ミッション:インポッシブル/フォールアウト(映画)のネタバレ解説まとめ

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』とは、2018年に公開されたスパイ・アクション映画。1996年の『ミッション:インポッシブル』から続くトム・クルーズ主演・製作シリーズ作品の第6作目。
イーサン・ハントがテロ組織「シンジケート」の残党「アポストル」によるプルトニウム爆破テロを防ぐためにチームと一丸となって奮闘する展開と共に、彼がいかに家族や仲間を大切に想っているかが描かれる。

イーサンとウォーカーがパリに潜入する際に飛行機からスカイダイビングにより降下するシーン。途中雷が落ちる中での急降下が描かれる。このシーンでもやはりクルーズによるスタントなしのアクションが展開される。
このシーンでもIMAXカメラが使用され、高画質で展開される。

ロンドンでの全力疾走、ビルからのジャンプ

ロンドンでイーサンはウォーカーを追って街を全力疾走する。56歳の年齢とは思えないほどのスピードで駆ける様は圧巻。途中で約4階分の高さからジャンプするというシーンもある。
本シリーズに限らずクルーズは映画で走るシーンが非常に多く、上記のような動画も作成されている。

ビルからのジャンプシーン。

その途中でビルの屋上から隣のビルにジャンプするシーンがあるが、このシーンではギリギリで届かず、手でつかまって何とか隣のビルに行けたという展開が見られる。この撮影でクルーズは足を骨折しており、その直後のシーンでは足を引きずっているのが確認できる。

ルーサー「イーサンはイーサンさ」

長年イーサンを見てきた最大の理解者であるルーサーは本作ではイルサやジュリアを諭す役割を担う。

パリのシーンで、イルサはMI6から身を引くべきだとイーサンに説得されるが、イルサは「あなたはどうなの?」と返す。確かにイーサンも長年スパイ活動を続けているのだから、そう思うのも当然だった。
その後ルーサーからイーサンがスパイをやめない理由を聞かされる。一度は最愛の女性と結婚し身を引いたが、それでも世界の人々をテロや破滅から救いたいという気持ちをイーサンは捨てられなかった。彼は大勢も1人の等しく大切にする人物だからである。
今回の任務の発端となってしまったのも、ルーサーが人質となったことでプルトニウムが奪われたことだった。だが、そんなイーサンだからこそルーサーやベンジーは彼を信じてチームを組んでいるのだろう。

後半のシーンでは、ルーサーはジュリアに最近のイーサンの様子を聞かれ、「イーサンはイーサンさ」と答えている。イーサンの人柄を誰よりも理解しているルーサーだからこそ言える言葉だった。

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ホメロス『オデュッセイア』

序盤、イーサンに任務の内容を告げるデータはホメロス著の『オデュッセイア』の本の中に隠された形で届けられる。『オデュッセイア』は主人公のオデュッセウスが10年間の多くの冒険を経て、妻ペネロペイアのもとへ帰還するまでが描かれた叙事詩であり、本作のストーリーを暗示したものである。

未使用シーン

未使用シーンの画像。

上記予告映像では、本編では使用されていない映像がいくつか存在する。
例として上記右下の画像で見られるような、イーサンがパリのパーティー会場に潜入する際に、天井から吊り下がって侵入するシーンは登場しない。撮影は行われたが、編集段階でカットされたという。

ホワイト・ウィドウの母

1作目『ミッション:インポッシブル』より。

劇中、ホワイト・ウィドウがパーティー会場でのスピーチで母のことを語っているが、母の名前はマックスだという。
マックスとは1作目に登場した、ウィドウと同様に裏社会で取引の仲介を行っていた女性であり、彼女はそのマックスの娘だとマッカリーは語っている。

過去作品へのオマージュ

本作ではシリーズの過去作品へのオマージュと思われるシーンがいくつか存在する。

デルブルック博士の病室で、デルブルックに嘘の情報を与え手がかりをつかむというシーンは2作目の製薬会社社長ジョン・マクロイを尋問するシーンをモチーフとしている。

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