XBLAZE(エクスブレイズ)のネタバレ解説まとめ

『XBLAZE』とは、格闘ゲーム「BLAZBLUE」や「GUILTY GEAR」で有名なアークシステムワークスが開発したPS3、PSvita用のアドベンチャーゲームソフトで、主人公の篝橙八が謎の少女・Esと出会い、自分の中に隠された「魔導書」と呼ばれる強大な力を巡る大きな事件に挑んでいく物語を描いている。BLAZBLUEとリンクしたストーリーと世界観が大きな特徴となっており、2013年に第1作「CODE:EMBRYO」が、2015年に第2作「LOST:MEMORIES」がそれぞれ発売されている。

鵜丸総一朗(うのまる そういちろう)

CV:櫻井孝宏

御剣機関新横崎支部第七研究所の所長。冥とEsの上司にあたる人物で、彼女らに直接指示を出している。
相当の切れ者で天才であり、白鳳北学園の買収して理事長の座に就いたり、ユニオンがらみの事件をもみ消すなど大規模な人脈と高度な管理能力を有している。さらに魔導協会ですら実現した者がいないとされるホムンクルスの精製技術まで持っている。

普段は飄々としており、争いを好まない温厚な性格で、可愛いものが大好きでEsの服のチョイスも自分で選ぶほどだが、その本性は怜悧狡猾で独善的なもので、部下であるEsや冥はもちろん、ユニオンとその事件に巻き込まれる橙八や晃が命の危険にさらされようとも全く意にも介さない。さらに自分の思い通りに物事が運ばないと感情を露わにし、相手が女子供でも手を挙げることも厭わないヒステリックな一面も持っている。

かつて、仲がかなり悪い両親を持っており、14歳の時に母が父を殺して自分も自殺するという凄惨な光景を目の当たりにしている。自分にとって意味のない争いで両親が意味なく死んだということに思わず笑ってしまい、その時から心が歪み始める。自分の両親を意味なく死なせた争いを嫌っており、人類が争いなく平和に過ごす世界を望むために非情な手段を選ぶことすら厭わなくなる。
そして、ワダツミ研究所で「T-システム」を開発し、エンブリオの力を引き出そうとするが、T-システムの危険性に気づいた涼子によって妨害されてしまう。その後、涼子に対して激しい怒りを抱き、研究所の責任者を彼女にすり替える腹いせを行った後、エンブリオの力を再び引き出すために暗躍する。

瓶割晃(かめわり あきら)

CV:細谷佳正

橙八の親友で、クラスは違うが同じ学校に通っている。金持ちで転勤族の両親の下に生まれた息子で、両親は海外におり、自分は中学生の時から一人暮らしとなっている。
顔も良いがお調子者でノリの軽い女好きという性格が災いして残念なイケメン扱いされており、Esや冥、久音といった女の子たちが橙八の周りに集まってくるのを見るたびに不満と嫉妬と羨望の感情を爆発させている。

かつては両親の都合で自身も転校を繰り返しており、友人もいなかったが、中学時代に喧嘩のたびに仲裁の名目で首を突っ込んでくる橙八に対して次第に心を開き、親友となる。その後さらに転校したが、晃自身が親を説得して戻ってきている。
そして、実はひなたに恋愛感情を持っており、それをアハトに利用されてドライブを発症させられて暴走し、橙八にも容赦なく牙を剥く。その後は橙八たちの戦いであっという間にフェーズ5まで進むという異常な侵食速度を見せたが、自分の生き方を異常だと認めてもなお、生き方を変えない橙八の強い想いによって理性を取り戻した。

姫鶴由貴(ひめづる ゆき)

CV:磯村知美

新横崎市立大学付属病院に所属する医者で、姫鶴家の長女。妹のひなたに負けず劣らずのグラマーで美人。
所属する病院のパトロンが御剣機関であり、そのためかユニオンについても多少程度だが知識を持っている。

性格は明るく前向きだが、「細かいことは気にしない」を口癖兼モットーとし、何事も気ままに楽しくやることを第一とするほどだらしがなく、仕事が忙しいためほとんど家には帰ってこないため、家事はひなたに任せっきりである。しかし、ここぞというときに橙八たちの背中を押してくれる頼れる姉貴としての一面を見せてくれる。

13年前、リッパーに目の前で両親を殺されており、そのショックから預けられた先の養護施設では学校にも行かず部屋で塞ぎ込んでばかりいて、他の子供とも馴染まず、施設職員からも匙を投げられるくらい暗かったらしい。
しかしその3年後、ひなたと出会い、彼女の明るい笑顔に心惹かれて立ち直り、血の繋がりがないがひなたを自分の新しい家族と決めた。

アベンジ

CV:丹沢晃之

黒いフードを被った寡黙な大男で、魔導協会専任の「咎追い」と呼ばれる賞金稼ぎ。
ユニオン専門の咎追いで、どんな凶悪な能力と強さを誇るユニオンでも怯むことなく立ち向かい、その悉くを葬り去るほどの凄腕。ちなみに魔導協会所属だが魔法の類は一切使わず、使用している武器には魔法などその他超能力による回復を封じる力が秘められている。

本名は「虎鉄和人(こてつ かずと)」で、13年前、連続殺人犯として検挙されたリッパーを護送していた警官のひとり。元々親無しの天涯孤独で、由貴の両親とは親友であり、幼い頃の由貴とも面識がある。ちなみにおんぶをせがまれて参っていたらしい。現在、名前を変えた今でも由貴にはその面影から過去に出会った虎鉄本人だと気づかれ、「虎鉄さん」と親しげに呼ばれている。
護送中にリッパーがドライブを発症したことで同僚を皆殺しにされ、自身も重傷を負わされるが、恐るべき精神力と執念でリッパーを追跡する。そして、逃げ込んだ先でリッパーが姫鶴家に押し入り、親友二人を殺害するという現場に遭遇し、由貴も殺されそうになったところへ渾身の力をもって乱入し、リッパーを射殺した。
しかし、リッパーは死んでいなかったことを後に知り、「アベンジ(復讐)」と名を変え、咎追いとなってリッパーを追い続ける。

エルス=フォン=クラーゲン

CV:山本希望

久音の任務の視察を目的に新横崎市へやってきた、魔導協会の使者でイシャナにおける寮のルームメイト。
結界系の魔術を専門としており、その腕前は「エキスパート」と称されるほどかなりのもの。さらに高度なハッキング技術も持っていて、情報収集も得意としている。

真面目で礼儀正しいしっかり者だが、実は久音に対して度を超えた恋愛感情を抱いている。そのため、久音と一緒にいるためなら平気で嘘もつき、イシャナでは寮長に久音の素行不良をデマとして吹き込んで、親友として見張り役になるのを名目に自分がルームメイトになるよう仕組んだりなど無茶も平気でやらかす。

ちなみに久音と同じように日本のオタク文化に強い興味を持っており、秋葉原には名前を聞いてから是非とも行ってみたいと思うほど強い憧れを抱いていた。そして「LOST:MEMORIES」で二度目に日本を訪れた時は念願の秋葉原を訪れており、「今日ほどイシャナに生まれたことを後悔した日はなかった」と感動している。

赤城林檎(あかぎ りんご) / ツヴァイ

CV:松浦チエ

橙八のバイト先の先輩で、すらりとした長身と赤髪が特徴的な美人。
カレーには並々ならぬこだわりを持っており、仕事中にも関わらず客の食べた後の皿やコップを見ては独自のカレー作法を聞かせている。そんな不真面目な勤務態度で橙八を困らせているが、店長の言うことは素直に聞く。

しかしその正体は、イシャナにおける10人の伝説の存在で、魔導協会の中でも飛び抜けた実力を誇る最高位の魔術師「十聖」のひとりであるツヴァイ。2番目の地位と称号を持ち、「蒼炎の大魔術師」の異名を持つほどの鬼才で、ドライや久音の母の師匠を務めたことがある。
魔導協会の中で「最も真理に近づいた」と言われるほど魔術を極め、上層部からも注目を集めていたが、実は十聖になっても上層部の護衛などの気が進まない雑務を任されてばかりで、自分の思い通りに魔術の研究や修練をさせてもらえない状況にほとほと嫌気がさしていた。そんなある日、久音の母が差し入れとして作ってくれたカレーを食べたことで、カレーの味に大袈裟なまでに感動する。その後、カレーを究めるために十聖の称号と地位をあっさりと放棄し、イシャナを出奔して自由の身となった。

リッパー

CV:鈴村健一

御剣機関からSS級の最重要捕縛対象として追われているユニオンで、ワダツミ以前にD発症者になったイレギュラーでもある。右目に眼帯をしており、小さな動物のぬいぐるみをアクセサリーとして身につけているのが特徴的。
嗅覚でユニオンを探索・特定する能力を持っており、この能力で他のユニオンを襲撃し、その能力の源であるクリスタルを奪って捕食することで自分の能力を強めている。

気さくでノリの軽い性格だが、人を殺すことに一切の抵抗がなく、さらに自分が楽しむためならば殺人などの犯罪も厭わない危険人物。ユニオンとなる以前から殺人を繰り返していた。
そして13年前に複数件の殺人死体遺棄の容疑として逮捕されるが、移送車でドライブを発症して護送役の警官たちを殺害し、虎鉄(アベンジ)にも重傷を負わせて逃走。そこで姫鶴家に逃げ込んで由貴の両親を殺害し、由貴をも手にかけようとするが、気力を振り絞って追いかけてきた虎鉄の銃撃で阻止される。しかし、銃撃を受けても密かに生き延びており、いずこかへ逃走した。

その後、逃走を続けながらユニオンを殺害してはクリスタルを奪って自らの能力の強化に励み、さらに討伐に出された御剣機関の精鋭や魔術師たちを何人か返り討ちにしながら新横崎市へと流れ着いた。
そんなある時、ゼクスたちと出会って「魔導書」を持つ橙八を探し出すよう依頼され、「魔導書」に興味を持ったリッパーは、嬉々としてこれを引き受けるのだった。

ゼクス

CV:杉田智和

十聖のひとりで、六番目の地位と称号を持つ魔術師。久音とは異母兄妹の関係にあたり、彼女と同じ魔術の名門・シュトルハイム家の出身。
重力の原理を理解し魔術に応用した功績から、18歳の時に十聖に選ばれるという、ツヴァイに負けず劣らずの天才としての名を知らしめている。
また、ユニオンでもあり、リッパーと同じようにワダツミが発生する前にドライブを発症したイレギュラータイプで、自身の能力によって人為的にユニオンを増やすこともできる。

常に寡黙で無表情であり、周囲からは何を考えているかわからないと言われるほどの人物。どんな物事においても真実を優先する一方で無駄となるもの一切を否定し、それが例え人間の命であっても必要のないものと見なせば奪うことも厭わない冷酷さを持っている。
また、本来のゼクスは産まれた直後に母親共々死亡しており、妻と子供の死を認められなかったシュトルハイム家の前当主にして父によって息子の代わりにホムンクルスとして創られた存在である。それを知るまでは妹の久音にも優しい兄であり、橙八のように争いを好まない穏やかな人物だったが、自身の出生を父から聞かされたことに絶望し、心と人間性を自ら捨ててしまった。

その後、物心ついた時から考えていた、すべての不幸をなくしたいという思いを実現する方法について「永遠の命ではなく生死という概念を亡くした世界を構築する」という答えを見出して父を殺害。さらにシュトルハイム家が代々護っていた発掘兵装「時元宝剣・クサナギ」を奪ってドライやアハトと共にイシャナから出奔した。
そして辿り着いた新横崎市で、世界を繰り返すエンブリオの存在に気付き、これを「罪の根源」と断じて破壊を画策。同時に「魔導書」を持つ橙八の存在にも気づき、エンブリオを破壊するための道具として彼を探している。

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