仮面ライダービルド(Kamen Rider Build)のネタバレ解説まとめ

『仮面ライダービルド』とは、2017年月から放送された、仮面ライダーシリーズの作品。平成仮面ライダーシリーズの第19作目。
全体的に物理学のモチーフが綴られた話になっている。
ストーリーは記憶を失った天才物理学者・桐生戦兎と、無実を証明する為に脱獄した脱走犯・万丈龍我のバディによる謎解きと、三国間の戦争などミリタリー要素が強く、シリアス要素が強い作品となっている。

キャスト 浜田晃(はまだ あきら)
難波重工の会長。その影響力は東都のみならず日本全土に及ぶとされ、実質的には三国の首相よりも上の立場にある。氷室泰山とは子供の頃からの旧知の仲であり、その息子幻徳とも裏でファウストの関係で繋がっている。
ファウストに資金提供を行い、ライダーシステムを軍事兵器として利用していた。また幻徳だけでなく紗羽をも通じて、ビルドに関するデータや情報を収集していた事もある。
軍事開発が遅々として進まない現在の東都の政策に不満を抱いていた為、見切りをつけてブラッドスタークを新たなパートナーとして、北都政府にスクラッシュドライバーを提供した。またその際、パンドラボックス内の強大な力とフルボトルを利用し、核兵器を越える軍事兵器を創り上げるという目的も明かしており、各首都の兵器を開発することで三都の統一を図り、自らが開発した兵器によって世界大戦を制する事で軍事産業のトップに君臨しようとする。
東都と西都の代表戦では、鍋島とその家族を人質にとって紗羽にビルドのデータを入手させる。だが、決別すると決めていた紗羽にそのデータは一部しかリークされなかった。
代表戦の後にはブラッドスタークに自身の顔を御堂のものに変えさせ、代表戦の結果を捻じ曲げた形で発表し、東都へ侵攻を開始。パンドラボックスを開けて難波帝国を築く事で西都の軍事力を世界に誇示しようと画策。エボルトが国のリーダーになると宣言した為、部下を使って反旗を翻したが、撃破された為、エボルトに命乞いをするも殺された。
養護施設の子供たちを集めて洗脳し、科学者・軍人・スパイなどにするための専門訓練を積ませて難波に絶対の忠誠を誓わせる難波チルドレンと呼ばれる集団を「子供」と呼び、自らの画策に利用していた。難波チルドレンのメンバーには、内海、紗羽、鷲尾兄弟等が含まれている。

葛城巧(かつらぎ たくみ)

出典: www.google.co.jp

キャスト 木山簾彬(きやま ゆきあき)
元・東都先端物質学研究所所属の科学者で、龍我が殺害したと扱われていた青年。研究所に在籍していた頃はパンドラボックスの責任研究者であり、一部の関係者からは「悪魔の科学者」とも呼ばれていた。プロジェクトの責任者でもあり、スカイウォールの惨劇に起因した父親である葛城忍のバッシングの無念を晴らす為に父親と同じ科学者になったという過去を持つ。一方で研究日誌にアナグラムという形で暗号を残し、また信用できない相手に対して研究のデータが渡る危険性を考慮して偽のデータを用意するなど、慎重な面を持ち合わせている。
早くからネビュラガスの有用性に着目しており、政府の許可なくネビュラガスによる人体実験を行おうとしたのが原因で、殺害される二年前に研究所を解雇されたことが幻徳の口から語られている。「プロジェクト・ビルド」を立ち上げ、「究極の防衛」としてフルボトルやビルドドライバーなどを開発したことが明示されている他、スマッシュやファウストの誕生にも深く関わっている事が仄めかされている等、作中における様々な謎の中心人物であるとされている。
他方、無口ではあるが母親想いの青年で、母親である京香の作った甘い卵焼きが好物であった事が、京香の口から語られている。また、父親である葛城忍は、パンドラボックスにまつわるプロジェクトの責任者でもあり、スカイウォールの惨劇に起因したバッシングを苦に自殺したとされていたが、実際には生存しており、エボルトから依頼されていたエボルドライバーの修復を成し遂げていた。
当初は、ファウストを抜ける意思を固めていたところをブラッドスタークによって顔を佐藤太郎のものに変えられ、記憶も消されて後の戦兎となったとされていたが、第34話にて本当の理由はファウストを抜けようとしたからではなく、ブラッドスタークがエボルトと気づき、更には龍我に憑依している事にも気づき、彼らを呼び出してビルドとなり倒そうとしていたためだった事が惣一の口から龍我に向けて語られている。この時呼び出したのはスタークではなく巧によるものだったのだ。
戦兎から葛城の記憶が戻った時には龍我を敵視しており、戦兎の中に二重人格として居座った時も、度々戦兎の行動に反発する事もあった。
新世界では葛城巧の所在は明記されていない。そして戦兎の中から消えた。

政府首相

氷室泰山(ひむろ たいざん)

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キャスト 山田明郷(やまだ めいきょう)
東都政府首相で、幻徳の父。パンドラボックスの光を浴びていない為人格に変調を来しておらず、分断された日本の有様を憂い、3つの国の和平を望んでいる。また幻徳が推奨している軍備増強に対しては、自衛できる戦力さえあればいいとして否定的な姿勢をとり、また専守防衛にも徹底している。そして、経済の安定を最優先としている為、一貫した平和主義を貫いている。ファウストによるパンドラボックス強奪の際に心労で倒れ、東都の事を幻徳へ託す。しかし、幻徳のパンドラボックスを狙う陰謀に利用され、戦兎たちに偽の電話をかけるが、その後幻徳がファウストの一員である事を知らされた際には、戦兎たちからパンドラボックスを預かるとともに、幻徳を処分する意向を示した。しかし、ブラッドスタークに毒を注入されて再び倒れ、意識不明の状態となる。その後、美空の治癒能力で意識を取り戻し、首相の座に復帰。幻徳を絶縁の上で首相代理の地位も剥奪し、東都から追放した。第21話で多治見に、東都と北都の仮面ライダーを1対1で戦わせることで北都との戦争を終結させたいと申し出る。その後、戦兎に対して代表戦に出るように、頼み込んでいた。その時、戦兎は戦意喪失していた為断られるが、その後ブラッドスタークによって無理矢理再起させられた為、結果としては戦兎が代表戦に出た。
西都との代表戦の後、戦兎に頼まれて彼に1ドルク札を渡す事で、ビルドに強奪されたという事にし、国家反逆罪を適用する事でビルドを東都の軍事兵器である事を解除。西都への進行を許した。そして、龍我と一海も首相の1ドルク札とビルドが奪ったパンドラボックスを奪還する名目で、彼らを援軍として西都へ送り込んだ。
その後、東都首相官邸に現れたローグにより、エボルドライバーの取引を行う人質として拉致される。後に内海達に反旗を翻した幻徳が泰山の救出を謀るが失敗し、ブラッドスタークに連れ去られてしまう。その後、幻徳や戦兎たちによって救出されるもエボルの攻撃から幻徳を庇って深手を負い、幻徳に「頼んだぞ…馬鹿息子…」と後の事を託して息を引き取った。
新世界では日本の首相として生存していた。

御堂正邦(みどう まさくに)

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キャスト 冨家規政(ふけ のりまさ)
西都政府首相。北都と東都の戦争を静観していたが、北都が自衛をおろそかにしている機にブラッドスタークの指示の元北都を制圧。その後東都をも占領しようとものの、東都との代表戦に敗北。パンドラボックスを東都に渡すという約束を律儀に果たそうとするも、ブラッドスタークに殺害されてしまう。
新世界では生存しており、氷室泰山に外務大臣に登用されていた。

多治見喜子(たじみ よしこ)

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キャスト 魏涼子(ぎ りょうこ)
北都政府首相。幻徳の挑発を受けて東都へ「パンドラボックスで世界を制圧しようとする東都に正義の鉄槌を下す」という名目で、パンドラボックスと東都のボトルを奪う為に宣戦布告。
しかし、代表戦で東都に負けた後に全勢力を使って東都へ侵攻しようとするも、西都に制圧されてしまい、収監されしまった。しかしその後再び一海達の前にロストスマッシュとなって現れて襲いかかってきたが、ジーニアスフォームの力でガスを中和させられて救われた。
新世界では、氷室首相に厚生大臣として登用されていた。

鷲尾兄弟

西都に所属する兄弟戦士。難波チルドレンの一員。
西都の兵器として戦い続けていたが、2人ともエボルに敗北し消滅している。

鷲尾風(わしお ふう) / リモコンブロス / ヘルブロス

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キャスト 足立理(あだち おさむ)
鷲尾兄弟の兄。西都の戦士として、東都や西都と戦う。兄弟の鷲尾雷とコンビネーションを見せて、相手を圧倒する。東都と西都の代表戦では、ニ試合目でクローズに初めてヘルブロスとして戦う。その際、クローズの経験にはないヘルブロスでの攻撃という初見殺しを狙おうとするが、クローズへ決定的な攻撃を与える事ができず、逆にクローズに逆転されかけてしまう。そこで「負けると弟がスクラップされてしまう」という嘘を言い、クローズを倒す。エボルトがエボルドライバーを取り戻した後、エボルトが難波重工に反旗を翻した為、エボルトに対抗する為に消滅のリスクを背負う高濃度のネビュラガスの注入を「全ては、難波重工の為!」と、受け入れる。エボルと戦うが、ヘルブロスになっても全く敵わない。そこでエボルに殺されそうになった龍我を庇って消滅する。消滅の間際に「誰かを守るのも悪くない…。弟にも、そう教えてやろう」と何故庇ったと問う龍我に言う。この時龍我を見捨てるという手段もあった彼が何故龍我を庇ったかというと、確定できるものはないが、推察として、雷がエボルに殺された為同じような犠牲者を出すの避ける為、自分が犠牲になる事で他者の犠牲を回避したと思われる。

鷲尾雷(わしお らい) / エンジンブロス

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キャスト 奈須田雄大(なすだ ゆうだい)
西都の戦士として戦う。寡黙な兄の風とは違い、相手をよく挑発したりするなど、好戦的面が見られる。東都の西都の代表戦では、グリスと戦うも圧倒的メンタルの差に敗れる。また、風がヘルブロスになるときは、風にエンジンブロスになるのに必要な変身アイテム、ギアエンジンを渡し、生身となる。その際は、人質作戦に出るなどの行動をとっている(取った人質は美空だが、ベルナージュが出てきた状態になり、衝撃波で吹き飛ばされた)。
エボルトが難波重工に反旗を翻した時は、エボルトの力に対抗する為に高濃度のネビュラガス注入を「全ては、難波重工の為!」と受け入れる。難波の為にエボルと戦うが、エボルに敗れ、ブラックホールの様な技で消滅する。消滅の間際、風に「兄貴ィ…! 後は頼んだ! 全ては、難波重工の為に!」とギアエンジンを託した。

その他の登場人物

鍋島正弘(なべしま まさひろ)

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@keeper

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