グランディアIII(Grandia III)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グランディアIII』とは、2005年スクウェア・エニックスよりPlayStation 2用ソフトとして発売されたRPGゲームである。グランディアシリーズの第4作目にあたるが、今までの作品とは全く異なった舞台である。幼い頃、飛行王「シュミット」に憧れた主人公ユウキは、飛行機による大陸横断を目指す中で神人(コミュート)のアルフィナと出会う。行方不明の兄を探すアルフィナを助けるため共に旅立ったユウキは冒険の中で聖獣と神人の宿命を知り、世界の真理に触れ成長していく。

ゾーン復活を遂げた矢先、グラウの剣によって刺されてしまうエメリウス。重傷を負ったエメリウスに寄り添うアルフィナに、「この血が私を縛り付けていると思っていた。だが、お前が教えてくれたのだ。この熱いものが私たちの絆なのだ、と」と告げる。アルフィナの兄を思う愛によって絆を知り、ずっと自分の中に抱えていた神人の宿命へあらがう気持ち、自分に対するコンプレックスを乗り越えた瞬間だった。

『グランディアIII』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ミニゲーム「アレンジダイス」

サバタール到着後、ストーリーを進行させるとミニゲーム「アレンジダイス」がプレイ可能となり、2度目のランドート島クリア後とバース界帰還後のタイミングで景品が追加される。
サイコロの出た目とテーブル上のカードの数値を一致させるゲームで、一致したカードが3枚以上並ぶと配当が出る。しかしサイコロの目が6・6の場合は強制終了、1・1の場合は配当10倍となる。景品の中にはレアなマナエッグやスキルブックも用意されている。

効率よくお金を稼ぐ方法

アークリフの森に住む「メー」を倒すと沢山のお金を入手でき、更に換金可能アイテムを落とすので効率よく稼ぐことができる。

効率よく経験値を稼ぐ方法

比較的経験値が高いのは、バクラ遺跡・大地の神殿の巨神兵、ヴェージャ遺跡・緑の神殿の森の守護神、メルク遺跡・天の塔のラッキーミンクである。ラッキーミンクはグランディアエクストリームでも登場しており、逃げ足が速いため倒すのが困難である。

フィールド上の障害物を剣で壊すとアイテムを入手できる

ダンジョン内にある障害物を剣で壊すと、たまにアイテムを入手することができる。これは一度ダンジョンを出ると復活し、再び入手することが可能になる。

『クソゲー』ならぬ『(笑)ゲー』という酷評

グランディアシリーズはファンたちの間では初代及び2があまりにも良作だったために、3のシナリオやシステムに関してはかなり酷評が多く、特にシナリオがひどいという評判だった。
シリーズのメインテーマでもある「グランディアのテーマ」はどこにも使用されておらず、「古参ファンへの詐欺」とまで言われてしまっている。
当時、2ちゃんねる掲示板にてグランディア3を酷評するスレッドにおいて(笑)の表現が多用されたことから「(笑)ゲー」との異名がついた。また話題作りとして、役者として活躍している俳優を声優として多数起用したのだが結果として棒読みになってしまっているシーンが非常に多く、これもファンを落胆させた要因の一つとなっている。

『グランディアIII』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):Miz『In the Sky』英語バージョン

歌:Miz / 作詞:Daniel Gibson, Han'some / 作曲:Daniel Gibson, Han'some

ED(エンディング):Miz『In the Sky』日本語バージョン

歌:Miz / 作詞:Ijoy / 作曲:Daniel Gibson, Han'some

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