ルパン三世 カリオストロの城(Lupin III: The Castle of Cagliostro)のネタバレ解説・考察まとめ

『ルパン三世 カリオストロの城』とは、モンキー・パンチ原作の漫画「ルパン三世」の劇場用アニメーション映画化第2作。1979年12月東宝系公開。 宮崎駿が初めて劇場用作品の監督を手掛け、映画史上に残る不滅のアニメーションとして世界的に親しまれている名作。ゴート札なる偽札を製造し、世界経済の裏側で暗躍していると伝えられるカリオストロ公国で、カリオストロ伯爵の妻にさせられようとしている公女クラリスを救うため、そして国の秘密を暴くため、ルパン三世とその仲間たちの活躍を描く。

峰不二子(CV:増山江威子)

ルパンの仲間では紅一点。
抜群のスタイルと美貌の持ち主だが、ルパンとは時には味方であり時には敵となる、自分の欲望に忠実な女盗賊。
頭脳明晰なうえに話術も巧みで、銃火器の扱いに長け、武術の心得もあるなどその才覚も多岐にわたる。
本作では、公女クラリスの付き召使いとしてルパン達よりも先にカリオストロ城に入り込んでいた。
ルパンがクラリスを助け出す際には、戦闘服姿になり武器を使って援護射撃をする。ルパンが負傷した後は、クラリスと伯爵の結婚式の情報をルパンに伝え、TVレポーターに成りすまして結婚式の中継をした。そして最後には偽札の原版を手に入れて一人で立ち去った。

銭形警部(CV:納谷悟朗)

警視庁に所属する敏腕警部。
銭形平次の子孫であり、ルパンを逮捕することに命を掛けている。
有能な刑事として活躍することもあり、ルパン一味からは手強い相手と認識されているものの、ルパンとライバルの関係でもあることからお互い信頼しあい、時折協力し合うこともある。
本作では、ルパン犯行予告の報を受けて、「ルパン逮捕の専任捜査官」として出向したインターポールから、埼玉県警の機動隊(通称銭形突撃隊)を率いてカリオストロ公国に入る。伯爵に邪険に扱われ、ルパンの巻き添えを食らう形ではまった落とし穴から脱出する一方、城の地下でゴート札の秘密を知り、真相を暴露するためにルパン一味と共同戦線を張り行動する。
ラストの「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。」と言うセリフは、この作品を代表する名台詞となった。

クラリス・ド・カリオストロ姫(CV:島本須美)

本作のヒロイン。
ヨーロッパ・カリオストロ公国の公女で、大公家最後の姫君。大公家に伝わる「銀の山羊の指輪」の所有者。
7年前に城の火事によって両親を亡くし、それ以来ずっと修道院に入っていた。国を手中に収めようとする伯爵に結婚を強いられ、非道な行為を続ける伯爵に反発し、婚礼衣装の仮縫いの隙を突いて車で逃げるものの、伯爵の手下に追われ、その様子を目撃したルパンに助けられる。気絶したルパンに指輪を置いて逃げるが、伯爵の手下に捕らえられ、城の北の塔に幽閉される。
伯爵との結婚式では、薬を飲まされて口を聞けない状態にされるが、大司教になりすましたルパンに連れ出され、時計塔内部に逃げ込む。だが伯爵に追いつめられ、湖に落とされるが、ルパンの機転によって助けられた。
幼少時、若き日のルパンが城から脱出中に負傷し行き倒れていたところを助けたことがあるが、その時のことを覚えてなく、ラストのルパンとの別れの後、「昔から知っているような気がする」というセリフを残している。

グラフ・ラザール・ド・カリオストロ伯爵(CV:石田太郎)

カリオストロ公国の摂政として公国の実権を握る伯爵家当主。
表向きは紳士的だが、裏では本物以上といわれた偽札「ゴート札」の密造に手を染め、世界各国の闇の部分と深く繋がっている強欲で冷酷非道な男。
カリオストロ家に伝わる財宝の手がかりである金の指輪を所持しており、公女クラリスと結婚して彼女の持つ銀の指輪と合わせて、財宝を手に入れようと目論む。
城の北の塔に幽閉したクラリスを救出しようとするルパンを一旦は撃退し、銀の指輪を奪うが、クラリスとの結婚式の途中にルパンの襲撃を受け、クラリスと2つの指輪を奪い返される。最後は時計塔の文字盤上で最後の対決となり、指輪の秘密とクラリスを交換しようと持ちかけてきたルパンを騙し討ちにしてクラリスと共に湖へ叩き落とし、再び2つの指輪を手に入れる。だがその指輪が時計塔の仕掛けの作動スイッチとなっていることを知らず、激しく動き出した時計の長針と短針の間に挟まれて圧死した。

ジョドー(CV:永井一郎)

カリオストロ伯爵に仕える執事。
表向きは伯爵の執事だが、実は有能な手下でもあり、各国の情報機関からも恐れられる公国の特殊部隊「カゲ」を指揮し、自らも出動する。
北の塔からクラリスを奪おうとしたルパンにマシンガンを放ち重傷を負わせた張本人。

グスタフ(CV:常泉忠通)

ジョドーから、主に城内の警備とカリオストロ伯爵の身辺警護を任されている衛士隊長。
融通の利かない軍人気質で、銭形警部に変装したルパンを見抜けなかった。

園丁(CV:宮内幸平)

大公家公邸の庭師。
自分の職務に誇りを持っており、火事で亡くなった大公の屋敷の庭を管理し続けている。
クラリスの誕生当時から彼女を見守っており、彼女の愛犬カールを託されている。
無愛想だが根は親切で、負傷して気を失ったルパンにカールがなついていたため、彼を助け、次元や五ェ門とともに匿った。

インターポール長官(CV:平林尚三)

本作ではインターポール(国際警察)に所属となっている銭形警部の上司。
銭形にカリオストロ城より持ち帰った偽札の証拠を見せられ、城への捜索を要請されるが、逆に騒ぎを起こした責任で銭形の警護の任務を解く。
その後、銭形が城の偽札工場をTV中継したため、カリオストロ公国に捜査のメスを入れることになる。

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