東亰ザナドゥ(Tokyo Xanadu)のネタバレ解説まとめ

「東亰ザナドゥ(Tokyo Xanadu)」とは、日本ファルコムより発売されたPlayStation Vita専用のアクションRPGである。主人公の高校生・時坂洸が、ヒロインの同級生・柊明日香と出会い、謎の世界「異界」に挑んでいく物語を描いている。日本ファルコムを代表とする人気ファンタジーRPG「イース」「空の軌跡」とは一風変わって、現代の日本を舞台にしたストーリーと世界観が大きな特徴となっており、ファルコムの新たな時代展開を象徴する一作として注目を集めている。

祐騎が開発したサイフォン用の対話型占いアプリで、通称「神様アプリ」と呼ばれている。占いたい事柄を入力することで、神様を模したマスコットが的確なアドバイスをしてくれるというもので、公開後は占いの的中率の高さから大盛況となった。
しかしその正体は、アプリをインストールしたサイフォンのデータのハッキングを自動で実行して収集し、ネット上の相談なども参考にして、それらしいアドバイスを自動生成するという仕組みになっている(こうした仕組みをトワは「裏技」と呼んでいた)。

そんなある時、理由は不明だが、グリードに目をつけられて干渉を受け、突如不吉な画面となって「事故に遭う」「火傷をする」という不吉な運勢予報を告げてくるようになった。そして、これらの不吉な予報は周辺機器をハッキングして、予報通りの事故が発生するように仕向けられるという、グリードによって危険なものへと変異させられた仕組みからくるものとなっている。
また、葵がダウンロードした際はすぐさま不吉な予報が届けられた上、彼女が異界に連れ去られるというそれまでにない現象が引き起こされているが、これも結局のところ原因は不明となっている。

ネメシス

明日香が所属している、異界の管理を目的とする秘密結社。規模はゾディアックに比べるとやや劣るが、ソウルデヴァイスの基礎技術なども開発しており、後項の「執行者」と呼べる、ソウルデヴァイスの適格者を主とした精鋭も揃えている。さらにそのほかのメンバーにも在野の魔術師や霊能力者といった異能者たちを多く抱えていることから、組織としての力は侮れない。また、英国に第一本部、米国に第二本部があるとされているが、その実態は不明。

目的達成の為ならば執行者はもちろん、その他の構成員に多少の犠牲が出たとしても厭わない冷酷非情な流儀を主としており、明日香もその流儀に従って「自分が死んでも代わりならいくらでもいる」という発言をしている。そのため、人命を疎かにする気はないゾディアックとは協力関係にありながらも良好な関係とは言えず、特に異界の扱いについては強く対立しあうことがある。

執行者(しっこうしゃ)

ネメシスのエージェント。異界への適性を認められた人間が本人の希望によって本格的な訓練を施された後、世界各地に派遣され、異界やそれに関する事件の調査を担当する。

ゾディアック

70年前から世界の経済・産業を主導してきたとされる12の巨大企業連合。中核となる12の企業のほかに、関連企業を含めればその規模は数千社にも及んでいる。日本からは美月が所属している「北都グループ」と、数年前に12企業入りを果たした「天乃製作所」が参加していて、特に北都グループは創立当時から12企業の中でも設立当初からの主要メンバーとして重要な役割を担っている。

異界の利用を目的として掲げており、国家の枠組みを超えた影響力を持っているが、表の世界に過度な干渉はせず、国家間の争いについても基本的に不干渉を貫く。そして、12企業をはじめとした参加企業は互いに協力しつつも各々の利益を求めて競争しており、一枚岩の組織ではないことが作中で明らかになっている。しかし、少なくとも表向きは人道に反するような行為は禁じられており、ネメシスよりも基本的にまともな扱いとなっている。

アングレカム

ゾディアックの実働部隊で、わかりやすく言えばゾディアック版の執行者のようなもの。ネメシスの執行者にも負けないくらいの精鋭揃いとして名を馳せているが、なぜか美月の印象はあまり良くない。

国防軍(こくぼうぐん)

第二次世界大戦(史実とは異なる流れを辿っている)を経て自衛隊に代わって結成された日本の軍事組織。自衛隊と同じように国土防衛用の戦力しか持たないが、独自開発の兵器や最新鋭の人型機動兵器「機動殻(ヴァリアント・ギア)」の部隊を要するなど、その戦力試算は世界第4位という位置を占めている。

イージス

国防軍が抱えている特殊部隊で、通称「国防軍対零号特戦部隊(タスク・フォース・ゼロ)」。零号とは予算の計上ができないような非実在存在、即ち異界関連の存在を指している。
10年前の東亰震災で、国防を担いながらも異界の被害に全く対応できなかったことへの反省として創設された部隊で、明日香や美月もその存在については知識がなく、その存在を知った時は初めて驚愕していた。

その目的は、東亰震災を引き起こした元凶である神話級グリムグリードの眷属「落とし子」の殲滅であり、刻印騎士団と共闘してネメシスやゾディアックよりも早くその存在を突き止め、殲滅作戦を極秘裏に進めていた。

《X.R.C》(Xanadu Resarch Club)

組織の垣根を越えて杜宮市で起こる異界事件に対して迅速に行動するべく、明日香と美月によって発足されたチームで、洸がリーダーを務める。なお、学校にはXを「未知」という意味にして、不思議探求部として届け出ている。

顧問が天才教師(永遠)、部員が優等生帰国子女(明日香)、天才格闘少女(空)、スーパープログラマー(祐騎)、伝説の不良(志緒)、生徒会長(美月)、人気アイドル(璃音)という、あまりにも濃い面子であるため、発足して間もない頃に学園の話題となった。

聖霊教会(せいれいきょうかい)

ヨーロッパを中心として活動する由緒ある宗教で、異界の影響力が現実世界に危険なまでの影響を及ぼすと問題視しており、後項の武装騎士団を運用して各地で異界の監視にあたらせている。その概要はあまり語られないが、異界を封じるためならグリードはもちろん、障害となる存在に対しては容赦がない体質であるらしい。

刻印騎士団(クロノス=オルデン)

聖霊教会が非公式に擁する武装騎士団で、聖霊教会の実働部隊ともいうにふさわしい存在。「異界を監視」するネメシス、「異界を利用」するゾディアックとは異なり、「異界の封印」という目的を掲げて動いているらしいが、その実態と活動は多くの謎に包まれている。

所属する団員は「刻印騎士(クロノス=リッター)」と呼ばれ、白装束を纏った異様な姿が特徴で、その実力はネメシスの執行者をも凌駕すると言われるほど超がつくほどの精鋭揃いと言っても過言ではない。こうした実力と、その異様な姿から、裏の世界では死神のような存在として警戒されている。

『東亰ザナドゥ』の主題歌・挿入歌

主題歌

SPiKA:Seize the day

演奏:Falcom jdk BAND
歌:SPiKA(スピカ)

本作の主題歌にしてオープニングテーマで、PS4版の「東亰ザナドゥeX+」にも使用されている。作中に登場するアイドルグループ《SPiKA》の玖我山璃音役の沼倉愛美、天堂陽菜役の洲崎綾、如月怜香役の諏訪彩花、柚木若葉役の小澤亜李、七瀬晶役の田村睦心が歌を担当している。

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