ベスト・キッド2(The Karate Kid Part II)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ベスト・キッド2』とは、1986年公開のアメリカ映画。高校生のダニエルが日系人・ミヤギから学んだ空手を通して成長していく大ヒット作『ベスト・キッド』シリーズの第2弾。監督は前作にひき続きジョン・G・アヴィルドセン。今回はミヤギの故郷、沖縄に舞台を移し、ミヤギに復讐を目論むかつてのライバル・サトウとの因縁の対立に巻き込まれるダニエルの新たな試練を描く。

『ベスト・キッド2』の概要

『ベスト・キッド2』とは、1986年公開のアメリカ映画。本国公開題名は『The Karat Kid PartⅡ』 。高校生のダニエルが日系人・ミヤギから学んだカラテを通して成長していく姿を描いた青春映画で、大ヒット作となった『ベスト・キッド』シリーズの第2弾。今回はミヤギの故郷である、沖縄が舞台となっている。コロンビア映画の製作・配給で、日本公開日は1986年6月20日 。
プロデューサーのジェリー・ワイントローブ、監督ジョン・G・アヴィルドセン、脚本ロバート・マーク・ケイメン、撮影ジェームズ・クレイブ、音楽ビル・コンティと、前作『ベスト・キッド』と同様のスタッフがそれぞれ引き続き担当している。また主題歌となる『Glory of Love』を、アメリカのロックグループ「シカゴ」の元メンバー、ピーター・セテラが歌っている。
キャストは前作同様、ラルフ・マッチオが主演の「ダニエル」役を務め、前作でアカデミー賞とゴールデングローブ賞の助演男優賞ノミネートを果たした日系二世のアメリカ人、ノリユキ・パット・モリタが、空手の達人「ミヤギ」役を務めた。またダニエルの新恋人「クミコ」役には、映画初出演となる沖縄生まれの日系人女優、タムリン・トミタが抜擢された。

『ベスト・キッド』シリーズは、本作の後1989年に、監督ジョン・G ・アビルドセン、主演ラルフ・マッチオ、ノリユキ・パット・モリタで、続編『ベスト・キッド3』が製作された。また、1994年には主人公を女の子に替えた『ベスト・キッド4』、2010年にはジャッキー・チェンを主役に抜擢した第1作のリメイク版『ベスト・キッド』も製作されている。

『ベスト・キッド2』のあらすじ・ストーリー

ひ弱な高校生のダニエル・ラルーソーは、空手の達人である日系人・ミヤギと出会って空手の精神と技を習い、少年カラテ選手権大会に初めて出場。宿敵となったコブラ会の門下生たちを次々に倒し、見事、優勝を勝ち取った。
大会終了後、会場を後にするミヤギとダニエルの前に、試合に破れたコブラ会師範のジョン・クリースが現れた。彼は2人を凄い形相で睨み付け、そのまま門下生たちのところへ行くと彼らを痛めつけようとした。その様子を見ていたミヤギが止めに入ると、怒り心頭のクリースはミヤギに殴り掛かって来た。だがミヤギは冷静にクリースを押え込むと、彼の顔面に空手チョップをお見舞いしようとして寸前で止めた。恐怖に慄いたクリースはそのまま倒れ込み戦意喪失した。「なぜ倒さなかったの?」と問うダニエルに、ミヤギは「人を許す心を持たない者は、死ぬより辛い人生を送らなければならないからだ」と答えた。

6か月後、ダニエルは母親の2か月間の転勤が急に決まったため、その転勤先に明日発つという。だが行きたくない彼の心中を察したミヤギは、2か月の間だけダニエルを引き取ると彼の母親に了解を取った。その時、ミヤギのもとに故郷・沖縄から、一通の手紙が届く。その手紙には、父が危篤だと書かれ、手紙の送り主はユキエという女性だった。かつてミヤギはユキエに恋をしたが、彼女は親の取り決めによってミヤギの親友であり父の弟子でもあった男・サトウと婚約させられた。「親の決めた結婚なんて意味はない。ユキエはわしのものだ」と村人たちの前で宣言したミヤギにメンツを潰されたサトウは、名誉挽回のためミヤギに決闘を申し込んだ。だがミヤギは決闘をせずに沖縄を出たという。ダニエルに決闘をしなかった訳を聞かれたミヤギは、「感情で戦をしてはいけない。例え自分が正しくても負ける。」と答えた。そしてミヤギは沖縄に帰ることにし、ダニエルを引き取れなくなったことを彼に謝るのだった。

ミヤギが出発の日、空港に彼を追いかけてダニエルがやって来た。彼は大学へ行くための学資で高い航空チケットを買い、どうしても一緒に沖縄に行きたいと言う。追い返そうとするミヤギだったが、沖縄の歴史を勉強したいというダニエルの強い意思に負け、一緒に沖縄へ向かうことを許した。
那覇空港に着いたミヤギとダニエルを、ユキエから頼まれたという若者・チョーゼンが礼儀正しく歓迎してくれた。彼は2人を車に乗せると、故郷のトミ村とは逆の方角のとある倉庫に案内した。到着するとチョーゼンは2人に敵意を見せるような態度を取り、「オジキ!」と大声で呼んだ。奥から出てきたのは、ミヤギのかつての親友サトウだった。サトウはミヤギの顔を見るなり、彼を卑怯者呼ばわりすると「親父に会ってこい。それからカタをつける」とミヤギに言い残し、ミヤギとダニエルを倉庫に置き去りにしてチョーゼンの車で去って行った。

ミヤギとダニエルはタクシーでミヤギの父の待つ村へ行く。実家に着くと2人を迎えてくれたのは、ミヤギの姪でクミコという若く美しい女性だった。ミヤギが部屋に行くと、床で眠っているミヤギの父をユキエが看病していた。ミヤギとユキエは約45年ぶりに涙の再会をする。そこでミヤギはユキエが結婚をしていなかったという事実を知る。するとミヤギの父は目を覚まし、「やっと来たか」と息子に手を差し伸べるのだった。翌朝、ミヤギは家の中にある道場で独り空手の型を練習をしていた。起きてきたダニエルにミヤギは道場でのミヤギ空手の400年の歴史を説明する。そして、「これがミヤギ空手の極意だ」と玩具の”でんでん太鼓”をダニエルに見せた。不思議そうに見る彼に「修行すれば分かるようになる」と言うとミヤギはダニエルを外に誘い、今度は村を案内する。ミヤギによれば、昔、村は漁村だったが、サトウの父親が大型漁船で魚を取り尽くしたために、今は古い缶詰工場だけになっているという事だった。そんな話をしていると、サトウが車で現れた。サトウは父と対面したミヤギに再度決闘を挑もうとする。そこへユキエが駆け付けて来て、父がミヤギとサトウを呼んでいると言う。ミヤギの父は、駆けつけたミヤギとサトウの手を握り、2人の手を合わせると、そのまま永遠の眠りに就いたのだった。サトウは、ミヤギに「恩師に敬意を表し3日間だけ喪に服する。喪が明けたら親父の跡を追わせてやるぞ」と言って部屋を出て行った。

父の葬儀を終え悲しみを乗り越えたミヤギは、道場でダニエルに稽古をつけ始める。そんなある日、ミヤギは廃工場となっている缶詰工場にダニエルを連れて行った。そこでミヤギは、ここで習得したという振り子のように落ちて向かって来る銛をかわす”でんでん太鼓の技”を見せた。ダニエルも挑戦するがスピードに圧倒されバランスを崩して海に落ちた。その頃、村では村人が畑で作った野菜を買う市場をチョーゼンと仲間たちが仕切っていた。廃工場から戻ったダニエルは、たまたま野菜を台車から落として困っている村人を手伝い、野菜をチョーゼンの市場へ運んで行く。そして野菜を天秤上に載せた瞬間に天秤が大きく傾き重りが落ち、ダニエルがその重りを手に取ると簡単に二つに割れた。彼らはインチキな重りを使って野菜を不当に安い値段で買い上げていたのだ。村人たちは怒ってチョーゼンたちに群がり、ダニエルのせいで屈辱を受けたチョーゼンは恨みを込めた眼で彼を睨み付けるのだった。その夜、ダニエルが神社の近くで、でんでん太鼓を振りながら空手の技を考えていると、クミコがやって来た。クミコはダニエルの動きを見て、盆踊りと似ていると言い、叔母から教わったという踊りを披露する。そこへまたしてもチョーゼンたちが現れ、ダニエルはでんでん太鼓を取り上げられるとチョーゼンに腹を蹴られて蹲った。彼は「今度会ったらぶっ殺してやる」とダニエルに言い残し、そのまま去って行った。

父の死後、ミヤギはユキエとの恋が再燃、ダニエルもクミコとデートを重ねるようになった。クミコはバレリーナになる夢を語るが、沖縄にはバレエの教室が無く半分諦めていた。ある日、那覇の街でのデート中、氷の板を空手チョップで何枚割るかを賭ける怪しい店があり、ダニエルは止めるクミコを無視して入って行った。マッチョな男が2枚しか割れないことについ笑ってしまったダニエルがその男から因縁を付けられていると、そこへタイミング悪くチョーゼンが現れた。そして彼はダニエルに「6枚の氷の板を割れ」と賭けを始めようとする。狼狽したダニエルがその場から逃げようとした時、クミコが近くの電気屋に買い物に来ていたミヤギを見付けて連れて来た。だがミヤギは止めるどころかダニエルが6枚全部割る方に600ドル賭けると言い出し、ダニエルを困らせる。言い出したチョーゼンも大金の提示に怯んでいると、今度は彼の師匠のサトウが現れた。彼は割れない方に賭けると言う。挑戦することになったが自信のないダニエルにミヤギは「精神集中だ」と言い、十分に精神集中するダニエル。そして手刀を放つと、6枚全部の氷が割れた。サトウは賭けに負けたチョーゼンに対し、市場の一件に続いての不祥事の件について「俺にまた恥をかかせる気か」と叱り、ミヤギに金を渡す。ミヤギはその半分を「大学の学費だ」とダニエルに渡した。

翌日、ミヤギはサトウの家に行った。サトウは丸太で手刀を鍛えてる最中だったが、ミヤギはサトウに「つまらない争いはもう止めよう。」と言葉を掛けた。だが彼は聞く耳を持たない。「なぜそんなに変わってしまったんだ」と強い口調で言うミヤギの言葉に、サトウはミヤギを睨んだまま家の中に戻って行くのだった。

その夜、クミコからダンスパーティに誘われたダニエルは、思いっきりダンスを楽しんだ。その後、ダニエルはクミコに「決まった人はいるの」と尋ねる。クミコは「そんなのもう時代遅れよ。誰と結婚しようと自由よ」と答え、ホッとするダニエル。二人がテーブルの上で手を握り合おうとした時、またしてもチョーゼンたちが割り込んで来た。チョーゼンは「格好ばかりつけやがって。金を返せ」と言い、ダニエルの腹に一発お見舞いし金を取り上げた。さらにクミコにも乱暴しようとする彼らにダニエルは怒り、油断したチョーゼンの股間に拳を入れると金を奪い返し、クミコを連れて逃げるのだった。

深夜、ダニエルが眠りに就こうとすると、サトウとチョーゼンとその仲間が「ミヤギ!決着をつけてやる!」といきなり家に入って来た。ダニエルが対応しミヤギの居場所は知らないと答えると、サトウはチョーゼンたちに「来たことを奴に教えてやれ」と指示して去って行った。チョーゼンたちは、ダニエルを羽交い締めにすると、道場や庭などを荒らし始めた。そこへミヤギが現れた。チョーゼンは「俺が相手をしてやる!老いぼれめ!」と言って槍を持ってミヤギに挑む。ミヤギはまず、彼の仲間を簡単に空手で倒すと、向かってきたチョーゼンの槍を取り、チョーゼンを倒し、逆に彼の首に槍を突き立てた。恐怖に慄いたチョーゼンたちは即座に逃げ去って行ったが、サトウとの確執に埒の開かない状況に、ミヤギは「明日はアメリカに帰ろう」とダニエルに呟いた。

翌日、ミヤギとユキエは別れの会話を交わしていた。ダニエルも帰るための荷造りをしていると、クミコが独り桟橋に座っているのが見えた。ダニエルはそっとクミコの所に行くと、彼女に「アメリカにはバレエの教室がある。一緒にアメリカに来ないか?」と誘う。するとその時、村から騒ぎ声が聞こえてきた。サトウが権利を持つトミ村の土地を売る計画で畑をショベルカーを使って荒らしていたのだ。それはミヤギに決闘を承諾させるための手段だった。駆け付けたミヤギは村を救うため仕方なく決闘することを決めるが、「どちらが勝っても土地の権利を村の人に譲ってやって欲しい」という条件を提示する。サトウは条件を飲むと、今日の真夜中にこの場所での決闘をミヤギに言い渡す。そして「逃げたらこの村は無くなる!」と言い残し去って行った。ミヤギの無事を案じるダニエルは、「決闘なんかやめて帰ろうよ!」と促すが、ミヤギは村人のために決闘に臨む意思を固めていた。

その日の夕方、ダニエルが廃工場に行ってみると、中の座敷に美しい着物を着たクミコがお茶の道具を前にして座っていた。ダニエルは彼女の前の座布団に座り、「ここ、僕の席?」と尋ねると、クミコは頷き、お茶を点ててダニエルに出す。ダニエルはそれを飲み終えると、自然に二人は唇を合わせた。だがその頃から外はどんどんが風が強くなり、大きな台風が近づいて来ていた。村人たちは避難所に避難を始めており、クミコはダニエルを連れ、ミヤギもユキエを連れて避難所に向かった。夜になるとますます雨風が激しくなった。そんな中、逃げ遅れて身動き出来なくなっている赤ちゃんを抱いた女性がいた。ミヤギとダニエル、ユキエ、クミコが救助に向かい無事救出する。その時、すぐ近くにある神社が倒壊した。その神社には、決闘のため待機していたサトウとチョーゼンが居り、チョーゼンは一人で逃げて来たが、サトウは太い柱の下敷きになっていた。彼は救助に来たミヤギを見て「俺を殺しに来たのか」と悪態をつくが、ミヤギは柱めがけて手刀を振り落として一撃で柱を真っ二つに割り、避難所に連れ帰った。しかしまだ一人、警鐘の塔にしがみつき助けを求めていた少女がいた。ダニエルは少女を助けに塔に上る。それを見たサトウはチョーゼンにも助けに行けと命じるが、彼は尻込みするばかりだった。ミヤギがダニエルの許へ行こうとするとサトウがミヤギを制し、自分がダニエルと少女を助けに行った。無事救助し避難所に戻ってきたサトウはチョーゼンに、「お前とはこれまでだ!」と突き放した。そして居場所が無くなったチョーゼンは、避難所から飛び出して行った。

台風が去り、荒れ放題となった村にサトウがやって来た。彼はミヤギとダニエルに助けられ、ようやく昔の心を取り戻していた。サトウはミヤギに頭を下げ「村の再建を手伝おう。」と言い2人は仲直りする。するとダニエルはこの際にと思い、盆踊りを古い城跡で開かせてほしいとサトウに懇願する。そして彼はこれから毎年、盆踊りはその城跡で開くことを約束した。

やがて、盆踊りが城跡で盛大に行われた。ミヤギもユキエもクミコもダニエルも、そしてサトウも、村人みんなが楽しく踊った。そしてクミコの一人演舞が始まると、その美しさに誰もが見とれていた。すると、その時クミコの背後から突然チョーゼンが現れ、クミコにナイフを突きつけた。サトウやミヤギの説得にも耳を貸さない彼は、メンツを潰されたと訴え、ダニエルに決闘を挑んだ。ミヤギはダニエルに「これは試合じゃない。真剣勝負だ」と言ってダニエルを送り出す。そして村人全員が見守る中、ダニエルとチョーゼンの1対1の勝負が始まった。ダニエルは、チョーゼンの強さに圧倒されながらも何とか食い下がる。ダニエルはミヤギ伝承の必殺技”鶴の技”を繰り出すがチョーゼンには効かなかった。すると、ミヤギがでんでん太鼓を振り始めたのをきっかけに、サトウや村人たちも持っていたでんでん太鼓を振る。でんでん太鼓の音の中でダニエルは、最後の力を振り絞り”でんでん太鼓の技”を繰り出した。両手を左右に振ってチョーゼンの顔面に何発もカウンターをお見舞いし、遂に彼は倒れた。

勝利したダニエルはクミコを抱きしめながらミヤギを見た。そして笑顔で答えるミヤギだった。

『ベスト・キッド2』の主な登場人物・キャラクター

ダニエル・ラルーソー(演:ラルフ・マッチオ)

本作の主人公。
カリフォルニアのハイスクールに通う高校生。
前作では、空手の達人である日系人・ミヤギと出会って空手の精神と技を習い、初めて出場した少年カラテ選手権大会で優勝した。
本作では母親の転勤先に立つ前日に、ミヤギに父危篤の知らせが届き、沖縄へ帰るというミヤギに頼み込んで一緒に沖縄へ発つことになる。
沖縄ではミヤギとサトウの確執に巻き込まれ、サトウの弟子・チョーゼンから再三嫌がらせを受けるが、最後には彼と1対1の決闘をする。また、ミヤギの姪であるクミコと親しくなり、やがて恋に発展する。
前作では父親の事には触れていなかったが、ミヤギとの会話で、幼い頃に父が亡くなっていたことを明かしている。

ミヤギ / 宮城成義(演:ノリユキ・パット・モリタ)

沖縄出身の日系二世の老人。本名は宮城成義。
ダニエルの住むアパートの管理人で修理屋も開業しているが、従軍の経験もあるカラテの達人。
故郷・沖縄から父が危篤だとの手紙が届き、45年振りに沖縄の地を踏む。だが父は再会後の翌日にこの世を去ってしまう。手紙の送り主はかつての恋人で結婚を誓い合ったユキエで、彼女との再会を喜んだ。また親友であり父の弟子でもあるサトウにも再会。彼には45年前にユキエを取り合ったことからずっと恨みを持たれていた。今回の帰郷でサトウから改めて決闘を申し込まれたが、それを拒むと一緒に行ったダニエルが自分の弟子だというだけでサトウの弟子たちから散々嫌がらせを受けてしまい、関係の無いダニエルまで巻き込んでしまう。

クミコ(演:タムリン・トミタ)

本作のヒロイン。
沖縄のトミ村に住む日本人の娘でミヤギの姪。叔母から教わったという盆踊りを子供たちに教えている。
村に着いたミヤギとダニエルを実家で最初に出迎えミヤギの父親の寝床に案内した。それ以来ダニエルと親しくなり、デートを重ねるうちに恋仲に発展する。
バレリーナになるのが夢だが、沖縄にはバレエ教室が無く諦めていた。だが、ダニエルからアメリカに来ればバレエを習うことが出来ると言われ、心が揺らぐ。

渡口サトウ(演:ダニー・カメコナ)

沖縄に住む資産家でミヤギの旧友。
ミヤギの父親からミヤギと共に空手を教わった弟子であり、那覇市内に自身の道場を経営している。
45年前にユキエの両親からユキエの婚約者に選ばれたが、「親の決めた結婚なんて意味はない。ユキエはわしのものだ」と村人たちの前で宣言したミヤギにメンツを潰された。名誉挽回のため決闘を申し込んだミヤギが沖縄を出て行き叶わなかったため、45年振りに帰郷したミヤギに改めて決闘を申し込む。

渡口チョウゼン(演:ユウジ・オクモト)

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