NARUTO(ナルト)の名言・名セリフまとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて連載されていた。
主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

10巻のリーとガイ先生の回想シーンで、ガイ先生がリー言った言葉である。ガイはリー、ネジ、テンテンの3人を指導する先生で、上忍の忍者だ。リーは幼い頃から、忍術や幻覚を見せる幻術が使えなかった。そこで、リーは人並み以下だった体術をしっかりと磨き上げる道を選ぶ。リーの目標は、「たとえ忍術や幻術は使えなくても⋯立派な忍術になれることを証明したいです!それがボクの全てです!!」と語る。その夢を聞いたネジは鼻で笑うが、ガイは力強い眼差しでリーを見つめた。

リーは『天才』と呼ばれているネジをライバル視していた。何度も修行してリーはネジに挑むが、ネジに勝てたことは一度もない。何度も自分に挑んでくるリーに対して、ネジは「ムダだよリー⋯。いかに努力したところで、お前にオレは倒せない。これは決まっていることだ。」と、告げる。その後、リーは腕立てふせ500回連続や縄跳び1200回連続など、己に過酷なルールを課して修行し続ける。そんなリーの様子を見たガイは、「⋯確かにお前はネジとは違う⋯。忍術や幻術の天才でもなければ、体術の天才でもない⋯。けどなァ、リー⋯⋯。お前はネジを超える力を⋯その可能性を秘めている天才なんだぞ⋯⋯。」と、話しかける。リーは「気休めならやめてください!」と、修行に打ち込むが、ガイは「気休めでもなんでもない。」と告げる。このセリフは、この後にガイがリーに言ったセリフである。

ガイは、忍者学校の頃からずっとリーの人並みはずれた努力の量を見てきた。このセリフは、そんなリーの努力の素晴らしさを認めた名台詞である。

自分を信じない奴なんかに、努力する価値はない!!!

出典: twitter.com

10巻のガイ先生とリーの回想シーンで、ガイがリーに言ったセリフである。リーは忍術と幻術が使えないため、人並み以下だった体術を何度も何度も練習することで向上させてきた。
リーは同じ班に所属し、天才と呼ばれているネジに何度も挑戦するが、一度も勝てたことはない。そんな状況の中、リーはガイに「ネジよりも⋯2倍も3倍も修行すれば⋯きっと強くなれる⋯。そう信じてやってきました⋯⋯。だけど⋯本当の天才には敵わないんじゃないかって、⋯最近はそう思い始めました⋯⋯。⋯努力が本当に報われるものなのか⋯。それが知りたくてネジに挑戦してもずっと同じ⋯まるで歯が立たないんです!任務の時も未だに⋯足が震えるんです⋯。いくら努力してもボクは強くなれないんじゃないかって⋯怖くて怖くてたまらないんです!!」と、不安を口にした。

このセリフは、そんなリーを一喝したものである。かつて、ガイもまたリーと同じく周囲から落ちこぼれと呼ばれていた。ガイはカカシをライバル視しているが、幼い頃のガイはカカシに全く歯が立たなかった。それでも諦めずに修行に打ち込み続けたガイは、現在ではカカシとの勝負に勝ち越すほどの実力を身につける。「自分で自分を見限ってしまっては、努力が報われるはずもない。自分を信じていれば絶対に大丈夫!」という意味合いが込められた名台詞である。その後、ガイはリーに対して、「”たとえ忍術や幻術は使えなくても⋯立派な忍者になれることを証明したいです!”ってな。⋯それがお前の忍道だろ⋯!?いい目標じゃないか⋯⋯ガンバル価値のあるいい目標だよ。だからお前も自分の道を信じて突っ走ればいい!オレが笑って見ていられるぐらいの強い男になれ!」と、背中を押した。

⋯今こそ⋯⋯自分の忍道をつらぬき、守り通す時!!

出典: animemory.wpblog.jp

8つある体を制御するリミッターである”八門遁甲”を3つ解放すると、肌が赤くなる。

10巻の我愛羅対リーの試合で、リーが言ったセリフである。我愛羅やその兄や姉のカンクロウとテマリは、風の国にある砂隠れの里から中忍選抜試験を受けに来た下忍だ。我愛羅は普段は冷静で礼節を弁えている性格だが、強敵と戦うと相手を完膚無きまでに叩きのめす残酷で不安定な性格になる。幼い頃、我愛羅は強大な力を持つ狸の化け物の『守鶴』を体の中に入れられた。『守鶴』は、非常に好戦的な性格をしており、守鶴を体に入れているものが眠ったときにその体を乗っ取ろうとする。そのため、我愛羅は不眠症に悩まされており、それが原因で性格が不安定なものとなっている。

我愛羅は自身が背負うひょうたんの中に入っている砂で、我愛羅の意思とは関係なく自動的に相手の攻撃から身を守る『砂の盾』という術を持っている。それに加え、砂を自らの意思で体中に纏う事で相手の攻撃を防ぐ『砂の鎧』という術も持っており、この二つを臨機応変に組み合わせることで「絶対防御」と称されるほどの防御力を誇る。さらに、攻撃にも砂を用いて多彩な術を展開する。
それに対し、リーは忍術や幻術が使えないため、接近戦の体術主体で我愛羅と戦うが、我愛羅の砂に邪魔されて攻撃が届かなかった。

そこで、リーは『蓮華』を使う決意をした。『蓮華』とは、8つの体を制御するリミッターである”八門遁甲”の一部または全部を開いて己のパワーを限界以上に高め、相手を巻き込みながら回転することで爆発的な力を生み出す体術のことだ。『蓮華』には二種類あり、リーは我愛羅に『表蓮華』をかける。『表蓮華』は、リミッターを一つだけ解除してから相手を高速で叩き落す技だ。決死の覚悟で放ったリーの『表蓮華』は、我愛羅の絶対防御には通用しなかった。それどころか、『表蓮華』は体に非常に負担がかかる技で、リーはまともに動けない状態に陥る。

リーは我愛羅の砂攻撃に苦戦しながら、リーの先生であるガイとの修行の日々を思い返す。リーはガイや同じ班に所属するネジとテンテンに、「たとえ忍術や幻術が使えなくても、立派な忍者になれることを証明したいです!それがボクの全てです!」と、語った。現実主義なネジはリーの夢を鼻で笑い、ネジに何度も挑むリーの様子を見たテンテンは「リー!ほんっとアンタってばこりないんだから⋯、勝てっこないでしょ!⋯ネジはアンタと違って⋯天才なんだから⋯。」と、呆れる。ネジも「ムダだよ、リー⋯。いかに努力したところで、お前はオレは倒せない。これは決まっていることだ。」と伝えた。
それでも、リーは自分を高めるために努力し続けた。そんなリーの努力をガイだけはずっと見てきた。ガイはリーが夢を叶えるために背中を押し、『蓮華』や八門遁甲の開き方を教える。どちらも、本当ならば使用してはならない”禁術”とよばれる技で、下忍が使えるレベルのものではない。それでも、ガイはリーが自分の目標を叶えられるようにこの術を教えた。

リーはガイとの修行の日々を思い返した後、『裏蓮華』を発動させる。『裏蓮華』とは、八門遁甲を5つまでこじ開け、『表蓮華』とは比べ物にならないほどのパワーとスピードで相手を叩き落とす技だ。体への負担も『表蓮華』の比ではなく、ガイはこの技を使うのは「自分の忍道を貫く時だけ」と、リーに約束させた。このセリフは、『裏蓮華』を発動した時に言ったもので、自分の忍道を貫くために決死の覚悟で我愛羅に挑むリーの気迫や、ガイとリーの師弟としての絆が現れている。

こいつは⋯愛すべき俺の部下だ。

出典: livedoor.blogimg.jp

出典: shinobinonaruto.seesaa.net

10巻の我愛羅対リーの試合の後、ガイがリーに言ったセリフだ。リーは決死の覚悟で『裏蓮華』を放ち我愛羅に大ダメージを与えるが、我愛羅は砂で自分の身を守り、気絶を間逃れる。その後、我愛羅は残った力を振り絞ってリーを殺すために、相手を大量の砂で包み込んで圧迫する『砂漠柩』でリーの手足を攻撃して骨折させる。その後、さらに我愛羅は『砂漠柩』でリーの頭を狙うが、すんでの所でガイがリーを助けた。

ガイが助けたことにより、試合は我愛羅の勝利となる。我愛羅はリーを助けるガイの様子を見て、自身の家族や信頼していた人の事などを思い出したことで頭痛を引き起こす。我愛羅はその身に強大な力を持つ『守鶴』を入れられたことから、自分の親に何度も殺されかけ、信頼していた人からも裏切られた経験を持つ。他人から愛された記憶がない我愛羅は、ガイに「⋯なぜ⋯助ける⋯」と聞いた。
このセリフは、そんな我愛羅に対して言ったもので、愛弟子であるリーに対する愛情に満ち溢れた名台詞である。その後、リーは手足を潰され、本当ならば立ち上がれる状態ではないのに立ち上がって戦う構えをとった。実は、リーは気絶していた。そんなリーの様子を見たガイは涙を流し、「気を失ってさえもまだ⋯自分の忍道を証明しようというのか⋯。リー⋯お前はもう⋯立派な忍者だよ⋯!」と独白してリーを抱き寄せる。

この戦いの結果、全身の粉砕骨折と筋肉の断裂、左手足のダメージにより、リーは二度と忍者として戦うことが出来ない体となってしまう。

ナルトくんは失敗したっていつも⋯わ⋯私から見れば⋯誇り高き失敗者だったもの⋯!

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出典: gamenoah.jp

画像の男性が、ナルトに九尾のチャクラのコントロール方法を教えた自来也だ。自来也はその後、ナルトの師匠として長きにわたりナルトを見守っていくこととなる。

11巻で、ヒナタがナルトに言ったセリフである。中忍選抜試験3次試験の予選が終了した。予選進出者は木ノ葉隠れの里の下忍からうずまきナルト、うちはサスケ、奈良シカマル、油女シノ、日向ネジの5人で、砂隠れの里の下忍からは我愛羅、カンクロウ、テマリの3人、音隠れの里からはドス・キヌタの合計9名だ。ただし、予選と本選の間の準備期間にドス・キヌタが我愛羅に殺されるという事件があったため、本選出場者は8名となった。本選は、予選終了後から一ヶ月後に行われることとなる。

ナルトは本選に向けての修行中、自来也という仙人のような風貌の男性に出会う。自来也は、ナルトの師匠として修行を見ると宣言した。ナルトは赤ちゃんの頃、九尾という化け物を体の中に入れられた。そのため、ナルトは忍術の源である『チャクラ』を、ナルト本来のものと九尾由来のチャクラの2種類持っている事になる。ナルトは、九尾のチャクラの方をうまく扱う事が出来ない。そこで、自来也は九尾のチャクラのコントロール方法を教えるためにナルトの師匠を買って出たのだ。ナルトと自来也はこの時に初対面だが、実は自来也は亡くなったナルトの父親で、元4代目火影だった波風ミナトの師匠でもあった。

ナルトは厳しい修行の末、見事九尾の力を自由に引き出すことに成功する。修行後、ナルトは同じ木ノ葉の下忍で同級生のシカマルと共に大怪我をしたリーのお見舞いに行く。リーの病室には我愛羅がいて、我愛羅はリーを殺そうとしていた。シカマルが自分の影で相手の影をつかまえ、相手に自分のポーズの真似をさせる『影真似の術』を発動させ、間一髪でリーを助ける。

シカマルが何故リーの命を狙うのか問うと、我愛羅は「リーに個人的な恨みはないが、ただオレが殺していきたいから殺すだけだ。邪魔をするならお前達も殺す。」と答えた。それに対してナルトは、「お前なんかにオレは殺せねーよ!⋯オレは本物のバケモノ飼ってんだ。こんな奴には負けねー!」と宣言する。「バケモノ」とは、九尾の力のことだ。
その言葉を聞いた我愛羅は、「バケモノか⋯。それならばオレも⋯そうだ。」「オレは母と呼ぶべき女の命を奪い、生まれ落ちた⋯。最強の忍びとなるべく⋯、父親の忍術で砂の化身をこの身に取り憑かせてな⋯。オレは生まれながらの化け物だ。」と、自身の出生について語り出す。我愛羅が言う「砂の化身」とは、体が砂で構成された巨大なタヌキのような見た目をした砂隠れの里の生き霊のことである。

我愛羅の話を聞いたシカマルは「親の歪んだ愛情」と評して唖然とするが、ナルトは「⋯こいつの中にも何かがいんのか⋯⋯。」と驚く。そして、我愛羅は「家族⋯。それがオレにとってどんな繋がりであったか教えてやろう。憎しみと殺意で繋がる⋯ただの肉塊だ。」と、言い切る。我愛羅は砂隠れの里を治めるトップの忍者である『風影』の息子として、父から忍びとしての極意を教えられたが、6歳の頃から現在に至るまで、我愛羅は実の父親に何度も暗殺されかける。だれからも愛されずに孤独な幼少期を過ごした我愛羅は、自分が生きている理由を欲するようになる。その後、我愛羅は自分の命を狙う暗殺者を殺し続けることで、ようやく自分が生きている実感が湧くようになった。我愛羅は、「自分のためだけに戦い、自分だけを愛して生きる。他人は全てそれを感じさせてくれるために存在していると思えば、これほど素晴らしい世界はない。この世でオレに生きている喜びを実感させてくれる、殺すべき他者が存在し続ける限り⋯オレの存在は消えない。」と、ナルト達に自分の生きる理由を説明する。

この話を聞いたシカマルは、理解できずに戸惑う。シカマルは両親に愛されて普通に成長してきたため、我愛羅の話にはついていけなかったのだ。しかし、ナルトの反応は違った。ナルトもまた、両親がおらず、九尾が原因で里の人たちから疎まれて孤独な幼少期を過ごす。ナルトは我愛羅に対して、「⋯オレには⋯分かるってばよ⋯。⋯⋯コイツも⋯オレと同じだ⋯⋯。」「⋯オレも、一人ぼっちだった⋯。生きている理由がわからなくて⋯苦しくて⋯けど、他人のイルカ先生がオレの存在を認めてくれたから⋯生きてることを初めて実感できたってばよ⋯。なのにこいつは⋯⋯こいつは、たった一人で居続けて⋯他人を殺すことで生きてることを実感してたってのか⋯。こ、こんなやつがいんのか⋯。生きてる世界が違いすぎるってばよ⋯!!こんなやつに⋯⋯勝てるワケねェ⋯。」と、独自する。

その後、我愛羅はナルトとシカマルを砂の攻撃によって殺そうとする。二人は動けずにいたが、間一髪の所でリーの見舞いに来たガイによって救われる。ガイの姿を見た我愛羅は、ガイがリーを庇ったのを見たときと同じように頭痛を引き起こして、リーの病室から出て行った。

ついに中忍選抜試験の本戦の日がやってきた。ナルトの初戦の相手は、ヒナタを圧倒したあの日向ネジだった。ネジは落ちこぼれのナルトとは違い、「天才」と呼ばれる忍者だ。さらに、ナルトは昨日の我愛羅との出来事を思い出し、本戦に勝ち上がる自信を無くす。
ナルトは本戦会場までの道のりを歩いて行くと、偶然ヒナタと出会った。ヒナタは密かに好意を寄せているナルトに対して、「あ⋯あのね、私⋯ナルトくんに応援された時⋯、⋯前より自分が強くなった気がしたの⋯⋯。予選が終わった時、自分のことがちょっとだけ好きになれた⋯⋯⋯。他人から見れば、な⋯何も変わって見えないだろうけど⋯⋯、わ、私は⋯自分が変われたって気がする⋯⋯。ナ⋯、ナルトくんのお陰かな⋯⋯、な⋯なんて⋯思ったりしてるわけで⋯⋯⋯。」と、緊張からしどろもどろになりながらも感謝の気持ちを語る。
ヒナタの話を聞いたナルトは、「⋯なぁ、ヒナタ⋯。⋯⋯ホントにそう思ったのか⋯?⋯⋯お前から見たオレは強く見えるかもしんねーけど⋯、⋯⋯それはいつも失敗ばかりして、⋯悔しいから強がってるだけだってばよ。」と、弱音を吐く。

そんなナルトに対し、ヒナタは即座に「そんなことない⋯⋯。」と、否定した。このセリフはこの時にナルトに言ったものだ。ヒナタは、失敗しても必ず立ち上がり、努力し続けるナルトの姿をずっと見てきた。努力をし、挑み続けることで失敗にも価値が出てくることを示す名台詞である。ヒナタの言葉を聞いたナルトは吹っ切れて、本戦に対する闘争心も復活した。自分を奮い立たせてくれたヒナタに対しては、「オレってばお前のこと、なんか⋯暗くて地味でウジウジして変な奴だって思ってた。けど、お前みたいな奴って⋯けっこー好きだってばよ!」と伝えた。

⋯ヒナタをバカにして、落ちこぼれだと勝手に決めつけやがって!宗家だか⋯分家だか⋯何があったかそんなの知らねーけどな⋯、⋯⋯他人を落ちこぼれ呼ばわりするクソヤローは⋯オレがゆるさねー!!

12巻でナルトがネジに言ったセリフである。ついに、中忍選抜試験の本戦がスタートした。本戦はトーナメント形式で、ナルトの初戦の相手は日向ネジだ。

ナルトは『影分身の術』を駆使してネジと戦うが、白眼を発動したネジの視界はほぼ360度ある。さらに、体の中を透視して見る力も兼ね備えており、奇襲攻撃が通じない。しかも、ネジの防御技である『八卦掌回転』はチャクラを大量に放出させ、自らを駒のように回転させることで攻撃をいなして弾き返してしまう。『八卦掌回転』は、物理攻撃を完封してしまうため、我愛羅の砂による防御と対になる「もう一つの絶対防御」と称される。

ネジは、ナルトに『柔拳法・八卦六十四掌』をかける。この技は、64個あるチャクラのツボである『点穴』を突くことで、相手にチャクラを練れないようにし、忍術を使えなくさせる技だ。この技を受けると、立つことさえも難しくなってしまう。ネジはナルトに「もう止めておけ⋯。これ以上やっても同じだ。別にお前に恨みはない⋯。」と、棄権を進めるが、ナルトは苦しくても立ち上がり、戦う意思を見せる。

ナルトはネジに対して、「⋯なんで、⋯なんでお前はこんなに強えーのに⋯、⋯なんで全部見透かしたような目で⋯あんなに頑張ってるヒナタを精神的に追い込むようなことをした⋯!?」と、聞く。このセリフはこの後にネジにぶつけたもので、頑張っている相手に対して勝手に「無理だ。」と決めつけるような態度をとったネジに対する憤りの気持ちが込められた名言だ。

日向の憎しみの運命だかなんだか知らねーがな!お前がムリだっつーならもう、何もしなくてもいい⋯!!オレが火影になってから日向を変えてやるよォ!!

出典: www.youtube.com

ナルトが九尾のチャクラを練ると、赤いオーラが体に纏われる

12巻でナルトがネジに言ったセリフである。試合中、ネジはなぜ自分は日向の宗家を恨むのか、何故運命に固執するのかを説明する。
幼い頃、ネジは宗家の人間によって額に『呪印』を施された。呪印とは忍術の一種で、呪印を施された対象者がとある行動にでると、その人を攻撃する忍術が発動するというものだ。ネジが施されたのは、分家のものが宗家のものに逆らったときに発動されるもので、呪印が発動したら分家の人間の脳細胞が破壊され、宗家の人間の意志によって殺すことも容易くなるというものだ。そして、この呪印はネジが死亡した時のみ白眼の能力を封印して消える。日向一族は、『白眼』という優秀な血継限界を持つため、その特異能力を狙うものが後を絶たない。そこで、宗家の白眼を未来永劫守る為に呪印システムが考案された。分家のものは宗家を守るためのみ生かされ、分家のものが宗家のものに逆らったときは容赦なく殺害される。

ある日、白眼にまつわる事件が起きる。ネジが幼い頃、ヒナタが雲隠れの里の忍びによって誘拐された。雲隠れの里の忍者は、ヒナタを返すと引き換えにヒナタの父である日向ヒアシの死体を要求した。相手の目的は、もちろん白眼を手に入れることである。そこで、日向家はヒアシの代わりに影武者としてネジの父親である日向ヒザシが送り込まれた。ネジは、父が宗家の代わりとなって殺されたことをずっと恨んでいた。ネジが度々「人は変わることは出来ない」「運命は決まっている」といった主旨の発言をするのは、この時の
出来事がトラウマとなっているからだ。そして、ネジはナルトに対して「一生拭い落とせない印を背負う運命がどんなものか、お前などに分かるものか!」と叫ぶ。

ネジの話を聞いたナルトは、自分が九尾を入れられたことで幼い頃に味わった孤独感を思い出し、「ああ、分かるってばよ。」と答えた。ナルトは現在、ネジの『八卦六十四掌』によって全身の点穴が閉じられ、チャクラを練れない状態だった。そんな時、ナルトは自来也から教わった九尾のチャクラの存在を思い出す。ネジが攻撃したのは、ナルト自身のチャクラの方で、九尾のチャクラはダメージを受けていなかった。ナルトは強大な九尾のチャクラを練り込み、ネジに挑む。ネジは、先程までとは比べ物にならないほどのパワーに驚き、防戦一方の状態に陥ってしまう。このセリフはこの時にナルトがネジにいったもので、運命に立ち向かおうとする強い気持ちや、自分の運命を変えるために行動に移そうとするナルトの強さが現れた名言である。

ナルトはついに、ネジに勝利した。ナルトは最後、ネジに対して「運命がどーとか⋯、そんなつまんねーことめそめそ言ってんじゃねーよ!お前はオレと違って⋯落ちこぼれなんかじゃねーんだから。」と、伝える。試合終了後、ネジはヒアシからヒザシの事件の真相について聞かされる。ネジの父であるヒザシは、日向を守るために自ら生け贄となる道を選んだのだ。ナルトとの戦いや父の真相を知ったことを経て、ネジはようやく自分の運命を恨むような卑屈な考え方を止め、前を向いて人生を歩み出せるようになった。

木ノ葉崩し編(NARUTO13〜16巻)の名言・名セリフ

出典: ch.ani.tv

木ノ葉崩しとは、中忍選抜試験の本戦の途中に起きた、大蛇丸が木ノ葉隠れの里に対して起こしたクーデターのことである。実は、砂隠れの里は大蛇丸と結託していた。大蛇丸の配下と砂隠れの里の忍びは、束になって木ノ葉の里を襲いかかる。この事件のせいで、中忍選抜試験は途中で中止となった。

柄にもなく気張っちまったな⋯普通で終わりたかったのによ。めんどくせーことしちまったぜ⋯。

出典: ch.ani.tv

keeper
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@keeper

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