ヒナまつり(第12話『雪まつり』)のあらすじと感想・考察まとめ

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中学のスキー教室にて、ヒナのグループは雪山で遭難。かまくらの中で救助を待つ瞳・ケンゴ・タカシの3人を救うため、ヒナは自分が能力者であることを彼らに打ち明けた。その後、空腹のヒナに何とか能力を使わせるために3人は何故か寿司屋を演じるが、彼らの必死さを前に空気を読んだヒナは最後の力を振り絞る。そうして作り上げた巨大なイクラの軍艦(に見立てた雪)を目印に、4人は救助ヘリに無事発見してもらうのだった。
今回は「ヒナまつり」第12話『雪まつり』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「ヒナまつり」第12話『雪まつり』のあらすじ・ストーリー

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かまくらを作る遭難者ご一行(ヒナ・瞳・タカシ・ケンゴ)

スキー教室のさなかに、ヒナたちは雪山で遭難していた。

タカシ「まさか、遭難してかまくら作るとは夢にも思わなかったぜ」
ヒナ「そうなんだ」
タカシ「しょーもねえ冗談言ってんじゃねーよ!」
ヒナ「何だか当たりが激しいな」
瞳「ヒナちゃん、タカシくんもケンゴくんも不安なんだよ。4人で何とか頑張らないとね!」
ヒナ「遭難って何がマズいの?」
瞳「んー。何がマズい、か」
ヒナ「あとお腹減った」
瞳「あ、少なくとも食べ物は無いよ」
ヒナ「……ケンゴにタカシ。遭難は、かなりマズいよ」
ケンゴ&タカシ「知ってるよっ!」

なるべく体力を温存しようという瞳の提案のもと、かまくらを作りその中で救助を待つことにするが、助けが来る気配もないまま夜へ突入していく。

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遭難の原因を作ったことを悔いるも、ちょっと慰められるとすぐに開き直るケンゴ

このままだとどうなるのか、と尋ねるヒナに対し、瞳は単刀直入に「死ぬ」と回答。場の雰囲気が凍りつくのを他所に、ヒナはトイレに行くと言ってかまくらの外へ出ていった。

タカシ「あの野郎……空気最悪にして消えやがった」
ケンゴ「皆、すまねえ。こっちが近道だって、俺が言い出したばっかりに」
タカシ「ケンゴのせいじゃねえよ。皆で決めただろ?」
瞳「そうだよ。皆、判断をミスしただけだよ」
ケンゴ「……そうだよな! 俺、悪くないよな!」
タカシ「(チッ。そのリアクションは引っかかるけどな)」

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超能力が使えることを皆に明かすヒナ

ケンゴたちが遭難の経緯を顧みている間、ヒナは能力を使って空を飛び、遠くに灯る明かりを見つけていた。早速ヒナは皆にそれを教えるも、飛べない一般人にその明かりが見えるはずもなく、三人は呆れた様子でかまくらに戻ってしまう。ヒナは何とか自分の情報を信じてもらうため、ついに人前で能力の存在を明かすのだった。

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茶番に付き合わされるヒナ

ヒナの能力に驚愕すると同時に生還への希望を見出す3人だったが、当のヒナは空腹で力が出ないという。翌朝、何とかヒナに能力を使わせるために瞳たちが取った行動は、目を瞑らせたヒナの前で寿司屋を演じ、彼女を気分だけでも満腹にさせるというものだった。

タカシ「イクラ入りましたー」
ケンゴ「お客さんついてるねえ! 今なら新鮮なイクラが食えますよー……へいお待ち! イクラの軍艦巻きです!」
瞳「はい、あーん」
ヒナ「あぐ、もごっ……」
瞳「どう?」
ヒナ「とても冷たい。これは雪だ」

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上空を通りかかったヘリに手を振る三人

それでも、イクラに見立てた雪を瞳が一気食いするなど強引に寿司屋を演じきろうとする3人に対し、ヒナはついに「頑張れば力出そうな気がする」と空気を読む。その少ない力を振り絞って作った巨大なイクラの軍艦巻きを目印に、4人は何とか救助ヘリに見つけてもらえたのだった。

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気功のパフォーマンスを披露するマオ

それから三年後、マオは無人島を出たあと紆余曲折を経て、中国にある超人拳法の道場に引き取られていた。観衆の前で気功のパフォーマンスを行っていたマオは、それを終えた後にとある日本人から声を掛けられる。その人物はかつてヒナと共に路上ライブをし、その時の再現を目指してイリュージョンを勉強中のアツシだった。

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突然歌い出しそうになるアツシと、それを制するマオ

道場での生活に満足しつつも、ヒナやアンズに会うため日本へ行く機会を窺っていたマオ。アメリカのイリュージョンに幻滅していた所で気功の動画に出会い、その中で技を披露していたマオに弟子入りしたいアツシ。パフォーマンスの翌日、偶然にも再会した二人は、互いに相手の言動に困惑しつつも「アツシは気功を教わり、マオはヒナに会わせてもらう」という方向で徐々に話がまとまっていく。

アツシ「(前略)俺の求める本当のイリュージョンは、気功で再現できるんじゃないかってな!」
マオ「(何言ってるんだろうこの人、かなり気が触れた人だわ。日本の情報が知りたかったけど、あまり話さない方が良いかも……)」
マオ「ねー、二人とも(ヒナとアンズに見立てた木の人形に対して)」
アツシ「(やべえなこの子、手製の人形に話しかけてやがる。ここまで気が触れてないと気功は得られないってか? ロックだぜ!)」
マオ「じゃ、私は用事があるので、これで」
アツシ「ちょっと待ってくれ! 俺はヒナちゃんが居なくても出来るんだってことを、あの子に見せたいんだ。俺に気功を教えてくれ!」
マオ「……ヒナ、ちゃん……? ヒナちゃんって、この子!?(ヒナに見立てた人形を掲げる)」
アツシ「そうそう、大体こんな感じ! 髪の色とか」
マオ「……ようやく、ようやく手掛かりを……。――分かりました、気功を教えましょう!」
アツシ「ホントか!?」
マオ「その代わり、ヒナちゃんに会わせて下さい」
アツシ「ああ! 今でもメル友だよ!」

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ヒナを模した人形を手に、追手と交戦するマオ

話がまとまるのを待っていたかのようなタイミングで、道場の門下生達が現れる。ここでアツシと引き離されたら日本に行くチャンスがなくなると感じたマオは、彼の手を取り一目散にその場から逃げ出した。その後、道中で追いつかれたため止むを得ず追手と交戦。相手の増援を一掃するためにマオがアツシをぶん投げた所で、超人拳法の師父が現れ、戦いにストップをかけた。

師父「マオよ。何事だ?」
マオ「私は日本に行きます」
側近「馬鹿な、何を言っている。師父がお前の才を見出し、拾った恩を忘れたか。孤児のお前に、役人のコネで身分まで作ったのだぞ!」
マオ「……私の力で門下生は増え、月謝の額もかなりのものになったはず。恩は返せたものと思っています」
側近×2「貴様!」
師父「よい。お前達」
側近×2「師父……」
師父「ならば! 超人拳法の試練を見事果たしたら、日本に行くことを認めよう」

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試練として用意された巨大マシンに立ち向かうマオ

マオへの試練として用意されたのは、上下2本の鉄棒が高速で回転する巨大なロボット。師父はこれを打ち壊すことを日本行きの条件とし、達成にはマオがまだ修得していない武術が必要であることを理由に、マオの挑戦を先延ばしにさせようとする。しかし本来能力者であるマオはこのロボットをあっという間に道場外へふっ飛ばし、師父の与えた試練はあっけなくクリアされてしまうのだった。

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師父達に別れを告げるマオとアツシ

師父「マオよ、お主には日本で支部を作ることを許そう。手段は何でも良い、とにかくお客をいっぱい入会させるのだ」
マオ「はい、師父」
アツシ「じゃあ、俺が一番弟子だな!」
マオ「ええ。おかげで、日本で生活するのに困らなそう」
アツシ「(ようやく……ようやくロックージョンの道が始まるぜ!)」
マオ「(ようやく……ようやく斑鳩さんに、玉失くしたって言えるんだ!)」

試練を終えたマオは、空港まで見送りに来た師父に超人拳法の布教を託されると、早速弟子となったアツシを連れていざ日本へ向かうのだった。

「ヒナまつり」第12話『雪まつり』の感想・考察

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