ジョーカーも驚くバットマンと対決したヘンなヴィランまとめ

アクションもさることながらダークな世界観とリアルな人間描写で世界中のファンを虜にし続ける長寿アメコミ、バットマン。そんなバットマンが今まで戦ってきたヴィラン(悪役)たちは凶悪で残忍な犯罪者ばかり。だが、そんなヴィランたちの中にも一風変わった変なキャラクターがいる。バットマンの人気を支えた縁の下のヘンなヴィランを紹介する。

自身はあまり戦うことがなく、それよりもネットを駆使して他のヴィランにバットマンたちヒーローの情報を横流しする現代型サイバーヴィラン。
脳をネットとコネクトし、自分の中にネットそのものを取り込んで自分自身がスーパーコンピューターになるという離れ技を披露することもできる。
そのおかげかヒーローの全てを知り尽くしており、ヒーローと直接戦う時には一回も触れさせることなく倒すという超人的強さを誇っていた。
だが、そんな卑怯なやり口かつ裏方的立ち位置も相まってか日本での人気は全くない。というより、日本のメディアではほとんど紹介されたことがない極めてマイナーなキャラクターだ。彼のヘンなところは自分で戦うタイプではないというところだ。他のヴィランに情報を流すことがメインのキャラクターは正直なところ必要ないのではとされ、結果的に自分でも戦うようになった。

ジェントルマン・ゴースト

名前の通り、紳士な幽霊。
霊能力を使う亡霊強盗であり、自分を処刑したロンドンの街への復讐を企てている。特殊な金属や技でなければ倒すことができない。もともとホークマンという、ジャスティス・リーグのメンバーでもあるヒーローと戦うヴィランであったのだが、途中でゴッサム・シティに移住し、それからはバットマンと戦うヴィランとなった。
このヴィランのヘンなところは、もう死んでいるというところ。正確に言えば不死身の怪盗なのだが、不死身であれ幽霊であれ、やはりバットマンの世界観からすると違和感の残るヴィランである。バットマンと戦った後、ホークマンのところに戻っていったところを見るに、彼が存在するべき世界観という名のボタンを掛け違えたという印象を読者に与えることとなった。

マキシー・ゼウス

自分のことをギリシャ神話の最高神ゼウスの生まれ変わりだと思い込んでいる誇大妄想狂。彼の元にはギャングの信奉者が集まっている。
戦いの神の息子と手を組み、ゴッサム・シティを魔界に作り変えようとしたこともあるがその戦いのさなかに生贄として殺されている。
このヴィランのヘンなところは、ギリシャ神話の最高神ゼウスの生まれ変わりだと思っている割にはギャングの信奉者しか囲っていないところ。善良な人々を洗脳するといったことはせず、武力行使第一の考え方もまたヘンである。

ヘンなヴィランたちの存在意義

彼らには決して「格好よさ」は備わっていないだろう。
ダークな世界観やリアルな描写からも外れているため、マイナーな存在以上の存在にはならないかもしれない。
ただ、この長いバットマンの人気の裏で、影の功労者として働いた彼らの勇姿を忘れていないファンも数多く存在する。人気のヴィランの陰に隠れて、初登場時はその圧倒的なパワーや能力に読者も震え上がった。未だネタとしていじられるキャラも存在している。しっかりとキャラのついた人気のヴィランたちの陰に隠れながらも、彼らは爪痕を残したヴィランとして未だファンの間では語り継がれる存在であることは確かである。

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