ボヘミアン・ラプソディ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ボヘミアン・ラプソディ』とは2018年11月に日本で公開された、「クイーン」のボーカルで、類まれなる歌声と才能を持ったフレディ・マーキュリーの半生を描いた伝記映画である。イギリスとアメリカの共同制作。ブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ「Bohemian Rhapsody」「We Will Rock You」など名曲の誕生秘話、クイーンとフレディ・マーキュリーの栄光とその影を描く。20世紀最大のチャリティーコンサート「ライヴ・エイド」での伝説のステージが蘇る。
この楽曲は当時色々な意味でも異例だった。
20種類以上の音源が重ねられてレコーディングされ、その楽曲の長さは6分超えとなった。当時主流だったのはラジオだった為、通常では流してもらうことはできなかったと思われる。
しかしQueenのボーカルであるフレディは、レコーディングした音源を知り合いのDJに「この曲は流すぎるから、絶対に流すなよ」と伝えてその音源を手渡した。
しかし変わり種であるその曲をDJはラジオで最初から最後まで流したのである。実はこれはフレディの狙い通りで、かなり頭の良い人だったこともうかがえる。
そしてこの曲はQueenの曲の中でも、音楽の歴史の中でもかなり重要な曲となっている。
ラジオ放送後話題になったこの曲は、クリスマスという日に二度も首位を獲得し、異なる年に四度も首位を獲得した。
『ボヘミアン・ラプソディ』の主題歌・挿入歌
ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)
1. 20世紀フォックス・ファンファーレ
2. 愛にすべてを
3. ドゥーイング・オール・ライト...リヴィジテッド(スマイル)
4. 炎のロックン・ロール(ライヴ・アット・ザ・レインボー)
5. キラー・クイーン
6. ファット・ボトムド・ガールズ(ライヴ・イン・パリ)
7. ボヘミアン・ラプソディ
8. ナウ・アイム・ヒア(ライヴ・アット・ザ・ハマースミス・オデオン)
9. 愛という名の欲望
10. ラヴ・オブ・マイ・ライフ(ロック・イン・リオ)
11. ウィ・ウィル・ロック・ユー(ムービー・ミックス)
12. 地獄へ道づれ
13. ブレイク・フリー(自由への旅立ち)
14. アンダー・プレッシャー(クイーン&デヴィッド・ボウイ)
15. リヴ・フォーエヴァー
16. ボヘミアン・ラプソディ(ライヴ・エイド)
17. RADIO GA GA(ライヴ・エイド)
18. AY-OH(ライヴ・エイド)
19. ハマー・トゥ・フォール(ライヴ・エイド)
20. 伝説のチャンピオン(ライヴ・エイド)
21. ドント・ストップ・ミー・ナウ
22. ショウ・マスト・ゴー・オン
映画「ボヘミアン・ラプソディ」のオリジナルサウンドトラック。クイーンのベスト盤といっても過言ではない名曲が網羅されている。またライブ音源も多数収録されているほか、「これはサウンドトラックアルバムだ」ということを忘れないようにと、ブライアン・メイがクイーンとして20世紀フォックスのファンファーレをレコーディングした。
Track1. 20世紀フォックス・ファンファーレ
ブライアン・メイが「このCDがクイーンのアルバムではなく、サウンドトラックだといいうことを忘れないように」という意味でギターでアレンジしたものをレコーディングした。
Track2. 愛にすべてを
英題「Somebody To Love」
1976年発売。作詞作曲はフレディ・マーキュリー。
リードボーカルはフレディだが、何回も重ねて録音をするオーバーダビングを利用したコーラスが多用されている。
Track3. ドゥーイング・オール・ライト...リヴィジテッド
英題「Doing All Right」
ブライアン・メイとスマイルの前メンバーのティム・スタッフウェルの作品。
劇中では、フレディが加入したスマイルのライブシーンで歌われている。マイクスタンドの脚の部分を外して歌うスタイルが確立するシーンとして描かれる。
Track4. 炎のロックン・ロール
英題「Keep Yourself Alive」
1973年7月6日発売。作詞作曲はブライアン・メイ。
2016年にトヨタ自動車の「C-HR」のCMに起用され、キャッチフレーズも「KEEP YOURSELF ALIVE 走るなら 自分の道を。」になっている。
Track5. キラー・クイーン
英題「Killer Queen」
1974年10月11日発売。作詞作曲はフレディ・マーキュリー。
上流階級のコールガールについて歌われた楽曲である。イギリスのチャートで2位と初のヒット曲となる。アメリカのチャートで12位にランクインし、アメリカで初めてヒットした楽曲となった。
Track6. ファット・ボトムド・ガールズ
英題「Fat Bottomed Girls」
1978年10月13日発売。作詞作曲はブライアン・メイ。スタジオバージョンとライブバージョンでアレンジが違う楽曲である。シングルバージョンでは一部ギターの間奏を省略し1分ほど短くなっている。
Track7. ボヘミアン・ラプソディ
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目次 - Contents
- 『ボヘミアン・ラプソディ』の概要
- 『ボヘミアン・ラプソディ』のあらすじ・ストーリー
- 『ボヘミアン・ラプソディ』の登場人物・キャラクター
- フレディ・マーキュリー(演:ラミ・マレック)
- メアリー・オースティン(演:ルーシー・ボイントン)
- ブライアン・メイ(演:グウィリム・リー)
- ロジャー・テイラー(演:ベン・ハーディ)
- ジョン・ディーコン(演:ジョゼフ・マゼロ)
- ポール・プレンター(演:アレン・リーチ)
- ジム・ハットン(演:アーロン・マカスカー)
- レイ・フォスター(演:マイク・マイヤーズ)
- ジョン・リード(演:エイダン・ギレン)
- ジム・ビーチ(演:トム・ホランダー)
- ボブ・ゲルドフ(演:ダーモット・マーフィ)
- 『ボヘミアン・ラプソディ』の用語
- ボヘミアン・ラプソディ
- ライヴ・エイド
- 『ボヘミアン・ラプソディ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- フレディ・マーキュリー「クイーンは定義できない」
- フレディ・マーキュリー「このライブに出ないと、俺たちは次の日から死ぬまで後悔することになる」
- フレディ・マーキュリー「自分が何者かは自分が決める」
- 最後の21分間「ライヴ・エイド」の場面
- 『ボヘミアン・ラプソディ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「大ヒット記念!クリスマス・カード」が配布
- レイ・フォレスターを演じた意外な人物
- ラミ・マレックの役作りと特殊メイク
- 劇中の演奏シーンは本物
- グレアム・キングが語った制作秘話
- 「ボヘミアン・ラプソディ」ヒットのきっかけをつくったラジオDJ
- 『ボヘミアン・ラプソディ』の主題歌・挿入歌
- ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)
- Track1. 20世紀フォックス・ファンファーレ
- Track2. 愛にすべてを
- Track3. ドゥーイング・オール・ライト...リヴィジテッド
- Track4. 炎のロックン・ロール
- Track5. キラー・クイーン
- Track6. ファット・ボトムド・ガールズ
- Track7. ボヘミアン・ラプソディ
- Track8. ナウ・アイム・ヒア
- Track9. 愛という名の欲望
- Track10. ラヴ・オブ・マイ・ライフ
- Track11. ウィ・ウィル・ロック・ユー
- Track12. 地獄へ道づれ
- Track13. ブレイク・フリー(自由への旅立ち)
- Track14. アンダー・プレッシャー
- Track15. リヴ・フォーエヴァー
- Track16. ボヘミアン・ラプソディ(ライヴ・エイド)
- Track17. RADIO GA GA
- Track18. AY-OH
- Track19. ハマー・トゥ・フォール
- Track20. 伝説のチャンピオン
- Track21. ドント・ストップ・ミー・ナウ
- Track22. ショウ・マスト・ゴー・オン