BAKUMATSU(第3話『龍馬アンサツ? 過去からの刺客!』)のあらすじと感想・考察まとめ

無限斎に吹き飛ばされた高杉晋作は、桂小五郎と坂本龍馬、岡田以蔵と合流する。意見の食い違いにより決別する高杉晋作と坂本龍馬。高杉晋作は坂本龍馬との思い出を回想する。刻(とき)を操る力を使って時代を作り変えたい坂本龍馬は、高杉晋作と別れた後、独自に刻を操る力を持つ青年・晴明を捜索する。そこに現れた晴明の姿を装った十二将松尾芭蕉。坂本龍馬と松尾芭蕉の戦いが始まる。
今回は「BAKUMATSU」第3話『龍馬アンサツ? 過去からの刺客!』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

桂小五郎「まったく、殴りあうなんていい大人がすることじゃないだろ?」
高杉晋作「しかたねぇだろ。あいつがつまんねぇこと言い出すから。俺は道理に合わない事は嫌いなんだよ」
桂小五郎「確かに、お前と坂本くんは、考え方が違う。でもこの日本を良くしたいという志は一緒だろ」
口ごもる高杉晋作。
桂小五郎「なんだよ、急に黙って、図星か?」
高杉晋作「うるせぇ、今ちょっと昔を思い出しただけだよ」
桂小五郎「昔?」
高杉晋作「あぁ、ずいぶん前になるが」
以前、長崎にて坂本龍馬と話したことを思い出す高杉晋作。

高杉晋作の回想。長崎で出会った頃の高杉晋作と坂本龍馬

長崎にて異国に思いを馳せる高杉晋作と坂本龍馬。
坂本龍馬「上海はどうだった?高杉さん」
高杉晋作「正直驚いたな。異国は俺達よりもずっと先に進んでる」
坂本龍馬「やはりそうか」
高杉晋作「坂本、これからの日本はもっと異国に目を向けなきゃならん。古いものを捨て新しい物を取り入れる。その変化を受け入れる勇気が必要だ。」
坂本龍馬「あはははは」
高杉晋作「何がおかしい」
坂本龍馬「これが笑わずにおれるか。高杉さん、俺はおんしと全く同じ考えじゃ。国を変える程の大事を成すには大金がいるき。だから俺はまず海運業で儲ける。そしてその金をつこうて日本を一度洗濯する。300年の間に付いた垢を洗い流せば、この国は綺麗になる。新しい日本を作るんじゃ。」
高杉晋作「新しい日本」
熱い志を語る坂本龍馬。

同士の証として「鉄砲」を坂本龍馬へ譲る高杉晋作

坂本龍馬の志に感銘を受けた高杉晋作は、懐から拳銃を取り出す。
坂本龍馬「それは?」
高杉晋作「上海土産に買った拳銃だ。かなりの値打ちものだぞ」
坂本龍馬「見せてくれ」
高杉晋作「店の親父曰く、この銃は強運を引き寄せるそうだ。受け取れ、お前にやる。俺とお前は同じ志を持つ同士だからな」
坂本龍馬「同士?」
高杉晋作「あぁ、共に新しい日本、いや新しく面白き日本を作ろう」
坂本龍馬「新しく面白き日本か」

現実に戻り、桂小五郎に笑顔を向ける高杉晋作。
高杉晋作「まぁあの時は、そんな話をしたが、時辰儀のせいでぐちゃぐちゃになっちまったみたいだから、こっちの坂本はどう思ってんだろなぁ」

巨城スサノオを脱出後、逃げ場所として古寺を目指す徳川慶喜一行

巨城スサノオを脱出した徳川慶喜と山崎烝と霞は、一時休息を取っていた。
霞「慶喜様、この先に古寺があるでごじゃる」
山崎烝「慶喜様、ご不便をおかけして本当に申し訳ございません。」
徳川慶喜「何を言う。二人とも私の為によく骨を折ってくれている。」
その時、梟の鳴き声が聞こえた。
霞「ずんだ丸?!あっ雹からの手紙でおじゃる」

晴明について聞き込みをする坂本龍馬

高杉晋作と別れた坂本龍馬と岡田以蔵は、京の都で刻(とき)を操る力を持つと言われる青年を捜す為聞き込みをしていた。
町の女「もう知っている事は全て話しました。お帰りください。」
坂本龍馬「だそうだ。」
岡田以蔵「いつまでこんなことを続けるんだ?晴明はスサノオ城にいるんじゃないのか?」
坂本龍馬「おそらく」
岡田以蔵「だったらなぜ?」
坂本龍馬「無限斎は、高杉さんが接触した俺らのことを既に掴んじゅうはずだからこうやって派手に動きよったら何か仕掛けてくるじゃろと」
岡田以蔵「無駄な戦いは避けるんじゃなかったのか?」
坂本龍馬「ちいと考えがあっての」
何か気配を察した岡田以蔵。
坂本龍馬「どうした?」
岡田以蔵「つけられてる」
岡田以蔵が刀を構えようとした瞬間、現れたのは憔悴しきった晴明だった。
坂本龍馬の腕の中で倒れこむ晴明。
晴明「助けて」
坂本龍馬「晴明!」
坂本龍馬の腕の中でへ倒れこみ意識を失ったのは、写真に写っていた刻(とき)を操る力を持つと言われている青年だった。

坂本龍馬の腕の中に倒れこむ晴明

鍛冶屋の女将に刀を預ける桂小五郎

自身の刀を鍛えてもらうため鍛冶屋の女将に自身の刀を預ける桂小五郎。
そこに高杉晋作が現れる。
高杉晋作「おい」
桂小五郎「晋作、何しに来たんだ? お前」
高杉晋作「やっぱりもう一度坂本と話し合ってくる」
桂小五郎「そうか それはいい考えだ」
高杉晋作「だから お前も来い」
高杉晋作は、桂小五郎を連れて坂本龍馬の所に向かった。

晴明を保護した坂本龍馬と岡田以蔵

坂本龍馬「おんしを捜しよったがじゃ晴明さん」
晴明「俺のこと知ってるの?」
坂本龍馬「俺は坂本龍馬 おんしの味方じゃ。見たところ どこかから逃げてきた様子やけんど」
晴明「スサノオ城だよ。俺は反逆者の疑いをかけられ、地下牢に閉じ込められていた。処刑を待つ身だったんだけど、警備の隙を見て逃げ出してきたんだ。」
巨城スサノオから逃げ出してきたと言う晴明に、坂本龍馬はゆっくり養生するように伝えた。
しかし、突如晴明は坂本龍馬を襲ってきた。間一髪でかわす坂本龍馬。
坂本龍馬「俺をだましたつもりか?」
晴明「なぜ気づいた?」
坂本龍馬「脚じゃ」
晴明「脚?」
坂本龍馬「確かに顔は晴明そのもの。だが、その鍛錬を積まれた脚は牢に捕らわれちょった男のもんじゃない」
晴明「フッフッフッ長い旅路があだとなったか。しかし あの一瞬で見抜くとは大したものじゃな」
坂本龍馬「知っちゅうことを吐いてもらおう。本物の晴明は城に捕らわれちゅうと聞いた。そら ほんまか?」

知っている事を全て吐けと偽の晴明に刀を向ける坂本龍馬

松尾芭蕉「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。フン わしはスサノオ十二将の一人、松尾芭蕉」
坂本龍馬「松尾芭蕉?」
坂本龍馬が助けたのは、晴明の姿に変装した十二将の一人松尾芭蕉だった。
松尾芭蕉「晴明の居場所など知らん。わしは貴様を始末するために参っただけだ」
坂本龍馬「聞いたことがある。松尾芭蕉は、実は伊賀の忍びだったと」
松尾芭蕉「ひき繭の かくふた籠りせまほしみ、我ら術を受け生き延びた者はおらぬ!」
坂本龍馬と対峙する松尾芭蕉。突如分身したかのようにもう一人の松尾芭蕉が現れた。
実は松尾芭蕉は双子で2人一体となって戦いを挑んできたのだ。
坂本龍馬「おんしら 何で無限斎に加担するがじゃ?」
松尾芭蕉「徳川の天下泰平の世になり伊賀の忍びは衰退した。我らの夢は ただ一つ、今一度 伊賀一族の名を世に知らしめることじゃ」
異変に気付き助けに入った岡田以蔵と共に、松尾芭蕉兄弟と対峙する坂本龍馬。
無限斎に加担することで伊賀一族の再興を夢見る松尾芭蕉兄弟は、坂本龍馬を殺そうと鎌を振上げ襲い掛かってきた。

松尾芭蕉兄弟と対峙する助けに入った岡田以蔵と坂本龍馬

松尾芭蕉兄弟の鎌を何とか食い止める岡田以蔵

斬りあう松尾芭蕉兄弟と坂本龍馬たち。そんな状況を知らずに高杉晋作と桂小五郎が部屋に入ってきた。
高杉晋作「おい、坂本、一杯やりながらさっきの続きをやんぞ!」
松尾芭蕉兄弟がいるとも知らずに無防備に部屋へ入室した桂小五郎は、背後から松尾芭蕉兄弟の兄に襲われ人質にされてしまう。
桂小五郎を人質に武器を捨てるよう坂本龍馬達を脅す松尾芭蕉兄弟。

人質に捕られる桂小五郎

無抵抗になった坂本龍馬に松尾芭蕉兄弟が鎌を振上げた瞬間、腕に隠していた銃で松尾芭蕉兄弟の弟を撃つ坂本龍馬。
その一瞬隙が出来た松尾芭蕉兄弟の兄を斬りつける高杉晋作。
2人の無言の連携で松尾芭蕉兄弟を倒したのだった。

高杉晋作が譲った銃で松尾芭蕉兄弟の一人を倒す坂本龍馬とその隙にもう一人を斬る高杉晋作

高杉晋作「この銃 俺がやったやつか?」
坂本龍馬「ああ、そうじゃ、あの長崎の港でのこと忘れたか?」
高杉晋作「いや 話したな。共に新しい日本をつくろうと」
坂本龍馬「違うな。新しい日本じゃない新しく面白き日本じゃ」
高杉晋作「そうだったな。帰るぞ 桂」
桂小五郎「えっ おい待て、晋作 話はいいのか?」
高杉晋作「もう終わった」
坂本龍馬が高杉晋作と長崎で語り合った記憶を持ち、同士の証として譲った銃を持っていた事で坂本龍馬が変わっていない事を理解した高杉晋作は、用は済んだと笑顔で去っていった。

去っていく高杉晋作と桂小五郎

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