ライブ・ア・ライブ(Live A Live)のネタバレ解説まとめ

『ライブ・ア・ライブ(Live A Live)』とは、株式会社スクウェアから発売されたRPGである。原始人の少年が生贄とされる別部族の美少女を救う原始編、要人救出の密命を受けて単身敵地へ侵入する幕末編、心山拳師範の老師が後継者を探す功夫編、放浪のガンマンがギャング集団を迎え撃つ西部編、最強の格闘家を目指す現代編、超能力に目覚めた青年が巨大ロボットで悪に立ち向かう近未来編、宇宙船という閉鎖空間でのサバイバルホラーのSF編の7つのメインシナリオで構成される。

罠を突破したクレイジー・バンチの一団とその首領、O・ディオは町の人々が立て篭もる酒場の前で待ち構えて居た。サンダウン・キッドとマッド・ドッグの二人は酒場の外へ出て、O・ディオとの最終決戦に挑むのであった。

巨大なガトリングガンを持ったクレイジー・バンチの首領「O・ディオ」との決戦

O・ディオを倒したサンダウン・キッドとマッド・ドッグは驚くべきものを目にする。それはO・ディオの死体が一匹の馬に変わったのだった。O・ディオの正体はスー・シャイアン連合軍(インディアン軍)によって全滅させられた第七騎兵隊の無念と憎しみが、生き残った馬に取り憑いた物だった。

倒したO・ディオは一匹の馬になった

O・ディオを倒した事でサクセズタウンには再び平穏が訪れる事となったが、マッド・ドッグはサンダウン・キッドとの因縁の対決を再び行おうとする。対決の後、サクセズタウンの人々はサンダウン・キッドを見送る。その際、サンダウン・キッドはかつて西部にその名を轟かせた名保安官であり、あまりの銃の腕に決闘を挑む者が後を絶たないために自らに賞金を懸けて死に場所を探す伝説的な人物である事を知るのだった。サンダウン・キッドは、金より大切な「人を守る事」をもう一度教えられたと改めて感じ、再び荒野を彷徨うのであった。

再び荒野を彷徨うサンダウン・キッド

西部劇のような世界が舞台のシナリオで、主人公のサンダウン・キッド、賞金稼ぎのマッド・ドックは共にガンマンである。1953年の映画「シェーン」などの有名な西部劇の名場面がシナリオの下敷きとなっている。鐘の音が8回鳴るまでの間に町を探索して罠の材料を集め、町の人々と協力してクレイジー・バンチを迎え撃つシステムとなっており、住人と罠の相性を考慮して上手く指示を出す事ができれば、O・ディオ以外の全てのギャングを罠で倒す事ができる。逆に罠で全員倒さない場合、最終戦闘で7×7のマス目のフィールドのほとんどがギャングで埋まるという状況になる。シナリオ開始時に表示されるサブタイトルは「放浪」だ。

現代編

格闘家ならば誰もが一度は夢見る言葉がある、それは「世界最強の座」。現代編の主人公である「高原 日勝」は、格闘家として世界の頂点に立つため、あらゆる格闘技の必殺技を会得しようと考える。しかし、同じ格闘家として最強を目指す者がおいそれと他人に技を継がせる事は無い。そこで高原 日勝は、実戦で相手の技を受けそこから相手の技を会得するため、世界の猛者達を求めて旅に出るのであった。

あらゆる格闘技を自ら受け、修得する事を決めた高原

高原が挑むのはムエタイの頂点である「ナムキャット」、ルチャリブレの使い手である悪役レスラー「グレート・エイジャ」、関節技主体の軍人殺方の使い手「トゥーラ・ハン」、日本古武術である骨法の使い手「森部 生士」、ハリウッドスター兼レスラーの「マックス・モーガン」、異種格闘技界へ転身したスモウレスラーの「ジャッキー・イヤウケア」、の6名である。

対戦相手選択画面

6名の達人に見事勝利し、それぞれの必殺技を取得する事ができた高原の元に一人の男が現れる。その男は自らを「オディ・オブライト」と名乗り、高原が今まで戦って来た相手に勝利し、なお且つ止めを刺し命を奪って来た事を告げる。オディ・オブライトが高原に対して相手に止めを刺さないのは真の勝利では無く甘い考えだと言う一方、高原はオディ・オブライトがしている事は格闘技では無く、ただの殺戮だと怒りをあらわにする。お互いに最強を目指す二人の死闘が始まるのであった。

対戦相手の命を奪うオディ・オブライトと怒る高原

オディ・オブライトは対戦相手から得た技をさらにアレンジして使用する強敵

激しい戦いに勝利した高原に対して、オディ・オブライトは「次から次へと、俺のような奴が現れる」と告げる。その言葉通り、新たな挑戦者が「貴様を倒せば、俺が最強だ!」といって現れる。真の最強への道を目指す高原の戦いは、終わらないのであった。

オディ・オブライトを倒した高原に新たな挑戦者が現れる

戦闘で相手の必殺技を受ける事で、高原が相手の必殺技を取得して自信で使用する事ができるシステムとなっている。対戦相手を選ぶ事ができ、攻略順序と相手の必殺技をいかに取得できたかで難易度が大きく変わるのが特徴である。シナリオ開始時に表示されるサブタイトルは「最強」だ。

近未来編

近未来編の主人公「田所 晃(タドコロ アキラ)」は、幼少時代に機動隊の隊長であった父親を暴走集団「クルセイダーズ」に殺されていた。アキラと妹のカオリは孤児院「ちびっこハウス」に保護され、その頃からアキラに不思議な力が備わるのだった。それは「人の心を読む」、「手を触れず物を動かす」といった超能力であった。

暗闇にアキラの目だけが浮かぶ、プレイヤーの心を読むような演出

時が立ち、不良気質の備わったアキラは喧嘩に明け暮れる日々を送っていた。この頃、街では突然人が行方不明になる事件が多発しており、どうやらそれは暴走集団「クルセイダーズ」による犯行のようだった。公園で昼寝をしていたアキラが公園を出ようとした所、クルセイダーズがアキラを拉致しようと襲いかかるが、ハーレーに乗ったタイ焼き屋さんを名乗る男「無法松(むほうまつ)」に助けられるのであった。

ハーレーに乗ったタイ焼き屋さんの無法松に助けられる

無法松に送ってもらいちびっこハウスへと帰ってきたアキラは、妹のカオリのペットであるアカミミガメの「タロキチ」が死にかけている事を知る。妹のため、タロキチを助けようと町外れにある古道具屋、壽(ことぶき)商会の藤兵衛(とうべえ)を訪ねるのであった。藤兵衛は変わり者の発明家といった評判だったが、実際は自らの体をサイボーグ化する程の天才科学者であった。死にかけているタロキチを液化還元し、メタルスーツへ流し込む事で流体アンドロイドとする事でタロキチは生き長らえ、カオリは喜んだ。ふと何かを閃いた藤兵衛の心を超能力で読んだアキラは、壽商会の地下に「古代バビロニアの魔神」といわれるロボット兵器、「ブリキ大王」が隠されている事を知る。このブリキ大王の動力は強大な精神力であり、通常の人間がブリキ大王を動かすのならば、精神力が増大する「液体人間化」が必要であるとされているが、超能力を持つアキラならば動かせるのでは無いかと制御を試みるも、ブリキ大王が動く事は無かった。

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