ふらいんぐうぃっち(Flying Witch)のネタバレ解説まとめ

『ふらいんぐうぃっち』とは、2012年より講談社「別冊少年マガジン」で連載された石塚千尋による漫画の事である。主人公の魔女、木綿真琴(こわたまこと)が修行のため横浜から青森の親戚の家やって来る。居候先の倉本家で高校生活を送りながら魔術の勉強をしたり、他の魔女や異世界の住人と関わりと通じて一人前の魔女としての修行に励む、日常系ほのぼのファンタジー。

倉本家の庭でモツパーティーをする魔女たち

千夏の初魔法のお祝いのモツパーティーを開く倉本家。帰ってきた茜や犬養、なお、杏子、ひなもお祝いにやってきて千夏の初魔法を祝福する。

鹿角小夜に魔女としての自覚を持てと叱られる真琴

千夏の初魔法からしばらくして、突然真琴と茜の使い魔、チトとケニーが真琴の通う学校にやって来た。目的はその日の朝、真琴と圭が話していた学食のトンカツ弁当を食べに来たのだ。律儀にバスに乗り学校へやって来たチトとケニー。学校へ侵入し真琴を発見した後、校内放送で真琴を中庭に呼び出すことに成功した2匹は、旧校舎で真琴、圭、なおの3人と共に絶品のトンカツ弁当を味わう。昼食を終え一息ついている所へ紙飛行機が真琴の元へ届く。協会の仕事の依頼と思った真琴だったが、声をかけられ振り向くと一人の女生徒が立っていた。女生徒は真琴の名前を確認すると2匹の猫をさして校内放送をしたのはあの2匹かと問う。慌ててごまかそうをする真琴だが、その女生徒・鹿角小夜は自分も魔女であることを伝える。先輩魔女がいた事を喜ぶ真琴だったが、小夜に魔女と使い魔の関係をしっかりするように叱咤されてしまう。更に魔女としての自覚が足りないと叱られてしまい、謝る真琴。しかし、小夜もただ叱るだけでは無く、困ったことがあったらと連絡先を紙飛行機に書いていたのだ。ただ厳しいだけではなく、優しい先輩だったと安堵する真琴だった。

2人で依頼の仕事をする小夜と真琴

ナルナルの捕獲に成功する二人

鹿角小夜と出会った夕方、真琴の元へアキラから電話が入る。仕事の依頼だった。その夜迎えに来たアキラを共に現場へ行く真琴。今回の仕事の内容が祈祷系と知り、自分には難しいのではと困ってしまう。しかしアキラから、今回は2人で取り組んでもらう仕事だと聞き、現場へ到着した真琴の前に居たのは昼間出会った鹿角小夜であった。小夜は祈祷系の仕事が得意な為、勉強も兼ねて2人で今回の仕事をして欲しいと言うのがアキラからの依頼であった。早速今回の依頼である、夜になると迷いやすくなる商店街の現象の原因究明と解決に乗り出す真琴と小夜。調査した結果、原因は魔法動物「ナルナル」である事が分かる。ナルナルは餌である虫を取るために複製型とループ型が混ざった空間を創りだす生物であり、たまにこちら側の世界に迷い込んで来ることがある。商店街を迷わせている正体はわかったものの、捕獲に手間取ってしまう二人。今夜の解決は諦めようと思った時、小夜から教えてもらった魔女のサイト「魔女のすゝめ」に簡単に捕まえる方法が書いてあり、実践しようと言い出す真琴。それはミミズを一箇所に集めて匂いでナルナルをおびき寄せると言うものであったが、小夜が何故か気乗りではない。実は小夜は虫が大の苦手で、その方法を知っていたが黙っていたのだ。黙っていたことを謝る小夜に対し、自分がミミズを捕まえると言う真琴。かくして真琴がミミズを集めてあっさりナルナルの捕獲に成功し、今回の依頼も無事成功するのであった。

『ふらいんぐうぃっち』の登場人物・キャラクター

木幡家

木幡真琴(こわたまこと)

この物語の主人公の魔女。横浜から青森の倉本家へやってきた。天然でつい魔女の事を普通の人に話してしまいがち。方向音痴で人の名前をすぐに間違える。人と話をするときは基本敬語を使う。アキラ曰く「困った顔が可愛い」。魔術や魔法はまだ未熟(箒に乗るときも暫くするとお尻と股が痛くなっていた。後に克服)だが、植物の知識は豊富。土いじりが好きで倉本家の裏の畑で野菜やマンドレイクを育てている。将来は「周りの人の役に立って、自分の為にもなる魔女になる」こと。魔女のローブを自分で作ったり、マンドレイクの毒抜きをしたりと手先は器用。使い魔は黒ネコのチト。(声 - 篠田みなみ)

木幡茜(こわたあかね)

真琴の姉。高校を中退して香港に行ってしまう自由人。凄腕の魔女で世界でも数人しか出来ない瞬間移動系の魔術が使える。かなりの酒豪で時々酔っ払っては周りを困らせている。携帯電話やスマホを持っておらず、家族でさえ連絡を取ることが出来ない。千夏を「魔女見習い」に任命した。不真面目そうに見えるが、千夏が魔女になりたいと言ったとき、「人間としての人生を歩めなくなるから」と魔女の道を余り勧めたがらなかった真面目な一面もある。中国では「山消しの魔女」と呼ばれている。真琴とは余り似ていない。使い魔はシャム猫のケニー。(声 - 葵井歌菜)

倉本家

倉本圭(くらもとけい)

倉本家長男で千夏の兄。真琴とは同い年で同じ高校に通う。千夏と同じく余り物事を深く考えずマイペース。休日は真琴と一緒に野菜を作ったり、家の畑やりんご園の手伝いなどをしている。茜からは今時の男子高校生に見えないと言われた。また料理も得意で山菜の天ぷらなどを作って真琴にふるまっている。趣味は映画鑑賞。お化けや幽霊など怖いものが苦手。(声 - 菅原慎介)

倉本千夏(くらもとちなつ)

真琴が居候する倉本家の長女。真琴の又いとこにあたる小学3年生。最初ネコと普通に話をしている真琴を不信がっていたが、買い物に一緒に行った際、箒で浮く真琴を見て驚き一緒に空を飛んだことですっかり懐く。天真爛漫な性格で余り深く物事にこだわらない為、浜辺兎や擬態生物などとすぐ仲良くなれるが、春の運び屋さんは怖がった。真琴や他の魔女に出会ううちに自分も魔女になりたいと真琴の姉にお願いし「魔女見習い」にしてもらう。浜辺兎のハマベーから友情の証として貰った歯を元に作った媒介具の指輪で水鉄砲を出す魔法が使えるようになる。(声 - 鈴木絵理)

倉本奈々(くらもとなな)

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