刀使ノ巫女(第15話『怠け者の一分』)のあらすじと感想・考察まとめ

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荒魂討伐のため群馬にやってきた薫。連日の遠征ですっかりやる気をなくし、荒魂が見つからないことをいいことにさぼり放題の薫だったが、そんな薫に喝を入れるために沙耶香が派遣されてくる。怠け者の薫は真面目な沙耶香が正直苦手だったが、一緒に過ごすうちにお互いのいろんな顔が見えてくる。
今回は「刀使ノ巫女」第15話『怠け者の一分』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「刀使ノ巫女」第15話『怠け者の一分』のあらすじ・ストーリー

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温泉でくつろぐ薫のもとに紗南から「働け!」と電話が来る。薫は「荒魂を討伐したら休んでいい」という紗南の言葉を拡大解釈し、荒魂が討伐される前からくつろいでいた。

群馬の露天風呂で好物のかんぴょう巻きを食べながら、ねねとともにのんびりとした午後のひと時を過ごす薫。そこに、紗南から電話が入る。

薫「はい~もしもし~?」
紗南「働けこのバカ薫が~!!」

群馬に来る直前のことを思い返す薫。

薫「荒魂討伐任務終了したぞ、ド畜生! じゃなかった、学長」
紗南「誰がド畜生だ誰が! あとここでは本部長と呼べ。ごくろう。では次の任務だが……」
薫「待て待て待て! あれから4か月、ほとんど休みなしで飛び回ってるんだぞ! 少しは休ませろよ!」
紗南「では次の任務だが…」
薫「くそ! ここまで白々しい聞こえなかったふりは見たことがねぇ」
紗南「お前には隊長としてチームを率い、群馬に行ってもらう」
薫「いや、俺パスポート持ってないし」
紗南「グンマなめんなよ。現場はいわゆる秘湯というやつでな、喜べ。任務が終わったら待望の休暇だ」

薫は荒魂が見つからないことをいいことに、他の隊員に荒魂を探させ、自分は任務の途中にもかかわらずサボっていた。

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薫の隊に合流した沙耶香

紗南に怒られて荒魂を探すふりだけでもすることにした薫。そこに、薫の監視役として沙耶香が派遣されてくる。

地元の人に聞き込み調査をした後、捜索に向かう薫たち。「適当に探して来い」という薫に対し、沙耶香は自身の身体能力を駆使して捜索を始める。

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「沙耶香と同じ真面目キャラでも、姫和ならいじれば面白いのに」と笑みを浮かべる薫

薫「はあ…あの真面目ちゃんめ…」
葉月「隊長は糸見隊員が嫌いなんですか?」
薫「まじめすぎて苦手なんだよ…。同じ真面目人間でもひよよん・ザ・ないぺったんはいじると反応が超愉快! 久しぶりに会いたいものだ…」
葉月「とりあえず、そのひよよんという方に、隊長は深く謝罪すべきだと思います」

山の中で荒魂を探す討伐隊。途中イノシシに遭遇するが沙耶香が撃退する。さらに、沙耶香は絶壁もすいすい昇っていく。有能な沙耶香が隊に合流したことでほかの隊員たちは大喜び。

薫「気のせいか? 沙耶香が来たことで、俺の株がストップ安になった気がする」
葉月「気のせいです。だって彼女が来る前からストップ安でしたから」

薫は沙耶香に、まだ目撃情報だけで荒魂による直接被害は出ていないし、紗南の眼も届かないのだからもっと気楽にやれと声をかける。

沙耶香「任務は速やかに達成すべき。刀使の使命は荒魂を討つこと」
薫「だよな。ま、刀使として正しいのはお前らだ」
沙耶香「?…言っている意味が分からない」
薫「いいんだよ。お前らはそれで」

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卓球で沙耶香に負けた薫は御刀での勝負を持ち出すが、寧々切丸で宿舎の天井を壊してしまう

その夜、宿舎で沙耶香の姿が見えないことを気にする薫。

薫「ったく一人で何してんだあいつは…べ、別に八つ当たりみたいに冷たくしたことを気にしてなんかないけどな!そういやねねもいないな…」

薫は沙耶香が一人で剣術の稽古をしているのを見つける。隣でねねもまねして尻尾を御刀に見立てて素振りを始めるが、目を回して倒れてしまう。そんなねねを心配する沙耶香。

薫は可奈美に電話し、鎌倉で沙耶香と一緒だった時、どんな話をしていたかを聞く。だが、可奈美は剣術の話しかしておらず、参考にならないと薫は電話を切る。

そのころ、舞衣は沙耶香が怠け者の薫とうまくやっていけるかと、エレンに相談していた。しかしエレンは、薫は意外と面倒見が良いからと心配していない。

温泉と言えば卓球、ということで沙耶香に卓球勝負を持ちかけ、無理やりやらせる薫。だが体力がなく、薫は沙耶香に完敗してしまう。このままでは隊長としての威厳が危ないと、寧々切丸まで持ち出して勝負を仕掛ける。しかし、寧々切丸で宿舎の天井を壊してしまい、副隊長の葉月に怒られてしまう。しかし、沙耶香がねねとたわむれる姿を見て笑みをこぼす。

一方、結芽の墓に手を合わせる夜見の前に、夕月がやってきて墓に花を手向ける。夜見は刀使として死ぬことのできた結芽が無念はあっただろうけれどもきっと幸福だったと語る。

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姫和にスマホでメッセージを送る薫。ちなみに、アカウント名は「TOJIRANGER-RED」

捜索を再開する討伐隊。薫はねねが沙耶香になついている様を写真に撮り、姫和に「ねねが沙耶香になついた。つまり、沙耶香はヒヨヨンのホライズン胸より未来があるみたいだぞ★」とメッセージを送る。姫和からの「しょうちした。きさまはきる」との返信を見て、期待通りの反応に「やっぱこうでないとなぁ」とにやつく薫。

山歩きにすっかりばてる薫。ねねと会話する薫に沙耶香は、ねねが言っていることがわかるのかと聞く。薫によると、言っていることはわからないが、言いたいことはわかるらしい。

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「働くのは普通に負けだろ」と言い放つ薫

そこに荒魂が現れる。だが、その大きさはねねと大して変わらないほど。薫が荒魂を森の奥に返そうとする中、沙耶香は荒魂を斬ろうと御刀を向ける。そんな沙耶香に対し、薫が止めに入る。

薫「勝手なことするんじゃねぇよ…!」
沙耶香「なぜ? 荒魂を討つことが刀使の仕事」
薫「ああ、そいつは正しい。正しいけど…気に食わん!」
沙耶香「!」
薫「見ろよ。ねねもこいつに敵意を向けてないだろ」
沙耶香「荒魂は荒魂。放置すれば、いずれ人に危害を加えるかもしれない」
薫「なるほど。たしかにそうかもな…」
沙耶香「荒魂になってしまったのなら、斬らねばならない」
薫「そうか…。じゃあ、ねねはどうだ?」
沙耶香「え?」
薫「お前の言い分だと、益子が絶賛放置プレイ中のこいつも斬らなくちゃな。斬れるか沙耶香?」
沙耶香「…ダメ。ねねは斬れない」

ねねを肩に乗せる沙耶香。

沙耶香「私が…間違えていた」
薫「間違えてねぇよ。それが普通の刀使の考え方だ。でもま、刀使だからって何も考えずに斬るのはやめておけ。よく考えて斬れってことだ。こいつみたいな荒魂も、他にいるかもしれないだろ」
沙耶香「考えて…斬る…?」
薫「少なくとも、益子の一族は昔からそうやってきたぞ。もっとも、俺にしたって、そこんとこ気づいたのはわりと最近だから、偉そうなこと言えないけどな」

御刀を収める沙耶香。

沙耶香「まだ、よくわからない…。だから、よく考えたい…」
薫「ああ、いまはそれで十分だ」

薫は荒魂は野生動物と同じで、自分のテリトリーでおとなしくしているうちは手を出す必要はないという。薫はそれを見極めるためにわざとサボっていたのか、と沙耶香は感心するが、薫は「いや、働くのは普通に負けだろ」と言ってのける。

ところが、荒魂が突然巨大化、凶暴化してしまう。

薫「益子の歴史じゃこんなことザラだ。だから、けじめのつけ方も心得てる」
沙耶香「薫…!」
薫「考えて…、信じて…、それがダメだったときは、誰よりも先にそいつの牙を受け、剣を向ける。それが益子のけじめだ。だから俺がやる」

荒魂を討伐し、ノロの回収と警護は隊員と回収班に任せて、宿舎に帰ろうとする薫と沙耶香。だが、ねねが荒魂の気配を察したため引き返す。

薫と沙耶香がいない隙にフードの刀使によって全滅してしまった討伐隊たち。ノロを回収するフードの刀使だったが、そこにもう一人のフードの刀使、獅童真希が襲いかかる。真希はずっとフードの刀使を追っていたのだ。その御刀には結芽のストラップがぶら下がっている。フードの刀使は折神紫と同じく二天一流を使う。

真希はフードの刀使を取り逃がしてしまう。そこに薫と沙耶香が駆けつける。一人残った真希を見た二人は真希が襲撃犯だと誤解するが、真希は何も言うことなく立ち去る。

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紗南に電話する沙耶香

真希に遭遇したことを電話で紗南に説明する薫。

薫「例のフード野郎、やはり、間違いなく獅童真希だった。けど、悪い…。ノロを持ってかれちまったよ…」
紗南「そうか…、ごくろうだった…」
薫「え、それだけ? お、怒らないのか?」
紗南「荒魂を倒し、人々の不安を払ったんだろ?ならば問題はない」
薫「信じてたぞ…、本部長! じゃなかった、おばさん!」
紗南「おい、今、言い直す必要なかったよな!? あ!? 何だ、『おばさん』って!? お前もおばさんの時が来るんだからなぁ! 聞いてんのか!? お!? お!?」
薫(沙耶香に電話を渡し)「ほら、お前も報告をしとけ」
沙耶香「もしもし」
紗南「ごほっ、おお、沙耶香、悪かったな。面倒なの押し付けて」
沙耶香「刀使として大切なことを、教えてもらった…」
紗南「そうか…」
沙耶香「遊ぶのも任務のうちだと」
紗南「おい、ちょっと薫呼べ」
薫「ダーッシュ!!」

薫は全速力でその場からいなくなる。

紗南「おいコラァ!! 逃げんな薫ゥ!! (サボってたの)わかってんだからなぁ!!」

「刀使ノ巫女」第15話『怠け者の一分』の感想・考察

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