ISLAND(第7話『ずっとすきでいたいのに』)のあらすじと感想・考察まとめ

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凛音は廃屋での記憶を思い出し、切那と共に過去を断ち切った。しかしそれは凛音の失った記憶の一部に過ぎず、凛音は新たな忌まわしい記憶を思い出す。一方、切那も衝撃の事実を知った。凛音は、真実を求めるために1人で嵐の海へ消えてしまう。
今回は「ISLAND」第7話『ずっとすきでいたいのに』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「ISLAND」第7話『ずっとすきでいたいのに』のあらすじ・ストーリー

砂上の楼閣

1

切那の夢の中に現れた凛音とよく似た少女

凛音によく似た謎の少女が、切那と並んで寝ている。少女が目を開けて横を見ると、切那は少女に微笑みかける。
少女「切那が見てる…。」
少女は再び目を閉じた。
少女「まだ、眠い…。」
切那ははっとして目を覚ました。そこは昨晩、凛音と一緒に星を見上げて語り合った浜辺で、隣には凛音が寝ていた。切那は夢を見ていたのだ。隣に寝ている凛音を見て夢の少女を思い出し、切那は複雑そうな表情を浮かべる。

2

夢から目が覚めた後、切那は凛音と浜辺に寝ていたことに気づく

朝になり、凛音と切那は御原家に戻った。
切那が屋敷の掃除をしていると、玖音の部屋の前で切那はドア越しに玖音に話しかけられる。紙に書かれた文字を通して、昨晩二人がいなかった理由を玖音は切那に聞いたのだ。
切那「あぁ…ビーチで語り合ってるうちに、二人で寝ちまった…。」
玖音に「エッチはした?」とまた聞かれた切那は、「あ?してねーよ!」と答える。
玖音「ホント?」
切那「あぁ、情けねー話だが…んな訳ねーだろ!」
切那は思わず玖音の質問に突っ込んでしまう。
玖音「ならどうして?」
切那「母親が言うかそういうことを…。俺にも分かんねえ。だが、少なくとも今はそういうことしちゃいけねえ気がしてるんだ。もっと、ちゃんと大事にしてやんなきゃって。」
玖音は声に出して切那に「…ありがとう。」と呟いた。

一方、沙羅の家では夏蓮と沙羅がお茶をしながら、今日見た切那と凛音の様子について話していた。
夏蓮「今日もチラッと見かけたけど、イチャイチャだったなあいつら…。」
沙羅はお餅を頬張りながら、「ほうですか。」と答えた。
夏蓮「何か心配だぜ…。」
沙羅「何がほんなに心配なんれすか?」
夏蓮が「食いながら喋んな!」と言った傍から沙羅はお餅をのどに詰まらせた。慌ててお茶で対処した後、沙羅は改めて「何がそんなに心配なんですか?」と尋ねた。
夏蓮「今がどれだけ楽しくても、そう思ってるのはホントの自分じゃないかもしれないじゃん…。」
沙羅「記憶が戻ったら、今の幸せも消え去ると?砂上の楼閣ですか…。」

3

凛音と切那の関係が砂上の楼閣ではないかと心配する夏蓮と沙羅

その頃、切那と凛音は浜辺で仲良くバーベキューをしていた。一通りバーベキューを楽しんだ後、凛音は切那に抱き着き、真剣な口調で言った。
凛音「私…もう前にだけ進みたいの。今目の前にあるものだけを見て…どんどん前に進んでいきたい。切那はイヤなの?」
切那「イヤじゃねーよ。」
凛音「私が、子どもだから?私…、子どもじゃないよ。」
切那「分かってるよ。けど…大事にしたいんだ、お前のこと。」
凛音「やっぱり意気地なしの言い訳っぽい。」
切那「あ?なんだと!?」
ちょうどその頃、夏蓮と友だち三人組が浜辺を通りかかった。切那と凛音がイチャイチャしているのを見た夏蓮は、思わず切那にとび蹴りを食らわせた。凛音は驚き、切那は起き上がりながら「何なんだよ突然!」と夏蓮に抗議する。
夏蓮「なに真っ昼間からイチャイチャしてんだ全く!」
切那「カラスの勝手だろ!」
夏蓮「浮かれてっと嵐が来るぞ!」
切那「嵐?」
夏蓮「ちゃんと用心しとけよ!」
夏蓮は切那を一睨みすると、走り去っていった。切那は「来ねーだろこんないい天気で…。」とぼやいたが、凛音は「でもないかも…。」と答える。
凛音「なんか覚えてる、この風の匂い。ちょっと湿ったみたいな…。」
凛音は切那に笑顔を向け、「だから、かき氷食べに行こ!」と言った。

4

凛音は切那に「私…、子どもじゃないよ?」と言い、一歩踏み込んでほしいという雰囲気を出した。

忌まわしい記憶

8

かき氷を食べに行った切那と凛音

切那と凛音は甘味処に行ったが、甘味処のおばあさんは店を閉めようとしていた。
媒紋病の痛みを和らげる薬を切らしてしまい、診療所に取りに行くため早めに店を閉めることにしたのだ。それを聞いた切那は、自分が薬をもらってくるから、その間に凛音にかき氷を作ってやってもらえないかと提案する。
おばあさんは提案を受け入れ、切那が診療所に走り出すと凛音にかき氷を作り始めた。かき氷を作りながら、おばあさんは凛音に話しかけた。
おばあさん「久しぶりだねぇ。」
凛音「久しぶり?」
おばあさん「2人で来るのがさ。昼間来るのは始めてじゃないかい?あの頃も仲良さそうにしてたよねぇ。」
凛音「あの頃って?」
おばあさん「切那ちゃんいつも言ってたじゃない。『好きなだけ食べな。俺はいいから』って。」
凛音と切那が一緒に来たのは初めてのはずだった。おばあさんの言葉を聞いた凛音は立ち上がり、頭を押さえた。凛音は何かを思い出したようだった。
凛音「俺は…いいから?そうだ、私は…切那を!」

9

切那は凛音の神隠しに隠された不思議な出来事を播守に教えてもらう。

診療所に着いた切那は、薬を処方してもらっている間の待ち時間に、たまたま診療所を訪れていた播守と会う。二人は世間話を始めた。
播守「君は本当に前のめりだねー。」
切那「それ褒めてんのか?」
播守「当たり前じゃない。」
切那「んないいもんじゃねーよ。思ったら止められないだけだ。」
播守「でも僕には、彼女を解き放つことができなかった。」
切那「夏蓮のことか?たまたまだよ。タイミングが合っただけだ。」
播守「沙羅ちゃんもいい笑顔になったよね。あとは凛音ちゃんだね。」
切那「もうちょっとかな。媒紋病って思い込みからは解放されたが、まだ体が日光に怯えちまうらしくてな。」
しかし、播守は凛音が媒紋病にかかっていると思い込んでいたことを知らなかったと驚いた様子で言った。「じゃあ何のことを言ってたんだ?」と聞き返す切那に、播守は「5年半の空白のことだ。」と答える。
播守は地元の新聞紙から凛音が神隠しの後に見つかった時の記事を探し出し、それを切那に見せた。載っていた凛音の写真と『御原 凛音さん(23)』の文字を見て驚く切那。
播守「見えないよね。でも5年前、17歳の時、海で行方不明になって…見つかったのがつい先月だから、今は23歳だよ。行方不明になる前と変わらなさすぎるってことで、御原家には隠してた妹が居たんじゃないかとか、色々噂されたんだ。」
切那「…で?あいつは本当に凛音なのか?」
播守「その後の取り調べで、それは間違いないだろうってことになった。でも最大の疑問が残ってる。彼女が着てた服は行方不明になった時と同じだった。数日過ごした程度の汚れで、5年も経ってるとはとても思えない状況でね。普通なら、そんなことはあり得ない…。」
切那「そうか…時を越えた…。だとしたら俺も…!俺もやっぱり時を越えたのか!?」
切那は唖然とした後、診療所を飛び出し夢中で甘味処に戻った。自転車をこぎながら、切那の頭は混乱していた。
切那「なんなんだ、なんだんだ!近づいたのか?遠ざかったのか?俺は、俺は一体あいつの何なんだ!?あいつは過去から時を越えた。だが、俺の数少ない記憶は逆だ!俺は、未来から過去を変えに来た!なのに、凛音の名前は知ってた。そして凛音も俺の名前を知ってた!何が一体、どうなってやがんだ!」

甘味処に着いた切那はおばあさんに薬を渡し、凛音はどこか聞く。すると、青い顔をしてついさっき出て行ったがすれ違わなかったのかと言う。
おばあさん「あんたの話をしてからだよ。何年も前に二人でよく来てただろ?」
切那はそれを聞いた瞬間、「…それは俺じゃない。」と呟き、凛音を探すために甘味処を飛び出していった。

10

切那に突然起きたフラッシュバック

切那は浜辺を歩いている凛音を見つけた。その時、凛音が海を沈んでいく光景が何度もフラッシュバックして、切那は思わず頭を抱えてしまう。
切那「何なんだ、今の!俺の記憶なのか?それとも予知夢なのか!?」
次の瞬間、切那はハッとして凛音の元に駆けて行き、背中から凛音に抱き着く。
切那「凛音…どこにも行くな!」
しかし凛音は泣きそうな表情を浮かべた後、切那の腕を振り切り、埠頭の一番先まで走っていった。そこで凛音は切那の方を振り返り、駆け寄って来た切那に抱き着き、小さな声で「行けなかった…。」と呟いた。
凛音「ホントの切那のところへ、行かなきゃいけなかったのに。」
切那「何か、思い出したのか?」
凛音「切那と私が海に落ちて、その後のこと。次に目覚めた時は、二人で暴龍島に居た。嵐の後にしか見えない幻の無人島…。」
凛音は思い出したことを話し始めた。

真の切那は、漂流して目覚めた時には頭を怪我していた。凛音は真水を探したり、魚を捕って来たり、真の切那の看病をして生き残ろうとした。凛音は二人でこうしてずっと過ごしていたいと思うようになったが、真の切那は凛音だけでも無人島から脱出させられないかと考えていた。そのため、真の切那は回復するとボートを作ろうとしたが、上手く作ることが出来なかった。ある夜、凛音がふと目を覚ますと、真の切那がスープを作っていて、目覚めた凛音に飲ませた。
真の切那「ボートが見つかったよ。でも一人乗りだった。だから、凛音だけでも帰れ。俺はいいから…。」

凛音「それからどうしたのかは分からない。気づいたら浦島に戻ってて…何故だか5年経っていた…。」
切那「じゃあ…本当の切那は…まさか…。」
凛音「そう…私は…切那を見殺しにしたの。…ごめんね。さよならしよう?私は、切那を見殺しにしたっていう過去から逃れられない…。だから、切那と一緒になっても幸せにはなれない。」
切那「本当にそれがお前の望みか?俺だって、過去から逃れられない。未来から来て、誰かを殺す…そして誰か少女を助ける。そんな記憶を抱えて色々やってみたが、結局何が正解なのか…。」
凛音「…分からないよね。」
切那「見えない過去が、今の自分の幸せを否定するかもしれない。」
凛音「怖いよね。」
切那「あぁ…。だけど、それに怯えたまま生き続けるのも違う。やっぱ、過去にちゃんと向き合って、前に進むべきなんじゃねーかな?」
すると凛音は歯を食いしばり、涙を流しながら強い口調で切那に答えた。
凛音「なんでそんなこと言うの…?いくら向き合ったって意味ないよ!今さら私にできることなんか無いんだもん…私なんか放っといて!あんたなんかクビ!私の前から消えてよ!」
切那はカッとして思わず凛音に手を上げかけた。その時、「ヤリマンボウ!」という沙羅の声が突然聞こえた。驚いて切那の後ろを振り返った二人の視線の先には、マンボウを持った沙羅の姿があった。
沙羅「懇意にしている猟師さんから頂いたのです!」
切那「聞いてねーよ!」
沙羅「では私から聞きましょう!何を二人で濡れまくってるのですか?」
切那「妙な言い方すんな!」
その瞬間、凛音が急に気を失って倒れた。切那と沙羅は、慌てて凛音を沙羅の家に連れて行った。

14

凛音は切那に「さよならしよう?」と切り出した。

16

不穏な雰囲気の切那と凛音を見て沙羅は「ヤリマンボウ!」と大声を上げ、わざと不穏な雰囲気をぶち壊した。

嵐の前触れ

17

暴龍島とタイムトラベルのきっかけとなる特異点の関係について自分の仮説を切那に説明する沙羅

凛音は疲れがたまっていたようだった。眠る凛音の側で、沙羅と切那は新たに出てきた謎について話し合う。
沙羅「切那さん、あなたは以前、巨乳の私が見えたと仰っていましたね。それだけでなく、様々な映像がフラッシュバックして見えたと…。」
切那「あぁ。妄想なのか何なのか、見たことあるよーなねーよーな、不思議な映像だ。」
沙羅「人生にはいくつもの岐路があり、時にその選択を委ねられます。ほんの1ミリでも違う道を行けば、違う歴史が待っています。正しい未来を掴むために、何度もそれを繰り返して来たとしたら?」
切那「あのデジャブは、俺が過去に何度も戻って歴史を繰り返してきた記憶だったのか?」
沙羅「はい…。そして切那さんが過去を改変し、その副作用で情報の交錯ができたのではないでしょうか?この島と暴龍島の間には、何らかのきっかけで特異点が開かれる。それが、過去と現在を行き来する鍵ではないかと思うのです。嵐の訪れと共に、現在と5年前を繋ぐ次元の通路が開かれるのではないでしょうか?おそらく、凛音さんもそのワームホールを通って現在に飛んできた。だから歳を取っていないのです。切那さん、あなたも凛音さんを追うように、過去と未来を行き来していたとしたら…全てを解明するチャンスかもしれませんよ!」
切那は昼間に播守に聞いたことを思い出していた。その時、ガタンと音がした。凛音が目を覚まして起き上がったのだ。熱に浮かされたようになっている凛音は、沙羅の肩を掴むと詰め寄った。
凛音「本当?今の本当なの?」
沙羅「…痛いです。」
凛音「答えて!ホントなの!?」
沙羅「私の仮説に過ぎませんが…。」
凛音は沙羅の肩から手を放し、周りの声が聞こえない様子で呟いた。
凛音「切那に会える…今なら、あの日に戻れる。」
制止しようとする切那を振り切り、凛音は自分の服を掴むと雨の中に飛び出した。切那と沙羅は慌てて後を追うが、凛音の姿を見失ってしまう。もしかしてと思った二人が海に行くと、ボートが1つなくなっていた。
そして海の方に目を向けると、今まで島がなかった場所に、幻の島・暴龍島が浮かび上がっていた。

18

沙羅の仮説を聞き、凛音は熱に浮かされたようになってしまった。

20

嵐の後にだけ現れる幻の島・暴龍島

「ISLAND」第7話『ずっとすきでいたいのに』の感想・考察

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中学のスキー教室にて、ヒナのグループは雪山で遭難。かまくらの中で救助を待つ瞳・ケンゴ・タカシの3人を救うため、ヒナは自分が能力者であることを彼らに打ち明けた。その後、空腹のヒナに何とか能力を使わせるために3人は何故か寿司屋を演じるが、彼らの必死さを前に空気を読んだヒナは最後の力を振り絞る。そうして作り上げた巨大なイクラの軍艦(に見立てた雪)を目印に、4人は救助ヘリに無事発見してもらうのだった。 今回は「ヒナまつり」第12話『雪まつり』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ヒナまつり(第5話『三人集まれば文殊の知恵を打ち破れ』)のあらすじと感想・考察まとめ

ヒナがゲームで遊んでいる姿を羨んだアンズは、吉田というホームレスが電化製品を買い取っていると聞き、ヒナと共にテレビの投棄品を探し始める。最初に見つけたブラウン管テレビは全然金にならず、買取価格の高い地デジ対応のテレビが全然見つからず困り果てるアンズだったが、途中参加した瞳が家から不要のテレビを持ち寄ってくれたことにより何とか目的を果たすことが出来た。 今回は「ヒナまつり」第5話『三人集まれば文殊の知恵を打ち破れ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ヒナまつり(第9話『人生はサバイバル』)のあらすじと感想・考察まとめ

ヒナを帰還させるため斑鳩に呼び出された超能力者・マオだったが、何のトラブルか無人島にワープし、帰還に必要な玉も紛失してしまう。唐突にサバイバル生活が始まり、2つのヤシの実をヒナとアンズに見立てて寂しさを紛らわすなどしていたが、いつまでたっても状況が変わらないため、いかだを作り一人で海原へと繰り出した。 今回は「ヒナまつり」第9話『人生はサバイバル』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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