ドラゴンボール(DRAGON BALL)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画作品。雑誌「週刊少年ジャンプ 」にて、1984年から1955年まで連載されていた。山奥で暮らしていた主人公・孫悟空が、7つ集めると願いが叶うといわれるドラゴンボールを探しに旅に出たことから始まった物語が展開される。書籍として単行本が全42巻、完全版が全34巻発売された。東映動画(現・東映アニメーション)によってアニメ化されたほか、ゲームソフトも多数発売されている。

『ドラゴンボール』の概要

『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画作品。雑誌「週刊少年ジャンプ」にて、1984年51号から1995年25号まで連載されていた。
山奥で暮らしていた主人公・孫悟空が、7つ集めると1つだけ願いが叶う秘宝・ドラゴンボールを求めて旅に出たことから始まった、「冒険」「夢」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画である。

本作の物語は「孫悟空少年編」、「ピッコロ大魔王編」、「サイヤ人編」、「フリーザ編」、「人造人間・セル編」、「魔人ブウ編」の6つの章からなる。
当初は主にドラゴンボールを探す冒険を描いていたが、「孫悟空少年編」における第21回天下一武道会の頃を契機に、バトル要素を中心にした作品となっていった。

1991年(平成3年)に『週刊少年ジャンプ』で行われた読者アンケートで、本作は同誌のアンケート史上最大得票となる815票を獲得し、1995年に同誌の発行部数は653万部を記録。
本作の連載終了後は同誌の部数が急速に減少していくなど、連載作品の中でも特に影響は大きかった。

書籍として、単行本が全42巻、完全版が全34巻発売された。
単行本の累計発行部数は、完全版を含み国内で1億6000万部以上(2016年時点)、全世界累計で2億5000万部以上を記録(2018年時点)している。

東映動画(現・東映アニメーション)によってアニメ化され、フジテレビ系列にて放送された。
原作における「孫悟空少年編」から「ピッコロ大魔王編」の部分は『ドラゴンボール』、「サイヤ人編」から最終回は『ドラゴンボールZ』と呼称されており、前者が全153話、後者が全291話製作され、通算444話となっている。
両作品は11年にわたって放送され、平均視聴率は20%超を記録した。

ゲームソフトも多数発売されており、関連ゲームの本数は2017年1月時点で86タイトルにのぼる。
また、2015年までにミリオンセラーを10本以上輩出し、シリーズ累計販売本数は全世界4500万本に達している。
2013年には、「世界で最もビデオゲーム化されたコミック」としてギネス世界記録に認定された。

連載が終了した後も新作アニメやゲームなどが展開しており、世界中で絶大な人気を誇る、日本の漫画・アニメを代表する作品である。

『ドラゴンボール』のあらすじ・ストーリー

孫悟空少年編

ある時は師の下で修業し、ある時は己の内に眠る力を覚醒させ、様々な敵と戦っていく孫悟空。

都から数千キロも離れた山奥で暮らしていた、尻尾を持つ怪力の少年・孫悟空。
彼は旅の少女・ブルマと出会い、7つ集めると龍の神・神龍(シェンロン)に1つだけ願いを叶えてもらえるという「ドラゴンボール」の存在を教わった。
亡き祖父の形見としてドラゴンボールの1つ・四星球(スーシンチュウ)を持っていた悟空は、ブルマに同行を求められると、神龍(シェンロン)を見たい・修業ができるという理由から、彼女と共に旅に出る。

ウミガメを従える武道家の老人・亀仙人や、変身能力を持つ子ブタのウーロン、荒野で盗賊をしていたヤムチャとその子分のプーアル、亀仙人の弟子である牛魔王、牛魔王の娘・チチといった仲間達と出会いながら、ドラゴンボールを手に入れた悟空。
しかし、世界征服を企むピラフ一味によって集めてきたボールを奪われ、神龍(シェンロン)も彼らが呼び出してしまう。
やむなく悟空達は、ウーロンの「ギャルのパンティをもらう」というつまらない願いを先に叶えてもらうことで、ピラフが世界の王となることを阻止した。

ドラゴンボールは1度願いを叶えると方々に飛び散り、1年間はただの石になってしまう。
その間、悟空は亀仙人の下で修業を積み、天下一の武道家を決める大会「天下一武道会」で準優勝を飾ると、祖父の形見の四星球(スーシンチュウ)を手に入れるため、再びドラゴンボール探しの旅に出た。

ドラゴンボールを悪用しようとする軍隊・レッドリボン軍の邪魔立てを受けながらも、悟空はこれを壊滅させ、四星球(スーシンチュウ)を手中に収める。
さらに3年後、再度天下一武道会に参戦。2度目の準優勝を手にするとともに、亀仙人のライバル・鶴仙人の弟子であった天津飯や餃子(チャオズ)と和解した。

だが、大会終了後、亀仙人の下で共に修業を積んだ親友・クリリンが何者かに殺されてしまう。
怒りに燃える悟空は、亀仙人の制止も聞かず、犯人を追いかけた。

ピッコロ大魔王編

クリリンを殺した犯人は、かつて世界を恐怖のどん底に陥れた悪人・ピッコロ大魔王の手下だった。
悟空はクリリンを殺した張本人・タンバリンを倒したが、そのためにピッコロ大魔王から制裁の対象として認識される。
目の前に現れたピッコロ大魔王との直接対決を余儀なくされた悟空は、手も足も出ないままに敗れ去ってしまった。
しかし、悟空は猛毒の水・超神水に打ち勝つことで潜在能力を引き出すと、王都を侵略して国王の座に就いたピッコロ大魔王に再戦を挑む。
本気を出したピッコロ大魔王との戦いは熾烈を極めたが、最後は全ての力を拳に込めた悟空の一撃が大魔王の身体を貫き、死闘に幕を引いた。

その後、悟空はピッコロ大魔王によって殺された神龍(シェンロン)を生き返らせるべく、ドラゴンボールの創造主である神に会いに行った。
神は悟空に対し、ピッコロ大魔王が死ぬ間際に自分の全てを詰め込んだ分身を残して生き延びていることを明かす。
悟空は神龍を復活させてもらう条件として、神の下で3年間修業を積むと、天下一武道会でピッコロ大魔王の生まれ変わり・ピッコロに勝利した。

試合終了後、悟空はピッコロの命を絶とうとする神を止めた。
神とピッコロは元々1人の武道家であり、ピッコロが死ねば神も死に、神が作ったドラゴンボールや神龍(シェンロン)も消えてしまうためだった。

悟空は、「必ず貴様を倒して世界をいただく」と言い残してその場を去ったピッコロを見送ると、自らも筋斗雲に乗り、どこかへと飛び去って行った。

サイヤ人編

悟空とピッコロが天下一武道会で戦ってから、5年後。
以前の悟空と同様に尻尾を持つ異星人戦士・ラディッツが地球に現れた。

ラディッツは悟空の前に現れると、悟空が地球人ではなく、惑星ベジータに生まれたサイヤ人・カカロットであることと、自分が悟空の兄であることを明かす。
そして、悟空の息子・孫悟飯を人質に取ると、環境の良い星の侵略を手伝うように迫った。

ラディッツの命令を拒んだ悟空はピッコロと手を組むと、自身の死という犠牲を払って、ラディッツを倒すことに成功した。
しかし1年後、ラディッツよりも格上のサイヤ人であるナッパと、そのナッパすら上回るサイヤ人・ベジータが、地球に現れる。
この戦いの中で、ヤムチャや餃子や天津飯やピッコロが、次々に命を奪われて行った。

そこに、ドラゴンボールによって生き返った悟空が到着する。
あの世にいる間、全宇宙の神の頂点に立つ人物・界王の下で修業を積んだ悟空はナッパを一蹴したが、続くベジータとの戦いでは終始苦戦を強いられる。
対するベジータも、悟空やクリリンや悟飯の攻撃によって体力を失い、宇宙船に乗り込んで撤退することを決める。
そこにクリリンが止めを刺そうとしたものの、ベジータと1人で戦いたいという悟空の願いを聞き入れ、ベジータを見逃すこととなった。

地球の危機はひとまず避けられたものの、ピッコロと共に神も命を落とし、神の死と共にドラゴンボールも消滅してしまった。
だが、ピッコロや神の故郷である星・ナメック星に行けば、ドラゴンボールが手に入る可能性がある。

ベジータとの戦いで大怪我を負って動けなくなった悟空に先んじて、悟飯・クリリン・ブルマの3人がナメック星へと向かった。

フリーザ編

ドラゴンボールを求めて宇宙へと旅立った悟飯とクリリンとブルマは、無事にナメック星に辿り着いた。
しかし、そこには傷の癒えたベジータに加え、ベジータよりさらに強大な力を持つ宇宙の帝王・フリーザとその手下達もやって来ていた。
フリーザやベジータは不老不死になる望みを叶えるために、ナメック星人の集まる村を襲っては、強引にドラゴンボールを奪っていく。

ベジータは、戦うたびに強くなる・死の淵から生還すると戦闘力を増すというサイヤ人の特性によって実力を伸ばしており、フリーザの手下であるドドリアやザーボンを撃破する。
さらに、隙を突いてフリーザの集めたドラゴンボールを奪い、6個のボールを手にした。
それにより、悟飯達が手にした1個のボールを奪われれば、ベジータが7つ全てのボールを揃える状況となる。

だが、フリーザがドラゴンボールを揃えるための増援として、精鋭を集めたエリート部隊・ギニュー特戦隊をナメック星に呼びつけたことで、情勢が変化する。
ドラゴンボールの力でベジータを不死身にするしか対抗策がないという話になったこと、3つの願いを叶えられるナメック星のドラゴンボールなら自分達の願いも叶えられると判断したことから、悟飯とクリリンはやむなくベジータと手を組んだ。

しかし悟飯達は、神龍(シェンロン)を呼び出して願いを叶えてもらう暇もなく、ギニュー特戦隊に追いつかれる。
逃げることもできない戦力差の中、ギニュー特戦隊に抵抗する悟飯達だったが、3人がかりでもまるで歯が立たなかった。

そこに、遅れてナメック星に到着した悟空が戦闘に参加する。
宇宙船の中で修業をしていた悟空は、修業中に死の寸前まで自らを追い込んだ後に回復することでパワーアップを果たしており、ギニュー特戦隊を倒した。

ギニュー特戦隊の壊滅後、悟飯達は7つのドラゴンボールを揃え、ベジータが不眠不休の疲労から寝入っている間にナメック星の神龍(シェンロン)・ポルンガを呼び出す。
そして、ピッコロを生き返らせ、それと同時に地球の神とドラゴンボールも復活させることに成功した。
さらに、同族であるナメック星人を殺したフリーザと戦いたがるピッコロの意を汲み、ポルンガへの2つ目の願いでピッコロをナメック星に召喚する。

眠りから目覚めたベジータは悟飯達に出し抜かれたことに怒り、残った3つ目の願いで自分を不老不死にさせようとする。
ところがその瞬間、ナメック星のドラゴンボールの創造主・最長老の寿命が尽きてしまい、ポルンガは消滅し、ドラゴンボールもただの石となった。

この一部始終を目撃していたフリーザは、不老不死への道を絶たれたことに激昂し、変身によってパワーを増しながら、悟飯達に襲い掛かって来た。
戦いの中でクリリンを殺された悟空は怒りを爆発させ、伝説の戦士・超(スーパー)サイヤ人へと覚醒し、フリーザを圧倒する。

追い詰められたフリーザはナメック星を爆破して悟空を葬ろうとしたが、パワーを抑えたことで、爆発まで5分の猶予を残すこととなる。
その間に、悟飯やピッコロやベジータなど、悟空とフリーザを除く者達は、ドラゴンボールへの願いによって地球へと移動した。

一方、ナメック星に残った悟空は、フリーザとの戦いで勝利を収める。
程なくしてナメック星は爆発して消え去ったが、悟空はギニュー特戦隊が使用した宇宙船に乗り込んだことで、脱出に成功した。

その後、サイヤ人との戦いで死亡したヤムチャ・餃子・天津飯や、フリーザに殺されたクリリンは、ドラゴンボールによって生き返ったのだった。

人造人間・セル編

ナメック星での戦いから約1年後、辛うじて生き延びていたフリーザが、父親のコルド大王と共に地球に降り立った。
悟空に復讐をしようとしていたフリーザだったが、20年後の未来から訪れたベジータとブルマの息子・トランクスによって、コルド大王もろとも倒される。

トランクスは、かつて悟空が滅ぼしたレッドリボン軍の科学者によって作り出された怪物・人造人間によって20年後の未来が蹂躙されていること、悟空が心臓病で死んだ上に多くの戦士たちが人造人間に倒されたため20年後には戦士がトランクスしか残っていないこと、そして3年後に悟空達の前にも人造人間が現れることを伝えた。ブルマから、悟空が生きていれば違う世界になったのかもしれないと聞かされていたトランクスは、悟空から人造人間を打ち倒す力を学ぶため、時間移動を行う機械・タイムマシンを用いて過去へ来たのだった。

そのトランクスの言葉通り、人造人間は悟空達の前に姿を見せる。
彼らは、地球で修業をするうちに超サイヤ人に変身できるようになったベジータや、同じく超サイヤ人に変身できるトランクスさえ敵わない程の実力者だった。
悟空達は1日で1年分の修業ができる「精神と時の部屋」を利用し、人造人間達を上回る力を身につける。
そんな中、悟空やベジータやピッコロ、さらにはフリーザ親子の細胞から生み出された人造人間・セルが、未来から現れた。
当初は成長段階に過ぎなかったセルだったが、人造人間達を取り込んだことでパワー・スピード・技・頭脳・精神力の全てが完全な存在・完全体となって、悟空達の前に立ちふさがる。

セルは、自分の強さを確認することや全世界を恐怖に陥れること、そして楽しむことを目的として、天下一武道会を真似た「セルゲーム」を開催した。
悟空達は、出場者全員が自分に負ければ世界中の全ての人間を殺すと宣言したセルに立ち向かう。

セルゲームが始まり、悟空が一番にセルと対戦する。
一見、五分五分の勝負に思われたものの、完全体となったセルの力は悟空をも超えていた。
しかし、悟空はあっさりと降参してセルとの試合を終えると、後を悟飯に託すことを告げる。悟空は修行をしている間に、悟飯の潜在能力が自身を超えている事に気づいていたのだ。

セルとの戦いに消極的な悟飯だったが、自身の子供・セルジュニアをけしかけて悟空達を痛めつけたり、悟空達と共にセルゲームに参加した人造人間16号を無残に破壊したセルに怒りを爆発させる。
そして、超サイヤ人を超えた超サイヤ人・超サイヤ人2となった悟飯は、セルジュニアを一掃し、セルをも圧倒した。

追い詰められたセルは地球を巻き込んで自爆しようとしたが、悟空はナメック星から地球に帰還する前に立ち寄った星・ヤードラット星で覚えた瞬間移動を用いて、セルと共に界王の元へ移動する。
そこでセルの自爆を許した結果、自身や界王の命を犠牲としたものの、地球の消滅は回避させた。

しかし、セルだけは奇跡的に生き延び、再び地球に舞い戻る。
サイヤ人の細胞を持つためか、死の淵から生還したことで大きく力を増したセルは、超サイヤ人2となった悟飯に深手を負わせるほどのパワーアップを果たしていた。
セルの攻撃で左腕を負傷したことから、かめはめ波を放って地球全てを消そうとするセルへの抵抗を諦める悟飯。
だが、あの世にいる悟空から「思い切りかめはめ波を撃てば必ず勝てる」と鼓舞され、残された右手でかめはめ波を放った。

セルのかめはめ波に押される悟飯だったが、セルはベジータの不意打ちを受けて、体勢を崩す。
悟飯はその隙を突いてセルのかめはめ波を押し返し、セルを打ち倒すことに成功した。
セルゲーム終了後、トランクスは未来の世界に帰ると、暴れていた人造人間を破壊し、タイムマシンを奪って過去の世界で完全体になろうとしていたセルも消滅させる。
それにより、辛い未来を生きて来た人々にも、ようやく平和が訪れたのだった。

魔人ブウ編

セルとの戦いから7年。
高校生になった悟飯は、自宅から遠く離れた街・サタンシティにある学校に通う傍ら、街で相次ぐ銀行強盗などの犯罪を取り締まる活動を行っていた。

母親であるチチやブルマ達からの「普通に暮らすなら強いことが知られるとまずい」という忠告を重く受け止め、悪人を懲らしめる際には素性が知られないように変装し、「グレートサイヤマン」と名乗って活動していた悟飯。
ところが、声や喋り方を変えていなかったことから、格闘技の世界チャンピオンであるミスター・サタンの娘であり、高校でのクラスメイトのビーデルに正体を看破されてしまう。
ビーデルは「出場しなければグレートサイヤマンの正体をバラす」と言い放ち、1ヶ月後に行われる天下一武道会に参加するよう悟飯に迫った。

乗り気でなかった悟飯だったが、あの世にいる悟空が亀仙人の姉・占いババに頼んで天下一武道会の日だけ現世に帰ると決めたことで、やる気を出す。
ベジータやピッコロやクリリンの他にも、8歳となった現代のトランクス、クリリンの妻である人造人間18号も出場を決める。悟飯は弟の孫悟天と共に、大会に備えて修業を積んだ。

天下一武道会の当日、悟空は宣言通りに現世へと帰って来た。
悟空と仲間達は互いに再会を喜び合い、久しぶりの天下一武道会に出場する。

しかし、参加した選手の中には邪悪な魔導士・バビディの手下と、そのバビディを倒すべく地球を訪れた、界王より上位に位置する神・界王神の姿もあった。
悟空達は界王神から、バビディがひたすら破壊と殺戮を繰り返す怪物・魔人ブウを復活させようと企んでいることを知らされると、界王神と行動を共にし、魔人ブウ復活の阻止へと動き出した。
だが、悟空達の奮戦空しく、魔人ブウは復活を遂げてしまう。
復活した魔人ブウは、悟飯や界王神を容易く倒す程の実力と、ベジータの命を捨てた自爆を受けても難なく再生する程の頑強さを併せ持っていた。

悟空は魔人ブウへの対抗策として、あの世で知った技・フュージョンを挙げる。
それは、30分間という時間の制限があるものの、2人の人間が融合することによって、より強い1人の戦士になれるという技だった。
力や体の大きさが近い2人でなければ使えない技であるため、悟天とトランクスがこのフュージョンを教わることとなる。

悟天とトランクスに、フュージョンの修業をつける悟空。
その間にあの世に帰る時間を迎えたため、ピッコロに2人の指導を任せ、悟空は現世から去って行った。

一方、人々から魔人ブウ打倒を託されたミスター・サタンが、ブウと接触。
サタンは魔人ブウを倒す機会を狙うために、ブウの家来となった。
サタンとの生活の中で彼に気を許すようになった魔人ブウは、「人殺しなどの破壊行為はいけないこと」というサタンの意見を耳にすると、殺人などの破壊行為をやめると宣言する。

ところが、魔人ブウの破壊行為に乗じて殺人を行っていた悪漢がサタンを銃撃したことで、ブウの怒りが爆発。
魔人ブウはサタンを治療すると、彼に遠くへ逃げるように命じる。
そして、強い怒りによって、もう1人の魔人ブウを生み出した。

新たに現れた魔人ブウは、元祖魔人ブウの邪悪な部分が大きく膨らんだことで生まれた、純粋悪の魔人ブウだった。
純粋悪の魔人ブウはサタンを銃撃した悪漢を殺すと、次いで元祖魔人ブウに襲い掛かる。
分離の際に力の大半を奪われていた元祖魔人ブウは、純粋悪の魔人ブウに歯が立たなかった。

元祖魔人ブウは、標的を別の物質へと変える光線を放ち、純粋悪の魔人ブウをチョコレートにしようとした。
しかし、光線をはね返されたことで元祖魔人ブウがチョコレートにされ、純粋悪のブウに食べられてしまう。

すると、純粋悪の魔人ブウは、より戦闘向きな体を持つ悪の魔人ブウへと変身した。
この悪の魔人ブウに対し、悟天とトランクスがフュージョンを使うことで誕生した合体戦士・ゴテンクスが立ち向かう。
ゴテンクスは超サイヤ人2を超えた形態・超サイヤ人3となり、悪の魔人ブウを追い詰めつつあった。
だが、悪の魔人ブウを完全に消し去る前に、フュージョンが時間切れとなり、ゴテンクスは悟天とトランクスの2人に戻ってしまう。

そんな悟天とトランクスの窮地に、悟飯が駆けつける。
悟飯は元祖魔人ブウに敗れた後に、界王神によって救われていたのだった。
さらに悟飯は、界王神の先祖である15代前の界王神に出会い、彼の超能力によって潜在能力を引き出してもらっていた。

悟飯は悪の魔人ブウを圧倒するが、止めを刺すには至らず、ブウの逃走を許してしまう。

1時間後、再び現れた悪の魔人ブウは、悟天やトランクスと決着を着けてから悟飯と戦うと宣言する。
その言葉に応じて悟天とトランクスはフュージョンを行い、再びゴテンクスへと変身した。
その途端、ゴテンクスとピッコロは、悪の魔人ブウが体から切り離した肉片に襲われる。
悪の魔人ブウの肉片に取り込まれたゴテンクスとピッコロは、そのままブウに吸収されてしまった。

悪の魔人ブウは、悟飯を倒すにはゴテンクスのパワーとピッコロの頭脳が必要だと考えていた。
しかし、悪の魔人ブウはゴテンクスとの交戦中に、フュージョンに時間制限があることと、再びフュージョンを行うには1時間待つ必要があることをゴテンクス本人から聞かされていた。
そのため、悟天とトランクスが再度フュージョンを行えるようになるまで、姿を隠していたのだった。

ゴテンクスを吸収した悪の魔人ブウは、先の戦いとは一転して悟飯を一方的に叩きのめす。
戦いを見守っていた15代前の界王神は、悟空の力が必要と判断すると、自身の命を譲り渡すことで悟空を生き返らせ、さらに界王神のお宝である一対の耳飾り・ポタラを悟空に渡す。
このポタラは、1人が右耳に、もう1人が左耳に着けることで、2人が時間の制限なく合体することができるというものだった。

現世に戻った悟空は、ポタラを悟飯に渡して合体しようとするものの、悪の魔人ブウに先手を打たれ、悟飯を吸収されてしまった。
悟空と合体する相手がいなくなったかに思われたその時、自爆して死亡したベジータが占いババに連れられ、現世に戻って来た。
悟空とベジータはポタラを使用すると、合体戦士・ベジットへと姿を変える。

ベジットは超サイヤ人に変身し、悟飯を吸収してパワーアップした悪の魔人ブウすら手も足も出ない程の実力を発揮する。
さらにベジットは、吸収された悟飯達を救い出すため、悪の魔人ブウを追い詰め、自分を吸収するように仕向けた。

吸収される直前にバリヤーを張ったことで、悪の魔人ブウに吸収されることなくその体内への侵入を果たしたベジット。
ところが、バリヤーを解いた直後に合体も解除され、悟空とベジータの2人に戻ってしまう。
悟空との合体を嫌がるベジータがこれ幸いと、ポタラを破壊してしまう一幕があったものの、2人は吸収された悟飯達を見つけ出し、救出することに成功した。

悪の魔人ブウのさらなる弱体化を狙ったベジータが、チョコレートにされて食べられた元祖魔人ブウを引きはがすと、悪のブウに異変が起こる。
その体が縮み出し、子供のように小柄になったのだった。
その姿は、理性も自制心も持たない悪そのものの存在・純粋の魔人ブウのものだった。
魔人ブウがバビディの父親・魔導士ビビディによって最初に作り出された時は、この純粋の魔人ブウの姿だった。
だが、かつて5人いた界王神の1人である、太っていて温和であった大界王神を吸収したため、純粋の魔人ブウはパワーを落とした代わりに多少の理性を得た、元祖魔人ブウの姿になっていたのだった。

純粋の魔人ブウは何の前触れもなく地球を爆破してしまうが、界王神の瞬間移動によって、悟空やベジータ、新たな地球の神となっていたナメック星人・デンデや、ミスター・サタンは命を救われた。
一方、魔人ブウの体内から引きはがされたまま地球に残されていた悟飯・悟天・トランクス・ピッコロは、地球と運命を共にすることとなる。

さらに純粋の魔人ブウは、悟空達が逃げ込んだ界王神の世界・界王神界に、瞬間移動で現れる。
界王神が地球から脱出する際に見せた瞬間移動を、真似してみせたのだった。

悟空とベジータは純粋の魔人ブウと交戦するが、超サイヤ人3に変身できる悟空でさえ優位に立てない程の力を持つ純粋のブウを相手に、大苦戦する。
この状況にベジータは、人間や動物などあらゆる生命から元気を借りて強力なエネルギーの弾を放つ悟空の技・元気玉で勝負を決めることを考えた。

ベジータは地球人達に元気玉への協力を求めるため、ナメック星のドラゴンボールで地球を復活させ、さらに地球で天下一武道会が行われた日から死んだ者達を極悪人を除いてよみがえらせるよう、デンデに伝える。
その願いは無事に叶えられ、地球とその人々は蘇った。
そして、地球やナメック星やあの世の人々の元気を借りて超特大の元気玉を完成させた悟空は、純粋の魔人ブウに向けてこれを放った。
善人に生まれ変わることと、一対一で勝負する日が訪れることを悟空から願われる中、純粋の魔人ブウは細胞ひとつ残さず完全に消え去った。

それから10年後。久々に天下一武道会に出場した悟空の前に、純粋の魔人ブウの生まれ変わりである少年・ウーブが現れた。
全ての死者に天国行きか地獄行きかの判断を下す人物・閻魔大王が、純粋の魔人ブウが消える際に悟空の語った願いを聞いており、気を利かせていたようだった。悟空はウーブと試合をした後、彼に修業をつけることを決める。そして、さらなる強さを求め、ウーブと共に旅立ったのだった。

『ドラゴンボール』の登場人物・キャラクター

サイヤ人

孫悟空

CV:野沢雅子

本作の主人公。元は惑星ベジータで生まれたサイヤ人の下級戦士で、本名はカカロット。
地球を侵略するために送り込まれた人物だったが、誤って崖から転落して頭を強打したことにより、サイヤ人としての記憶を失う。
その後は孫悟飯(祖父)を親代わりとして、穏やかな地球人として育った。

ドラゴンボール探しの旅に出たことがきっかけで多くの仲間やライバルに恵まれ、サイヤ人やフリーザなど、地球や宇宙を脅かす悪人と戦える程の戦士へと成長する。

サイヤ人としての記憶を失っているものの、戦いを好むサイヤ人の本能は健在であり、強い相手と戦うことを生きがいとする。
一方、勝つためではなく負けないために戦うという性分ゆえ、相手の命を絶つことにはこだわらない。

戦闘ではかめはめ波や界王拳、元気玉を使いこなす。

ベジータ

2mchi_1231
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@2mchi_1231

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)シリーズの超サイヤ人まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)シリーズの超サイヤ人まとめ

『ドラゴンボール』とは鳥山明による漫画及びそれを原作としたアニメ作品である。世界に散らばる七つのドラゴンボールを探す冒険活劇から、主人公孫悟空らのバトルに重きを置いた作風にチェンジすることで世界的な人気を獲得。中でも悟空も含めた戦闘民族サイヤ人の変身形態、超(スーパー)サイヤ人は外見的特徴や戦闘力の高さから当時のファンに衝撃と興奮を与えた。超サイヤ人は、今尚シリーズの人気を誇る理由の一つである。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の道具・アイテムまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の道具・アイテムまとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品である。7つ集めることでどんな願いも叶える神の龍を呼び出せるアイテム“ドラゴンボール”を巡る冒険譚から始まり、次第にバトルものへと移行することで世界的人気を得た。主人公の孫悟空を初めとする魅力的なキャラクターと迫力ある戦闘シーン、人間ドラマの他、遊び心もある独特のアイテムも物語を盛り上げている。本稿では、タイトルにもなっているドラゴンボールを初め、『ドラゴンボール』に花を添える用語やアイテムを紹介する。

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フリーザ(ドラゴンボール)の軍団・一味・家族・一族まとめ

フリーザ(ドラゴンボール)の軍団・一味・家族・一族まとめ

フリーザ軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する組織である。シリーズ最大の悪役フリーザを筆頭に、あらゆる種族の宇宙人から構成される。戦闘力の計測を行うスカウターなど、フリーザ軍の所有するアイテムは読者を魅了した。宇宙人から成る構成員たちも悪役ながら魅力あふれるキャラクターで、様々な個性を持って物語に花を添える。フリーザ軍の一味、フリーザの家族、一族を紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めるとどんな願いでも叶えるドラゴンボールを巡り、主人公・孫悟空の冒険が始まった。悟空は強い者との戦いを求め、次々現れる強敵と戦うことになる。迫力のバトルシーン、魅力的なアイテム、キャラクターで今なお世界中を魅了する作品。「神様」と呼ばれる存在も、魅力あるキャラクター達である。基本的に神々の戦闘描写はないが、彼らは時に悟空の師となり、時に目標となってストーリーや世界観に広がりを持たせている。

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ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画を原作のメディアミックス作品で、バトル漫画の金字塔である。「融合(ゆうごう)」は、作中登場する技の1つで、2人以上の人物が結合し、1人の人間となるものである。単体の時よりも戦闘力が倍加する為、強敵との戦闘の際に行われる。特殊な動きで2人が1人の戦士になる「フュージョン」、界王神のアイテムを使い1人の戦士になる「ポタラ」、ナメック星人が一体化することで同胞に力を預ける「同化」、他者のエネルギーや能力を奪う「吸収」が登場した。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

レッドリボン軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する悪の組織である。国家に所属していない私設軍ながら武力、財力共に高く警察すら手出しができない「世界最悪の軍隊」と怖れられる。幹部たちがそれぞれの部隊を率いており、地域派遣された部隊は現地の住民を脅してこき使うことが多い。世界征服の野望を持ち、物語初期では7つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せる「ドラゴンボール」を巡って主人公孫悟空(そん ごくう)と戦った。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 舞台が様々に変化するため、作中には多種多様な種族が登場する。地球に住まう人間、獣人、魔族、宇宙から来たナメック星人やサイヤ人、1つの世界を丸ごと管理する神である芯人や天使など、ここでは『ドラゴンボール』に登場する様々な種族を紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 11年に渡る大長編であり、登場するキャラクターから作品そのものに関することまで様々なトリビアや裏話が存在する。ここでは、『ドラゴンボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話をまとめて紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 悟空は人間離れした大食漢であり、行く先々で作られる様々な料理を山のように平らげてきた。ここでは、一般的なものからSFチックなもの、ファンタジックなものまで、『ドラゴンボール』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

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ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

鳥山明による日本の漫画作品。略称は「DB」。 西遊記をモチーフにした中国風の世界にSFの要素を取り入れた独特の世界観を形成している。 長期連載と作者の鳥山明のセンスが相まって、様々な名言を生み出しており、これらの名言は、インターネットはもちろんのこと、様々なエンターテインメント作品に影響を与えている。

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人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間18号/ラズリとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企むレッドリボン軍の科学者ドクター・ゲロの作り出した人造人間である。元は普通の人間だったがドクター・ゲロによって改造されてしまい、双子の弟であるラピスも同様に改造され人造人間17号となる。同じくドクター・ゲロによって作り出された人造人間セルが倒された後、本作品の主人公である孫悟空の友人クリリンと結婚。マーロンという女の子を授かり、クリリンの師匠である亀仙人と共に暮らしている。

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人造人間16号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間16号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間16号(じんぞうにんげん16ごう)とは『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)シリーズのセル編に登場する、ドクター・ゲロが作り出したすべてが機械でできている人造人間。ゲロ自身が最後まで起動を許さなかったほど危険な力を保持している。 人造人間17号・18号によって起動すると唯一プログラムされていた「孫悟空の殺害」という同一目的のため、行動を共にすることになる。セルが完全体へ進化後は悟空たちと共に「セルゲーム」に参加する。自然や動物を愛する心優しい性格。

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破壊神ビルス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

破壊神ビルス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

破壊神(はかいしん)ビルスとは、鳥山明監修のアニメ作品『ドラゴンボールZ 神と神』及び『ドラゴンボール超』に登場する破壊の神である。第7宇宙で宇宙の摂理に従い破壊を行うのが役目で、その戦闘力は「強い」という次元ではない。気に入らないことがあると周辺の星を破壊するなど子供っぽく我が儘な面から、立場としては対等な神の界王神にも恐れられている。「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」が自分の強敵になるとの予知夢を見て主人公の孫悟空と戦った。邪悪な存在ではなく、それなりの良識や神としての威厳も持ち合わせている。

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セル(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

セル(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

セルとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企んだレッドリボン軍に所属していた天才科学者のドクター・ゲロが作り出した人造人間。同じくドクター・ゲロが作り出した人造人間17号・18号を吸収して究極の生命体となり、世界を恐怖に陥れることを計画していたが、孫悟空親子や他の戦士達の活躍により、その計画は阻止された。 冷静で話し方にも知性が感じられるが、自分が劣勢になると激昂し冷静さを失ってしまう。また、人間が恐怖に怯える顔を好むような冷酷さも持っている。

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孫悟空(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟空(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟空(そんごくう)とは、『ドラゴンボール』シリーズの漫画・アニメにて主役を務める人物。戦闘民族サイヤ人として生まれたことから強い相手との戦闘を好み、幼少の頃より数々の相手との戦いを経てきた。やがて地球の平和を脅かす強敵たちとも対峙し、地球の危機を何度も救うことになる。持って生まれた朗らかさと純粋さが悟空の人間性に不思議な魅力を添えており、戦った後に仲間となる人物も多い。悟空自身も非常に仲間想いであり、強いだけではなく優しさも併せ持った戦士である。なお、私生活では妻チチの他、2人の息子がいる。

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ベジータ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベジータ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベジータとは、『ドラゴンボール』シリーズの惑星ベジータの誇り高き王子であり、主人公・孫悟空(そんごくう)の最大にして最強のライバル。その生まれからエリート意識が非常に強く、他人から指図されることが大嫌い。地球に定住後は、悟空を目標としながら自己鍛錬の日々を送る努力の人でもある。他人にも自分にも厳しく、当初は冷酷な態度が目立った。しかし、悟空や仲間たちと過ごす中で少しずつ人間らしい感情を見せ始め、愛する者のために戦う強さも身に付けていく。私生活では妻ブルマの他、息子と娘が1人ずついる。

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ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドクター・ゲロ/人造人間20号とは、鳥山明の人気漫画『ドラゴンボール』に登場するレッドリボン軍の元科学者。世界征服を目論む超悪名高い組織の中で殺戮マシーン「人造人間」を開発し、勢力を増強させていった。しかし、孫悟空のたった1人の進撃によりレッドリボン軍は壊滅し、野望を絶たれてしまう。生き延びた後は悟空に復讐する為、秘密基地に身を隠し、より強力な人造人間の研究開発に没頭する。そして長い年月を経て自身を人造人間に改造し、再び悟空の前に姿を現したゲロは、その研究成果を存分に発揮してゆく。

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魔人ブウ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

魔人ブウ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

魔人ブウとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、本作品の主人公である孫悟空の敵キャラクターである。はるか昔、ビビディという魔道士に生み出されるものの手に負えず、封印されてしまった。時が経ち、ビビディの子供バビディが地球にて魔人ブウを復活させ世界を恐怖に陥れた。その後、魔人ブウは善と悪の2人に分かれ、悪の魔人ブウは孫悟空たちの活躍によって倒される。善の魔人ブウは孫悟空たちと協力し、悪の魔人ブウを倒したあと、地球で暮らしている。

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孫悟飯(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟飯(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟飯(そんごはん)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、主人公孫悟空(そんごくう)の長男である。初期は泣き虫で甘えん坊だったが、強敵たちとの戦いの中父を超える潜在能力を見せ、戦士として成長を遂げた。全ての潜在能力を引き出された「アルティメット悟飯」は、単体で最強の戦士である。戦闘民族サイヤ人の血を引いているものの、悟飯自身は争いを好まない穏やかな性格で、平和な時代が訪れると幼い頃からの夢だった学者の道を歩むようになる。

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亀仙人(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

亀仙人(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

亀仙人(かめせんにん)とは、『ドラゴンボール』に登場する主人公、孫悟空にできた初めての師匠。 初登場時の年齢は319歳であり、亀の甲羅を背負った陽気でスケベなおじいちゃんだが、実際は武天老師と呼ばれる亀仙流武術の達人である。 少年時代の悟空とクリリンを修行し、時に厳しく、時に孫のように愛情をもって弟子を育てる広い心の持ち主。『ドラゴンボール超』では弟子たちと肩を並べて戦っており、武術家としては生涯現役である。

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全王(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

全王(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

全王(ぜんおう)とは、鳥山明原作のアニメ『ドラゴンボール超』のキャラクターで、12の宇宙の頂点に立つ最高位の神である。純粋な性格だが、それゆえの恐ろしさもまた持っている。何でも一瞬で消し去ってしまう能力も相まって、破壊神たちですら全王に逆らうことはできない。とはいえ基本的には無邪気であり、機嫌を損ねなければ善側に位置する。自分に物怖じしない主人公の孫悟空(そん ごくう)を気に入り、彼と友達になった。

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ミスター・ポポ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミスター・ポポ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミスター・ポポとは、鳥山明原作の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボールシリーズ』の登場人物で、地球の神に仕える付き人である。愛嬌のある顔つきながら、ピッコロ大魔王という脅威から地上を救った孫悟空(そん ごくう)を簡単にあしらえる強さを見せる。単なる戦闘力だけではなく、無駄を省いた動きや視覚以外の感覚を研ぎ澄ませた結果の強さで、悟空にもその戦い方を伝授した。後々のエピソードでも、サポートの役割で登場し、活躍している。

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ピッコロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピッコロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピッコロとは、大人気漫画『ドラゴンボール』シリーズに出てくるキャラクター。初登場時は、主人公・孫悟空の敵として地球の命運をかけた戦いを繰り広げた。悟空に敗れてからは、地球を征服しに来たサイヤ人に対して悟空と共闘するようになり、今では仲間として頼もしい存在となっている。悟空の息子・孫悟飯の師匠でもあり、普段はなかなか感情を表に出さないが、悟飯の前では優しい一面を見せている。

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神龍(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

神龍(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

神龍(シェンロン)とは、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、文字通り神の龍である。世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集めることで召喚され、呼び出した者の願いを叶える。ドラゴンボールを作った神様の力を超える願いは叶えられないが、死者の蘇生など超常的な事象は起こせる。登場時より威厳のある存在として描かれてきたが、テレビアニメ『ドラゴンボール超』では破壊神ビルスに怯えるなどコミカルな描写も増えた。

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ブルマ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブルマ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブルマとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界的な大企業カプセルコーポレーションの令嬢である。科学者でもあり様々な機器を開発し、本作品の主人公である孫悟空や他の仲間たちをサポートしている。幼い頃に家でドラゴンボールを見つけ、7個集めるとどんな願いも叶えられることを知る。ドラゴンボール探しの旅に出た先で孫悟空や様々な仲間達と出会い、その中で孫悟空と同じサイヤ人のベジータとの間にトランクスという男の子を授かり母親となる。

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トランクス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

トランクス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

トランクスとは、『ドラゴンボール』に登場する、戦闘民族サイヤ人のベジータと地球人のブルマとの間に生まれたハーフの男性。薄紫色の髪色で青色の瞳をしている。トランクスは本編時代と未来時代でそれぞれ登場し、育ってきた環境が異なるため性格も異なっている。トランクスの家はカプセルコーポレーションという大企業で、幼い頃から機械などに接していたため頭も良く、強さだけでなく知的な面も持っている。

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ブロリー(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブロリー(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブロリーとは、『ドラゴンボール』のキャラクターで、映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で初めて敵キャラとして登場する。 その後、映画『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の3部作にわたって敵として登場している。 3部作にわたり公開されていることから、敵キャラの中でも人気の高さがうかがえる。 20数年ぶりに、ブロリーが登場する『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開されると、かなりの話題になった。 尚、原作には登場しておらず、映画オリジナルキャラクターである。

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モロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

モロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

モロとは、鳥山明原案の漫画『ドラゴンボール超(スーパー)』のキャラクターで、「星食いのモロ」の異名を持つ悪役である。見た目には青いヤギを思わせる獣人。1000万年前、大界王神(だいかいおうしん)という神に力を封じられ銀河刑務所に収監された。わずかながら力を取り戻すと、他の囚人クランベリと共に脱獄。非道な性格で自分以外は餌と見なしており、部下も捨て駒にする。他者や星のエネルギーを奪うことでパワーアップを繰り返し、神の域に達した戦士の孫悟空(そん ごくう)たちを苦しめた。

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バーダック(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

バーダック(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

バーダックとは、『ドラゴンボール』に登場する主人公・孫悟空の実の父親で、戦闘民族サイヤ人の下級戦士。サイヤ人は宇宙の帝王フリーザに裏切られ滅ぼされようとしており、バーダックはこの事にいち早く気付き仲間を引き連れて対抗しようと試みたが、誰もバーダックを信じず、たった1人でフリーザに戦いを挑んだ。そして力が及ばずに返り討ちにあって死んでしまい、一族や故郷である"惑星ベジータ"の敵討ちを息子の孫悟空に託すこととなった。

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