グランディアIII(Grandia III)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グランディアIII』とは、2005年スクウェア・エニックスよりPlayStation 2用ソフトとして発売されたRPGゲームである。グランディアシリーズの第4作目にあたるが、今までの作品とは全く異なった舞台である。幼い頃、飛行王「シュミット」に憧れた主人公ユウキは、飛行機による大陸横断を目指す中で神人(コミュート)のアルフィナと出会う。行方不明の兄を探すアルフィナを助けるため共に旅立ったユウキは冒険の中で聖獣と神人の宿命を知り、世界の真理に触れ成長していく。

ユウキの母親。34歳。
良家の箱入り娘だったが、青年将校と恋に落ち家出。結婚しユウキを授かるが、その青年将校はプレイボーイの根なし草だったため結婚は破綻。幼いユウキを連れ街を出た後、レンジャーとして働き生計を立てる。ユウキが5歳の時、レンジャーとしてそこそこ稼げるようになったためアンフォグの村に定住することにした。ユウキと別れた後はアロンソと共に船で世界中を旅する。旅の途中でユウキの元を訪れ孫のリティーを可愛がるのが楽しみのひとつ。

アロンソ(CV:葛山信吾)

自称「海の男」のギャンブラー。28歳。元々船の船長だった。
サバタール海岸で樽詰めにされていたところをユウキたちに助けられる。港にある賭博場の女主人・ビアンカに、自分の船をギャンブルの形に取られてしまっていた。船を必要としていたユウキたちに協力し、自分の船を賭けで奪還。その後仲間となりユウキたちの力になる。
後にミランダと共に船で航海の旅に出る。

ウル(CV:柴木丈瑠)

飛竜の使い手。16歳。世界を旅している。
飛竜の谷出身だが、一族の厳しい掟に嫌気が差し故郷を捨てた。少々荒っぽいが人情味あふれる性格で仲間思い。肉が大好物だが、鶏の手羽先は飛竜を連想してしまうため苦手。

ダーナ(CV:吉野紗香)

バクラの集落の族長。23歳。2年前に消息を絶った恋人のデュンケルを忘れられずにいる。
元々同じ集落で生まれ育ったデュンケルとは幼馴染で、親同士も許嫁として公認し合った仲だった。デュンケルとは幼い頃から共に過ごしていた為、お互いを意識してしまい距離を取っていた時期もあったが、プロポーズによって強い絆で結ばれた。内向的な性格の母親に似ているため、おおらかな性格の妹とはあまり似ていない。
ゾーン撃退後はバクラの集落に戻り、死亡したデュンケルの墓を守りながら妹と協力し合い集落をまとめていった。

ヘクト(CV:前田綾花)

聖獣の暮らす「バース界」に住む少女。8歳だが長老という役職に就き指導者の地位に立っている。
無表情で、言葉にも抑揚が無い。かつては明るい性格だったらしいが、神人としての重圧に耐えきれずこのような状態になってしまった。しかし同じ神人であるアルフィナのひたむきな姿を見て自分も強くなろうと前向きに変わり始める。バース界のいつもヴァイオリンを奏でており、生命を散らしている。

デュンケル(CV:笠原紳司)

元々はバクラの集落の族長だった。ダーナの幼馴染であり許嫁でもある。
旅をするユウキたちの前に度々姿を現し、アルフィナがアークリフへ行くことを止めようとしたりエメリウスとの接触をやめるよう促す言葉を残して去ったりしている。
かつてはエメリウスの親友で、彼と共にバース界へ渡った。しかし、無を司る聖獣「ゾーン」の封印を解き力を手にしたエメリウスを止めることができなかったため彼と敵対し追っている。
両手に長剣を持ち巧みに扱う技はあらゆる者を翻弄する。

ロッツ(CV:松尾敏伸)

アンフォグの村に住むユウキの親友。
ユウキと同じく大陸横断の夢を見ており、共に飛行機制作に励んでいる。

シュミット

ユウキに空への夢を見せた「飛行王」と呼ばれる英雄。ユウキにタダで飛行機を作ってくれた。ウルとは以前から面識がある。
愛する人を失ったことをきっかけに飛ぶことをやめてしまったのだが、ユウキたちを最終決戦の地へ運ぶためもう一度飛行機に乗る決心をする。
その際シュミットの乗る飛行機は墜落してしまったのだが彼は生きていた。戦いの後にはロッツを弟子にして飛行機制作を続けた。

敵側キャラクター

8vcrimsonfox
8vcrimsonfox
@8vcrimsonfox

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