XBLAZE(エクスブレイズ)のネタバレ解説まとめ

『XBLAZE』とは、格闘ゲーム「BLAZBLUE」や「GUILTY GEAR」で有名なアークシステムワークスが開発したPS3、PSvita用のアドベンチャーゲームソフトで、主人公の篝橙八が謎の少女・Esと出会い、自分の中に隠された「魔導書」と呼ばれる強大な力を巡る大きな事件に挑んでいく物語を描いている。BLAZBLUEとリンクしたストーリーと世界観が大きな特徴となっており、2013年に第1作「CODE:EMBRYO」が、2015年に第2作「LOST:MEMORIES」がそれぞれ発売されている。

契昌封刃・ムラクモ→天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)

日本神話にて「三貴神」と呼ばれる3人の有名な神のひとりである「須佐之男(すさのお)」が、8つの頭と8つの尾を持つ蛇の魔物「八岐大蛇(やまたのおろち)」を退治した際、その八岐大蛇の尾から出てきた剣「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」が由来とされている。「BLAZBLUE」では、黒き獣に対抗するために作られた10個の事象兵器(アークエネミー)の1つである「神輝・ムラクモ」の由来となっている。

示現崩剣・クサナギ→草薙の剣(くさなぎのつるぎ)

日本神話における天叢雲剣の後身で、古事記の登場人物で景行天皇の息子「日本武尊(やまとたけるのみこと)に授けられ、彼が焼津の野で草を薙ぎ払ったことから「草薙の剣」として名が変わったことが由来となっている。「BLAZBLUE」では神輝・ムラクモを装備した素体(ムラクモユニット)が蒼の力を取り込んで精錬を行うことにより、マスターユニットを破壊する力を持つ兵器として「神殺しの剣(クサナギノツルギ)」が登場し、ムラクモがクサナギになるという流れが日本神話に連なっているという特徴がある。

ツクヨミのセカイ→月読(つくよみ)

日本神話にて「三貴神」と呼ばれる3人の有名な神のひとりであり、月を神格化した夜を統べる神「月読(つくよみ)」が由来とされている。「BLAZBLUE」では、物語の根幹を成す存在で、同じく三貴神のひとりで日本神話における太陽神が名前の由来となる「マスターユニット・アマテラス」を護るレイチェルが扱う「ツクヨミユニット」が登場している。

『BLAZBLUE』にも登場した「蒼」

「CODE:EMBRYO」の最終話で、境界の奥についに辿り着いたEs。この時、エンブリオを受け継いだことで、彼女の目は青いものとなっていた。

これがXBLAZEシリーズにおける「蒼」。XBLAZEではこのシーンも含めたわずかな登場で、「BLAZBLUE」との関連性は未だわかっていない。

「BLAZBLUE」に登場した重要なキーワードである「蒼」は、本シリーズにも一場面のみだが登場している。久音によると「其れは禍き神の力を宿し、赦されし者にはこの世の理である蒼が示される」と、イシャナの蔵書には記されているらしく、「BLAZBLUE」と同じくこの世の真理を司る力という設定で、境界のどこかに存在し、手にした者に全知全能をもたらすという。そのため、魔導協会は10年前からこの「蒼」を手に入れるために境界についての研究や調査を行い続けていた。

「CODE:EMBRYO」の終盤、ゼクスによって境界に落とされたEsは、境界の奥でひなたと出会う。そこでEsは、ひなたからエンブリオを受け継ぐ際、ひなたから「蒼の根源『マスターユニット』に触れて。触れれば全てが理解できる」と言われた。その言葉に導かれるように、Esは境界の奥へと潜り込んでいき、青い光を放つ「マスターユニット」の姿を見たところで、この場面は終わっている。ちなみに「BLAZBLUE」にも同名の存在「マスターユニット・アマテラス」が登場しているが、その関係性はわかっていない。

『BLAZBLUE』にも登場した能力「ドライブ」

橙八が最初に会ったユニオンの中年男のドライブ「雄叫顎(スクリーム・ジョウ)」。口から凄まじい破壊音波を発し、空気砲のように撃ち出すことで対象を破壊する。

長袖の男のドライブ「鋼鉄弾(アイアン・シューター)」。手で触れた金属を弾丸のように撃ち出すことができ、さらにその分の負担がかかるが鉄塔などの大掛かりなものを浮かして攻撃することも可能。

「BLAZBLUE」の基本ゲームシステムにも登場した「ドライブ」は、本シリーズの重要なキーワードとして登場している。
まず、「BLAZBLUE」でのドライブは、個人の魂から生まれ出てくる特殊な力であり、訓練や技術で使えるようになるものではなく、生まれながらにその素質と力を持ち、成長と共にその力が発動する者、何らかのきっかけで唐突に目覚める者がいるという設定となっている。

そして本シリーズでのドライブは、特殊能力を得るのと引き換えに精神を汚染する病気で、その能力を使えば使うほど凶暴になり、同時に命を削っていくという、「BLAZBLUE」にはない設定となっている。さらにドライブを使うためのエネルギーとなる、魔素を蓄積するクリスタルが体のどこかに出現するという設定もまた「BLAZBLUE」には存在しないものとなっている。

「わたし」とナイン、「いもうと」とセリカの関係性

「CHRONOPHANTASMA」の六英雄編ストーリーモードより。左が妹のセリカ、右が姉のナインである。

「LOST:MEMORIES」のプロローグにおける「わたし」と「いもうと」の場面。よく見ると二人とも、ナインとセリカの面影を感じさせる容姿となっている。

「LOST:MEMORIES」から登場するキャラクター「わたし」と「いもうと」は、外見とキャラクター設定、過去の出来事などからそれぞれ「BLAZBLUE」に登場したナイン=ザ=ファントム、セリカ=A=マーキュリーと同一人物ではないかと注目されている。

ちなみに「わたし」については、初めてファントムフィールドに訪れた際は自分の名前を思い出せず、ゲーム上プレイヤーが代わりに名前をつけることになるが、「ナイン」をつけると「まだその時ではないようです」とエラーが出ることから、ナインの幼少期である可能性は否定はできない。そして「いもうと」についてもその能力と性格、家族構成から「BLAZBLUE」に登場したセリカの幼少期である可能性がある。

久音とエルスの日本旅行記

カフェでの久音のカットシーン。エルスにあーんをせがまれ、恥ずかしがりながらも口を開けている。

「LOST:MEMORIES」の無料ダウンロードコンテンツで閲覧できる久音の外伝シナリオで、「CODE:EMBRYO」の物語の後、久音とエルスが新横崎市を再び訪れた時の出来事を描いている。

久音とエルスに与えられた任務は、「CODE:EMBRYO」の物語の後、同じくイシャナへと帰還したはずの林檎こと十聖・ツヴァイの捜索だった。そこで橙八やEs、晃やひなたら仲間たちと再会し、彼らの協力も得て新横崎市のどこかへ消えたとされるツヴァイを探そうと躍起になる久音。しかしある時はエルスと喫茶店のデート、ある時は秋葉原で冥やひなたにアニメキャラのコスプレと写真撮影をさせられるといった、予想だにしない展開の連続に振り回される。

プールでツヴァイを発見したと同時に、捜索任務の真相をエルスから聞く久音。最初は騙されていたことに怒り心頭寸前になる久音だったが、エルス、そしてツヴァイから改めて理由を聞いて、驚き呆れながらもその真相を受け入れた。

しかし、諦めずに探索を続ける中、ついにプールでツヴァイを発見できたかと思いきや、ツヴァイから驚きの真実を聞かされる。この捜索任務はツヴァイとエルスの捏ち上げで、近々予定されている新たな十聖の戴冠式など、体だけでなく気が休まらない日々を待っている久音を案じ、任務を口実にした彼女へ与えたバカンス休暇だった。その事実に驚き、呆れ返りながらも、自分を案じてくれたツヴァイとエルスに感謝の言葉を述べる久音だった。

冥とひなたのお菓子作り

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