スペースバグ(第5話『サバイバル!砂の惑星/砂漠の迷子たち』)のあらすじと感想・考察まとめ

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ナゾの惑星の砂漠に不時着した宇宙船ストークは、着陸の衝撃で壊れて動かなくなってしまう。自立型ロボットのオペレーションボットに乗って船外へ出たミッジたちは、砂嵐に巻き込まれ、吹き飛ばされてしまう。ストークにもどる途中、害虫駆除ロボットのバグバスターに遭遇するが、突如現われた、みつばちの少女に助けられる。
今回は「スペースバグ」第5話『サバイバル!砂の惑星/砂漠の迷子たち』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「スペースバグ」第5話『サバイバル!砂の惑星/砂漠の迷子たち』のあらすじ・ストーリー

地球へ向かう軌道からはずれた宇宙船ストークは、謎の惑星の引力に吸い寄せられ、見わたすかぎり砂漠の、ど真ん中に不時着した。ストークのシステムは、着陸の衝撃で壊れてしまったらしく作動しない。ミッジたちは、作業用ロボットに乗って船体に異常がないか外側から調べることにした。ハカセとミッジは二足歩行のオペレーションボットに、マルボはキャタピラ駆動のオペレーションボットに乗って、船外へ出る。惑星の空気と重力は、地球とあまり変わらないようだ。

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マルボはキャタピラ駆動のオペレーションボットに、ミッジとハカセは二足歩行のオペレーションボットに乗って、船外へ出る

船体には損傷がないことを確認したとき、砂嵐がおこる。急いで船の中へ戻ろうとするが間に合わず、全員吹き飛ばされてしまう。砂嵐がおさまり、砂にはまって動かせなくなってしまったオペレーションボットからおりると、あたり一面にたくさんの木の枝が落ちているのを見つける。
ハカセ「かつてここは、森かなにかだったのかもしれん……」
日が落ちて気温が低下し、寒さに震える。夜になったら、もっと冷え込むかもしれない。遠くから迫るカミナリ雲。やがてイナヅマが地面をうつ。そのときミッジが、雷を利用して火をおこし、焚き火することを思いつく。
ミッジ「できるだけ、長い枝をさがすんだ」
力を合わせて長い木の枝を地面に立てると、その下に枯れ葉を敷き詰めた。カミナリ雲が近づき、イナヅマが長い木の枝に落ちて枯れ葉に火がともる。一同は焚き火を囲んで暖まった。

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焚き火をかこんで、あたたまるミッジたち

こうして、なんとか凍えずに一晩過ごし、翌日オペレーションボットを砂の中からひっぱり出した。そして宇宙船ストークにもどるため、砂漠の探索に出発する。しかし、行けども行けども変わらない景色に、不満が増す。
マルボ「ノド渇いたあ」
ミッジ「ノド渇いたって、言うなよ。よけいに、ノドが渇いてくるじゃないか。だいたいマルボは、いっつもそうなんだっ!すぐに、疲れたあだの、腹へったあだの」
マルボ「腹がへるのは、しかたないじゃないかっ!」
ケンカをはじめる、マルボとミッジ。
ハカセ「おい、やめろっ!あれ、見ろ、あそこ」
少しはなれたところに、水面らしきもの発見する。
ミッジ「光ってる……」
マルボ「なんだろう……」
ミッジ「行ってみよう!」
マルボ「イイねえ!」
一同は思う存分水を飲みリラックスするが、その背後から声がした。
みつばちの少女「動くな!お前たち、侵略者だな。そのロボット、バグバスターでしょう?」
そこには弓矢をかまえる、みつばちの少女がいた。バグバスターとは、最新型の害虫駆除ロボットのことだ。

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みつばちの少女「動くな!お前たち、侵略者だな。そのロボット、バグバスターでしょう?」

ミッジ「ちがうよ、これはオペレーションボット」
みつばちの少女「ごまかさないで」
ミッジ「ごまかしてなんかないさ。ご覧のとおり、オレたちは虫なんだ。こいつがバグバスターだったら、今頃オレたちは、あの世に行っちまってるよ!」
みつばちの少女「……虫?」
ミッジ、ハカセ、マルボは自己紹介して、少女の誤解をとく。
みつばちの少女「本当に、バグバスターじゃないの?」
少女は弓矢を下ろすが、ホッとしたのも束の間、本物のバグバスターがあらわれた。
みつばちの少女「しまった。隠れて」
砂丘の陰に隠れるミッジたち。
みつばちの少女「ここで、ジッとしてて」
ミッジ「いったい、なにする気だよ」
みつばちの少女「アレをやっつける」
ミッジ「ムチャだよ!」
みつばちの少女「慣れてるから、まかせて」
そう言うと、みつばちの少女は高く舞い上がった。バグバスターが、みつばちの少女に向けて攻撃を開始する。それを巧みな飛行でかわすと、バグバスターの胴体の下に回り込み、腹部のパネルを開けて内部のケーブルを引きちぎった。バグバスターは動きを止めた。
ミッジ「スゲエ……」
感心するミッジたち。みつばちの少女も笑顔を見せる。全員が安心した時、岩の陰から別のバグバスターが姿をあらわした。
ミッジ「うしろっ!」
バグバスターが少女を撃つ。少女は避けきれず、地面に落ちて気を失う。それを見たミッジが怒って飛び出した。
ミッジ「ちっくしょーっ!」
ミッジはバグバスターの銃撃を掻い潜り、バグバスターを地面に空いてる穴の方へおびきよせ、中へ落とすことに成功する。作戦が上手くいき、調子にのるミッジ。完全に油断しているその後ろで、さきほど穴へ落ちたバグバスターが穴からはい出てくる。為す術がなく、動けないミッジ。バグバスターがミッジを殺そうとした瞬間、一本の矢がバグバスターに当たる。意識を取り戻したみつばちの少女が、次々に弓矢を放つ。内部がショートし、バグバスターは動きを停止する。みみつばちの少女を仰ぎ見たミッジは呟いた。
ミッジ「いったい、なにものなんだ?」

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穴からはい出てきたバグバスターに、なすすべがなく、動けないミッジ

ロボットのドクター・ハンプティに乗ったカエルのゲロッパ、イトー、カトーは、宇宙船ストークと同じ惑星の引力に吸い寄せられ、砂漠の真ん中に不時着していた。ドクター・ハンプティは、惑星の重力とゲロッパたちの重みのため、このままでは飛ぶことができない。しかたなくドクター・ハンプティから降りて歩きはじめたゲロッパたちは、砂丘の向こうに上がる狼煙を見つける。
ゲロッパ「なんだ、あれは」
カトー「エイリアンでゲロ」
イトー「まさかあ」
ゲロッパ「人間かっ!」
もし人間がいたとしたら、食べ物もあるかもしれないからと、狼煙の方向へ進むことにする。そうして、狼煙があった場所にたどり着くと、オペレーションボットのキャタピラや足跡が砂丘の向こうに続いているのを目にする。
イトー「みょうでゲロ」
カトー「もしや……」
ミッジたちの手がかりを得て、満足そうに笑うゲロッパたちであった。

「スペースバグ」第5話『サバイバル!砂の惑星/砂漠の迷子たち』の感想・考察

「スペースバグ」アニメ全話のネタバレ解説まとめ

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