テニスの王子様(テニプリ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『テニスの王子様』とは、週刊少年ジャンプで連載されていた許斐剛によるスポーツ漫画である。中学テニスを題材とした漫画で、主人公が所属する青春学園こと青学のテニス部が全国大会での優勝を目指すお話だ。主人公のリョーマの決めセリフである「まだまだだね。」をはじめとした真似をしたくなるようなセリフや、試合や部活中のシーンなどで友情やテニスへの思いが現れた熱いセリフが登場し、大勢の読者たちに好評を博した。

19巻で神尾がボールを取る際に言ったセリフである。千石VS神尾の試合はついにタイブレークに突入した。神尾は自慢のスピードを使ってコートを縦横無尽に走っていたため、膝の限界が近かった。

千石もこのことに気がついており、「やるね神尾くん⋯。ここまで苦しめられるとはね⋯⋯。だけど序盤からあれだけ走っていれば⋯そろそろかな。」と、独白する。そして、膝に限界が来てしまった神尾は、その場に転びかける。神尾はこの時、地区予選での海堂との試合を思い出していた。海堂はどんなにピンチになろうと粘り強くプレーをし続け、「諦めろよっ!」という神尾に対して「絶対諦めねぇぞ、コラ」と伝えていた。

このセリフは転びかけていてもボールをガムシャラに追いかけた。地区予選の時から粘り強く戦えるように成長した神尾の精神力が現れた名台詞である。

(不動峰/二年生)伊武深司の名言・名セリフ

伊武はクールでローテンションな性格だ。ボソボソとぼやき口調で話すのが特徴で、伊武のぼやきは相手に威圧感を与える。トップスピンとスライスを交互に打つことでボールを打ち返した相手の腕を一瞬だけ麻痺させ、握力を0にする「スポット」という得意技を持つ。

伊武はリョーマが公式戦で戦った最初の強敵である。

⋯なんか今日ジメジメしてない⋯?暑いなぁ⋯嫌になるなぁ⋯とっとと終わらせよ⋯

7巻で伊武が大澤実業の生徒に言ったセリフである。

都大会に進出した不動峰は、初戦で大澤実業の生徒と戦うこととなった。伊武は神尾とペアを組んでダブルスで出場する。大澤実業の生徒達は、不動峰に対して「無名の学校」「都大会に進出できたのはマグレ」と言った風に不動峰の生徒を馬鹿にする。

このセリフは、そんな大澤実業の生徒達に対して卓越したテクニックで相手を翻弄する伊武が言った言葉で、嫌な態度を取る大澤実業の生徒達に「絶対に勝つ」という余裕を見せた伊武の名台詞である。

(不動峰/二年生)橘杏の名言・名セリフ

杏は橘桔平の妹で不動峰中学の二年生だ。

杏もテニスが上手だ

ちょっと、もういいじゃない。謝ってんだから!

杏は左にいるヘアピンをした少女で、桜乃は真ん中にいる三つ編みの少女だ。桜乃の隣にいるのは桜乃の大親友である朋香である。桜乃と杏は、地区予選の会場で偶然出会った。

桜乃を高圧的な態度をとる男子から庇う杏

4巻で杏が青学の一年生である桜乃に絡む柿ノ木中の男子生徒に言ったセリフである。

桜乃はリョーマたちが出場する地区予選の決勝戦を見に会場に行くが、試合会場が広いせいか迷ってしまう。そこで、桜乃がたまたま近くを歩いてきた杏に「あ、あのスミマセン⋯。男子決勝はどこのコートでやってるんですか?」と聞くと、杏は桜乃にニコッと笑って「私も今から行くところなんだけど一緒に来る?」と答えた。

桜乃は杏と共に会場に向かう途中、柿ノ木中の男子生徒にぶつかってしまいうっかり靴を踏んでしまう。すると、男子生徒は「ったく、どこ見てんだよ!!」と怒り、謝る桜乃に対して「人の靴踏んどいてごめんで済むかよ、フザけんな!試合でも汚さなかったんだぜ。激レアだぜ!?激・レ・ア!クリーニング代3万円よこせよな!」と、因縁をつけてきた。

このセリフは高圧的な男子生徒に対して困る桜乃を助けるために杏が言った言葉で、杏の優しさや正義感が現れた名台詞だ。

(聖ルドルフ/マネージャー/三年生)観月はじめの名言・名セリフ

聖ルドルフの選手兼マネージャーを務める少年。他校から選手をスカウトすることは、主に観月がやっている。聖ルドルフの勝利に対するこだわりが人一倍強く、勝つためなら手段を選ばない非情な面もある。

スクールでやってる補強組が多いこのルドルフの中で赤澤と金田だけが元からいたメンバーだ。先輩と後輩。だてに赤澤の背中を追って練習してきてないさ。

出典: twitter.com

赤澤と金田の練習風景を思い返す観月

7巻で聖ルドルフの選手兼マネージャーの観月が言ったセリフだ。

聖ルドルフは都大会の準々決勝で青学と対戦する。シングルスで全国区の実力を持つ聖ルドルフ部長の赤澤は、観月の作戦で金田とダブルスを組んで青学の黄金ペアである大石・菊丸コンビに挑む。黄金ペアは全国でも名を馳せている強力なペアだが、菊丸には見えすぎる動体視力を持っているという特徴があった。赤澤は「ブレ球」という常人には判別不能だが、動体視力が優れている選手だと球が5個、6個くらいに分身したように見える球を打つことができる。「ブレ球」を見ていると非常に目が疲れてしまい、集中力が奪われる。観月は菊丸の動体視力を利用して、菊丸を封じ込めようと作戦を立てたのだ。

観月の目論見通り、一旦は聖ルドルフ優勢となる。ところが、菊丸は自分が囮となって動くことで大石をフリーにし、大石に返球を託すという戦法を取ってきた。菊丸と大石のコンビには長い間コンビを組んできたからこその信頼関係があり、赤澤は二人のコンビネーションに苦戦する。さらに、黄金ペアは「オーストラリアンフォーメーション」というダブルスの陣形を使って赤澤たちを翻弄した。

黄金ペアに対して一人で何とかしようとする赤澤に対して、二年生の金田は「部のために一言だけ言わせて頂きます。ばか澤コノヤロウ!!敵はダブルスで来てるんだっ!!!今はシングルスじゃないんだコノヤロウ!!」と叫ぶ。普段はおとなしい金田の突然の指摘に「なんだとコラ金田ウルァ〜!」と赤澤はキレるが、その後赤澤は金田にオーストラリアンんフォーメーションの攻略法を聞く。金田は視野の広さや観察力を持った天性のダブルスプレイヤーだ。

このセリフは赤澤と金田のプレーを見ながら観月が言った言葉だ。聖ルドルフテニス部のメンバーは、観月たちレギュラーを含めたほとんどの選手が他校から優秀な選手としてスカウトされて転校してきた。その中で、赤澤と金田は元から聖ルドルフの生徒だった部員たちだ。観月の発言を通して赤澤の背中を追って努力を積み重ねてきた金田の姿が分かる名台詞である。

その後、赤澤は黄金ペアに勝利するために金田に「ロブを上げる!サポート頼むぞ!!」と声をかける。

くそう!勝たなきゃ⋯⋯⋯勝たなきゃ意味がないんだ!!その為に僕らはワザワザ地方から集められたのに!!結果だけが全てなんだよ!!

普段はクールな観月が、青学との戦いの後に激情を見せた。

9巻で観月が赤澤たちに言ったセリフである。都大会の青学対聖ルドルフの試合は、青学が勝利した。

このセリフは、試合が終わった後に観月が叫ぶように言ったものだ。観月は相手の弱点を突いたり、味方を利用したりするなど、正々堂々とは言えない手を使ってでも聖ルドルフを勝利に導こうとしていた。今まで冷静で優雅な態度を取っていた観月の、勝利に対する執着心が分かる名台詞だ。

聖ルドルフ部長の赤澤は「観月、まだ5位決定戦でチャンスが⋯。」と声をかけるが、観月は「赤澤!!一敗だって許されるもんか!聖ルドルフの汚点だ⋯。」と突っぱねた。

(聖ルドルフ/部長/三年生)赤澤吉朗の名言・名セリフ

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宍戸亮(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

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宍戸亮(ししどりょう)とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部3年テニス部のレギュラーである。元はシングルスプレイヤーだったが、2年の鳳長太郎(おおとりちょうたろう)とダブルスを組んでおり「氷帝最強ダブルス」と呼ばれている。都大会で惨敗し、一度レギュラー落ちを経験した。レギュラー落ち以前は長髪だったが、レギュラー復帰の際に自らハサミで短髪にし青いキャップを後ろ向きに被っている。男気溢れる性格で、口癖は「激ダサ」。

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千石清純(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

千石清純(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

千石清純とは、『テニスの王子様』に登場するキャラクターであり、山吹中学校テニス3年生。初登場は都大会2週間前、青学へ偵察に来た他校生として登場。ジュニア選抜経験の実力者として知られ、都大会では青学・桃城と、関東大会では不動峰の神尾と対戦している。オレンジ色(原作では茶色)の髪にゲジゲジとした眉毛が特徴。性格は飄々としており、人懐っこい。無類の女好き。千石が試合にいるとラッキーなことが起こることから「ラッキー千石」という異名で呼ばれている。

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向日岳人(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

向日岳人(テニスの王子様)とは【徹底解説・考察まとめ】

向日岳人(むかひがくと)は『テニスの王子様』に登場するキャラクターで、氷帝学園中等部3年のテニス部レギュラーである。アクロバティックプレイを得意とし、コートの上で軽快に動き回る。だがスタミナ不足という欠点があり、短期決戦を得意としている。そのためダブルスを組むことが多い。小柄で赤いおかっぱ頭という一見女の子のような見た目だが、短気でせっかちでまっすぐな性格。意外と男らしい一面があり、強気に対戦相手を挑発することもある。また、特徴的な「〜(して)みそ」という口癖を度々発する。

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