NARUTO(ナルト)の名言・名セリフまとめ

『NARUTO』とは、岸本斉史による大人気の忍者アクション漫画である。週刊少年ジャンプにて連載されていた。
主人公は木ノ葉隠れの里に住む少年のうずまきナルトで、ナルトの夢は木ノ葉隠れの里のトップである火影になることだ。孤独な幼少期を過ごしてきたナルトが、友達や先生との交流を通して愛を知っていく展開や、心に染みる熱いセリフは少年だけに留まらず、世界中の人々に評価されている。

出典: anicobin.ldblog.jp

69巻でカブトが”鷹”のメンバーと大蛇丸に言ったセリフだ。香燐、水月、重吾、大蛇丸の4人は、マダラによって瀕死の状態に陥ってしまったサスケの元へと向かう。サスケの元には、大蛇丸の部下で戦争の首謀者の一人でもある薬師カブトがいた。カブトは、綱手に引けを取らないレベルの医療忍者だ。瀕死の状態だったサスケをカブトが治療する。

サスケの近くにいるカブトを見た香燐は「サスケから離れろ、インテリヤロー!!」と叫び、水月は「カブトさん⋯。まさか、サスケまで取り込む気じゃないよね?カブトにサスケでカブケかサストか知らないけどさ?」と、警戒する。口には出さないが、重吾も水月や香燐と同じくカブトを警戒した。カブトは、大蛇丸の細胞を取り込んでまで自分を強くしようと改造し、どんどん自分を見失っていった。そして、オビトと手を組んで忍連合に戦争まで仕掛ける。

疑いの視線を向ける水月や香燐に対して、カブトは「水月⋯ボクはもうそんなことはしないし、香燐⋯ボクはサスケくんを奪おうとは思わない。」と、告げる。カブトは実は、孤児院出身だった。過去、元木ノ葉隠れ暗部の”根”に所属する医療忍者の薬師ノノウに拾われて「薬師カブト」という名前まで授かったカブトは、ノノウの役に立とうと医療忍術を学ぶ。カブトのトレードマークであるメガネは、ノノウから貰ったものだ。

ある日、ノノウが”根”のトップであるダンゾウに脅しをかけられている姿を見たカブトは、ノノウを守るために孤児院を出て”根”の忍として諜報活動に挑む事を誓う。その後、カブトは優秀なスパイとして活躍するが、ダンゾウは諜報員としてあまりに優秀なカブトを里の害になる存在として危険視するようになる。実は、ノノウもカブトと同じく優秀な諜報員だった。そのため、ダンゾウはノノウとカブトの両方を消し去る作戦を思いつく。それは、”根”として一生懸命に働くカブトの様子をノノウに報告する際、写真を別人とすり替えるというものだった。長い時間をかけてノノウに別人の顔をカブトと思い込ませることに成功したダンゾウは、カブトとノノウに任務と称して殺し合いをさせる。

そして、ついにカブトはノノウを殺害してしまった。任務の際にノノウは顔を隠しており、カブトはノノウを倒した後に彼女の正体に気がつく。カブトは医療忍術を駆使して必死にノノウを助けようとしたが、ノノウはカブトに対して「誰⋯なの?」という言葉を投げかける。

ノノウが自分を覚えていないことに絶望し、自分を見失いかけたカブトは、大蛇丸によって拾われた。大蛇丸は、ダンゾウがノノウに行った洗脳の一部始終をカブトに話す。実は、ノノウはカブトがダンゾウが自分に対しての脅しを聞いた事で”根”に入ったことに気がつく。そこでノノウは、ダンゾウに自分が”根”に入るからカブトを解放するように頼み込んだ。ダンゾウがノノウに依頼した任務は、メガネの男を殺すことだった。それが、成長したカブトだ。ノノウは、ダンゾウの報告で別の顔の男がカブトだと思い込んでいるため、暗殺対象が本物のカブトだと気がつけない。

真実を知ったカブトは、「⋯眼鏡はボクとマザーを繋げるものだったのに!もらった名はボクだけのものだったのに!何があってもボクの姿を忘れない親がマザーのはずだったのに!全て違うじゃないか!なら⋯ボクは一体⋯何だ!!?」と、大蛇丸に嘆く。そんなカブトに対して、大蛇丸は「君は自分を説明できるだけの情報がまだ足りないだけ。眼鏡も名も子供であることも、本当の自分を示すものではなかった。それでいいじゃない。今までのものが納得できないなら⋯代わりのものを見つけて次々に足していけばいいだけのこと。」「私の名は大蛇丸⋯。自分が何者か知りたいのなら⋯さあ⋯!私の傍へ⋯。」と、告げる。それからカブトは、大蛇丸の部下としてスパイ行為を繰り返し、自分に無かったものを他人から奪って取り付けることで、どんどん自分を無くしていく。

カブトが本来の自分を取り戻すきっかけとなったのは、サスケとイタチとの戦いだった。「ボクは今⋯、帰るべき場所を無くしたくないと、心の底から願うようになった。イタチが死んでも守りたいと願ったサスケくん⋯⋯。その想いが、痛烈にボクの心を貫いてきた。」と、カブトは語る。カブトの話を聞いた水月は、「フン⋯あのね!今さら言えた義理かよ!アンタさぁ、偽物マダラと組んでこの戦争をおっ始めた首謀者なんだぞ!」と、怒った。「偽物マダラ」とは、オビトのことだ。このセリフは、そんな水月の問いかけに返した言葉で、自分のアイデンティティーを再確認したカブトが、守りたいと思うものを助けようと奮闘するという意味合いの名台詞である。

木ノ葉の蒼き猛獣は終わり、紅き猛獣となる時が来たようだ。

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ガイ曰く、カカシとガイは永遠のライバルだ。

69巻でガイがカカシに言ったセリフだ。強敵のうちはマダラを前に戦うミナト、カカシ、ガイ、我愛羅だが、マダラには仙術と体術しか効かなかった。仙術とは、自然エネルギーを取り込んで戦う術のことだ。ミナトは仙術が使えるが、「⋯正直仙術は苦手でね。チャクラの練り上げに時間がかかりすぎる上に長時間維持できない。実践でもあまり使ってこなかったんだ。」と、語る。

その言葉を聞いたガイは、8つある体のリミッターである八門遁甲を7つ解除し、「つまり今!この蒼き猛獣の出番ということになるな!!」と叫ぶ。ガイは、体術のスペシャリストだ。八門遁甲とは体を制御する八つのリミッターのことで、これを外すことによって青色の汗が蒸気となって飛び散ることからガイは「木ノ葉の蒼き猛獣」と呼ばれる。ミナトは「まさかガイが八門遁甲を⋯⋯。」と驚き、我愛羅は「人間の動きじゃない⋯。」とつぶやいた。

ガイは恐るべき体術でマダラに挑むが、マダラには通用しなかった。八門遁甲の解除は、人間離れしたスピードとパワーを得る代わりに体力の消耗も激しい。体力の消耗によってマダラに殺されかけるガイだが、既のところでガイの愛弟子であるリーが助けに来た。カカシはガイの体力を心配し、「頼みの綱となる体術もダメとなると⋯⋯どうする⋯?奴は⋯強すぎる⋯。」と、マダラを倒すための方法を考えあぐねる。すると、ガイは「待て、カカシ⋯。まだ体術がダメだと決めつけるのは早いぞ!オレ達の青春はまだ色あせちゃいないよ!望みを捨てるな!」と、発破をかける。そして、「確かに望むことが全てできる訳じゃない⋯。しかし、やるべきことは望んでからでなければ始まらん!お前への挑戦がそうだったように。そして、これは決して強がりではない。」と、話を続ける。カカシは「!!お前⋯まさか!?」と、反応した。

このセリフは、自分の死を持ってマダラを倒す決意を固めたガイの名台詞である。

己の努力を謝るな!!!お前の努力に失礼だぞ、ガイ!!!

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ガイを抱きしめている人が、ガイの父親だ。

69巻の回想シーンでガイの父親のマイト・ダイがガイに言ったセリフである。幼い頃、ガイは大変な努力家だったが、昔のリーと同じく中々努力が報われなくて落ち込みやすい一面もあった。ガイは忍者学校の校庭500周に挑むが、途中で失敗する。ガイは「ご⋯ごめんパパ⋯。5歳にもなって校庭500周すら⋯できないなんて⋯。」と、父に謝るとガイの父は「だから謝るなァ!」と、泣きながらガイにこのセリフを伝えた。

努力を積み重ねてきた時間は、一秒たりとも無駄にはならないし、失敗もまた実になるという意味合いを持った名台詞である。

自分の大切なものを死んでも守りぬく時!!!

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ガイが愛弟子のリーに向ける「ナイスガイポーズ」

出典: twitter.com

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69巻でガイが言ったセリフである。ガイは八門遁甲の8つある内の最後のリミッターである死門を開いて戦う決意をする。八門遁甲は、8つ全て開くと強大な力を得る代わりに、必ず死に至る。

ガイの覚悟に対して、カカシは呆然とし、リーは静かに涙を流す。ガイはリーに「リー⋯そんな顔をするな。今度はお前が笑って見ていろ!!」と、伝える。リーにとって、ガイは憧れの師匠であり、自分の人生を導いてくれた先生でもあった。ガイは以前、自分の努力が報われなくて落ち込むリーに「たとえ忍術や幻術が使えなくても⋯立派な忍者になれることを証明したいです!ってな。それがお前の忍道だろ。いい目標じゃないか。ガンバル価値がありいい目標だよ。だからお前も、自分の道を信じて突っ走ればいい!オレが笑って見てられるぐらいの強い男になれ!!」と、言ったことがあった。それからリーは、ガイが笑って見ていられるような、凄まじい成長を遂げる。ガイはマダラに向かって行く前、親指を立てるガイの決めポーズである『ナイスガイポーズ』をリーに向ける。

ガイは死門を開く前、自分の父親とのやり取りを思い返していた。ガイの幼少期は、リーと似ている。周りの人間から「落ちこぼれ」だと呼ばれて馬鹿にされていたが、明るくて努力家のガイの父親のマイト・ダイによって救われる。ダイもまた、万年下忍の落ちこぼれだったが、20年かけて修行して八門遁甲を会得する。ダイはガイに八門遁甲を教えるが、この技を使用するときは誰かを守る為にしか使ってはいけないと教える。
ある日、幼い頃のガイたちは強敵によって囲まれるが、ダイが助けに来た。ガイの父親は、八門遁甲の死門を解除して、命と引き換えにガイの命を守る。

このセリフは、ガイが死門を解除した時に言った言葉で、ガイを守る為に死んだダイが言った名台詞である。死門を解除したガイの周りには、自身の血が赤い蒸気となって現れる。ガイのもう一つの異名である「紅き猛獣」とは、この時の姿のことである。それを見たマダラは、「赤い蒸気。八門遁甲時特有の⋯血の蒸気というやつか⋯。フフ⋯だがこうやって見るとなんだろうな⋯、まるで秋に散り朽ちる枯葉色⋯落ち葉の様よ。」と、コメントする。ガイは、「⋯確かにそうだ。だが、ただ朽ちて落ちる訳ではない!!それは新たな⋯青葉の養分となるのだ!そして、青葉が芽吹く新たな春へと繋げる時こそが⋯青春の最高潮!!真紅に燃える時!!!」と、リーを一瞥しながら叫ぶ。

ガイの思いを受け取ったリーは涙を拭き、「行ってください、ガイ先生!!!ボクはもう⋯!」と、ガイの背中を押した。

悲しくなんてありません!!覚悟を決めた男を前に⋯哀れみも悲しみも侮辱になります!!!

出典: booklive.jp

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70巻でリーが我愛羅に言ったセリフである。ガイは八門遁甲を全て解放し、圧倒的な体術でマダラを追い詰める。我愛羅はカカシに対して、「マイト・ガイは何をした?」と、聞く。カカシは「八門遁甲の陣。己の力のリミッターを外し、極限まで力を引き出す技だよ。かつて、中忍試験でリーくんが君にやって見せたアレの最終段階。リミッターの全開放は五影をも上回る何十倍もの力を出すことができる。だが⋯それは一時⋯。この技の後⋯開放者は必ず死ぬ。」と、説明した。

中忍試験の時、リーと戦った我愛羅は、何度もガイとリーの絆を目の当たりにした。まだ人の愛情が何なのか理解出来なかった時期の我愛羅に対して、ガイはリーの事を「愛すべきオレの大切な部下だ。」と言い放ち、リーを殺そうとする我愛羅から庇う。そのことを思い出した我愛羅は「リー⋯お前⋯。」と心配するが、リーは強い眼差しをガイに向けながらこのセリフを言い放った。ガイの覚悟を受け取ったリーが、ガイの生き様をしっかりと見届けようとするという意味合いの名台詞となっている。

イヤ⋯それでいいんだよ、リーくん。だって君はまだ⋯ガイが命をかけて守りたい青葉なんだから⋯。

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八門遁甲を解除するリー

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70巻でミナトがリーに言ったセリフである。ガイは、八門遁甲を全て開いてマダラと戦う。ガイの覚悟を受け取ったリーもまた八門遁甲を6つ開放してミナト、カカシ、我愛羅と共にガイの戦いをサポートする。リーは、ガイとは異なり八門遁甲の全てを解放することは出来なかった。「ボクは六門までしか開けません⋯。今ほど自分の力の無さを呪ったことはありません!!」と、リーはミナトに告げる。

このセリフは、ミナトがリーの心情を汲みつつも言った言葉である。ミナトには息子のナルトがいて、ミナト自身も火影として里や家族を守る為に戦ってきたので、大切な人たちのために死力を尽くして戦おうとするガイの気持ちがよく理解できた。ミナトはリーに対して、ガイにとってリーが守りたいものの一つであるとはっきりと告げた名台詞である。

はたけカカシだったな!応援ありがとう!!!

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