NARUTO(ナルト)の名言・名セリフまとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて連載されていた。
主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

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70巻の回想シーンでガイがカカシに言ったセリフである。ガイは凄まじい威力の体術である『夕象』をマダラに打ち込んだ後、最期の必殺技である『夜ガイ』の構えをとる。『夜ガイ』はガイの事をよく知るリーも知らない技で、我愛羅は「まさか⋯アレ以上の技がまだあるというのか!?」と、驚く。

マダラと戦うガイをサポートしながら、カカシは忍者学校時代の出来事を思い出していた。忍者学校の入学試験に合格したカカシとカカシの父のサクモは、学校前でガイの親子と出会う。サクモはガイとガイの父親であるマイト・ダイに対して「初めまして⋯。うちの子がこれから、アカデミーでお世話になります⋯。仲良くしてやってくださいね。」と、挨拶した。すると、ダイはキッパリと「イヤ、それは無理ですな!」と、断った。サクモが「モ⋯モンスターペアレント?」と、ダイの発言に戸惑っていると、カカシが「イヤ⋯父さん、違うんだよ。今回こいつは⋯アカデミー試験に落ちたの。」と、言う。

サクモは「⋯⋯そ⋯、それは失礼いたしました。アカデミーの前だったのでつい⋯。」と、非礼を詫びるが、ダイは「ガハハハ、そういう訳なんですよ!!」と、笑い飛ばした。ダイの様子を見たカカシは、「そこ笑うとこなの?」と、突っ込みを入れる。サクモは「コラ、カカシ。失礼だぞ!」と注意するが、カカシは「父さんの方がもう失礼かましちゃってるでしょ?」と言い放ち、更に「だいたいこいつは忍者アカデミーに入ろうとしてんのに忍術使えないみたいだし⋯どう考えったって⋯。⋯と⋯、そろそろ行かないと時間に遅れちゃうよ、父さん!」と、言葉を続けた。

このセリフはそんなカカシの言葉に対するガイの返しで、カカシの言葉を「応援」と受け取って更に精進に励もうとするガイのポジティブな考え方が現れた名台詞である。ガイのポジティブな考え方は、元から持っていたわけではない。「万年下忍の落ちこぼれ」という烙印を押されているが、努力家でポジティブな父親の姿に影響されたのだ。ガイの真っ直ぐな姿勢や修行によってボロボロになっている手足を見て、サクモは「カカシ⋯アカデミー入学が決まったからって、うかうかしてられないよ。このままいくと、あの子はお前よりも強くなる。補欠合格の発表はまだだろ⋯?アカデミーもバカじゃない⋯。彼の名を聞いて、覚えておくといい⋯。いいライバルになるよ。」と、カカシに忠告する。

体術の域を超えた攻撃でマダラと戦う姿を見たカカシは、「本当に父さんの言った通りだったよ⋯。ガイ!!」と、独白する。忍連合を恐るべき力で圧倒したマダラは思わね強敵の出現に歓喜し、「⋯柱間(初代火影)以来だ。このワクワクは!」「このチャクラ⋯!認めてやろう!体術において⋯⋯オレの戦った者でお前の右に出る者は一人としておらん!!」と、絶賛した。

『夜ガイ』を放ったガイは、体術で地面を抉りながら空間を捻じ曲げ、マダラに大ダメージを与える。八門遁甲を全て開放した影響で、ガイはその場に倒れこむが、マダラはまだ生きていた。マダラは自分をここまで追い込んだガイへの賛辞として、「ハハハ⋯死ぬところだったぞ⋯⋯此奴め!風前の灯火だが⋯楽しませてくれた礼だ⋯。灰になる前に⋯オレが殺してやる⋯⋯!」と、ガイを自分の手で殺す決意を固める。マダラがガイに向けて放った攻撃は、回復したナルトが駆けつけて防いだ。さらに、ナルトは不思議な力を使ってガイの命を繋ぎ止める。

ナルト⋯⋯お前が火影になったら、一緒に杯をかわそう。

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70巻で我愛羅がナルトに言ったセリフである。ナルトは幼い頃からずっと火影を目指してきて、我愛羅はナルトの影響を受けて他者との繋がりを大事にするようになり、若くして風影となった。火影は木ノ葉隠れの里の忍者のトップに当たる人のことで、里の平穏を守る首領のような役割を持っている。風影は砂隠れの里のトップで、役割は火影と同様だ。

ナルトと我愛羅は尾獣を体内に封印された人柱力となった事で、孤独で辛い幼少期を過ごす。ナルトは忍者学校の先生で、兄のような存在であるイルカと出会ったことで一人ぼっちの寂しさから解放される。その後、ナルトはカカシやサスケ、サクラを始めとして大勢の仲間と出会った。中忍選抜試験をきっかけに自分と似たような境遇の我愛羅と出会ったナルトは、木ノ葉崩しの時の戦いを経て孤独感を分かち合い、友達となる。仲間を大切にし、人と人との繋がりを強く求めるナルトの姿に影響を受けた我愛羅は、やがてナルトと同じ夢を見るようになった。

このセリフは同じ夢を追って一足先にその夢を叶えた我愛羅が、火影になるという夢を追い続けるナルトに言った名台詞となっている。

アナタは敵⋯。仲間をいっぱい傷つけ、殺した⋯。だから、本当はこんなことは言いたくはないけど、この一回だけは味方として特別⋯。ナルトを助けてくれてありがとう。

出典: livedoor.blogimg.jp

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70巻でサクラがオビトに言ったセリフである。ナルトと戦った事で改心したオビトは、カカシたちと手を組んでナルトを救う。オビトは元々、うちはマダラと手を組んで戦争を仕掛けた張本人だ。木ノ葉の忍を含めて、大勢の人間がオビトによって殺された。このセリフは、ナルトを助けてくれたオビトに対して、戦争での出来事を踏まえつつお礼を言うサクラの名台詞である。

オビトに対して憎しみや憤りの感情をぶつける事なく、オビトが犯した罪を無かった事にする訳でもなく、冷静に礼だけを言うサクラの姿に注目だ。

バーカ!!オレがお前を倒すんじゃねェ⋯。オレらで倒すんだってばよ!

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真ん中にいる老人が六道仙人のハゴロモだ。

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70巻でナルトがうちはマダラに言ったセリフだ。ナルトとサスケは瀕死状態となって意識を失っている間、精神世界で六道仙人のハゴロモと出会う。六道仙人とは、自来也と長門がナルトに話した昔話の仙人で、一番最初に忍術を作り上げた存在だ。ハゴロモは、世界を守る事をナルトとサスケに託す。

オビトやカブト達によって復活したナルトとサスケは、うちはマダラに戦いを挑む。このセリフは、「お前では、オレを倒せん。オレはいわば完全なる不死⋯。永久を手にしたのだ。」と告げるマダラに対してナルトが言ったもので、一人ではマダラを倒せなくても友達のサスケと一緒ならば倒せるという意味合いを持った名台詞である。

だから⋯もう引かない!!!

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70巻でのサクラの独白だ。強敵のうちはマダラに対して、旧第七班のカカシ先生、ナルト、サスケ、サクラの4人で挑むこととなった。サクラは、うちはマダラの恐ろしい雰囲気や鋭い眼力に一瞬怯み、一歩後ろに下がってしまう。その様子を見たカカシは、「⋯無理もない⋯⋯この眼力⋯。」と独白する。

ところが、サクラは綱手と同じ傷ついた体を再生させる創造再生の術を発動し、「私が陽動⋯続いて!」といち早く前に出た。サクラは、ナルトやサスケと隣に並び立って戦う事を心に誓っていた。このセリフは、恐怖心を振り切ってナルトやサスケと共に戦う強さを見せたサクラの名台詞である。

第七班VS大筒木カグヤ編(NARUTO70〜72巻)の名言・名セリフ

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大筒木カグヤ

分かってんよ⋯。お前の言ってることも分かってるつもりだ。けど⋯こういう時は体が勝手に動いちまうもんだろ。

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71巻でナルトがサスケに言ったセリフだ。うちはマダラと戦う第七班のメンバーだが、突然マダラに”暁”の一員であるゼツが取り憑き、マダラの死と引き換えに大筒木カグヤが誕生した。カグヤは六道仙人であるハゴロモの母親で、マダラ以上の実力やチャクラを有している。

カグヤは恐るべき力でナルト達4人を圧倒した。瞬間移動の能力を持つカグヤは、第七班と意識を失っているオビトを溶岩に移動して皆を突き落とそうとする。サスケは、カカシとサクラを無視してナルトのみを助けた。カカシは溶岩に落ちそうになるサクラとオビトを助ける。ナルトはサクラやカカシ達を助けようとしないサスケに苦言を呈するが、サスケは「ナルト⋯お前にここでハッキリ言っておく。オレとお前、どちらか一方が死んだとしてもこの世は終わりだ。お前の六道の陽の力と⋯オレの陰の力だけが目の前のアレを封印出来る。そうでなければ、人類は滅亡することになる。オレ達は何があっても死ぬ訳にはいかん。無限月読の時⋯カカシとサクラはたまたまお前の近くにいた⋯そういうことだ。この意味、分かるな⋯?」と、告げる。

ナルトとサスケは、カグヤを封印出来るだけの力を六道仙人から受け継いだ。カグヤを封印するには、ナルトとサスケの二人が必要だ。そのためには、カカシやサクラを犠牲にしてでも、ナルトとサスケは生き残らなければならない。このセリフは、カカシやサクラを放っておいてでも自分達は生き残らなければ世界は終わりだというサスケに対して言ったもので、その事は分かっていても仲間を助けるために体が動いてしまうナルトの優しさが現れた名台詞である。サスケは以前、橋職人のタズナを守る波の国での任務の際、敵の少年である白の攻撃から身を呈してナルトを守ったことがある。このセリフは、その時にサスケがナルトに言った「⋯知るか⋯よ⋯。体が勝手に⋯動いち⋯まったんだよ⋯バカ⋯!」というセリフをなぞっている。

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