転生したらスライムだった件(第2話『ゴブリンたちとの出会い』)のあらすじと感想・考察まとめ

Ten slime key web

友達となった三上とヴェルドラは互いに名前を付けあい、三上はリムル=テンペストを、ヴェルドラはヴェルドラ=テンペストを名乗ることになった。リムルはヴェルドラの封印を解くため、捕食で胃袋に隔離することにする。洞窟を外へ出たリムルは、ゴブリンたちの群れに遭遇する。ゴブリンたちは牙狼族に襲撃され、危険な状況にあった。見かねたリムルは力を貸すことに決め、ゴブリンたちの主となった。
今回は「転生したらスライムだった件」第2話『ゴブリンたちとの出会い』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「転生したらスライムだった件」第2話『ゴブリンたちとの出会い』のあらすじ・ストーリー

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友達になったリムルとヴェルドラ

ヴェルドラと友達になったリムルは、勇者がかけた無限牢獄の封印をどう解くか尋ねた。
ヴェルドラ「お前……!」
三上「そんなうるうると見つめられても…… かわいい女の子ならともかくドラゴンに……」
ヴェルドラ「脱出方法があるならありがたいが……」
しかし、ヴェルドラの魔力は100年待たないうちに底を尽き、朽ち果ててしまうという。
洞窟に貴重な薬草や鉱石があるのは、ヴェルドラから魔素が漏れ出たからであった。
大したことはないとヴェルドラは言うが、長い孤独のあとに死を待つだけの生涯に見かねたリムルは、捕食者のスキルで無限牢獄の捕食を試みる。
大賢者「失敗しました。」
三上「そう簡単にはいかないかぁ……」
それでもどうにかならないかと、大賢者に方法を探してもらうことに。
スキルとばかり話しているリムルにむくれるヴェルドラを尻目に、一つの可能性を提案する大賢者。
無限牢獄の内側と外側から解析ができれば、解除することができるかもしれないという。
だが、ヴェルドラのスキルは封印されているため、内側からの解析はできない。
三上「情報だけよこしてくれれば、解析はこっちでやるから。」
ヴェルドラ「しかし、それには時間がかかろう。お前だってずっとここにいていいのか? ま、まぁ、我は別にかまわんよ!」
三上「そうだなぁ。俺もせっかくだから、同郷の者を捜したりしたい。」
ヴェルドラ「……そうか。」
寂しそうなヴェルドラに、リムルは一つの提案をする。
三上「俺の胃袋に入らないか。」

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外側と内側から封印を解除しようとするイメージ図

三上はスキル「大賢者と捕食者」でヴェルドラを胃袋へ取り込み、無限牢獄の解析をしている間に内部から破壊してほしいと言った。
胃袋の中でヴェルドラを隔離するため、消滅してしまうこともないという。
大胆な話であったが、ヴェルドラは3段笑いとともに快諾し、すべてを委ねることにする。
三上「そんなに簡単に信じていいのかぁ?」
ヴェルドラ「無論だ。ここでお前が帰ってくるのを待つよりも、二人で無限牢獄を破るほうが面白そうだ。」
三上「そうか。一人じゃなく、二人かぁ…… いいじゃないか!」
さっそく捕食しようとする三上であったが、その前にお互いに名前を付けあおうと提案される。
人間で言うところのファミリーネームのようなもので、同格ということを魂に刻むことが目的だという。
これにより三上はヴェルドラの加護を受け、名持ちのモンスター(ネームドモンスター)になれる利点もあるのだという。
名持ちの利点についてはよく分からなかったが、話に乗った三上はヴェルドラのカッコイイ名前を考え始める。
そこで、暴風竜ヴェルドラの「暴風」を英語にした、「テンペスト」はどうかと持ちかける。
ヴェルドラ「なにいいぃぃ!! テンペストだとおおぉぉーー!!」
三上「だっ、だめかぁ~」
ヴェルドラ「すばらしい響きだぁぁー!! 今日から我は! ヴェルドラ=テンペストだぁぁーー!!」
三上「き、気に入ったのかよ……」
対して三上は「リムル」の名を与えられ、リムル=テンペストを名乗ることになる。
その瞬間、リムルの魂の奥底でなにかが変化し、リムル=テンペストの名が刻まれた。
名前を付け終えたリムルは、ヴェルドラに覆いかぶさり、胃袋へ取り込み始める。
あっけなく捕食を終え、暴風竜ヴェルドラは一時的に世界から消滅する。
この事実はまたたく間に広まり、周辺諸国に衝撃を与えた。

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リムルのいるジュラの森周辺の地図

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大臣のベルヤード男爵

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自由組合連合のマスターのフューズ

リムルのいる洞窟は、ジュラの森と呼ばれる場所に存在した。
その周辺にある国の一つブルムンド王国では、自由組合連合のマスターのフューズと、大臣のベルヤード男爵がヴェルドラの消滅が周囲に与える影響について話していた。
ベルヤード「では、ギルドとしての対策を聞かせてくれんか。」
フューズ「特に何かを行う予定はありません。」
ベルヤード「ヴェルドラが消滅したということは、魔物の活性化が予想されるのだぞ!」
ヴェルドラの封印されていた場所は不可侵領域だったが、ここを抜けて東の帝国が動き出し、周辺の国家が支配される可能性があるというのである。
ベルヤードの心配をよそに、フューズはベルヤードの疲れた顔のことを指摘する。
苦笑いを浮かべるベルヤードに、フューズは幼なじみであることを理由に、個人的に調査をすることを約束した。

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次々にスキルを獲得していくリムル

そんな世界の情勢など知る由もないリムルは、洞窟を出るため周囲をうろついていた。
鉱物を食べ、水辺を泳いだことで、「水流移動」「水圧推進」「水刃(すいじん)」のスキルを覚える。
この3つのスキルを獲得したことで統合進化を遂げ、「水操作」のエクストラスキルへと変化する。
その道中、巨大な黒蛇に遭遇するも、覚えたての「水刃」で首を切り落とし、あっさりと撃破した。
去ろうとするリムルに、ある考えが浮かぶ。
リムル「これ、捕食者で捕食して解析したら、この蛇の能力奪えるんじゃねぇ!?」
吐き気を催す程度に気分を害しながらも、黒蛇を捕食する。
リムルの思ったとおり、黒蛇のスキル「毒霧吐息」「熱源感知」を獲得。
さらには黒蛇への擬態が可能となる。
その後もモンスターを捕食しては「身体装甲」「麻痺吐息」「粘糸・鋼糸(ねんし・こうし)」といったスキルを取得し、ついには「吸血・超音波」のスキルを応用して喋ることができるようになる。
洞窟をさまよい続けて数十日後、ようやく出口らしき扉を発見した。

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洞窟に入る3人の冒険者らしき人間

どうやって扉を開けるか悩んでいると、人間らしき者が中に入って来たため、身を隠すことにした。
彼らは、この300年誰も入ったことのないと言われる洞窟に探索にやってきたようである。
リムルはふと、人間たちの言葉が理解できることに気づく。
大賢者「解。意思が込められている音波は、「魔力感知」の応用で理解できる言葉へと変換されます。」
リムル「なるほど。よかった。俺英語苦手だったんだよね。」
大賢者「逆に思念を乗せて発声させれば会話も可能です。」
リムルにとって初めて見る人間だったが、スライムの姿であるため攻撃されてしまう可能性を考え、そのまま隠れてやり過ごすことにする。
3人の冒険者らしき人間たちは、隠密スキルで透明になるとそのまま奥へ進んでいく。
リムル「のぞき見使放題だ。けしからんヤツだ! あとで友達になる必要がありそうだな!」
リムルはすきを見て外へ出ることにした。
そのうちの一人である若い女性に気配を悟られるが、追ってくることはなかった。

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リムルに恐れおののくゴブリンたち

リムルは洞窟を出た先で、ボロボロになった装備をまとったゴブリンの群れに遭遇した。
彼らに戦う意志はなく、むしろ怯えた様子である。
そこで、さきほど大賢者から聞いた方法で話しかけてみることにした。
しかし、声のボリュームが調整できず、あまりの声量にさらに怯えさせてしまう。
思念が強すぎたと感じ、今度は小声で要件を尋ねる。
赤いバンダナのゴブリン「強力な魔物の気配がしたので、警戒に来た次第です。」
強さを見込まれたリムルは、頼みを聞いて欲しいというゴブリンたちの案内で、ゴブリンの村へ行くことになった。

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ゴブリンの村

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ゴブリン村の村長

リムルは村の中でも一番大きな家で話を聞くことにした。
リムル「それにしても粗末な村だ…… ヴェルドラの鼻息で吹き飛びそう。」
村長をしているという年老いたゴブリンから、神が姿を消したことで、魔物の一部が村にちょっかいをかけられていることを聞く。
リムルは時期が近いことからその神がヴェルドラだと察する。
戦力に乏しいゴブリンたちは、リムルの力を借りたいのだと言う。
リムル「しかし、自分スライムですので、期待されているような働きはできないと思うのですが……」
村長「ご謙遜を。」
村長はただのスライムにはそのようなオーラは出せない、相当に名を馳せた魔物なのだろうという。
なんのことか分からないリムルは、大賢者に「魔力感知」のスキルで自分を客観的に見れるように頼んだ。

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オーラを隠せないリムル

客観的に見たリムルは、禍々しいオーラを出したままであった。
リムル「大通りを社会の窓全開で歩いていたみたいだ…… これはアカーン!」
これではゴブリンたちが怯えてしまうのも納得である。
しかし、リムルはゴブリンたちには自分のオーラが見抜けるかを試していたことにして話を進めることにした。

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牙狼族の襲撃になすすべのないゴブリンたち

村を襲ってくるのは牙狼族と呼ばれる狼の魔物で、圧倒的な戦力差により、多くのゴブリンの戦士が亡くなったのだという。
村長の息子にして、名持ちの守護者のような戦士がいたが、その男も力尽き、戦力を失った村は危機的状況にあるという。
一呼吸おいたあと、リムルは村長に確認する。
リムル「俺がこの村を助けるなら、その見返りは何だ? お前たちは俺に、何を差し出せる?」
実際のところは体裁を整えるためにした質問であり、リムルは見返りなど求めてはいなかった。
村長「我々の忠誠を捧げます! 我らに守護をお与えください。さすれば我らはリムル様に忠誠を誓いましょう!」
その光景を見たリムルは、三上として生きていた頃を思い出す。
部下の必死な頼み事を「しょうがねぇなぁ」と言いつつ聞いていた会社員時代。
リムル「なんのかんの言って、俺は頼まれごとに弱かった。」

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リムルにすべてを捧げ、忠誠を誓うゴブリンたち

その直後、牙狼族の遠吠えが鳴り響いた。
ゴブリンたちは襲撃されることに絶望し、うろたえ始める。
リムル「ビビる必要はない。これから倒す相手だ。」
リムル「お前たちのその願い、暴風竜ヴェルドラに代わり、このリムル=テンペストが聞き届けよう。」
ゴブリンたちは感謝とともに、リムルの忠実なるしもべであると宣言する。
こうしてリムルはゴブリンたちの主にして守護者となった。

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