ゴブリンスレイヤー(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ

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『ゴブリンスレイヤー』とは、ライトノベル『ゴブリンスレイヤー』を原作としたメディアミックス作品である。
冒険者になったばかりの女神官が初めての冒険で危機に陥った時に出会ったのは、ゴブリン退治のみを専門に行う変わり者の冒険者・ゴブリンスレイヤーだった。ゴブリンスレイヤーと女神官、その後出会った妖精弓手、蜥蜴僧侶、槍使いと共に、ゴブリン退治が絡む冒険に挑んでいく。
ゴブリンに強い恨みを持つゴブリンスレイヤーと彼の仲間である冒険者たちの物語を、厳しい冒険者の現実と共に描き出したダークファンタジー。

昇級審査で圃人斥候を降格処分にした受付嬢が自分の対応は間違っていなかったかと悩んだ時に、至高神に仕える神官である監察官が言った言葉。法を司り悪を裁く神である志高神の世間一般のイメージと違い、人々に反省を促すことことが正義という考え方に、受付嬢は少し勇気づけられた。
1人の友だちとして受付嬢に向ける監察官の優しさと、この世界における神の考え方が視聴者にとってよく分かる場面になっている。

『意外に素直!』(第6話)

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ゴブリンスレイヤーのゴブリン退治の方法に女神官と妖精弓手は異議を唱え、火責め・水責め・毒気はなしにしてほしいと主張した。ゴブリンスレイヤーは2人の要求に少し困った様子を見せた後、「仕方あるまい。」とあっさりと2人の主張を受け入れた。そんなゴブリンスレイヤーの様子を見た女神官と妖精弓手は、ゴブリンスレイヤーに反対されると思っていたため、あっさりとした態度に一瞬だけ呆気にとられた。しかしその直後、2人がお互いに顔を見合わせて、小声で同時に囁いた言葉だ。
仲間になったばかりのゴブリンスレイヤーのパーティーだが、女神官と妖精弓手は同性の友人としての絆を深めていることが窺える場面である。

『その、確かに怖いのはそうなんですけど…でもきっと、きっと大丈夫だと思います。』(第6話)

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女神官が依頼人である剣の乙女からゴブリン退治に向かうのは怖くないのかと聞かれた時に、迷うことなく返した言葉。
当初はゴブリン退治で恐怖しか感じることが出来なかった女神官が、ゴブリンスレイヤーを始めとしたパーティーの仲間がいれば大丈夫だと感じ、信頼を寄せていることが伝わってくる。

『悪かった。』(第6話)

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ゴブリンスレイヤーたちが水の街の地下水路に潜ると、ゴブリンの襲撃に5回も遭った。一体どれくらいのゴブリンがいて、襲撃がいつまで続くのかと漏らした妖精弓手と鉱人道士に、ゴブリンスレイヤーは「安心しろ。ここは石壁だ。壁を抜いての奇襲はないだろう。」と返事をした。その言葉を聞いた女神官は、洞窟の抜け穴を利用したゴブリンの襲撃で自分が初めて参加したパーティーが全滅したことを思い出してしまい、俯きながら「嫌なことを思い出させないでください。」とゴブリンスレイヤーに言った。ゴブリンスレイヤーが、女神官のその一言で自分の発言が女神官にとっては不適切だったことに気づき、素直に謝った時に発した謝罪の言葉。
女神官のパーティーの仲間を救うことが出来なかったことを気にかけており、ゴブリン退治の中で女神官が傷つかないようにさりげなく配慮しているゴブリンスレイヤーだからこそ、女神官のたった一言で彼女が言いたいことを察することが出来たのだ。いつも言葉が足りずに何を考えているのか一見すると分からないゴブリンスレイヤーだが、側にいる女神官や仲間たちのことを大切にしていることが分かる場面だ。

『でも、きっといつか消えてしまうのでしょうね。彼も…。』(第7話)

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女神官が地下水路の探索を終えて神殿のお風呂に入っていると、剣の乙女も入浴するために浴場に入ってきた。2人は何気なく会話を交わしていたが、剣の乙女はこの謎めいた言葉を呟いて去って行った。
この場面では何のことか女神官にも視聴者にも分からないが、今後明かされる剣の乙女の過去と秘密に繋がる重要なキーワードである。

『何とかね。だけどね、そっちの方が無事じゃないでしょ?』(第7話)

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ゴブリンとの戦闘が今までにないほどの危機的状況になり、妖精弓手は凌辱されかけながらも鉱人道士に助けられた。妖精弓手の服はボロボロで凌辱されかけたショックは大きいはずだが、妖精弓手は意識を失いかけたゴブリンスレイヤーの肩を支え、他の仲間の無事を確認するゴブリンスレイヤーにもしっかりした声で答えている時の言葉だ。
その後の場面では妖精弓手は凌辱されかけたショックを受けている表情をふとした時に垣間見えるが、自分のことよりも今やるべきことや仲間の助けになることを考えて行動する妖精弓手の気丈さと優しさが分かる場面である。

『はい、約束したじゃないですか。一山越えたら、みんなでご飯を食べようって。約束は守らなくっちゃ、ですよ。』(第8話)

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意識を失ったゴブリンスレイヤーが回復するまで、女神官、妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶は朝食を食べなかった。それは、水路を探検したらみんなでご飯を食べようという約束を守るためだった。回復したゴブリンスレイヤーがまだみんなが朝食を食べていないと聞いて驚いた時に、女神官が返した言葉だ。
女神官に出会う前はたった1人でゴブリンを退治していたゴブリンスレイヤーが、たった数ヶ月で仲間となったメンバーと固い絆で結ばれていることを感じる場面である。
この後、ゴブリンスレイヤーは何かがあったら自分が単独で行動するのではなく、仲間にも頼るという変化を見せた。

『だってこれ、ゴブリンスレイヤーさんが最初に褒めてくれた物じゃないですか。』(第8話)

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地下水路での戦いで壊れてしまった鎖帷子を修繕に出そうとする女神官に、ゴブリンスレイヤーは「買い換えた方が早いだろう。」と聞いた。それに対して女神官が返した言葉だ。
女神官にとって、冒険者として出た最初の冒険で危機的状況に陥った時にゴブリンスレイヤーと出会ったこと、ゴブリンスレイヤーと過ごしたその後の数ヶ月間は大切なものであることが、鎖帷子を大切にする姿から感じられる場面である。

『だが、俺は今も怖くて仕方ない。手伝ってくれるのはありがたいと思っている。しかし手伝う必要はないんだ。』(第8話)

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