ISLAND(第12話『てをつないでアシタへ』)のあらすじと感想・考察まとめ

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「玖音はリンネなのか?」と切那は疑問を抱き、玖音が指輪をしていたかどうか、そして、玖音の過去を調べる。そして先代の御原家当主・典正の日記を読んだ切那は、衝撃的な真実を知ってしまう。時を超えた伝承のリンネとセツナの物語。伝承の本当のエンディングが今明かされる。
今回は「ISLAND」第12話『てをつないでアシタへ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「ISLAND」第12話『てをつないでアシタへ』のあらすじ・ストーリー

玖音の過去に隠された謎

1

切那は玖音の指輪のことを凛音に尋ねた

玖音はもしかしたらリンネなのかもしれない。
沙羅の家で見せられた写真から疑問を抱いた切那は、玖音に直接聞こうと玖音の部屋の前まで行く。しかし「落ち着け俺…もっとちゃんと確かめてからだ。」と思い直し、まずは周りの人に玖音のことを聞いてみることにした。

夜の浜辺に凛音と座って話していた切那の頭からは、玖音とリンネのことが頭から離れない。そのため、凛音と話していてもどこかうわの空だ。
ふと凛音の指を見た切那は、リンネに贈った指輪のことを思い出しハッとした。
切那「お前、知らないか?指輪のこと」
凛音「指輪って、まさか私たちのエン…。」
切那「そうじゃない!玖音のだ!」
凛音「お母さんの?めちゃくちゃ手作りっぽいやつ。そういえば最近してないかも。前はずっとしてたのに…。」
切那「前は?」
凛音「うん。そう、切那が来るまでは。」
切那「俺が来てから外したのか!?何か聞いてないか?その指輪について…。」
凛音「何かって、お父さんからの結婚指輪でしょ?どうしたの?切那?」
切那「あ、いや…そうだよな、そう、だよな…。」

3

さらに切那は、桃香に玖音について不思議なことはなかったか電話で確認した

切那は今度は桃香に公衆電話から連絡を取り、玖音について変わったことがないかを聞いた。
桃香「そういえば、ちょっと不思議だなってことがありました。」
切那「何だ?」
桃香「浦島御三家のことはご存じですよね?当時は御三家同士で多少の繋がりはあったようなんですけど、先生から伺った御原玖音と実際にお会いした玖音さんのイメージが、あまりに違っていて驚きました。先生より年上のはずなのに、どう見ても年下にしか見えなくて…。少なくとも、私の印象では別人みたいでした。私も能天気で年相応に見られないことありますけど、さすがに10個若く見えるのってよっぽどですよねー。」
切那は電話を切ると、まさかという思いを強くしながら御原家へと急いだ。

御原家に入ると、凛音が切那と初めて会った時に歌っていた歌を歌っていた。しかし歌詞は2番目を歌っていたようで、初めて聞く歌詞だった。切那はその歌のリズムが、リンネが鼻歌で歌っていたのと同じものだと気づいた。
切那「お前、その歌…。」
凛音「そうなの、思い出したのー!指輪の話のおかげだよー。お母さん、いつも指輪見ながら歌ってたんだよね。」
切那「時を超えて…世界を変えるって言ってたよな…。」
凛音「なんか雄大で素敵な歌詞だよね。」
切那は「全ては運命だったんだよ!この機械も私たちの出会いも、あらゆることに意味はあるの!」というリンネの言葉を思い出した。そして「やっぱり玖音は…。あそこなら何か…。」と呟きながら地下室へと向かった。凛音は訳が分からない様子で切那について行った。

4

凛音が切那と出会った時に歌っていた歌の2番目の歌詞を聞いて、ますます玖音への疑いを強める切那

地下室で2人は、凛音の父親・正典の日記を見つけた。しかし、凛音が生まれた年の日記だけが引き抜かれていた。
その日記を探していると、鍵がかけられた引き出しを見つけ、切那は鍵を壊して引き出しの中を探した。すると凛音が生まれた1976年の日記帳が出てきた。
切那は日記帳を開いて目に入った文章を読んでみた。
切那「玖音が死んでしまった…?しかし御原家の歴史を継いできたのは彼女だ。その存在がなくなることは御原家の存在そのものをゆるがし、この島のパワーバランスを崩す。居なくなることなど許されない。」
凛音「何なのそれ?全然分かんない!」
切那「私は決めた。あのメイドの女を玖音にしよう。リンネにとってもその方が幸せだ。」
凛音「メイドの女?誰…。」

5

切那にもらった結婚指輪を見ながら、玖音は自分の過去を回想する

その頃、玖音は自分の部屋で指輪を見ながら、自分の過去を思い出していた。
玖音「24年前、私はこの屋敷にほど近い砂浜で目が覚めた…。」
そして当時の玖音・リンネが出会ったのは、夜の浜辺で息子の切那を連れて散歩していた御原家当主の婿・典正だった。切那の存在が周りに知られるといけないらしく、リンネは御原家のメイドとして働くように強制された。

切那「記憶を失くしていたのも都合が良かった。唯一覚えていたのは自分の名前だけ。…リンネ。」
凛音「リンネ?どういうこと?誰なのこの『リンネ』って!」

玖音(リンネ)「すぐに予想外のことが起きた。私は、時を超えたあの人の子どもを身籠っていた。当然のように堕ろせと言われた。私は三日三晩泣き明かして、お腹の子を殺すなら、一緒に死のうと決意した。でも…また予想外のことが起きた。」

切那「切那を生んだ影響で玖音はもう跡継ぎを生めないと医者に言われた。御原家の当主として死刑宣告を受けたも同然だ。私は不意にひらめいた。子どもなら、あのメイドの腹の中にいるではないか。それを御原家の跡取りとして引き取れば、全て上手くいく。この提案を玖音も喜んだ。」

リンネが生んだ子どもは、出産後すぐに御原夫妻に取り上げられた。リンネは夫妻に1つだけわがままを言った。「私の名前をあの子にあげて下さい。私には、もう名前は要りません。」と。

玖音(リンネ)「だけど、あの子は奥様に懐かなかった。」

切那「凛音はメイドにばかり抱っこをせがみ、玖音はノイローゼ気味だ。そしてメイドの女が玖音に…。」
凛音「何それ、訳分かんない!じゃあお父さんは、私の本当のお父さんじゃなかったってこと?何がどうなってるの!?」
切那は頭を抱えた。
切那「なんてこった…。俺が、お前を愛おしいと思ったのも、守ってやりたいと思ったのもそういうことだったのか!」
凛音「えっ?」
切那は凛音の方を向き、切り出した。
切那「落ち着いて聞いてくれ、凛音。俺は…俺はお前の父親だ。」
凛音「何言ってるのよ切那…変な冗談は…。」
切那「冗談で言えるかこんなこと!俺は…俺はお前と一緒に居て、守ってやりたいと思った。愛おしくて、抱きしめたいとも思った。だが、どうしてもあと1歩踏み出せない何かがあった!それは…俺がお前の父親だったからだ…!」
凛音「何でそんな嘘言うの!?そんなはずないじゃない!だって…どう見ても切那は、私よりちょっと上ぐらいにしか見えないよ?」
切那「時を超えてすれ違ったんだ。俺と玖音は…。」
凛音は切那に日記帳を叩き付け、叫んだ。
凛音「何よそれ!私は切那をこんなに好きなのに!私は…私は一体どうすればいいのよ!」
凛音は泣きながら家を飛び出した。切那は追いかけなかった。
夏蓮と沙羅が魚のおすそ分けをしに御原家に向かっていた。途中で泣きながら走る凛音とすれ違い、ふたりが驚いて何も話しかけられない内に凛音は通り過ぎて行ってしまった。

6

切那は「自分は凛音の父親だ」と凛音に告げる

巡り会ったリンネと切那

8

タイムトラベルの真実について切那に語る桃香

御原家を訪問した夏蓮と沙羅に凛音の様子がおかしかったことを伝えられた切那は、全てを2人に話した。
驚く夏蓮と沙羅。しかしいつの間にか御原家に来ていた桃香が、「切那さん、その解釈には誤りがあります。」と3人の会話に割り込んだ。
切那「あんた、どうして…?」
桃香「1つ伝え忘れていたことが。あなたの存在に重要な関連性があるかもと思いまして。暴龍島の探索で発見された装置…凛音さんが入っていたアレは少なくともタイムマシンではなく、時の流れを止める装置でした。切那さんも同様の装置で、年をとらず眠り続けていたのでしょう。」
切那「待て!だったら未来にしか行けないはすだろう。何で1度見た過去に来てるんだ?」
桃香「ですから、あなたにとってここは過去ではありません。そもそも過去なら、もう1人のあなたが居るはずでしょう?ここは過去とほぼ同じことが繰り返されている未来です。」
切那「繰り返されている未来…?」
桃香「はい。この世界の歴史は、何度もやり直されている可能性が…。その理由も仕組みも分かりません。しかし、世界各地で出土した超古代文明の遺跡を炭素同位測定した結果、一定期間ごとに石器時代から高度な文明へと進化し、急にまた石器時代へと逆戻りしているのです。」
夏蓮と沙羅もそれを聞いてびっくりしている。
夏蓮「何なんだそれ…ありかよそんなの!」
桃香「あるんだから仕方ありません。その理由はこれからの研究課題です。」
沙羅「それより、今のお話ですとタイムマシンは存在しないということになりますよね?」
その言葉を聞いて、切那は自分が装置に入った後のリンネのことをとっさに考えた。
切那「おい待て!だとしたら、俺があの装置に入った後、あいつは!リンネは…!」

9

自分が開発した機械がタイムマシンではなかったと知り、絶望するリンネ

リンネは切那をタイムマシンだと思っていた装置に入れた後の出来事を思い出していた。
装置がタイムマシンではないと気がつき、装置を開けようとするリンネ。しかし、1度作動した装置は開かなかった。
リンネ「そんなのやだよ…アイランドも、誰も救えないまま…1人で死ぬなんて…。」
玖音(リンネ)「それから無我夢中だった…切那を追いかけたくて…。」
リンネはもう1つ同じ装置を作って自分も長い眠りにつき、2万年の時を超えたのだ。

切那は、リンネがどうやって時を超えて自分を追いかけたのかに気がついた。
リビングを飛び出して、玖音の部屋へと向かう切那。
切那「何で今まで黙ってた!俺のこと、とっくに分かってたはずだ!20年間待った挙句、俺が記憶を失くしてたからか?けど俺とお前の絆は、んなもんじゃねーだろ!」

7

玖音がつけている指輪の文字に何て書いてあるのか聞く幼い凛音

その頃、家を飛び出した凛音は、幼い時に指輪のことを母親と話した記憶を思い出していた。
凛音「これ何て書いてあるの?」
玖音「ん?秘密。」
凛音「秘密?」
玖音「大切な思い出だから、胸の中にしまって鍵をかけたの。永遠にね…。」
凛音「ふーん。」
玖音「でも、これもあなたにあげる。」
凛音は指輪を外そうとする玖音の手を押さえた。
凛音「ダメだよ。大切な物なら、お母さんがずっとずっと持ってなきゃ。」
玖音は驚いた表情で凛音を見た。

11

凛音は玖音に、『リンネ』の名前を返した

切那は玖音の部屋のドアを叩くが、中からの反応がなかったためドアを壊した。
ドアの方向に背中を向けた玖音に向かって、切那は「待たせてごめんな、リンネ!」と呼びかける。しかし玖音は「私は玖音です。捨てたんです…全ての過去を。」と切那の方を振り向こうとしない。
玖音(リンネ)「愛する人を追って時を超えました。でも、遥か手前で目覚めてしまって。記憶も失くしていたけれど、お腹の中で赤ちゃんが動くたびに、愛する人のことを少しずつ思い出しました。そして、きっともう会えないけれど、この愛する人の分身だけは幸せにしてあげよう…。その一心で長い長い年月、どんなことにも耐えました。そしたら奇跡が起きて、愛した人が来てくれた。そう思ったのに…あなたは気付いてくれなかった。娘に、私の面影を重ねて。娘も、あなたのこと…。だからこのまま顔を見るのはやめましょう…。私は娘の…凛音の涙を見たくないんです。」
凛音は砂浜から玖音の部屋の前まで走ってきており、玖音のその言葉を聞いていた。そして部屋に入り、「お母さん」と玖音に話しかけた。
凛音「私に名前をくれてありがとう。」
玖音は「え…?」と言いながら、凛音の方を振り向いた。
凛音「私が生きてこられたのは、お母さんが幸せを全部くれたから。」
切那が「凛音…。」と呟くと、「リンネはあっち!」と凛音は切那を玖音の方に向けさせた。
凛音「切那言ってくれたよね?『いつかまた誰かを好きになれる』って。だから…もう大丈夫。」
そう言いながらも、凛音の頬を涙が伝う。それでも凛音は言葉を続けた。
凛音「私、いつの間にか2人からいっぱい幸せをもらってたんだね。もう十分だよ。これ以上幸せもらったら…私、壊れちゃうよ。だから返すよ、この名前!」
玖音(リンネ)「え…?」
凛音「今までありがとう、お母さん。ううん…リンネ。」
玖音(リンネ)「何よ…何よそれ!」
玖音も泣きながら凛音に駆け寄り、母娘は抱き合った。その後、凛音は玖音を切那の方に向き直らせ、背中を押した。
凛音「こっちはもう良いから。そっち!ほら、切那!」
切那「…あ、あぁ。」
切那はベッドのシーツを取り、ウエディングドレスのベールのように玖音に被せた。
切那「あの冬の続きをしよう。ずっとずっと、好きだった。」
玖音(リンネ)「私も…ずっとずっと…好きだった!」

それは、アイランドで交わした結婚式での言葉の続き。
切那「俺、切那は、お前を永遠に愛することを誓う。」
リンネ「わたしも、あなたを永遠に愛することを誓う。」
切那「歴史が変わってもまた逢えたら、ウエディングドレスでやり直そ」

切那とリンネは2万年の時を超えて再び出会い、結婚式の続きである誓いのキスを交わした。

12

アイランドで約束を交わした切那とリンネ

13

2人は時を超えて再び巡り会った

伝承の本当のエンディング

14

島のみんなに祝福されて結婚式を行う切那とリンネ

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ヒナがゲームで遊んでいる姿を羨んだアンズは、吉田というホームレスが電化製品を買い取っていると聞き、ヒナと共にテレビの投棄品を探し始める。最初に見つけたブラウン管テレビは全然金にならず、買取価格の高い地デジ対応のテレビが全然見つからず困り果てるアンズだったが、途中参加した瞳が家から不要のテレビを持ち寄ってくれたことにより何とか目的を果たすことが出来た。 今回は「ヒナまつり」第5話『三人集まれば文殊の知恵を打ち破れ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ヒナまつり(第9話『人生はサバイバル』)のあらすじと感想・考察まとめ

ヒナを帰還させるため斑鳩に呼び出された超能力者・マオだったが、何のトラブルか無人島にワープし、帰還に必要な玉も紛失してしまう。唐突にサバイバル生活が始まり、2つのヤシの実をヒナとアンズに見立てて寂しさを紛らわすなどしていたが、いつまでたっても状況が変わらないため、いかだを作り一人で海原へと繰り出した。 今回は「ヒナまつり」第9話『人生はサバイバル』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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