した。

でも、一言だけ。

誰が、誰の、女房だ!



エレン「ペトラさん、これはどうしたらいいですか?」

ここは女の見せ所!とばかりに先輩風を吹かせて掃除の効率の良いやり方を教えているだけなのにエレンがうんうん、と真剣に聞いてくれるのが心地よい。

掃除をしながらエレンと少し言葉を交わした。
兵長が印象と違うことに戸惑っているようだ。

私もそうだった。



私とリヴァイ兵長との出会いはまだ私が訓練兵団にいた頃まで遡る。

私は訓練兵の中ではそんなに目立つほうでもなかったし、飛び抜けた実力もなかった。

家の経済状況があまり良くはなかったから、はやく一人前になって家計を支えたい一心で訓練兵になった。

だから憲兵団になりたいなんて野望はもっていなかったし、危険な調査兵団はもってのほか。
だから無難に駐屯兵団へ志願しようと思っていた。

そして、何年か働いてお金を貯めて、出来るなら誰かに嫁いで、幸せな結婚をして、引退して、いずれまたお父さんと一緒に暮らしたいと思っていた。

とある休日に私は友人達と街へ出た。
滅多にない休日に浮き足立つ。
今日は甘味屋にいくのだ!

ペトラ「ほら、リコ。はやくはやく」

リコ「私甘いものそんなに好きじゃない」

ペトラ「もー、またそんなこと言って!」

一緒にきた友人ふたりは数メートル先を楽しそうにおしゃべりしながら歩いている。
私はそれを、明日の講義の予習をするから行かない、と言って外出をしぶっていたリコの手を引いて追いかけていた。

ペトラ「たまの休日なんだもん、楽しまなきゃ!」

リコ「そんな引っ張らなくてもちゃんとついてく………ペトラはいつも強引なんだから」

はあ、とこれ見よがしにため息をついてリコは空いている方の手で眼鏡の位置を直す。
置いていったらいったで拗ねるくせに本当素直じゃない。

ペトラ「ほら、置いてかれちゃうよ!」

その時、

カンカンカンカン。

鐘が鳴った。

調査兵団が帰ってきたらしい。

街頭に人が集まっていく。

前を歩いていたふたりは調査兵団を志望していたから、目をきらきらさせて見に行こうよ!と走り出した。

慌てて私もリコを連れて追いかける。
先についたふたりがこっちこっち、と手招きをしていた。
私とリコはあまり背が高くないので、少し行儀が悪いかなと思ったけれど彼女たちの後ろの壁にかかっていた梯子を数段登ってその行列を見た。

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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

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フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

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サシャ・ブラウス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

サシャ・ブラウスとは「進撃の巨人」シリーズの登場人物であり、主人公エレン・イェーガーと同じ調査兵団に所属している女性。頭はあまり良くないが、並外れた身体能力と勘の良さは周囲からも認められている。狩猟を生業とする村の出身であるため、食べ物には目がなく食料庫からよく盗みを働いていた。方言で話すことに抵抗があるため他人には敬語で話す。天真爛漫で非常にマイペースな性格の持ち主である。

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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

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