ISLAND(第5話『だからあなたをしんじてる』)のあらすじと感想・考察まとめ

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「私には時間がないんです!」と焦る沙羅。彼女は過去に戻って火事を防ぎ、自分の「神の子」としての力を取り戻すために行動する。しかし、御原家の地下室に残されていた古文書から伽藍堂家の暗黒の歴史を知ってしまい、本殿に火をつけて心中しようとする。
今回は「ISLAND」第5話『だからあなたをしんじてる』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「ISLAND」第5話『だからあなたをしんじてる』のあらすじ・ストーリー

沙羅の日常と考察

1

切那の夢の中に出てきた沙羅によく似た女性

2

沙羅と切那が同じベッドで寝ている所を凛音が見つけてしまう

切那はまた謎の夢を見る。それは、沙羅によく似た女性が炎に包まれながら切那に叫んでいる夢だった。
女性「人は同じ過ちを繰り返しているんです!この世界をよろしくお願いします!」
その瞬間、切那は目を覚ますが、口から出た言葉は「デカかったな…胸…。」だった。「って違うだろっ!」と勢いよく起き上がった切那がふと横を見ると、そこには何故か沙羅が切那のベッドで一緒に眠っていた。しかも凛音がいつの間にか切那の部屋に入ってきており、その光景を見てしまった。
凛音「切那!どういうこと、これ。」
切那「知らん!目が覚めたらこうなってて…つーかお前なんで起きてるんだ!寝る時間だろ!」
凛音は切那のおかげで最近は昼夜逆転の生活から健康的な生活に変わり、こういう『けしからん事態』も発見できたと返す。切那は『けしからんこと』は何もしていないと必死に弁明する。
すると沙羅が急に起き上がり、凛音に説明した。
沙羅「安心してください。切那さんとは何もしてませんから。実はですね!伽藍堂家の言い伝えの書物を紐解いて、大変なことが分かったんです。だから朝一で伺ったんですが切那さんはぐっすりで。お待ちするうち、私も二度寝したくなりまして…。ではでは来てください!」
沙羅は切那の腕を引っ張って強引に連れて行く。置いて行かれそうになった凛音は「ちょ!待って!私も行くー!」と二人を追いかけた。

3

浜辺で切那にウミヘビを捕ってほしいと沙羅はお願いする

沙羅が切那と凛音を連れて行ったのは海で、何故か一隻のゴムボートが用意されていた。
沙羅は切那に、媒紋病の症状緩和に浦島周辺特有のウミヘビのエキスが効くということが古い書物に書かれていたが、そのウミヘビは獰猛な性格であるため捕獲しようとした先祖はことごとく命を落としたと説明する。そして、沙羅は切那にそのウミヘビを捕って来てほしいと頼み込む。
断ろうとする切那に、「大丈夫です。私の推測が正しければ、噛まれても切那さんは死にません!」と自信満々に言う沙羅。その上で沙羅は切那と凛音に頭を下げてお願いする。
沙羅「この島には今の媒紋病で苦しむ人々が数百人います。今元気でも発病する可能性のある人はもっともっといるんです。」
沙羅のこの言葉で、頼みをきこうと切那は思い直す。そして、まさか本当にやる気かと聞く凛音に、こう告げる。
切那「こいつはたった一人で神社を守ってる。この島のみんなを幸せにしたいって気持ちだけでな…貸せる力は貸してやりたい。」
そして切那はウミヘビを捕獲するために海に潜り、凛音と沙羅は海上のゴムボートの上で待機していた。
本当に大丈夫かと問う凛音に、沙羅は「噛まれて死ぬ確率はゼロではありません。これは賭けです。」と答えた。怒って凛音は沙羅に反論しかけたが、凛音に土下座をする沙羅を見て言葉を飲み込む。
沙羅「乱暴なやり方をしてすみません。でも私には時間がないんです。明後日の17歳の誕生日までにしなければならないことがあって。切那さんと呼ばれるあの男性は、それを成立させるために時を越えて来たのではないか、というのが私の推論です。」
凛音「でも、切那は自分を切那だって…私のことだって、凛音って…。」
沙羅「では、切那さんは何のために凛音さんの所へ?時を越えてまで来た理由は?そこに必然性がなければ、名前には大きな意味はないと思います。そもそも、二つの名前は浦島の伝説が記憶の奥底にあれば誰でも口にできますから。」
ふと海の方を見た凛音は、切那が何かに噛まれてあがいているのを見つける。沙羅と凛音は慌てて切那を海から引き上げ、診療所へと連れて行った。

切那を噛んだのは、ウミヘビではなくアンドンクラゲで、三日すれば腫れは引くとのことだった。
それを聞いた沙羅が突然切那に抱き着き、「やっぱり切那さんは私の運命の人です。」と謎の言葉を口にする。戸惑う切那と凛音をよそに、「明日もおつき合いしていただけますか?」と沙羅は切那に聞く。切那は何を言われているか分からず、何も言えないでいた。

5

切那がお風呂に入っていると、凛音が入ってきて沙羅のことを話し合う

その日の夜、切那がお風呂に入っていると服を着たままの凛音が入ってきた。凛音は浴槽に足をつけて切那に話しかけた。
凛音「前に夏蓮ちゃんが言ってた。沙羅ちゃんって、笑っても本当の笑顔に見えないって…。」
切那「俺も気になってた。どっか憂いがあるっつーか…。」
凛音「あなたなら出来るかもね。あの子を本当の笑顔に。」
切那「買いかぶり過ぎだ。」
凛音「だからって…だからって、切那であるのを止めるのは許さないんだからね!」
切那「…やめねーよ。やめたら俺はまた時空の迷子になっちまう。」
そこで二人は黙り込んだ。

6

玖音にマッサージをする沙羅

次の日、沙羅が朝から御原家に来ており、珍しく玖音がリビングに出て沙羅にマッサージをしてもらっていた。沙羅のマッサージはよく効くらしく、玖音は満足そうだ。玖音のマッサージが終わった沙羅は、「さて、次は切那さんですよ!臨床試験を兼ねて!」と笑顔で切那に言い放つ。
沙羅「では只今より、伽藍堂家の禁断の秘技・昇天孔突きを行わせて頂きます!」
切那「おい大丈夫なのか?それ。」
沙羅「大変危険な技ですが大丈夫です。」
凛音「媒紋の病に効くとされる秘孔なり。然れども極めて危険なツボなれば、僅かでも違えば天国行不可避なり。」
玖音「わー!天国行っちゃうんだー。」
切那は必死で沙羅を止めようとするが、沙羅は容赦なく切那のツボを押した。あまりの痛みに切那は悲鳴を上げて跳ねるように裏返ってしまい、沙羅にあられもない姿を見せてしまった。沙羅は切那がそんな姿を見せてしまった代償に、切那にこれから回る媒紋病患者の家に自転車で連れて行くように指示する。
何だかんだ言いながら切那は沙羅を後ろに乗せて患者の家を回ったが、家の数の多さに驚いた。
切那「お前今まで自力であれだけ回ってたのかー?大変だったろ。」
沙羅「いえ。みなさん『痛みが和らいだ』って喜んで、『また来てね。』って言ってくださいますし。それが私の一番安らぐ時なんです。」

さらに家を回った後、急に乗っていた自転車のブレーキが利かなくなり、沙羅と切那は浜辺の砂浜に投げ出されてしまった。しかし、二人とも怪我はなく無事だった。沙羅と切那が投げ出されて仰向けになったままの格好で、話をし始める。
沙羅「切那さん、やっぱりあなたが私の運命の人のような気がします。あなたが時を越えて来たのは、私と出会って私と再び時を越えるためだと思うのです。」
切那「何だよそれ?」
沙羅「笑わないで聞いて下さい。」
沙羅は切那を覗き込んだ。
沙羅「私は17歳の誕生日までに過去に戻り、一人の男性と結ばれて子どもを産む運命なのです…。そして、その男性があなたです。」
沙羅は切那を自分の家に連れて行き、一枚の写真を切那に見せる。その写真は焼け焦げてはいたが、沙羅によく似た女性が赤ちゃんにお乳をあげている様子がはっきりと写っていた。
沙羅「私にたった一枚だけ残された写真です。産まれたばかりの私と私の母…別の言い方をすれば、私と産まれたばかりの私の娘です。つまり、私を産んだ母はこの私です。」
切那「何言ってんだ、お前?」
沙羅「ロバート・アンスン・ハインラインの『輪廻の蛇』ってご存じありませんか?自分で自分を産むというのはSFではよくあるモチーフですよ。」
切那「SFでは、だろ?」
沙羅「現実にはありえないと?時を越えるという超現実を成し遂げたあなたがそれを言いますか?これを見てください。」
沙羅は切那に、自分の胸の左側にある痣を見せる。それは、写真に写る沙羅によく似た女性の同じ位置にあるのと同じ形の痣だった。
沙羅「幼い頃からずっと不思議でした。しかし凛音さんが神隠しにあって、一つの答えが浮かんだんです。もしも時を越えられるなら、私は私の母になれる。そしてあなたが未来から来たことで確信しました…。私は過去に戻って歴史を変えたいんです。伽藍堂家が本来の愛される存在になるように。しかし、あなたがタイムパトロールなら…。」
切那「過去の改竄を止めに…?」
沙羅「だから私は賭けに出ました…。歴史があなたを是とするなら、危険にさらせばタイムパトロールの記憶がよみがえる。私を是をするなら、よみがえらず私を過去に誘う。あなたは私の運命の人でした…。嬉しいです。これであの火事を止められる…。」
切那「あの火事?」
沙羅「私を地獄に突き落とした火事…私は産まれた時から『神の子』と呼ばれていました。媒紋病を発病する新生児が毎年10人以上いたのに、私が産まれた年から10年間ゼロが続いたんです。でも、火事を境に新生児の発病数は元通り…私に『神の子』としての力がなくなってしまったんです。だから私は母親としてあの火事を防ぎたい…『神の子』の力を守りたいんです。この島の人たちを幸せにしないといけないんです。力をなくした私なんか、生きてる意味ない…だから…お願い…!」
切那に泣きながら縋りつく沙羅。切那はそんな沙羅に何も言えない。

14

沙羅が切那に見せた写真

突き付けられた闇の歴史

9

伽藍堂家の闇の歴史について語る凛音の言葉を沙羅は聞いてしまう

御原家に戻った切那は、凛音に沙羅が話していたことを伝える。それを聞いた凛音は、「私には信じられないし、信じたくもない。切那は信じてるの?」と答えた。
切那「分からん。だが俺はとことん付きあうつもりだ。沙羅が自分自身の呪縛を解くまでな。そうしなきゃ、俺が何者なのかも確定できないだろ?」
それを聞いて凛音は暗い表情を見せた。そして重々しく、「言おうか迷ってたんだけど…私見つけちゃったの。伽藍堂家の真実。」と切り出す。
凛音は切那に『伽藍堂家の真実 御原典正』と書かれた古い書物と差し出し、説明する。
凛音「沙羅ちゃんのお母さんが私のお父さんに打ち明けた暗黒の事実。それは、伽藍堂家が一度は封印した忌むべき行いだったみたい。沙羅ちゃんが産まれる前、沙羅ちゃんのおじいちゃんが突然『産まれてくる子は神の子だ』って言いだしたらしいの。『この島は必ず救われる』って。そしてその言葉通り、新生児の発病数は10年連続でゼロになった。人々は伽藍堂家を見直した。でも、それは沙羅ちゃんのおじいさんが沙羅ちゃんの両親に命じた悪魔の儀式の結果だった…。産まれたばかりの赤ちゃんをすぐに日に当てて、目の光彩の変化を見るの。そこに特徴的な変化が出た子どもはほぼ確実に3歳までに発病する。だから、該当する赤ちゃんは死産だったことにして、親を納得させた後…秘密の場所に幽閉して見殺しにしたの。権威を取り戻すための自作自演…。」
しかし、偶々沙羅が御原家を訪れてこの話を聞いてしまっていた。凛音と切那は、沙羅がこの話をしている所に居合わせたことに気づいて走り出した沙羅を追いかける。しかし沙羅は自転車に乗っていたため、追いかけてくる切那をどんどん引き離してしまう。

11

沙羅は浦島神社の本殿に火を放ち、自らも焼身自殺しようとした

10

自分は『神の子』などではなく、伽藍堂家に血塗られた歴史があることを知って絶望する沙羅

ようやく浦島神社に着いた切那が目にしたのは、炎に囲まれる本殿だった。沙羅は神社の本殿に火を放ち、ミイラの御神体が納められているという箱の側に座り込んで死のうとしていた。
沙羅「これで因習を実行する私もいなくなる…伽藍堂家も…血塗られた歴史も終わりです…。」
沙羅は自分を助けるために炎の中に入ってきた切那に気づき、「来てはダメ!」と言う。しかし切那が炎の中に入って出てくる前に、神社の本殿は崩れてしまう。

生きる意味とは

13

沙羅が世話をしていた人々が沙羅の回復を願い、千羽鶴を贈っていた

目を覚ました沙羅は、「ここは…天国ですか?」と呟く。そこは天国ではなく、病院の診療所だった。
御神体が納められている箱のふたを切那が開けると、そこにミイラはなかった。切那は気を失った沙羅を抱えて箱の中に入り、炎と崩れ落ちる本殿から自分たちの身を守ったのだ。五年前の火事は沙羅の両親の心中によるものだったが、『この子だけは』と思った両親は同じように沙羅を箱の中に入れて助けたことを沙羅は知る。
凛音「それよりおめでとう。一昨日、誕生日過ぎたんだよ。沙羅ちゃんはもう17歳。」
沙羅の仮説は間違っていたのだ。それなら自分の胸にある痣は一体何なのだと呟く沙羅に、医者と切那が答えた。
医者「お前さんの痣は生まれつきのものではない。産まれたばかりの時につけられた火傷の痕じゃ。」
切那「ひでぇ話だが、伽藍堂家を継ぐべき娘には全員焼き印が施されたってことだろう。お前の両親は伽藍堂家の血塗られた歴史を終わらせようと心中を選んだ。だが、お前だけは殺せなかったんだ。」
沙羅はそれを聞いて「自分の生きる意味がなくなってしまった。」と落ち込んだ。切那と夏蓮、凛音は沙羅に壁にかけられている大量の千羽鶴を見せた。それは、沙羅がマッサージや世話をしてきた人々から沙羅の回復を願って贈られた物だった。
切那「こんなにあるんだよ。お前の生きる意味は。」
沙羅はそれを見て、自分は生きていていいんだと思い、その場に泣き崩れた。

「ISLAND」第5話『だからあなたをしんじてる』の感想・考察

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中学のスキー教室にて、ヒナのグループは雪山で遭難。かまくらの中で救助を待つ瞳・ケンゴ・タカシの3人を救うため、ヒナは自分が能力者であることを彼らに打ち明けた。その後、空腹のヒナに何とか能力を使わせるために3人は何故か寿司屋を演じるが、彼らの必死さを前に空気を読んだヒナは最後の力を振り絞る。そうして作り上げた巨大なイクラの軍艦(に見立てた雪)を目印に、4人は救助ヘリに無事発見してもらうのだった。 今回は「ヒナまつり」第12話『雪まつり』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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ヒナまつり(第5話『三人集まれば文殊の知恵を打ち破れ』)のあらすじと感想・考察まとめ

ヒナがゲームで遊んでいる姿を羨んだアンズは、吉田というホームレスが電化製品を買い取っていると聞き、ヒナと共にテレビの投棄品を探し始める。最初に見つけたブラウン管テレビは全然金にならず、買取価格の高い地デジ対応のテレビが全然見つからず困り果てるアンズだったが、途中参加した瞳が家から不要のテレビを持ち寄ってくれたことにより何とか目的を果たすことが出来た。 今回は「ヒナまつり」第5話『三人集まれば文殊の知恵を打ち破れ』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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