うたわれるもの(Utawarerumono)のネタバレ解説まとめ

『うたわれるもの』とは、2002年にLeafによって発売されたアダルトゲームを原点として、PS2用ゲームソフト「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」、そしてアニメ、ドラマCD、コミックと広く展開された作品である。舞台は様々な種族、文化が混在する世界。記憶を失い大けがを負った仮面の青年「ハクオロ」は、とある村の少女「エルルゥ」に助けられる。ハクオロは仲間達とともに国を守り、世界と自分の秘密を知り、自らの過酷な運命に立ち向かっていく。

ストーリー上の重要なキャラクター

ディー

CV.池田秀一

オンカミヤリュー族の青年。元はオンカミヤムカイの哲学士。ウルトリィとは師弟関係にあった。
さまざまな國に現れては、意図的に戦火を拡大している。

正体はハクオロと起源が同じであるウィツァルネミテアの半身が顕現化した姿である。ディーの場合精神はウィツァルネミテアの「分身(ディー曰く分身に憑代として肉体を奪われた状態))」である。

ムツミ

CV.釘宮理恵

ディーの側に控えている黒翼・血眼の女性。ディーのことを「お父様」と呼ぶ。またハクオロに対しても何かしらの含みのある態度を見せる。

正体は創成期にハクオロの遺伝子から複製された実験体。ムツミはその中でも最もハクオロに近い性質を持った一体だった。しかし強大な力を発現させてしまったため、研究者たちによって肉体を分解・破棄処分された。ロストナンバーである製造番号欠番No63の「No63」の語呂合わせでムツ (6)、 ミ (3)と名付けられた。

ムツミはすでにこの世のものではないが、カミュを通じて接触を図っていた。

ミコト

CV.柚木涼香

ハクオロの脳裏にフラッシュバックする女性。亜人間。

正体は、ムツミと同じくハクオロの複製体のうちの一体で製造番号No.3510。彼女の名前である「ミコト」は、「No.3510」にちなんで3(ミ)、5(コ)、10(ト)とアイスマンに名付けられた。
ミコトにはムツミのような特別な力はなかったため、大勢いる被検体と同じようにモルモットとして扱われていた。アイスマンと共に研究施設を脱走し、その時にアイスマンとの間に子をもうける。しかしアイスマンを追ってきた研究者達によって捕獲されてしまう。最期は人との間に子を成した貴重なサンプルとして解体されてしまった。

アイスマン

CV.小山力也

隠されていたウィツァルネミテアの化石を発見したことで、射殺されそうになった考古学者だった青年。朦朧とする意識の中、自身の返り血によって目覚めた「化石」の声を聴く。「眠らせてくれ」と頼んだ結果、化石と同化し、氷の中で長い眠りにつくこととなった。
後にミズシマをはじめとする研究者達に発見され、研究材料のためとして蘇生させられた。
ミコトと施設を脱走し子どもを儲ける。しかし追手により捕獲され再び施設に収容され、サンプルとしてミコトが解体される。またそれに加えて肉体を強化する作用のある仮面のレプリカが完成したことを研究者から聴いた結果、怒りからウィツァルネミテアの力に目覚めてしまう。
その際、ウィツァルネミテアの凄まじい力に愉悦感と、こんな残酷なことはしたくないという2つの心が鬩ぎ合い、ムツミの手によって封印される。
長い年月が経ち封印が弱まるにつれてその心はハクオロとディー、二つに分かれ、戻ることなく、それぞれが自我を持つようになった。

ミズシマ

CV.加藤将之

生命の創造の研究を進めていた科学者の一人。主にアイスマンの仮面についての秘密を探っていた。

『うたわれるもの』の世界観

文化

科学技術水準は「古代」における産業革命以前の様相を呈している。そのため機械技術と呼べるレベルのものは作中における最先進國でも存在しない。蒸気機関なども開発されておらず、原始的なカラクリがちらほら見られる程度である。作中に登場する主な移動手段は、徒歩またはウォプタルに直接搭乗、あるいは荷車や馬車を牽かせる等である。

作中に登場する中で有効な集団攻撃手段は「法術」の使用と「飛行」である。だがこの能力を持つ種族は唯一、オンカミヤリュー族のみである。オンカミヤリュー族の國家であるオンカミヤムカイは、自分達を厳しい戒律で縛ることで道を外れるものと法術技術の流出を防いでいる。これによりこの世界での戦争行為は、短期間で戦局を左右する方法が存在しないため、弓や槍、刀などの武器を用いたものとなる。

宗教

本作に登場する宗教には、「ウィツァルネミテア信仰」と「オンヴィタイカヤン信仰」の2つが登場する。
登場する國家の多くはウィツァルネミテアを信仰している。
2つの宗教は対立しているが、どちらも神話自体は共通している。神話では「オンヴィタイカヤンがヒトを創造し、そのヒト達をウィツァルネミテアが解放した」と語られている。
オンヴィタイカヤン信仰は、ウィツァルネミテア信仰に比べると数や勢力で劣り、冷遇されている。

種族

作中には動物の耳、尻尾などが生えている「亜人間」たちが登場する。ハクオロ以外のすべての登場人物が亜人間である。
亜人間らは種族ごとに外見または能力的に特徴がある。基本的には種族ごとに集落、國を形成している。

オンカミヤリュー族

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