星を追う子ども(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『星を追う子ども』とは、2011年5月に公開された長編アニメーション映画である。監督は「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」などで知られる新海誠で、制作会社はコミックス・ウエーブ・フィルム。この物語は、主人公の少女「アスナ」が、秘密基地で出会った少年「シュン」の死を乗り越え、強く生きていこうと決心するまでの冒険を描いたファンタジー作品である。

地上の古文書では「神の乗る舟」と伝えられている船で、鐘のような荘厳な音を奏でながらアガルタの空を回遊している。だがアガルタでは「命を運び去る舟」と言い伝えられており、世界の果てフィニス・テラにある生死の門の中では、その形を人型に変え、生者から代償を奪う代わりに死者を蘇らせるなど、絶対的な力をもっている。

アルカンジェリ

森崎が所属していた、地上で唯一アガルタの存在を知る組織。目的は、アガルタにあるとされる「不死の力」や「死者を蘇らせる方法」などを手に入れ、人類をより良い方向へ導くことである。目的を達成するためには、手段をえらばない武装集団だ。

夷族(いぞく)

水と光を嫌うため日中は影から出ることが出来ず、光にさらされた場合は体が焼けてただれてしまう闇の生物。だが夷族は、アガルタ世界を現状のまま保とうとする世界の仕組みでもあるため、アガルタにとっては欠くことのできない存在である。そのため、アガルタ人と地上人の血の交わりを許さず、混血であるアスナを食い殺そうとどこまでも追ってくる。

『星を追う子ども』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「祝福をあげる」

山の上の秘密基地で、シュンがアスナにキスをして言った台詞。後にアスナは母親にどういう意味だと思うかと問うと、母親は少し驚いたような顔をして「生まれてきてくれて、ありがとうという意味よ」と微笑む。これは寿命を縮めてでもアガルタから地上にやってきたシュンが、アスナに出会えたことにより初めて自分の生に満足したことを意味する。シュンは、自分はもうすぐいなくなってしまうが、アスナにはずっと生きていてほしいと願ったのだ。

「これは“さよなら”を知るための旅だ」

夷族に連れ去れる前、アスナの夢の中のシュンが彼女に言う台詞。妻を生き返らせたいという森崎についてアガルタに来たアスナは、シュンを蘇らせたいわけではないが、シュンの弟のシンを「記憶を失ったシュンなのではないか」と期待し、それが違うと確信を持てるまで彼の死を認められないでいた。だからこの台詞は、シュンの死を分かっていても認めたくない、だが認めなくてはならないという彼女の潜在意識の表れなのだ。

「アスナ、君には生きていてほしい」

世界の果て「フィニス・テラ」の絶壁を前に、崖を降りられないと恐怖してしまったアスナに森崎が言った台詞。アガルタを旅する中、アスナは森崎を「お父さんみたい」と親しむようになっており、妻を失って以来誰にも心を許さず生きていた森崎もまた、次第にアスナに心を開くようになっていた。だから崖を降りることに命の危険を感じたアスナに、無理強いはせずにこの言葉をかけたのだ。

「生きている者が大事だ!」

アスナの体を依代に妻リサを蘇らせた森崎に、シンが言った台詞。シンはアスナとリサの魂を繋いでいるクラヴィスを破壊しようとするが、森崎はそんなシンの首筋にナイフをあて、やめてくれと懇願する。シャクナ・ヴィマーナにリサの魂を入れる肉体を求められたとき、森崎は自分以外の命を犠牲にしたが、シンは自分の命をなげうってでも他の命を助けた。この台詞には、「死」を受け入れすぎている他のアガルタ人にはない、シンの「命」への思いと、彼の強さが見て取れる。

『星を追う子ども』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

シュンが「どうしても会いたかった人」

本作中では語られなかったが、シュンが「どうしても会いたかった人」とは、アスナの父親であった(これはコミック版で語られている)。アスナの父親はアガルタにいる頃、シュンの師だったのだ。アスナの父はシュンに死んでしまった人は星になるのだという、地上の言い伝えを教えていた。両親を失っていたシュンは、そんな言い伝えを聞いて以前から地上へ憧れを抱いていた。そして自分が病に侵され、もう長く生きられないことを知って、アガルタにはない星空を見に地上へ出てきたのだ。アスナの父は既に亡くなっていたが、その娘であるアスナに会えてシュンは満足してこの世を去っていった。

もうひとつの喪失

アスナのシュンの喪失、森崎のリサの喪失に加えて『星を追う子ども』で語られている死が、アスナの母親の夫の喪失だ。アスナの母親も森崎同様、最愛の伴侶を失っている。アスナの母とて「それを(死者にもう一度会いたいと)願うのは、きっといけないことなんでしょうね。死ぬことは生きることの一部だとお父さんは言っていたけれど、私は…」と夫を失ったばかりのころは悲しみに押しつぶされそうだった。だが、妻の死を諦められないまま生きてきた森崎と違い、アスナの母にはアスナという守るべき存在があった。だからこそ、彼女は前向きに生きていくことが出来たのだった。

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