NARUTO(ナルト)の名言・名セリフまとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて連載されていた。
主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

14巻でのシカマルの独白である。中忍選抜試験の本戦では、ネジ対ナルトの戦いの後、その次に出るはずだったサスケが大幅に遅刻し、カンクロウ対シノの戦いに出るはずだったカンクロウが棄権するなど、ハプニングが続く。これにより、試合の順序に大幅な変更があり、シカマル対テマリの試合を先にすることになった。シカマルは常にやる気のない性格だが、IQ200以上の頭脳を駆使してテマリを追い詰める。しかし、中忍になるというこだわりがなく、チャクラも残り少なくなったため、ギブアップした。その後、サスケ対我愛羅の戦いが始まったが、その最中に木ノ葉隠れの里の同盟国である砂隠れの里の忍者が中忍選抜試験の観戦に来ていた客に幻術をかけ、木ノ葉の人間を襲うという事件が発見する。実は、砂隠れの里の忍びは中忍選抜試験の2次試験で現れた大蛇丸と手を組み、木ノ葉隠れの里を潰そうとしていた。カンクロウが試合を棄権したのは、自身の武器を木ノ葉の忍者と戦う前に大勢の人の前で晒したくなかったからだ。中忍選抜試験は、この出来事によって中止となってしまう。

サスケはどこかへ去っていった我愛羅とカンクロウ、テマリを追いかける。サクラ達と試合を観戦していたカカシは、ナルトとサクラとシカマルにサスケの後を追うように命じた。カカシは異空間から動物や武器を出現させる『口寄せの術』を使って、しゃべる忍犬であるパックンを呼び出し、サスケがいる場所までの案内役をさせる。犬は鼻がいいため、追跡任務にはぴったりだ。その後、カカシはガイと協力して砂隠れの里の忍者と応戦する。

ナルトたち3人はサスケを追うが、その後ろから9人ほどの忍びの軍団がナルトたちをつけていた。忍びの軍団は皆中忍で、ナルトたちは3人とも下忍で勝ち目がない。サスケの元に無事たどり着くには、誰かが囮になる必要がある。そこで、シカマルは自ら囮を買って出る。この3人の中では、相手の動きを止めることが出来るシカマルが最も囮に向いていた。ナルトたちはシカマルを置いて、サスケの元へと目指す。

囮となったシカマルは、追跡者の8人を『影真似の術』で捕まえるが、シカマル対テマリ戦でチャクラを使いすぎたため、長時間敵を捕まえておくことはできなかった。シカマルは、追跡者が9人だったのに対して、現在捕まえたのが8人のことに気がつく。あと一人はどこかで様子を見守り、隙が出来次第シカマルを殺害する手筈だった。現在の状況の打開策が見当たらず、苦戦するシカマルは、空を眺めながら自分の人生について空想する。
「はぁ⋯オレはテキトーに忍者やって、テキトーに稼いで⋯美人でもブスでもない普通の女と結婚して⋯。子供は二人。最初が女の子で次が男の子⋯。長女が結婚して息子が一人前になったら忍者を引退して⋯、あとは日がな将棋や碁を打って悠々自適の隠居生活⋯。そうして奥さんより先に老衰で逝く⋯。そんな人生が良かったのに⋯。」と、独白する。このセリフはシカマルがこの時に言ったもので、楽をして生きようと思っていたのに、仲間や里のために動いてしまったことを「めんどくさい」と言いつつもどこか誇らしげな気持ちが込められた名台詞である。その後、追跡者の9人はシカマルの先生である猿飛アスマが全員片付けた。

戦う時はどんなチンケな虫であってもナメたりはしない⋯全力で向かう!

出典: naruto.upwiki.net

シノの手から出ているのは、体内で飼っている無数もの蟲だ。シノは、何万匹もの蟲を操って戦う。

14巻で油女シノがカンクロウに対して言ったセリフである。シノはナルトやサスケたちの同期の忍びで、ナルトと戦ったキバやナルトに好意を寄せるヒナタと同じチームに所属している寡黙な少年だ。

大蛇丸と砂隠れの里が結託して、中忍選抜試験中に木ノ葉隠れの里を襲う『木ノ葉崩し』が起きた。サスケはどこかに去っていった我愛羅とカンクロウ、テマリを追い、ナルト達は一人で飛び出していったサスケを助けるためにサスケを追う。そんな中、サスケが我愛羅たちに追いつくが、カンクロウがサスケを足止めする。そこに独自でサスケを追っていたシノが、サスケと合流した。シノは、サスケに我愛羅を追うように促す。サスケはシノにカンクロウの相手を任せ、我愛羅を追う。

このセリフは、カンクロウとの戦闘が始まる前に言ったセリフで、どのな状況でも手を抜かないシノの聡明さが現れた名台詞だ。シノは体内に飼っている蟲を自由自在に使う蟲使いで、カンクロウは自作のからくり人形を使って戦う傀儡使いである。戦いは、両者引き分けに終わった。

オレは一度全てを失った⋯。大切な仲間が死ぬのは見たくない⋯⋯。

出典: naruto.upwiki.net

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守鶴によってからだを乗っ取られかけている時の我愛羅の姿だ。

出典: matome.naver.jp

完全態となった守鶴の姿

14巻でサスケがナルトに言ったセリフである。我愛羅を追っていたサスケはついに彼に追いつき、戦うこととなる。我愛羅はサスケのことを「本当の孤独を知る目」だと評し、殺し合いをしたがっていた。サスケは実の兄に自分以外の一族全員を殺された時から、兄に対する復讐をするために忍術を磨き上げてきた。一方の我愛羅は、その身に守鶴という化け物を入れられたことから里中の人間から疎まれ、他人を殺すことで生きる実感を得るようになる。

我愛羅はサスケとの戦いの中、体が徐々に守鶴によって乗っ取られるようになる。守鶴の力によってパワーアップした我愛羅にサスケは苦戦し、殺されそうになるが、間一髪にところでナルトとサクラが助けに来た。サクラはサスケを助けるために我愛羅に立ち向かうが、即座に気絶に追い込まれてしまう。ナルトも我愛羅と戦うが、強大な力を持つ我愛羅を前に苦戦する。ナルトやサクラの様子を見たサスケは、残り少ないチャクラで我愛羅の足止め役になることを提案した。このセリフはこの時に言ったもので、第七班の絆や友情が現れた名台詞だ。また、復讐のことだけを考えて生きていたサスケが、第七班のメンバーとの交流を通して仲間を気遣えるまでに成長したことも示している。

⋯一人ぼっちの⋯あの苦しみはハンパじゃねーよなぁ⋯。お前の気持ちは⋯なんでかなぁ⋯。痛いほど分かるんだってばよ⋯⋯。けど⋯⋯、オレにはもう、大切な人たちが出来たんだ⋯。オレの大切な人たち⋯傷つけさせねェ⋯⋯。

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ナルトは九尾、我愛羅は守鶴をその身に宿す。

出典: animesoku.com

ナルトと我愛羅は共に強大な力を持つ化け物をその身に宿していることから、里の人たちに忌み嫌われ、孤独な幼少期を過ごす。

16巻で、ナルトが我愛羅に対して言ったセリフだ。我愛羅は守鶴の力を完全に解放し、ナルトと戦う。守鶴が完全態になった後、我愛羅は眠りについた。実は、守鶴に取り憑かれた人は一夜としても満足に眠ることができず、不眠症に悩まされる。完全に寝てしまうと、体が守鶴によって乗っ取られてしまうからだ。我愛羅は普段、守鶴に自分のからだを乗っ取られるのを良しとしないため、眠らないようにしているが、現在の我愛羅は木ノ葉を潰すためにあえて体を守鶴に明け渡す。

守鶴は暴れん坊な性格で、我愛羅と同じように砂を操る。守鶴が忍術を発動すると、森の木々を薙ぎ倒し、木ノ葉の里に甚大な被害をもたらした。ナルトは守鶴を止めるために、自来也に教わった『口寄せの術』を発動し、巨大なガマガエルであるガマブン太を呼び出す。ガマブン太は、守鶴と同じくらいの巨大な体格をしており、共に言葉をしゃべる事ができる。ガマブン太と守鶴は、互いに忍術の打ち合いをする。その様子を見たサスケは、「これじゃまるで嵐だ⋯。何て戦いしやがる⋯。」と、戦慄した。

ガマブン太は、ナルトに対して眠っている我愛羅を起こすように指示を出す。守鶴が暴れていられるのは、我愛羅が寝ている間だけだ。ナルトは、九尾のチャクラを利用して我愛羅に近づき、我愛羅に頭突きをして彼を起こす。我愛羅を強制的に起こしたことで守鶴は消え、ナルトと我愛羅は殴り合いで決着をつけた。

戦いの結果、ナルトが勝利した。我愛羅は負けてしまったことで自分が生きている実感が出来なくなり、「⋯オレの存在は消えない⋯、消えないのだ!!消えてたまるか!!」と、大声で叫ぶ。このセリフはそんな我愛羅の様子を見た時に言ったもので、一人ぼっちの寂しさが理解できるからこそ、我愛羅に対して優しさや理解を示したナルトの名台詞である。その言葉を聞いた我愛羅は「何でお前は他人のためにそこまで⋯⋯」と驚愕するが、ナルトはイルカ先生や第七班の皆の姿を思い浮かべながら、「一人ぼっちのあの地獄から救ってくれた⋯⋯、オレの存在を認めてくれた⋯⋯大切な皆だから⋯⋯。」と、答えた。

我愛羅は仲間や里のために戦うナルトの姿を見て、戦うことを止める選択を取る。そして、戦いの後で疲れ切って眠るナルトの様子を見て、「⋯うずまきナルトか⋯⋯。いつか⋯オレにも⋯⋯」と、自分も未来ではナルトと同じように大切な人が出来て、その人たちのために戦いたいと独白した。

火の影が里を照らし⋯また⋯木ノ葉は芽吹く。

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16巻で、三代目火影の猿飛ヒルゼンが言ったセリフである。「動いているものを見るのが面白いから。」という理由で木ノ葉崩しを計画した大蛇丸に対して、ヒルゼンは里を守るために必死で戦う。大蛇丸は元々、ヒルゼンの生徒だった。元生徒の蛮行を命をかけて止めるため、ヒルゼンは『屍鬼封尽』という術を使う。この術は死神を呼び出し、自分の命を引き換えにして相手の魂を封印する術である。大蛇丸との長時間の戦闘でヒルゼンの力が残っていなかったため、大蛇丸自身を封印することは叶わなかったが、ヒルゼンは大蛇丸の両腕の魂を封印することに成功する。それにより、大蛇丸の両腕が使い物にはならなくなった。

このセリフは、ヒルゼンが死神によって命が尽きる前に言ったもので、火影がある自分がいなくなったとしても次世代の忍者が自分を継いで明るい里の未来を創り出すことを意味する名台詞である。

木ノ葉隠れの里に甚大な被害をもたらした木ノ葉崩しは、三代目火影である猿飛ヒルゼンの死によって幕を閉じた。ヒルゼンは命をかけて里を守り、その死は多くの忍びによって悼まれた。

綱手姫捜索編(NARUTO16〜19巻)の名言・名セリフ

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木ノ葉崩しの後に木ノ葉隠れの里にやってきた忍者で、青い肌をしているのが干柿鬼鮫で、その隣にいるのはうちはイタチだ。イタチはサスケの兄でもある。二人は『暁』という組織に所属しており、ナルトの体内に入る九尾を狙って木ノ葉にやってきた。

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木ノ葉崩しの後、三代目火影を失った木ノ葉は新たな火影を擁立しようとする。そこで、自来也は現在は行方不明の綱手を推薦する。綱手はこの画像右の金髪の女性で、美しく見えるが年齢は50歳と自来也と同い年だ。ナルトと自来也は、綱手を探すために旅に出る。綱手の隣にいるのは、彼女の付き人のシズネ。シズネの腕の中にいるのはペットのトントンだ。

遊ぶことも必要!ゆっくり休んで修行に入る。

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自来也が持っている丸い玉のようなものが、ナルトに教えようとしている『螺旋丸』だ。

17巻で自来也がナルトに言ったセリフである。木ノ葉崩しが終わった後、木ノ葉隠れの里には『暁』という組織に所属するうちはイタチと干柿鬼鮫が来襲する。二人は、ナルトの体に封印されている『九尾』を狙って、里にやってきた。鬼鮫やイタチと里の中で鉢合わせたカカシ、アスマ、紅たち上忍の3人は早速応戦するが、鬼鮫もイタチもかなりの実力者で苦戦を強いられる。木ノ葉の里で目立つような動きをしたくないイタチは、早々に決着をつける為に時間感覚を狂わせ、相手に残酷な幻術を見せる『万華鏡写輪眼』を発動する。それに対し、カカシは『万華鏡写輪眼』の相手は同じ写輪眼を持つ自分にしか太刀打ちできないと判断してアスマと紅に目を瞑るように指示するが、カカシはイタチがかける幻術にかかってしまい、精神が崩壊する寸前にまで追い込まれる。イタチは3人を始末しようとした時、間一髪でガイが助けに来たことで危機を免れるが、カカシは意識不明の重体に陥る。

その後、重体となったカカシのお見舞いに来たサスケは、偶然イタチがこの里に来ているという情報を聞いてしまう。イタチはサスケ以外のうちは一族を皆殺しにした張本人で、サスケが復讐を誓う相手だ。その情報を聞いたサスケは暴走し、なんとしてもイタチを見つけ出すために一人で行ってしまう。
一方、自来也と共に修行の旅に出たナルトは、一人の時に旅館でイタチたちと鉢合わせてしまう。ナルトは呆然としていると、サスケがイタチを倒しに旅館の中にやってきた。サスケはイタチと戦うが、サスケの攻撃はイタチによって簡単に躱されてしまう。そして、ついにはイタチが発動した『万華鏡写輪眼』によって、サスケは意識不明の重体になってしまう。その後、自来也がナルトとサスケを助けて二人を退散させた。
意識を失ったサスケは、サスケを追ってきたガイに任せ、ナルトと自来也は綱手を探す旅に出ることになった。木ノ葉崩しの後、火影不在の状態となってしまったため、新たな火影を選出する必要があった。自来也は、そこで自分の同期の忍者である綱手を推薦する。綱手は医療のスペシャリストで、木ノ葉崩しを経て怪我人が多数となった木ノ葉にとっては今すぐにでも欲しい人材だった。綱手は現在、どこにいるか分からず、行方不明だ。そこで、自来也はナルトの修行を見つつ、綱手の捜索もすると宣言した。

このセリフは、旅の中で屋台通りを見つけた自来也がナルトに言ったものだ。早く強くなりたいと焦るナルトに対して、オンオフのメリハリがしっかりとしている自来也の大人の余裕を感じさせる名台詞である。自来也は、連日の事件の影響で疲れを残したまま修行をするのは効率が悪いため、ナルトにリフレッシュを促す目的でこのセリフを言った。

休憩後、自来也はナルトに『螺旋丸』という術を教える。この術はナルトの父で自来也の弟子であった四代目火影が使っていた技で、超高等忍術と称される程難しいレベルのものだった。螺旋丸は手のひらに小さな台風を丸めたイメージのものを作りあげて敵にぶつける技で、自来也は修行を3段階に分けてナルトを鍛える。

火影はオレの夢だから⋯。

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