ふらいんぐうぃっち(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ふらいんぐうぃっち』とは、2012年より講談社「別冊少年マガジン」で連載された石塚千尋による漫画の事である。主人公の魔女、木綿真琴(こわたまこと)が修行のため横浜から青森の親戚の家やって来る。居候先の倉本家で高校生活を送りながら魔術の勉強をしたり、他の魔女や異世界の住人と関わりと通じて一人前の魔女としての修行に励む、日常系ほのぼのファンタジー。

魔女が運営しているサイト。色んな情報が載っていて便利。魔術書に載っていないような情報もここには載せてある。基本的な知識や情報は無料で見れる。「魔女のすゝめ」で検索すると出てくる。

魔女の小指

魔女の小指がモチーフの縁結びのおまじないのクッキー。本物っぽく作るのがこつ。

あちら側の人たち

真琴達の居る世界とは異なる世界の人達のこと。春の運び屋さんや夏の運び屋さん、ナルナル達のいる世界。

『ふらいんぐうぃっち』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

圭「どんな子か…そうだなぁ。奇々怪々ってかんじ?」

石渡なおから今度居候にやってきた真琴についてどんな子かと聞かれた時に言った圭のセリフ。その言葉を聞いた直後に、なおの目の前にほうきに乗った真琴と千夏が降りて来て、真琴は目の前のなおに魔女として自己紹介をする。正になおにとっては奇々怪々の出来事だった。さも普通に自分の事を魔女を言ってしまう真琴と事実を受け止めきれないなおとの対比がこれから始まる物語にふさわしい描写になっている。

真琴「理想は周りの人の役に立って自分のためにもなる魔女になる…ですかね」

千夏に魔女になったら何をすればいいのかを聞かれた真琴は、基本的には悪いこと以外なら何をしても良いと答える。占いをしたり、魔術で薬を作り売って商売をするなど、色々な魔女がいる事を説明する真琴が、千夏に「まこ姉はなにするの?」と聞かれた時に答えたセリフ。真琴の魔女としての目標が初めて分かった場面。

千夏「いいんですか…なにも努力してないですけど…」

浜辺兎のハマベーのマナで作った指輪で魔法が使えるようになった千夏が言ったセリフ。嬉しいのとびっくりの間の顔をしながら犬養に質問した所、「魔法ってそんなもんだから」とあっさりとした返事をされた。魔法とはもっと色んな努力をして使えるようになるものだと思っていた千夏が、あっさり魔法を手にしてしまう所がこの作品らしさでもある。

人に戻る予定が完全なる犬に

完全に犬になってしまった犬養

犬養の昼間の半獣を何とか治そうとした真琴が「動物を人に変える魔術」を使って、一時的ではあるが日中だけでも人の姿のままでいられるはずと自信満々に薬を渡したが、飲んだ犬養は人に戻るどころか完全な犬になってしまった。自信に満ちた真琴とは対象に完全に犬になってしまった犬養の哀愁漂う顔が印象的である。

『ふらいんぐうぃっち』の聖地巡礼

ふらいんぐうぃっちの舞台は青森県弘前である。作中にも登場する主な所をいくつか紹介する。

弘前城

2巻、第8話に真琴達のが行った桜祭りが行われている場所

石場家住宅

石渡なおの実家のモデル。本当に酒屋。重要文化財。

藤田記念庭園洋館

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