怪盗グルーのミニオン大脱走(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『怪盗グルーのミニオン大脱走』とは、『怪盗グルーシリーズ』の第3作。東宝東和配給・イルミネーション・エンターテインメント制作、2015年公開『ミニオンズ』から共同監督を務めるピエール・コフィン監督とカイル・バルダ監督が手掛ける3Dアニメーションのコメディ映画。反悪党同盟に所属するグルーは念願の結婚を果たし、家族で幸せな毎日を送っていたのだが、組織が目標とする新たな敵を捕まえ損ねて組織をクビにされてしまう。相棒のミニオンたちもいなくなってしまう中、組織に戻るため生き別れた双子の兄弟と奮闘する。

グルーとブラッドが奪い合うお宝。
世界一大きなダイヤと言われており、その輝きには巨大ロボをも動かす力を持っている。

フリードニア

ドルーが住む地域の名前。豚がたくさんいることで有名。
ルーシーたちが訪れた街ではタイミングよく伝統のチーズ祭りが行われており、街中がチーズで溢れていた。
チーズレースやダンスなどの催しがあり、とても賑やか。

『怪盗グルーのミニオン大脱走』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ブラッドの輝く時代

今回戦う敵は1985年『悪党ブラッド』という人気番組に主演していた元子役。その名の通り、子役のブラッドが悪事を働く様子を放送しておりその時の決め台詞が「ぼくちゃんわるーいこちゃん」だった。
子どもながらに激しいスタントにも挑み、それが現在の身のこなしに通じていると言っても過言ではない。さらには一番の武器である大きな目で上目遣いをしながら言う決め台詞には、見ている者の心を奪うような破壊力があり、どんないたずらも許してしまいそうになる。
ブラッドの成長に伴い、可愛らしさが薄れてしまうと人気が低迷し、番組も終了を迎えることになった。ブラッドの時もそのまま止まってしまう。
今回の事件は、ブラッドが自分から人気を奪い去ったハリウッドに復讐すべく起こったものとなっており、自分が影響受けたものや、おもちゃを用いて攻撃を仕掛けてくるため少し懐かしさを感じる。
他にも決め台詞も健在で、可愛らしさは欠片もないが如何に子ども時代を思っているかが伺える。

ルーシーに変装したブラッド。演技力に自信ありとのことだが、やはり決め台詞は忘れない

良き母として

147回目のデートを重ねてグルーと結婚したルーシー。今回は子どもたちとの距離感に悩む姿が描かれており、特に長女のマーゴとはお互い気を使いあってしまうため、うまく話せない様子。
ついつい子どもたちを甘やかしてしまうルーシーに見かねたマーゴは「ママには厳しさも必要」と声をかけた。
アドバイスを即行動に移したルーシーは、訪れていた街の催しにマーゴを無理やり参加させ、ニコとの婚約事件に発展させてしまう。
婚約なんて子どもの冗談だと思い他人事のように笑っていたルーシーだったが、相手の親がマーゴに因縁をつけてきた際には身を挺してマーゴを守り「この私の可愛い娘に呪いをかけるなんて許さないから」と追い返してしまう。

その後、守ってもらえた嬉しさからマーゴはルーシーに抱きついて走り去った。ルーシーはマーゴに愛しさの笑みを浮かべるとともに、母親らしいことができた喜びに浸っていた。

ルーシーへの恐怖で怒りを忘れたニコの母親

『怪盗グルーのミニオン大脱走』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

メルのモデル

ミニオンたちの先頭に立ち、幾度と指示を出していたリーダー格のメル。シリーズを通してミニオンに声をあててきたピエール・コフィン監督が声優を務めているが、メルという名前はイルミネーション・エンターテイメントの代表の名前『Chris Meledandri(クリス・メレダンドリ)』から来ており、名前の頭3文字を取って『Mel(メル)』と名付けられている。
ちなみにメルの髪形は他のミニオンに比べて少し特徴的だが、そこもクリス・メレダンドリに寄せている。

パロディ祭り

グルーにはミニオンの他にも悪党時代からタッグを組んでいる相棒がいる。開発好きのネファリオ博士である。
悪党道具を作って貢献してくれていたり、グルーが悪党から足を洗った際には一度家を出たものの最終的には手助けをしてくれるいい相棒だが、今回は発明好きが転じて間違えて自分をカーボンフリーズに掛けてしまったという。
ミニオンたちが決死の救出作業に取り掛かるが、ネファリオ博士の発明だけあって苦戦している様子。
時折映りこむ様子がかなりシュールだが、これは『スター・ウォーズ エピソード5』のパロディとなっている。

スター・ウォーズ エピソード5』にて、カーボンフリーズに掛けられてしまったハン・ソロ。

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